1 / 1
サキュバスライムの来訪
しおりを挟む
「スッキリ眠れて気持ちいい夢を見る方法……?」
誰にともなく、独り言が漏れる。ネットサーフィンをするうちに辿り着いたオカルト掲示板。そこに書いてあった、たった2行の記述。この部屋の住人、西田海斗はそれに目を取られる。
「眠る前に、『魔交走駆』と唱える……?」
そんな、眠る前に羊が1匹、2匹と数えるような事で眠れるというのだろうか。掲示板に他に書かれている、黒魔術なり、悪魔召喚儀式なりの内容が凝っている分、その簡素さが却って目立っていた。
――夜遅く。気温も上がり、少し寝苦しいなと思いながら寝床につく海斗。ふと、寝る前に見た事を思い出す。
「魔交走駆……だっけ」
口に出して唱える。……が、当然何も起こらない。所詮は眉唾なオカルトか、と思いもう一度眠ろうと目を瞑った。
「――ひぅっ!?」
突然、股間を触られたかのような感覚が走り、海斗は思わず飛び起きた。そんな筈は無い、部屋には誰も居ないし、そもそもジャージのズボンを着て眠っている。自分で慰めないかぎり、そんな感覚は起きないはず。
「うっ……ぁ!?」
『また』だ。今度は、手のひらで握って擦られるような感じ。一体何が起こっているのだ、と海斗は急いでジャージズボンを脱ぎ、トランクスも外す。
「うわっ……何だこれ……」
驚いたのは、自分の肉棒が勃起していた事では無い。そのイキり立ったモノに、渦巻コイルのように『巻き付いている』、半透明でピンク色をした、ゼリー状の物体。これが時折動いては、刺激を海斗に与えてくる。
「うっ――ぁ――」
微弱な動きから、段々とリズミカルに強く。自分でシているのではなく、奇妙な粘液に弄られている感覚。だが不思議と、海斗はそちらの方がいつもより気持ちよく感じられてしまう。
「ぐっ……!」
数十秒の緩急つけての扱き。たったそれだけで、海斗のモノは精を吐出してしまう。すると、飛び出した白濁液をキャッチするかのように、ゼリー状の物体は亀口に蓋を作る。ふよふよと、ゼリーの中に精液が浮いていた。
すると、風船にガス缶で空気を入れた時のように、ゼリー全体が膨れ上がる。海斗のペニスを飲み込んだまま、膨らんだゼリーは徐々に色を変えた。半透明から色濃く。ピンク色から、薄橙の肌に。筒状に立ち上っていたのが、四肢と頭部を形成してゆく。
海斗の肉棒がその『少女』の秘部に咥え込まれている状態で。変身して姿を現した彼女は、海斗に微笑みかける。海斗が、下半身が半裸でいる状況と反対に、彼女は制服のスカートをはいていながら、上半身はYシャツの前を開いて、豊かな胸を見せつけていた。甘ったるい声で、少女は耳元で囁く。
「こんばんは、召喚者様♡」
水色の髪を揺らし、満面の笑みで彼女は海斗に迫る。あまりに唐突に襲って来た非現実的な光景に、海斗の理性は殆ど麻痺しきっている。そして、肉体の方は与えられる快感を味わう事を躊躇わない。膣壁に包まれた陰茎から伝わる、暖かく僅かに粘り気のある感触は、少しずつ、しかし確実に海斗の判断力を狂わせる。
「と~っても、キモチイイですよね♡♡ だって……」
少女の声が海斗の鼓膜を震わせる度に、海斗の本能が抑えられなくなる。もっと、目の前の女体を味わいたい。もっと気持ちよくなりたい。蠱惑的な雰囲気をまとった彼女は、駅弁の体勢で繋がったまま、たわわなおっぱいを海斗にぎゅうと押し付けた。
「おにーさんの好きなタイプの娘、解っちゃうんだもん♡♡♡」
全く動いていないはずなのに、膣内だけがギュウと搾り取るように動く。どちらともなく、海斗と少女の唇が重なって、舌を重ねあうディープキスを始める。全身が、彼女に暖かく包まれているかのような錯覚。体中で、射精を促されるかのような感覚。
「ほら、ガマンしないで♡♡ いーっぱい射精して良いんですよ、セ~ンパイ♡♡♡」
挑発的に、しかし年下っぽい可愛げのあるワガママ。まるで海斗自身の好みを解っていて振舞っているようで。最後まで残っていた理性の欠片が、コーヒーに落ちた砂糖菓子の様に溶ける。きゅう♡ きゅう♡と攻めてきた膣に、思いっきり海斗自身を解き放った。
「んうぅぅ♡♡♡ あついの♡♡♡ どくどく来てますっ♡♡♡♡ 大好きっ♡♡♡」
味わうかのように、彼女はため息と共に海斗の絶頂を受け止める。最後の一滴まで搾り取った後、彼女の体が再び形を失い、巨大なスライム状になる。すると、大きな1つの塊は真ん中から裂けて、小さい2つの塊に分裂する。
一つは海斗の股ぐらに残ったまま、もう一つはベッドに倒れ込んだ海斗の顔に近づく。そして、2つともが同時に泡立って『2人』の姿を形どる。
2人はそれぞれ、姉妹のように顔断ちが似ていた。違う事と言えば、海斗の下半身側に現れた少女は金髪で、どことなくあどけなさを感じる。顔の近くに現れた方は銀髪に、少しだけ勝気そうな表情。どちらも、和服の着物に身をまとっていながら、胸元や股間など、本来の隠さなければならない所をまったく守れていない、不可思議な着崩し方をしていた。
「それじゃあお姉様。どちらがお兄様を気持ちよく出来るか競争しましょう」
「ええ♡ わたくしはお口でご奉仕しますから、貴女はおっぱいで♡」
金髪のロリっ娘が、海斗の息子を小さい口で飲み込んだのと同時に。海斗の口には銀髪の娘の乳房が襲いかかる。唇に、顔中に、柔らかく暖かい感触。乳首を吸うと、ピュッと口の中に何かが放出される。濃厚で、甘い。砂糖を大量に加えたホットミルクを連想させる味。
「あぁっ♡♡ お兄様♡♡♡ もっと吸ってくださいっ♡♡♡♡」
「んじゅるるっ♡♡♡ ぐぽっ♡♡♡ れろっ♡♡♡ れろっ♡♡♡ ぐぷっ♡♡♡」
上半身と下半身、同時に和服姉妹から攻め立てられる。どんな我慢強い男であろうと、こんな快楽に屈服しない人間など居ない。甘い淫毒を大量に飲み込んで、海斗は金髪の少女に己の欲望を思い切りぶつけた。
「んんうぅぅ♡♡♡ おっぱいっ♡♡♡ きもちいいっ♡♡♡ わたくしのぜんぶ♡♡♡ あげますっっ♡♡♡」
「ごぼっ♡♡♡ ずずぞっ♡♡♡ こぷっ♡♡♡ じゅるるるっ♡♡♡」
興奮が一度頂点に達し、3人分の呼吸音だけが響く。和服の姉妹が、互いを見合わせてニッコリと笑って、互いの手を握る。すると再び彼女らは形と色を失い、1つの塊になる。
1つの大きいスライムは、表面から触手のようなものを生やして、もう一度海斗のペニスに巻き付く。その状態のまま、スライムの表面が沸騰するかのように泡立ち、再び新たな形を取る。
連続した快感の暴力に晒され続けた海斗は、ベッドに力なく横たわっていた。それに覆いかぶさるように、彼と同じ年ぐらいの女性が現れた。全身に紺を基調としたメイド服を纏い、茶髪のロングヘアをすい、と撫でて。そして頭部には、普通の人には無いはずの、猫のような耳がピコピコと存在を主張していた。
ぎゅう♡ と、現れた彼女は全身で海斗に抱きつき、絡みつく。ニーソックスを履いた脚を絡めさせ、両腕で強く海斗を抱きしめて。もふもふの尻尾は、こすこす♡ こすこす♡ と海斗のペニスを常に攻め立てて離さない。
「御主人様……さっきまで、他の女の人と……楽しかった、ですか……?」
不満そうな、しかし僅かに淋しげな響きを持って、彼女は海斗に問いかける。自分の存在を主張するかのように、抱く力が少しだけ強くなる。
「御主人様は……わたし、じゃ……ダメ……ですか……?」
か細い声ながら、自分のモノにせんとばかりに。尻尾からの攻めは更に強く快感を伝えてきて、シゴキの合間にきゅう♡ きゅう♡ と締め付けるように動く。吐精を促すような動き。既にドロドロに溶かされた海斗の精神では、堪えるなどといった抵抗は出来なかった。
「あっ♡ ――――うふふっ♡♡ 私で、イッてくれた♡♡♡ やっぱり……御主人様は、私のモノ♡♡♡♡」
彼女の淫部が、勢いの衰えない海斗のモノを咥え込み、飲み込む。全身が気持ちよさに支配されたかの様な錯覚を、海斗は味わっていた。
「御主人様は、ずーっと私のもの♡♡♡ ずぅっと、私の虜になって、永遠の愛を捧げ合うのっ♡♡♡♡♡」
支配宣告、永遠の愛。快感に頭から先まで、呑み込まれる。突如現れたコイツは何者なのか、何が目的だったのか。それを思考する理性は、もはや海斗には存在しなかった。今はただ、目の前の女体を味わうことしか考えられない。
「あぁぁぁっ♡♡♡♡ きたぁぁ♡♡♡ ごひゅじんしゃまのっ♡♡♡ これで、ずぅっといっしょっ♡♡♡♡」
キモチイイ。それ以外考えられない。自分にまたがる女の喘ぎ声を聞きながら、海斗はしばらく放心する。
ドロリ、と彼女の体躯が形を失い、液状になってベッドと海斗の体に広がる。そこから、何本もの影が立ち上がる。どんどんと分裂したそのスライムは、徐々にそれぞれ別の姿をとり、笑顔で海斗に迫る。
『ねぇ、次はどんな「私」がいいかしら♡♡♡』
――――――
翌日。仕事の為に飛び起き、ようやく部屋に戻った午後9時。ワンルームの部屋に置かれたベッドの上には、何やら見慣れないものがあった。
半透明の、ピンク色をしたオナホール。昨日、海斗を襲った淫らな現実。それに出てきたものと、全く同じものが鎮座している。目が、離せない。自分の脈が早くなり、見ているだけで興奮が抑えられなくなる。
餞別のオナホに、海斗の勃ったモノを突き入れた瞬間。耳元で、誰かが囁いた。
「くすっ♡♡ また喚んでくれましたね、おにーさん♡♡♡」
誰にともなく、独り言が漏れる。ネットサーフィンをするうちに辿り着いたオカルト掲示板。そこに書いてあった、たった2行の記述。この部屋の住人、西田海斗はそれに目を取られる。
「眠る前に、『魔交走駆』と唱える……?」
そんな、眠る前に羊が1匹、2匹と数えるような事で眠れるというのだろうか。掲示板に他に書かれている、黒魔術なり、悪魔召喚儀式なりの内容が凝っている分、その簡素さが却って目立っていた。
――夜遅く。気温も上がり、少し寝苦しいなと思いながら寝床につく海斗。ふと、寝る前に見た事を思い出す。
「魔交走駆……だっけ」
口に出して唱える。……が、当然何も起こらない。所詮は眉唾なオカルトか、と思いもう一度眠ろうと目を瞑った。
「――ひぅっ!?」
突然、股間を触られたかのような感覚が走り、海斗は思わず飛び起きた。そんな筈は無い、部屋には誰も居ないし、そもそもジャージのズボンを着て眠っている。自分で慰めないかぎり、そんな感覚は起きないはず。
「うっ……ぁ!?」
『また』だ。今度は、手のひらで握って擦られるような感じ。一体何が起こっているのだ、と海斗は急いでジャージズボンを脱ぎ、トランクスも外す。
「うわっ……何だこれ……」
驚いたのは、自分の肉棒が勃起していた事では無い。そのイキり立ったモノに、渦巻コイルのように『巻き付いている』、半透明でピンク色をした、ゼリー状の物体。これが時折動いては、刺激を海斗に与えてくる。
「うっ――ぁ――」
微弱な動きから、段々とリズミカルに強く。自分でシているのではなく、奇妙な粘液に弄られている感覚。だが不思議と、海斗はそちらの方がいつもより気持ちよく感じられてしまう。
「ぐっ……!」
数十秒の緩急つけての扱き。たったそれだけで、海斗のモノは精を吐出してしまう。すると、飛び出した白濁液をキャッチするかのように、ゼリー状の物体は亀口に蓋を作る。ふよふよと、ゼリーの中に精液が浮いていた。
すると、風船にガス缶で空気を入れた時のように、ゼリー全体が膨れ上がる。海斗のペニスを飲み込んだまま、膨らんだゼリーは徐々に色を変えた。半透明から色濃く。ピンク色から、薄橙の肌に。筒状に立ち上っていたのが、四肢と頭部を形成してゆく。
海斗の肉棒がその『少女』の秘部に咥え込まれている状態で。変身して姿を現した彼女は、海斗に微笑みかける。海斗が、下半身が半裸でいる状況と反対に、彼女は制服のスカートをはいていながら、上半身はYシャツの前を開いて、豊かな胸を見せつけていた。甘ったるい声で、少女は耳元で囁く。
「こんばんは、召喚者様♡」
水色の髪を揺らし、満面の笑みで彼女は海斗に迫る。あまりに唐突に襲って来た非現実的な光景に、海斗の理性は殆ど麻痺しきっている。そして、肉体の方は与えられる快感を味わう事を躊躇わない。膣壁に包まれた陰茎から伝わる、暖かく僅かに粘り気のある感触は、少しずつ、しかし確実に海斗の判断力を狂わせる。
「と~っても、キモチイイですよね♡♡ だって……」
少女の声が海斗の鼓膜を震わせる度に、海斗の本能が抑えられなくなる。もっと、目の前の女体を味わいたい。もっと気持ちよくなりたい。蠱惑的な雰囲気をまとった彼女は、駅弁の体勢で繋がったまま、たわわなおっぱいを海斗にぎゅうと押し付けた。
「おにーさんの好きなタイプの娘、解っちゃうんだもん♡♡♡」
全く動いていないはずなのに、膣内だけがギュウと搾り取るように動く。どちらともなく、海斗と少女の唇が重なって、舌を重ねあうディープキスを始める。全身が、彼女に暖かく包まれているかのような錯覚。体中で、射精を促されるかのような感覚。
「ほら、ガマンしないで♡♡ いーっぱい射精して良いんですよ、セ~ンパイ♡♡♡」
挑発的に、しかし年下っぽい可愛げのあるワガママ。まるで海斗自身の好みを解っていて振舞っているようで。最後まで残っていた理性の欠片が、コーヒーに落ちた砂糖菓子の様に溶ける。きゅう♡ きゅう♡と攻めてきた膣に、思いっきり海斗自身を解き放った。
「んうぅぅ♡♡♡ あついの♡♡♡ どくどく来てますっ♡♡♡♡ 大好きっ♡♡♡」
味わうかのように、彼女はため息と共に海斗の絶頂を受け止める。最後の一滴まで搾り取った後、彼女の体が再び形を失い、巨大なスライム状になる。すると、大きな1つの塊は真ん中から裂けて、小さい2つの塊に分裂する。
一つは海斗の股ぐらに残ったまま、もう一つはベッドに倒れ込んだ海斗の顔に近づく。そして、2つともが同時に泡立って『2人』の姿を形どる。
2人はそれぞれ、姉妹のように顔断ちが似ていた。違う事と言えば、海斗の下半身側に現れた少女は金髪で、どことなくあどけなさを感じる。顔の近くに現れた方は銀髪に、少しだけ勝気そうな表情。どちらも、和服の着物に身をまとっていながら、胸元や股間など、本来の隠さなければならない所をまったく守れていない、不可思議な着崩し方をしていた。
「それじゃあお姉様。どちらがお兄様を気持ちよく出来るか競争しましょう」
「ええ♡ わたくしはお口でご奉仕しますから、貴女はおっぱいで♡」
金髪のロリっ娘が、海斗の息子を小さい口で飲み込んだのと同時に。海斗の口には銀髪の娘の乳房が襲いかかる。唇に、顔中に、柔らかく暖かい感触。乳首を吸うと、ピュッと口の中に何かが放出される。濃厚で、甘い。砂糖を大量に加えたホットミルクを連想させる味。
「あぁっ♡♡ お兄様♡♡♡ もっと吸ってくださいっ♡♡♡♡」
「んじゅるるっ♡♡♡ ぐぽっ♡♡♡ れろっ♡♡♡ れろっ♡♡♡ ぐぷっ♡♡♡」
上半身と下半身、同時に和服姉妹から攻め立てられる。どんな我慢強い男であろうと、こんな快楽に屈服しない人間など居ない。甘い淫毒を大量に飲み込んで、海斗は金髪の少女に己の欲望を思い切りぶつけた。
「んんうぅぅ♡♡♡ おっぱいっ♡♡♡ きもちいいっ♡♡♡ わたくしのぜんぶ♡♡♡ あげますっっ♡♡♡」
「ごぼっ♡♡♡ ずずぞっ♡♡♡ こぷっ♡♡♡ じゅるるるっ♡♡♡」
興奮が一度頂点に達し、3人分の呼吸音だけが響く。和服の姉妹が、互いを見合わせてニッコリと笑って、互いの手を握る。すると再び彼女らは形と色を失い、1つの塊になる。
1つの大きいスライムは、表面から触手のようなものを生やして、もう一度海斗のペニスに巻き付く。その状態のまま、スライムの表面が沸騰するかのように泡立ち、再び新たな形を取る。
連続した快感の暴力に晒され続けた海斗は、ベッドに力なく横たわっていた。それに覆いかぶさるように、彼と同じ年ぐらいの女性が現れた。全身に紺を基調としたメイド服を纏い、茶髪のロングヘアをすい、と撫でて。そして頭部には、普通の人には無いはずの、猫のような耳がピコピコと存在を主張していた。
ぎゅう♡ と、現れた彼女は全身で海斗に抱きつき、絡みつく。ニーソックスを履いた脚を絡めさせ、両腕で強く海斗を抱きしめて。もふもふの尻尾は、こすこす♡ こすこす♡ と海斗のペニスを常に攻め立てて離さない。
「御主人様……さっきまで、他の女の人と……楽しかった、ですか……?」
不満そうな、しかし僅かに淋しげな響きを持って、彼女は海斗に問いかける。自分の存在を主張するかのように、抱く力が少しだけ強くなる。
「御主人様は……わたし、じゃ……ダメ……ですか……?」
か細い声ながら、自分のモノにせんとばかりに。尻尾からの攻めは更に強く快感を伝えてきて、シゴキの合間にきゅう♡ きゅう♡ と締め付けるように動く。吐精を促すような動き。既にドロドロに溶かされた海斗の精神では、堪えるなどといった抵抗は出来なかった。
「あっ♡ ――――うふふっ♡♡ 私で、イッてくれた♡♡♡ やっぱり……御主人様は、私のモノ♡♡♡♡」
彼女の淫部が、勢いの衰えない海斗のモノを咥え込み、飲み込む。全身が気持ちよさに支配されたかの様な錯覚を、海斗は味わっていた。
「御主人様は、ずーっと私のもの♡♡♡ ずぅっと、私の虜になって、永遠の愛を捧げ合うのっ♡♡♡♡♡」
支配宣告、永遠の愛。快感に頭から先まで、呑み込まれる。突如現れたコイツは何者なのか、何が目的だったのか。それを思考する理性は、もはや海斗には存在しなかった。今はただ、目の前の女体を味わうことしか考えられない。
「あぁぁぁっ♡♡♡♡ きたぁぁ♡♡♡ ごひゅじんしゃまのっ♡♡♡ これで、ずぅっといっしょっ♡♡♡♡」
キモチイイ。それ以外考えられない。自分にまたがる女の喘ぎ声を聞きながら、海斗はしばらく放心する。
ドロリ、と彼女の体躯が形を失い、液状になってベッドと海斗の体に広がる。そこから、何本もの影が立ち上がる。どんどんと分裂したそのスライムは、徐々にそれぞれ別の姿をとり、笑顔で海斗に迫る。
『ねぇ、次はどんな「私」がいいかしら♡♡♡』
――――――
翌日。仕事の為に飛び起き、ようやく部屋に戻った午後9時。ワンルームの部屋に置かれたベッドの上には、何やら見慣れないものがあった。
半透明の、ピンク色をしたオナホール。昨日、海斗を襲った淫らな現実。それに出てきたものと、全く同じものが鎮座している。目が、離せない。自分の脈が早くなり、見ているだけで興奮が抑えられなくなる。
餞別のオナホに、海斗の勃ったモノを突き入れた瞬間。耳元で、誰かが囁いた。
「くすっ♡♡ また喚んでくれましたね、おにーさん♡♡♡」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる