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第10話 おかしなふたり
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「アーノルド様(-_-)」
「な、なんだ??」
「アーノルド様の嫌いな食べ物はなんですか??(-_-)??」
シャルロットは相変わらず無表情だったが、
真剣な顔つきでアーノルドに聞いた。
「???
特にないが、
なんでそんなことを聞くんだ?」
「今度のお茶会にアーノルド様の嫌いなものを作ってこようかと思いまして(-_-)」
「ブフッ!!!
なんで嫌いなものなんだよ!?!!
普通は好きなものじゃないのか!!?」
アーノルドは飲んでいた紅茶を吹き出して、
ゲホゲホ言いながらシャルロットを睨んだ。
二人は今王宮の広間でお茶会をしていた。
一応曲がりなりにも婚約者になった二人は定期的に交流を図るように言われ、
とりあえず二人のお茶会が開催されることになった。
「通常はそうかもしれませんが、
私はアーノルド様と婚約破棄できるように頑張ろうかと思いまして(-_-)
交流を図るお茶会に毎回嫌いなものを作って持ってくる婚約者は中々ダメな婚約者なのではと考えた所存です(-_-)」
シャルロットは相変わらず不器用なりに一生懸命だった。
「むむむ。それはそうかもしれないが。
さっきも言ったが僕は食べ物の好き嫌いは特にない。
出されたものはなんでも食べる。」
「ではこの作戦はダメですね(-_-)
別の作戦を考えて再度ご提案させていただきます(-_-)」
「うむ。なんだか悪いな。」
シャルロットはいえいえお気遣いなくと言って、
二人はのんびりお茶を飲み始めた。
明らかにおかしな会話だったが、
それを指摘する者はここにはいなかった。
「な、なんだ??」
「アーノルド様の嫌いな食べ物はなんですか??(-_-)??」
シャルロットは相変わらず無表情だったが、
真剣な顔つきでアーノルドに聞いた。
「???
特にないが、
なんでそんなことを聞くんだ?」
「今度のお茶会にアーノルド様の嫌いなものを作ってこようかと思いまして(-_-)」
「ブフッ!!!
なんで嫌いなものなんだよ!?!!
普通は好きなものじゃないのか!!?」
アーノルドは飲んでいた紅茶を吹き出して、
ゲホゲホ言いながらシャルロットを睨んだ。
二人は今王宮の広間でお茶会をしていた。
一応曲がりなりにも婚約者になった二人は定期的に交流を図るように言われ、
とりあえず二人のお茶会が開催されることになった。
「通常はそうかもしれませんが、
私はアーノルド様と婚約破棄できるように頑張ろうかと思いまして(-_-)
交流を図るお茶会に毎回嫌いなものを作って持ってくる婚約者は中々ダメな婚約者なのではと考えた所存です(-_-)」
シャルロットは相変わらず不器用なりに一生懸命だった。
「むむむ。それはそうかもしれないが。
さっきも言ったが僕は食べ物の好き嫌いは特にない。
出されたものはなんでも食べる。」
「ではこの作戦はダメですね(-_-)
別の作戦を考えて再度ご提案させていただきます(-_-)」
「うむ。なんだか悪いな。」
シャルロットはいえいえお気遣いなくと言って、
二人はのんびりお茶を飲み始めた。
明らかにおかしな会話だったが、
それを指摘する者はここにはいなかった。
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