錬金術師の性奴隷 ──不老不死なのでハーレムを作って暇つぶしします──

火野 あかり

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新たな世界

第三話 新たな姉妹、ニム

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 ぺろぺろ。という擬音がぴったりな音が室内に響く。
 イチカが俺のチンポを舐めているのだ。
 やはり口は小さく、俺を満足させるには至らない。亀頭すら咥えられないほど小さいのだ。
 なぜこんなことになっているのかというと、それは昨日の夜、イチカが新しい姉妹が欲しいと言ったからに起因する。
 レーム曰く、欲しいと望んだからには自分ですべき、とのことであり、そのせいもあってイチカがこんなことをしているのだ。
 俺はこういうことはレームにしてほしいというか、そういう気持ちである。
 だが、甘やかしてはいけない、とレームは少々厳しめである。いずれできるようにならなければならないとのことだった。

 人造人間ホムンクルス────

 これにはいくつかの材料が必要になるが、最も重要なのが血液と精液なのだ。
 よくできた仕組みで、人造人間ホムンクルスの創造に人造人間ホムンクルスの血液などは使用できない。成功しないのだ。
 つまり人間が関与しない限りは増やせないということである。それでもそのようなことを考えるならば人間をさらってくるなりするとは思うのだが。

 そのため今イチカは必死に俺から精液を奪おうとしているというわけである。

「レーム、イチカには悪いんだが、正直出そうにないというか、そういうことなんだ」

 本番は禁止だ。というか、それだといつまでも創造に至らないのだ。結局ずっとしてしまうためである。

「もう、仕方ありませんね。イチカ、よく見ていなさい」

 しゅんとした様子でイチカは俺の前から立ち上がる。

「イチカ、気にしなくてもいいんだぞ。その、俺が悪いともいえる」

「いいえ、ご主人様は悪くありませんよ」

 レームは断言して、俺のチンポを咥える。
 体温が直に伝わってくるため、それだけでも興奮する。

 ちゅぽ、じゅる、じゅるる♡

 なんというか愛のあるというか、そういった表現がふさわしい気がする。
 全体にまとわりついてくる感触が心地いい。

 時折口から出して全体に舌を這わせているときの表情がなんともいやらしく、より硬くなってしまう。
 レームの舌の動きは逸品で、俺の気持ちいい所はすべて把握されてしまっているような、そんな動きをする。
 はっきりいって早漏気味な俺は、これだけ回数を重ねてもレームには骨抜きにされてしまう。

「レーム、そろそろ出そうだからそこの皿をとってくれないか」

「このまま私の口の中へ出してくださいませ♡」

 口をすぼめ、今まで以上に頭を上下する。ザラザラとした感触が裏筋を刺激し、限界を迎えてしまう。

「う、ぐ、すまん、口に……」

 謝っていても出るものは出る。そのまますっかりすべて出してしまった。
 レームはそれを俺に見せつけてくる。

「飲むなよ!」

 以前イチカの時はレームが飲んでしまったのだ。言わなければ勢いで飲んでしまいそうだったため、今回は注意する。

「らいじょうぶでしゅよ♡」

 そういってそのままフラスコに垂らす。
 巨大フラスコといっても、形状としてはカプセルに近い。前が開くようになっており、人一人は余裕で入れるものだ。まぁ製造するものがものなので当たり前である。ちなみに自作だ。

 そして血液。この瞬間だけは少し嫌ではある。多少の痛みを伴うし、その痛みの質が嫌いだった。

「くっ」

 指をナイフで切り、血を垂らす。結構な量が必要で、しばらくは傷を塞げない。
 必要量を大体流し終えた後、賢者の石により不老不死となった俺の体の回復力を高める。放置していても完全に治るが、それでも流血自体が好きじゃないのだ。

「……とりあえずこれで準備はできたな。そうだ、名前はどうする?」

「レーム、イチカ、と続いていますからね。ニル、ニカ……ニムなどはどうでしょう?」

「イチカもそれでいいか?」

 こくん、と頷く。名前にはあまりこだわりがないのだろうか。てっきり食って掛かるというか、自分の考えていた名前を言うと思っていた。


 フラスコの準備を終え、魔術の準備をする。
 賢者の石を使用し、発動させるのだ。人造人間ホムンクルスは錬金術と魔術を両方使うもので、賢者の石がないとわかっていてもまずできない。
 骨子たる部分が錬金術の範囲で、構造の組み込みなど細かな所は全て魔術だ。
 ちなみにフラスコの中にはエリクサーが満たされている。この辺が賢者の石がないとできない所以である。


 フラスコの中に青い髪の少女が現れる。前の時もそうだったが、急速に成長していく様は不思議な光景である。
 そして15歳くらい、イチカよりは上、レームよりは下の少女が完成する。

「お前の名前は『ニム』だ。こっちはお前の姉のレーム、こっちは妹のイチカだ。俺のことはご主人様と呼んでくれ」

 イチカは感動しているのか、言葉もなく見つめていた。
 レームは小さく微笑んでいる。この余裕、昨日の晩の酒乱状態が嘘のようだ。

「ええと、よろしくお願いします、ご主人様、それに二人とも」

「よろしくね、ニム。わからないことは私に聞いて」

「あ、遊んでくれると嬉しいです、お姉ちゃん」

 ニムは照れているような、そんな様子だった。上手くやっていけそうだな、そう思う。

「レーム、この前買った服でサイズが合うものを見繕ってあげてくれ」

 ニムはなんというか、健康的に見える。全体的に引き締まっていて、それでも意外と胸はある。
 といっても、基本的に手を出すつもりはない。淫乱でもないし、その辺は大丈夫だろう。
 人造人間ホムンクルスの肌が白いのは、俺がベースだからなのだろうか。俺は色白だ。というよりも不健康極まりないほうの白さである。外に出ないせいかもしれないが、それでも元から白かった。

 ある意味新鮮ではあるが、ニムは体を隠している。当然のことではあるのだが、レームもイチカも隠していなかったことから、淫乱というのはこういうところにも影響するのだな、と冷静に考えてしまう。
 レームと比べれば大きくはないが、それでも比較的大きい胸と、何も生えていない股間部をしっかりと両手で隠していたのだ。

 ニムはレームに引っ張られ衣裳部屋に連れていかれた。
 そして戻って来た時、今までと違う空気が流れる。
 なんというか、シュッとしている。スカートがメインのレームやイチカと違い、ズボンをはいている。
 こんな服もあったのか、と如何に適当な買い物をしていたのかがわかった。

「似合いますか? 二人とはちょっと違うというか……なんていえばいいんでしょうか?」

 照れ臭そうに二ムは笑う。

「いや、似合ってると思うぞ。むしろそれはニムしか似合わない気がする」

 似合わないこともないだろうが、それでも一番しっくりくるのはニムだと思う。

「そうですか、なんか恥ずかしいですね。そう言われると」

 少し顔を赤くして、やはり照れ臭そうに笑う。
 多分年相応の反応なのだろうと思う。新鮮だ。

「これからはイチカの遊び相手とレームの手伝いをしてあげてくれ」

「了解です! しっかりと励ませてもらいます! ご主人様!」

 敬礼のようなポーズを俺に向ける。余計な知識まで渡してしまったかもしれない。
 ニムには一通りの知識を授けた。俺だけが知っていればいいことを除けば全部といってもいい。レームと同じ範囲である。

 三人は仲良くしているようで、なんとなく俺はその場にいない方がいい気がして、外で軽く酒を飲んでいた。
 景色を眺めながら飲むというものは存外に気分がいい。それでも後ろの城の中に誰かいるからこそこういう気分になることは分かっている。

「ご主人様ー? 夕飯出来ましたよ!」

 早速仕事とばかりにニムが俺を呼びに来た。

「ああ、済まないな。今行くよ」

「ん? お酒飲んでるんですか? 今度私にも飲ませて下さいね!」

 子供に飲ませてもいいのだろうか。厳密に言えば子供ではないのだが、それでもイチカに飲ませる気はしない。流石に。

「まぁいいだろう。ただあまり飲むなよ。お前も飲めるかわからんしな」

「節度を守れば大丈夫ですって!」

 一口でもだめかもしれないけどな、とレームを思い出す。


 初めての四人での食事だ。
 食卓の配置的に、レームが俺の横に座ることとなった。恐らくはこれからもこうなるのではないかと思う。正面にはイチカ、その隣がニムである。
 だんだんこの城も騒がしくなってきた。不快に思わないのは、彼らが人造人間ホムンクルスだからなのか、それとも俺が変わってきているからなのか、今の時点ではわからない。
 時折こぼしたりするイチカを隣にいるニムがサポートするような形だ。レームも同じようなことをしていたが、それとはまた違う光景である。どちらかというと母親的というか、レームはそんな感じではあったが、ニムは完全にお姉ちゃんである。ただ生まれた時間、生きている年数で言えばイチカの方が長いので何とも不思議な光景だ。

 夜になり、就寝の時間がやってくる。
 といってもイチカとニムだけが寝に入る、というのが正しい。
 イチカは食事をとると比較的早く寝てしまう。子供らしく、俺はその姿を可愛いと思う。
 俺はというと昼間の件もあって、非常にレームを抱きたい状態だ。俺とレームは基本的に一緒に寝ている。それは行為のあるなしにかかわらずであり、今や俺はレームがいないとろくに寝られない、という子供にも近い状態になってしまっていた。

 部屋に入るなり、俺はレームを強引にベッドに押し倒す。
 レームの体に抵抗の色、力は入っておらず、多少恥ずかし気にしているだけだった。

「ご主人様ったら。今日はニムも生まれたばかりだというのに、甘えん坊ですね♡」

「仕方ないだろ、見ていると我慢できなくなるんだ」

「本当に、可愛い方です……♡」

 レームに頭を撫でられると、すべての理性や知識がどこかへ行ってしまうような、そんな感覚に陥る。
 俺はきっと母性を求めているのだろう。それをわかっていても素直に言えないのだから、俺はどうしようもない奴だ。

 俺はレームのおっぱいに顔をうずめ、いつものように甘える。
 単純な性欲だけじゃない、そんな気持ちだ。

 この時の俺はまだ気づいていなかった。
 万能の石、奇跡の結晶、そんな賢者の石を持っていても、俺は万能じゃない。
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