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2章 アルバイト開始
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ゆっくりと淹れてくれ、尚且つメモを採るように言われたので、手順を貰った紙に書いていると、茶葉の香りがしてくる。
その香りに心奪われてしまう。
クンクンと犬が嗅ぐかのように、してしまったためか後ろからクスクスと笑い声が聞こえる。
振り返ると、そこにはテイラー様がいた。
「待って、待って。あんちゃん、いまのって笑いとろうとかしてないよね?」
「えっ、笑い…ですか?」
何のことだろう?不思議に思っていると「テイラー、アンちゃんの子犬のような可愛い姿を見たからって興奮しないでくれるかしら」と、言われる。
興奮って…どういうことなんだろう。
「誤解されるような言い方は止めてくれないかな。まあ、アンちゃんが子犬のように可愛いというのは同意してもいいけどね」
やれやれと、肩を竦めながら近付いてくるテイラー様が後ろにピタリとくっついている。
何故、後ろにいるのだろう。
それに、子犬とはどういうことだ。リスとはよく言われるが、子犬とは言われたことなんてないのに!!
「あの…どういうこでしょうか?」
わからないから聞いてみるけれど、アイリーン様の叫びで終わる。
「あっ、もう!邪魔しないの!!砂時計を引っくり返して」
慌てて言われた通りに、テーブルの上にある砂時計を逆さまにする。
そして、砂時計の砂が落ちるまで待つように言われた。
待っている間もテイラー様は、ずっと後ろにいるから気になってしまう。
「アンちゃん、気を付けなさいよ。そいつは、気に入ったら男女関係なく構いたくて仕方ない奴なのよ」
アイリーン様の口調が乱れているけれど、此方が素なのだろう。やはり、淑女とは大変なのだ。
「でも、私。気に入られるようなことなど」
「しているは!その控え目な性格!そして、可愛らしい容姿。全てテイラーが好きそうなところばかり!!」
控え目な性格って…そんな性格しているのだろうか。
ただの人見知りな気がするが、それでもそう思われているならいいのかな。
「否定はしない。可愛い花を可愛いと言わずして、放っておくなんて出来ないな」
「本当にテイラーは、どこでそんな口説き文句覚えてくるのかしら」
呆れた口調だが、慣れたことなのだろう。表情は変わっていない。
「叔父上に決まってるだろ」
当たり前のように、答えるテイラー様に驚いてしまう。
それにしても、テイラー様の叔父上とはどのような方なのだろう。気になる。
だけれど、ここで誰なのですか?と聞いて知らない人だと大変恥ずかしい。だから、聞くのは止めておこう。
目に入った砂時計はあと少しで落ち終わる。
落ち終わったことを知らせれば、次に紅茶をカップに注いでくれた。
その注ぎ方も注意して見ていると、後ろからまたクスクスと笑い声が聞こえるが無視しよう。
いま、私の後ろにテイラー様なんていない!いないんだ!
集中しようと念じていたら、アイリーン様は全て注ぎ終わってしまったために残念に思う。
けれど「また、やりましょう」と言ってくれたから、元気に「はい」と答える。
そして、小さなお茶会と化したこの場で、本日の仕事終了を告げられた。
その香りに心奪われてしまう。
クンクンと犬が嗅ぐかのように、してしまったためか後ろからクスクスと笑い声が聞こえる。
振り返ると、そこにはテイラー様がいた。
「待って、待って。あんちゃん、いまのって笑いとろうとかしてないよね?」
「えっ、笑い…ですか?」
何のことだろう?不思議に思っていると「テイラー、アンちゃんの子犬のような可愛い姿を見たからって興奮しないでくれるかしら」と、言われる。
興奮って…どういうことなんだろう。
「誤解されるような言い方は止めてくれないかな。まあ、アンちゃんが子犬のように可愛いというのは同意してもいいけどね」
やれやれと、肩を竦めながら近付いてくるテイラー様が後ろにピタリとくっついている。
何故、後ろにいるのだろう。
それに、子犬とはどういうことだ。リスとはよく言われるが、子犬とは言われたことなんてないのに!!
「あの…どういうこでしょうか?」
わからないから聞いてみるけれど、アイリーン様の叫びで終わる。
「あっ、もう!邪魔しないの!!砂時計を引っくり返して」
慌てて言われた通りに、テーブルの上にある砂時計を逆さまにする。
そして、砂時計の砂が落ちるまで待つように言われた。
待っている間もテイラー様は、ずっと後ろにいるから気になってしまう。
「アンちゃん、気を付けなさいよ。そいつは、気に入ったら男女関係なく構いたくて仕方ない奴なのよ」
アイリーン様の口調が乱れているけれど、此方が素なのだろう。やはり、淑女とは大変なのだ。
「でも、私。気に入られるようなことなど」
「しているは!その控え目な性格!そして、可愛らしい容姿。全てテイラーが好きそうなところばかり!!」
控え目な性格って…そんな性格しているのだろうか。
ただの人見知りな気がするが、それでもそう思われているならいいのかな。
「否定はしない。可愛い花を可愛いと言わずして、放っておくなんて出来ないな」
「本当にテイラーは、どこでそんな口説き文句覚えてくるのかしら」
呆れた口調だが、慣れたことなのだろう。表情は変わっていない。
「叔父上に決まってるだろ」
当たり前のように、答えるテイラー様に驚いてしまう。
それにしても、テイラー様の叔父上とはどのような方なのだろう。気になる。
だけれど、ここで誰なのですか?と聞いて知らない人だと大変恥ずかしい。だから、聞くのは止めておこう。
目に入った砂時計はあと少しで落ち終わる。
落ち終わったことを知らせれば、次に紅茶をカップに注いでくれた。
その注ぎ方も注意して見ていると、後ろからまたクスクスと笑い声が聞こえるが無視しよう。
いま、私の後ろにテイラー様なんていない!いないんだ!
集中しようと念じていたら、アイリーン様は全て注ぎ終わってしまったために残念に思う。
けれど「また、やりましょう」と言ってくれたから、元気に「はい」と答える。
そして、小さなお茶会と化したこの場で、本日の仕事終了を告げられた。
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