1 / 28
プロローグ 「あっけない死と声」
しおりを挟む
「はぁ……」
口からから出るのはいつものため息。何千回何万回もついてきたが、その約8割がここ5年間でついてきたものだろう。
そう、それがここにいる大学一年生の佐々木秀だ。え?名前的に冴えてなきゃダメだって?それは自分でもそうじゃなきゃダメだって思うんだけれども。
でも世の中はそう都合よくできてるわけではないらしい。
横を大きな笑い声をあげて全力疾走していく小学生。本当に羨ましい。元気なことはもちろん、いろんなことに夢を見てその夢に向かって何事も恐れず失敗できる年ごろ。
「俺にあんな時代あったかなぁ……」
そう苦々しく呟いた俺は大学一年生の薬学部の男子学生。世の中からしたら卒業後にいい暮らしが待ってるとか思われてるんだろうなぁ。薬学部だから頭いいってわけでもない。だって私立だから。いや、私立でも頭よくないといけないところもあるからその言い方は語弊があるな。
並の学力ありゃいけるとこ行ってるんですよ。笑ってやってくださいよ。
そして大体言われるのはお決まりのフレーズがあってそれが
「私立いけるくらいお金があっていいね^^」
もちろんこの^^は嫌味がたいてい、いや間違いなく嫌味が入っている。まぁそりゃそうだろうな。
大体1000万以上かかるのだから。そしてさらに頭にくること言ってやろうか?行きたくて行ってるんじゃないんだよなぁ。行きたくて仕方がない仕方がない人がいるのに本当にそういう人に行ってよりほしいと切に願うくらいに。
残念ながら俺はそんな立派な志をどこかに置いてきてしまったらしい。
それが親に言いなりになっていきてきた俺のようだ。
俺は正直偏差値からして国立のそこそこ自分の気になっていた上で十分合格できる学部もあった。学費も安かったし。
ずっと親に言いなりになってきたツケが中学校から大学までツケになって返ってきただけだった。
全く何も成長もしてなければ、学習もできていない。
むしろ_
「志持って勉強してた小学校の時が一番輝いていたな……。そういう個人的な面でも小学生が羨ましい」
単純に親に褒められたいっていう感情だけで勉強に取り組んでいた時が一番成績が上がった。一日二時間くらいで偏差値70近くまで持っていった集中力はどこへやら。
地元県内一番の中学校に入ったはいいものの、あまりにもハードな生活と知性も経済力も化け物のような規格外の同世代に陰湿ないじめを喰らうという結果に終わった。
常に誰かに陰口を叩かれるという環境に何年もい続けた結果、誰も信頼できなくなった。
あとはみんながああ…と想像通りの結果さ。
恋どころか人を好きにすらなったことがないまま今に至り、友達もこんな俺に根気よくかかわり続けてくれる数少ない聖人のようなやつらだけ。
ほかの人だって声をかけてくれたのにその相手を信じずきつく当たっていて逆に敵を作ったり、女子にはサイコパスだと思われるような高校時代だったな、たぶん。もうそれすらもあんまり覚えてない。
「いらっしゃいませぇ」
気怠そうにバイトの若い女性が声を出すコンビニにいつも通り入って軽く買い物をする。一人暮らしで晩飯くらいは作っても昼はさすがに作る気力は0.
まぁ分かる人には分かると思うけど一人分だけ作るって意外に素材を余らせたり手間の割に合わなかったりと。
「お、お疲れぇ」
「おつー」
大学の同じ学部の同じ実習班のメンツに出会った。大学生になって一人で考える時間が増えてからやっと人付き合いがマシになってきて話せる奴が増えてきた。
何事も自分でよく考えなければならないということを改めて実感させられる。とはいえもっと早く気が付きたいところではあった。よく高校生が友達や恋人と楽しそうにしているのを見るとみんな「リア充爆発しろ!」というが俺はそれよりももう少し努力すれば手を差し伸べてくれた奴がたくさんいたのにと何度も後悔をした。
青春は一度きりというがまさにその通りでそこから学べることを多く学び損ねたようで。
こんな言い方もなんだが、高校や大学は留年したらまた同じことを学ぶ。
しかし、青春という時間の中で行うことは学びなおしも何も効かない。それに気づくのを俺は遅れた。
って、行ってても仕方ないか。
「じゃ、また明日」
「ういー」
そんないかにも若者同士らしい軽めのあいさつを済ませてコンビニを出た。なんか変なことを思い直したせいでいつもより肩を落としながら帰路に就いた。いつもと変わらない空からは太陽の光が降り注ぎ、風が頬を撫でる。そんないつも通りの日常。のはずだった。
キイイイィィィ!
「え?」
暴走トラックだった。明らかに自分のもとに向かってくる。その光景は自分に当たるまでゆっくりとスローモーションに見え、だんだんと視界がトラックに埋め尽くされると_
体が大きく吹っ飛んだ。
自分の身体能力では不可能な動きをしていた。そして盛大に体をコンクリートに打ち付けた。色んな人が自分の顔を覗き込んでいるのは分かる。視界はかすんでいるが色んな人が声をかけているのがかろうじてわかるが、何を言っているかは分からない。その代わりこんな声だけははっきりと聞こえた。
<あなたはやり直したいことがありますか?>
やり直したいこと。そりゃ色々あるだろう。はっきりと何がしたいとかは明確に浮かばない。
ってなぜこんな声だけははっきりと聞こえるのだろう。
<そのほかにあなたが臨むことは?>
そうだな……。この惨劇の中でも変わらぬこの空を自由に舞えたらどんなに楽しいだろう。さっきトラックに吹っ飛ばされた時に見えた光景はいつもと変わらぬ日常の光景。そんな世界を今までの視点からだけじゃなく上から見れたらどんなにいいだろう。
あと他人に迷惑をかけてばっかりの人生だった。力もなくて勇気もなくて何もしなかったできなかった。そんな人生じゃなくて人の役に立てる人生を歩みたかったな。
<なるほど。あなたの思い受け取りました>
受け取りました?だから何だ。体の感覚で分かる。間違いなく助からない。だってあの大きさのトラックに明らかにおかしいスピードで正面衝突だった。体の感覚はいつもと明らかに違うし、意識が薄れてきた。
あっけない人生だったな。神ってやはりいないな。こんな死に方する人間がかみがいるとしたら存在するとは思えないものな。
<あなたがこれから歩む人生がより充実したものになりますように>
これから歩む人生?今にも死にそうっていうのに。バカにしやがって。
<その性格、あなたこそ”竜人”に相応しい。あなたがこの力でどんな人生を歩むのか静かに見盛らせていただきますね>
りゅうじん?それは一体何なのだろうか。まぁ、考えるだけ無駄だ。もうすでに考えることすらつらくなってきた。もう目を閉じよう。そうすれば何もかもが終わる。
そうして佐々木秀は目を閉じた。いつも眠りにつくときと変わらぬ闇。でもこの時の闇だけはいつもと違った。それを感じながら意識を手放したとき、佐々木秀は完全に気を失った。
口からから出るのはいつものため息。何千回何万回もついてきたが、その約8割がここ5年間でついてきたものだろう。
そう、それがここにいる大学一年生の佐々木秀だ。え?名前的に冴えてなきゃダメだって?それは自分でもそうじゃなきゃダメだって思うんだけれども。
でも世の中はそう都合よくできてるわけではないらしい。
横を大きな笑い声をあげて全力疾走していく小学生。本当に羨ましい。元気なことはもちろん、いろんなことに夢を見てその夢に向かって何事も恐れず失敗できる年ごろ。
「俺にあんな時代あったかなぁ……」
そう苦々しく呟いた俺は大学一年生の薬学部の男子学生。世の中からしたら卒業後にいい暮らしが待ってるとか思われてるんだろうなぁ。薬学部だから頭いいってわけでもない。だって私立だから。いや、私立でも頭よくないといけないところもあるからその言い方は語弊があるな。
並の学力ありゃいけるとこ行ってるんですよ。笑ってやってくださいよ。
そして大体言われるのはお決まりのフレーズがあってそれが
「私立いけるくらいお金があっていいね^^」
もちろんこの^^は嫌味がたいてい、いや間違いなく嫌味が入っている。まぁそりゃそうだろうな。
大体1000万以上かかるのだから。そしてさらに頭にくること言ってやろうか?行きたくて行ってるんじゃないんだよなぁ。行きたくて仕方がない仕方がない人がいるのに本当にそういう人に行ってよりほしいと切に願うくらいに。
残念ながら俺はそんな立派な志をどこかに置いてきてしまったらしい。
それが親に言いなりになっていきてきた俺のようだ。
俺は正直偏差値からして国立のそこそこ自分の気になっていた上で十分合格できる学部もあった。学費も安かったし。
ずっと親に言いなりになってきたツケが中学校から大学までツケになって返ってきただけだった。
全く何も成長もしてなければ、学習もできていない。
むしろ_
「志持って勉強してた小学校の時が一番輝いていたな……。そういう個人的な面でも小学生が羨ましい」
単純に親に褒められたいっていう感情だけで勉強に取り組んでいた時が一番成績が上がった。一日二時間くらいで偏差値70近くまで持っていった集中力はどこへやら。
地元県内一番の中学校に入ったはいいものの、あまりにもハードな生活と知性も経済力も化け物のような規格外の同世代に陰湿ないじめを喰らうという結果に終わった。
常に誰かに陰口を叩かれるという環境に何年もい続けた結果、誰も信頼できなくなった。
あとはみんながああ…と想像通りの結果さ。
恋どころか人を好きにすらなったことがないまま今に至り、友達もこんな俺に根気よくかかわり続けてくれる数少ない聖人のようなやつらだけ。
ほかの人だって声をかけてくれたのにその相手を信じずきつく当たっていて逆に敵を作ったり、女子にはサイコパスだと思われるような高校時代だったな、たぶん。もうそれすらもあんまり覚えてない。
「いらっしゃいませぇ」
気怠そうにバイトの若い女性が声を出すコンビニにいつも通り入って軽く買い物をする。一人暮らしで晩飯くらいは作っても昼はさすがに作る気力は0.
まぁ分かる人には分かると思うけど一人分だけ作るって意外に素材を余らせたり手間の割に合わなかったりと。
「お、お疲れぇ」
「おつー」
大学の同じ学部の同じ実習班のメンツに出会った。大学生になって一人で考える時間が増えてからやっと人付き合いがマシになってきて話せる奴が増えてきた。
何事も自分でよく考えなければならないということを改めて実感させられる。とはいえもっと早く気が付きたいところではあった。よく高校生が友達や恋人と楽しそうにしているのを見るとみんな「リア充爆発しろ!」というが俺はそれよりももう少し努力すれば手を差し伸べてくれた奴がたくさんいたのにと何度も後悔をした。
青春は一度きりというがまさにその通りでそこから学べることを多く学び損ねたようで。
こんな言い方もなんだが、高校や大学は留年したらまた同じことを学ぶ。
しかし、青春という時間の中で行うことは学びなおしも何も効かない。それに気づくのを俺は遅れた。
って、行ってても仕方ないか。
「じゃ、また明日」
「ういー」
そんないかにも若者同士らしい軽めのあいさつを済ませてコンビニを出た。なんか変なことを思い直したせいでいつもより肩を落としながら帰路に就いた。いつもと変わらない空からは太陽の光が降り注ぎ、風が頬を撫でる。そんないつも通りの日常。のはずだった。
キイイイィィィ!
「え?」
暴走トラックだった。明らかに自分のもとに向かってくる。その光景は自分に当たるまでゆっくりとスローモーションに見え、だんだんと視界がトラックに埋め尽くされると_
体が大きく吹っ飛んだ。
自分の身体能力では不可能な動きをしていた。そして盛大に体をコンクリートに打ち付けた。色んな人が自分の顔を覗き込んでいるのは分かる。視界はかすんでいるが色んな人が声をかけているのがかろうじてわかるが、何を言っているかは分からない。その代わりこんな声だけははっきりと聞こえた。
<あなたはやり直したいことがありますか?>
やり直したいこと。そりゃ色々あるだろう。はっきりと何がしたいとかは明確に浮かばない。
ってなぜこんな声だけははっきりと聞こえるのだろう。
<そのほかにあなたが臨むことは?>
そうだな……。この惨劇の中でも変わらぬこの空を自由に舞えたらどんなに楽しいだろう。さっきトラックに吹っ飛ばされた時に見えた光景はいつもと変わらぬ日常の光景。そんな世界を今までの視点からだけじゃなく上から見れたらどんなにいいだろう。
あと他人に迷惑をかけてばっかりの人生だった。力もなくて勇気もなくて何もしなかったできなかった。そんな人生じゃなくて人の役に立てる人生を歩みたかったな。
<なるほど。あなたの思い受け取りました>
受け取りました?だから何だ。体の感覚で分かる。間違いなく助からない。だってあの大きさのトラックに明らかにおかしいスピードで正面衝突だった。体の感覚はいつもと明らかに違うし、意識が薄れてきた。
あっけない人生だったな。神ってやはりいないな。こんな死に方する人間がかみがいるとしたら存在するとは思えないものな。
<あなたがこれから歩む人生がより充実したものになりますように>
これから歩む人生?今にも死にそうっていうのに。バカにしやがって。
<その性格、あなたこそ”竜人”に相応しい。あなたがこの力でどんな人生を歩むのか静かに見盛らせていただきますね>
りゅうじん?それは一体何なのだろうか。まぁ、考えるだけ無駄だ。もうすでに考えることすらつらくなってきた。もう目を閉じよう。そうすれば何もかもが終わる。
そうして佐々木秀は目を閉じた。いつも眠りにつくときと変わらぬ闇。でもこの時の闇だけはいつもと違った。それを感じながら意識を手放したとき、佐々木秀は完全に気を失った。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる