兄2人からどうにかして処女を守りたいけどどうしたものか

たかし

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46、居眠りしてる奴が時々ビクってなるのにビビる。

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「恭ちゃー……どうしたの?」

「なんでもない…大丈夫…おはよ……」

「いや、歩き方やばいけど…もしかして怪我したとか?!」

壁を伝いながらヨボヨボ歩いていた俺に声をかけてきたのは、いつもおなじみトモだった。

いつもより30分早めに家出て人に会わないように出てきたのに何でいるんだよこいつは。

普通に歩こうと努力してみるものの、普段使わない筋肉を使ったのか、筋肉痛とよく分からない鈍痛ですぐに断念する。

「…筋肉痛?」

「あー、うん。そうそう。ね。!」

「ふーん?…昨日何やってたの?」

「……スクワットと階段ダッシュ……?」

いややるわけ。誰が悲しくて休みの日にそんな運動部特有のハードメニューこなすかよ。

とっさに出てきた言葉がそれだっただけなんだけどね?!

「そっかぁ…階段ダッシュキツいよなぁ。俺もいつも途中でバテるもん」

…こいつが馬鹿でよかった。


部活の辛さを延々と語り出すトモにげんなりしながらも何とか自分の席まで辿り着く。

腹筋が筋肉痛になってその上で大爆笑するよりは痛くないんだけど、耐えれなくないほどの痛みが続く感じ。

分かるか…?

「恭っ!!おはよっ!!なんか疲れてるね?大丈夫?」

「あー大丈夫」

「なんか恭ちゃん、筋肉痛なんだって!」

ばかやろう。言うな。
サクヤはお前みたいにバカじゃねぇんだよ…

「ふーん…筋肉痛、ねぇ?」

疑うように俺を上から下まで見回すサクヤの口元は笑っている。

「なんか昨日階段ダッシュとスクワットやったんだって!………あれ?なんで恭ちゃんそんなんやったの?」

やべぇ、バカが気づき始めた

「いや何となく?ちょっと体動かしたいなぁってちょっと思ってたらちょうどそこに階段があったからてん」
「………腰、痛いの?」

「うぇ?!いいや全然?」

「…恭、手ぇ出して?」

「?手?」

目を細めたサクヤが自分の両手をこちらに差し出して俺にも出せと求めた。

いきなり何なんだろうと訝しみながらも差し出された手の上に自分の両手を重ねた。

「?………ぐぇっいっだっっ!!」

瞬間、グイッと引っ張られた俺は痛む腰を無理矢理動かされて立ち上がらせられた。

「なっにすんだよ!痛いじゃん!」

「痛い、ねぇ?今引っ張られて痛いのは足じゃないよね?だって僕が引っ張ったからそんな力入ってないもんねぇ?」

「ゔっ……」

「それで痛むとしたら腕か腰だよね?でもさぁ、腕引っ張られたくらいで痛いって叫ぶかなぁ?ね、どう思う?」

…策士かよ……
てかこいつの観察力ヤバすぎだろ…

「いやすみませんこれ以上聞かないでください。俺が悪かったです」

「そっかそっかぁ…腰が痛いんだね?まぁでもそのくらいの痛みならヤってはいないのかなぁ…」

「怖っ」

「えっ恭ちゃん?!嘘ついたの?!」

「正当防衛に使われる嘘です。」

だってさ、いくら友達(親友自称)と言っても言えることと言えないことがあるじゃん?

「着実に進展してるようで僕、嬉しい!」

「進展って言い方やめろ」

「大人の階段一歩ずつ登ってるんだね…!できれば洸さんが卒業するまでに終わらせてね…?」

「大人の階段言うな。登ってねぇよ。むしろ下りたいわ。終わらせるって何を?人生?」

「あ!そういえば恭にあげたい写真があるんだぁ!スマホ出してー」

「何?嫌な予感しかしないんだけど?むしろこういう状況からいい方に転がったことないよね?」

何やらニコニコとスマホを操作するサクヤの写真フォルダにはなんか色々見てはいけないものが…

てかおい!俺の隠し撮り!!

なんて言う暇もなく俺のスマホに画像が送られてきた。

「?何こ………はぁ?……ま、さか………これ兄さんたちに………」

「送った!」

「ざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」


朝8時、学校中に俺の絶叫が響き渡った。
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