15 / 57
14、腐った奴が2人以上集まると妄想が始まる
しおりを挟む「サクヤ……頼むから兄さんたちを煽るな…後で仕返しされんの俺なんだぞ?」
「んー。何されたか後でちゃんと教えてね!」
反省してねぇなこの野郎。
「そーいえばさー、恭ちゃんのおにーさんたち、まだ手ぇ出してきてないんだろ?」
「なんで俺が出されるみたいな感じになってるわけ?俺絶対嫌なんだけど。」
「えぇ!まだヤってないの?!あの2人もさぁ、童貞でもあるまいし早く手ぇ出せばいいのに!」
人の話、聞けよ!
「やだよ?何言ってんの?え、ちょっと俺を置いて2人の妄想の世界に入んないでくんない?ねぇ、ちょっと?」
どうやら俺の言葉は腐った2人には届かないらしい。
完全に2人の世界にゴーアウェイしてしまった。
「意外と照れ屋なの?それとも何、善人ぶって大切にする~的な?は?早く犯せよ」
「えぇ、俺はツンデレ恭ちゃんがもうちょいデレデレになるまでオトして欲しいなー。もっと愛を育んで欲しい」
「はぁ?愛なんてセックスすれば育めるから大丈夫でしょ。いっそのこと僕がヤっちゃう?寝取られもアリだよね」
ちょっと2人の声が小さくて何言ってるか分からないけど俺にとって良くないってことは雰囲気だけでも十分に分かる。
サクヤの性格が"黒"になってるからな。
勘弁してくれ。妄想は勝手だけど絶対に行動には移さんでくれ。
てかトモの裏切り、完全に許したわけじゃないのにウザさが息を吹き返してるし。
「取り敢えず途中経過を見てようぜ~。まぁ……俺的にはサクヤ×恭ちゃんでもイケるけどね。可愛い腹黒鬼畜攻めっていいわぁ」
「僕も恭が右固定だったらぜーんぜんオッケーだからね~。バイだし恭の顔なら確実に抱けるしー」
「でも処女はやっぱおにーさんたちに奪ってもらいたいよなぁ。あ、でも処女盗られた後の慰めエッチもイケるな。」
「うんうん。慰めとか言いつつズコズコ1日中ヤって欲しいよねー。意識飛んで何度も潮吹くくらいにさ」
…………なんか、早く話終わらせないと危険な気がする。俺が。
「…………あー、あのさ。今週の土曜のことだけどどうする?兄さんたちとは絶対行きたくないんだけど。」
2人は目をパチクリした後顔を見合わせた。
どうやら意識が戻ってきたらしい。
「僕は行くよ~何があっても」
「お、俺も行く!!おにーさんたちには殺されたくないけどサクヤがいるなら大丈夫な気がするから行くわ!」
「よかった。でも問題はあの2人をどうやってまいて待ち合わせするかなんだよな……」
「あ!じゃあ前日うちに泊まる?僕ん家から店まで近いし~」
「それこそ許して貰えるかな…」
「僕が丸め込んであげるー」
丸め込むって…
嫌な予感しかしないんですけど。
「だいじょーぶだいじょーぶ。僕に任せときなさーい」
「じゃあ今日は恭ちゃんの家に行く?!俺も行きたいなぁ」
一言トモがそう言うとサクヤは険しい顔をしてトモの首根っこを掴み、耳元に何か囁いた。
俺に言えないこと?また俺、仲間外れ?悲しいんだけどー。
「バカ!………今日はほっぺちゅーのお仕置きでしょ。空気読みなよ。僕がせっかくタネ撒いといたのに踏みつぶさないでよね。邪魔したらお前ヤるよ?」
「やべっ忘れてた……てかお前がヤるとか言うとシャレになんねぇからヤメテ!!」
「?何?今日家くんの?」
「んーん!何でもないよ!!今日は僕用事あるから明日がいいなぁ?」
「?そうか。なら明日までに家ん中片付けとく」
「うん!」
その時ちょうどチャイムが鳴って、俺は2人がニヤッと不吉な笑みを溢したのに気づかなかった。
0
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。
大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)
子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ
喰われるなんて聞いてないんだが(?)
俺はただ、
いちご狩りに誘われただけだが。
なのに──
誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に
なぜか俺が捕まって食われる展開に?
ちょっと待てい。
意味がわからないんだが!
いちご狩りから始まる
ケンカップルいちゃらぶBL
※大人描写のある話はタイトルに『※』あり
ビッチです!誤解しないでください!
モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃
「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」
「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」
「大丈夫か?あんな噂気にするな」
「晃ほど清純な男はいないというのに」
「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」
噂じゃなくて事実ですけど!!!??
俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生……
魔性の男で申し訳ない笑
めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる