26 / 35
新たな世界
第八話 見ていいのは見られる覚悟があるやつだけだ
しおりを挟む
ニムは大丈夫なのだろうか。そしてこの二人は。
俺がそう思っていると、レームは問題ないと言った。
「いずれ良くなりますよ、そもそも病気ではありませんしね」
「でも、あんなに頻繁に体調が悪いのは何か問題があるぞ」
「もう、鈍感ですね♡」
レームはそう言って笑う。
鈍感、鈍感? いったいどういうことだ。
俺はどうにも感情の機微に疎い。錬金術よりもこちらの方が重要だった気もする。
人と会話をしてこなかったせいで、その人間がどう考えているのか、そういうことが致命的にわからないのだ。
「それはどういう────」
俺がレームに質問をしようとしたその時、割り込むものが現れた。
イチカだ。
「ご、ご主人様、今日は私も……混ぜて下さい」
混ぜて、とは夜のあれだろう。それくらいは俺にもわかる。
そういったイチカは恥ずかしそうであり、それだけ見ると、とてもこの後のことは想像できないだろう。
「あ、ああ。わかった」
イチカの相手もする。俺が積極的に求めるのはレームだが、イチカもそれを望んでいる以上、断りはしない。そう決めたからだ。
「今日は久しぶりににぎやかになりそうですね」
レームは笑顔でそう言った。
これは今日も一晩中続くな、と思う。
寝室に二人を連れて入ると、いきなりイチカが服を脱ぐ。
レームに介助してもらい、背中のチャックも下ろしてもらっている。
「きょ、今日は私からでいいですか……?」
「ああ。構わんぞ」
服を脱ぐイチカを眺めていると少し興奮してくる。
ほんの少し罪悪感もあるが、もうそれは気にしないことにする。
イチカがなぜ焦っているのか、その答えは明白だった。
下着を脱ぐと、そこにはべっとりと透明な汁がついており、オマンコ部分から糸というよりは布に近い面積で糸を引いていた。
下着と太もも、そしてオマンコ部分で透明な膜ができている。
小さなツンと上を向いている胸の、ピンク色をした乳首もぷっくりと立ち上がっており、真っ白な肌は少し赤みを帯びていた。
「まぁ!♡ イチカも相当可愛がってほしかったようですね♡」
レームは両手を合わせ頬の横に置き、笑顔でそう言った。
彼女が嫌がっていないことだけが救いだった。
「ご、ご主人様、可愛がってください……♡」
イチカは俺の前に直立した状態で立っている。頬を赤らめ、胸を隠して、太ももをもじもじさせるような、そんな動きで。
ムクムクと、俺のチンポが大きくなる。
ズボンが持ち上がり、やる気を示してしまっていた。
すぐにそれを脱ぎ、俺も全裸になる。
そしてベッドの方に移動する。
「おいで」
俺がそう言うと、イチカは嬉しそうにやってくる。
そのまま押し倒し、まじまじとその体を見る。
体をまっすぐ伸ばして寝そべっていた。
子供のように小さい、といっても子供ではあるのだが、にもかかわらず官能的な体つきだ。
全体的にムチムチとしており、体のラインは大人ではないものの、そそる体型だ。
胸よりも腰回りが大きい。多少あばらの浮いた様子から太っているわけでないことは明らかである。
そして子供がしてはいけない表情で、子供がしてはいけないことを求めている。
胸を両手で軽く隠し、真っ赤に染めた顔をこちらに向け、発情していた。
小さな声ではぁはぁ♡と息を切らして、股間を濡らしているのだ。
ピンク色の小さなオマンコである。
足を閉じたままのため、そこはぷっくりと盛り上がり、縦筋が柔らかさを強調している。
「ご、ご主人様、もう、欲しいです……♡」
「おまんこが……うずうずして、寂しいです♡」
ドキッとするようなことを言われ、俺はイチカの閉じた足を開く。
ぬるぬるした液体がお尻の方まで垂れ、シーツに水たまりのようなものを作っていた。
ピンク色の割れ目は俺を誘うように蠢いており、中の感触を思い出すと、ごくり、と喉が鳴ってしまう。
自然と体を近寄らせてしまい、股間同士の距離が近くなる。
お互いに期待しているようにピクピクと動いていた。
我慢の限界に達し、イチカのオマンコに自分のモノをくっつける。
縦筋の上部から、滑らせるように下部の穴へ。
くちゅ、にゅるるる。
イチカの中は以前よりは侵入しやすかった。久しぶりでイチカ自信が期待していたのもあるのだろう。
だが、キツイ。レームのそれとは比べ物にならないほどのキツさだ。それでもレームはレームの良さというか、柔らかく、絡みついてきて、未だに入れただけで射精してしまうほど気持ちいい。
イチカはというと、単純なキツさだけで射精してしまいそうな、そんな刺激を与えてくる。
潰されてしまいそうな衝撃で、いきなり射精しそうになる。まだ半分ほどしか入れていない。まるで押し戻すような、にゅるついた締まりの強さだった。
「ご、ご主人様、きもちぃです……♡ でも、もっと奥まで可愛がってほしいです……♡」
ドキッとしてしまう。半分涙目でイチカはそう言った。頬を赤く染め、両腕を胸の前に寄せて。
入れた衝撃なのか、真っ白で柔らかそうな腹が波打つように、グニっと動いていた。
すでに限界近い状態だったが、その言葉で射精感がこみ上げる。
イチカの細い腰を掴み、ぐっと腰を突き入れる。
イチカの体がエビぞり気味に持ち上がり、ビクンと大きく跳ねる。
「あ"、んっ!♡ ──イキます!♡ イッちゃいま、んっ!♡」
奥にごん、と突き入れるとイチカのオマンコが痙攣したように震え、より締め付けを激しくする。
「ひ、ひぃん!♡ あああーっ!♡」
奥の方まで挿入し、コツコツとした行き止まりに亀頭を押し付け、俺の限界がやってきた。
びゅるびゅる、と今日初の射精をする。締まりのせいか、出方が細いような、そんな長い射精だった。
「ご、ご主人様、もういっかい、もういっかいしたい、です……♡」
イチカはいつももう一回というが、きっと次もまた、同じことを言うのだろう。
そして俺もまだだ出したりないのだ。
♢ ♢
「イチカ……?」
二人を連れたご主人様が寝室に入る。その様子をこっそりとニムは見ていた。
レームはともかく、なぜかイチカまで一緒だったため疑問が生まれた。
「寂しいから一緒に寝て、とかだよね」
そう呟いたニムは、もう一つの考えに頭を支配される。
「い、いや違うよね、勘違いだよね」
イチカまで抱かれているのでは。そう思ったのだ。
ニムはイチカも淫乱の構造を持っている、ということを知らない。
自分で否定しながらも、その可能性をぬぐえなかった。
だがなんとなく違うのでは、と信じていた。
ニムは日常生活でご主人様に好意を持っており、そのたくましい性には魅了されている。
完全に性欲から始まった恋であるために、最近は自身が抱かれる想像でオナニーに励んでいるのだ。
だがご主人様は手を出したりはしなかった。
一緒に酒を飲んでいるときも、二人でいてもそういう雰囲気にはならないのである。
そのためニムは、レームお姉さまだけなんだ、と少し残念に思い、そして納得していたのだ。
ご主人様はきっと誠実で、一途なのだと。他の女が目に入らないのは当然なのだと、そう思って我慢していたのだ。
だからきっと今回も、自分の勝手な妄想なのだと、そう信じていた。
三人がいる寝室へ歩いていく。最近では最初から靴を履いておらず、もっと言えば下着すらつけていない、つまり全裸の状態で覗きをしていた。
レームには気づかれているし、ご主人様には気づかれていない。だからもう構わないか、と考えているのだ。汚してしまう服や下着を、こっそりと朝方洗ったりするのが嫌だったのだ。
冷静な時は、なんて恥ずかしいことをしているんだろう、と考えてしまう。
だが夜になればそんな考えは吹き飛び、また股間に手を伸ばしてしまうのである。
扉の前まできて、覚悟を決める。
扉を開けるのは慣れたもので、音を立てずに開けるのは容易だった。
昼間もこっそり練習をしており、今ではすっと開けることができる。
「そんなわけない。ご主人様がそんなことするわけない」
きっとただ寝ているだけだ、イチカは甘えん坊だから。ニムはそう考え、扉を開ける。
だがそこに広がっている光景はニムにとって残酷なものだった。
ベッドにいたのはレーム、それにイチカとご主人様。
それそのものは何の問題もない。だが全員が裸だった。
「え、うそ……」
ニムはそれを見て驚愕の呟きをする。
ニムが見たもの、それはご主人様とつながっているイチカの姿だった。
嬉しそうに抱き着き、気持ちよさそうな顔をしながら、何度も何度も突かれていた。
後ろから、バックの体勢で何度も何度も。
シーツにしがみつき、腰をくねらせながら嬌声を上げている。
ご主人様も気持ちよさそうにしており、後ろにはレームが張り付くようにご主人様の体に巻き付いていた。
「なんで、なんで……?」
自分は抱かれたことなどないのに、ニムはそう思った。
羨ましさと恨めしさ、そしてご主人様は一途で、レーム以外に興味がない、と信じていた自分の愚かしさ、そう言った感情が一変にニムを襲う。
ニムの頬には熱いものが流れる。
失恋を経験したような、そんな気持ちだった。
「ご主人様のバカ……」
下を向き、ぽたぽたと涙を落とす。
単純に自分に興味がないのだ、そう思った。
父親であり、初恋の相手でもあるご主人様に興味を持たれていない。
ニムにとってそれは絶望的な状況だった。
「にゃああああああっ!♡」
悲鳴のような、そんな声がニムのもとへ届く。
大きく、それでいて甲高い、そんな声だった。
中を覗いてみると、その声はイチカがあげたものだとわかる。
ご主人様の動きは激しく、パチュパチュと豪快な音を立てながら後ろから突いていた。
腰を掴み、自分に引き寄せるように、激しく。
それに合わせイチカが絶叫にも近い声を上げる。
だがそれは苦しいものではないようで、イチカの表情は見たことがない、気持ちよさそうな顔をしていた。涙を流し、可愛い、綺麗な顔を快楽にゆがめる。
一突きごとに悲鳴を上げ、シーツを力強く握りしめていた。
「イチカ、そろそろ出すぞ!」
「はいぃぃ!♡ いっぱい、いっぱいくだしゃい!♡ オマンコいっぱいにしてくだしゃい!♡」
(イチカがあんなに……気持ちいいのかな……)
先ほどまでの暗い気持ちは失せ、目の前の光景に心奪われる。
気づけばその手は股間にのびており、そこは今まで以上に濡れていた。
ハッと下を見ると、赤いカーペットの上には真っ黒にシミができており、シミの中央にはぬるぬるとしたものが浮き上がっている。
(こんなに……!? いつもより興奮してるのかな、なんで!)
足もそのぬるぬるとしたもので覆われており、隙間風が当たるとほんのり寒さを覚えた。
だがそれ以上に体が熱い、とニムは今までにはなかった変化を感じていた。
恐る恐る股間を触ると、いつも以上に感度が高く、外側を少し触るだけでイッてしまう。
「んひぃ!♡」
ビクン、と全身をまっすぐ棒のようにして絶頂する。
思わず大きな声を出してしまい、慌てて口を塞ぐが、すでに放たれた声はかき消せない。
中をこっそりと覗く。だが気付かれてはいないようで、相変わらずご主人様は気持ちよさそうにイチカと交わっていた。
ただ、レームだけは気づいているようで、ニムの方を見てにっこりと笑った。
(よ、よかった……今のはさすがにバレたかと思ったよ……でも、なんで。いつもより気持ちいい……)
手に噴出した愛液を眺める。
室内の明かりのせいでそれは光っており、とてもいやらしいものに思え、ニムは少しの罪悪感を覚える。
だがもう止まれなかった。
しっかりと口を手でふさぎ、歯を食いしばる。絶対に声が漏れないようにして、再び股間に手を戻す。
「ふー♡ ふー♡」
鼻息だけは抑えられず、下品な音を出しながら股間に指を這わせる。
外側をにゅるにゅると触り、少しずつ中の方まで指を侵入させていく。
(すごいすごいすごいすごい! またイキそう、もうイキそう♡)
ニムは半分白目をむき、股間に全神経を集中させていく。
自然と腰が引け、足はどんどん内股になる。
(あ、これ、無理、すごい、イク♡)
頭の中はすでに快楽でいっぱいで、単語を並べたような、そんなことしか考えられなかった。
「ふー♡ ふー♡ ふー♡ ふー♡」
荒い息を上げ、どんどん指を速める。
中指だけを挿入しており、入り口付近を執拗にこすりあげていた。
(あ、イク♡)
「────っ、あああ!!♡」
ビクン、と全身を痙攣させ、膝から崩れ落ちる。
口を押える手は外れ、大きな声を上げて絶頂した。
そして体重を支え切れないほど震えた足が前に倒れ、部屋の扉が大きく開く。
「ニム……?」
ご主人様とニムはしっかりと目が合ってしまう。
ニムは前のめりに倒れ、腰はぴくぴくと突き上げたような動きをしていた。
「ち、ちがうんでしゅ……♡」
ニムはがくがくと痙攣しながら、回らない口でそう言った。
俺がそう思っていると、レームは問題ないと言った。
「いずれ良くなりますよ、そもそも病気ではありませんしね」
「でも、あんなに頻繁に体調が悪いのは何か問題があるぞ」
「もう、鈍感ですね♡」
レームはそう言って笑う。
鈍感、鈍感? いったいどういうことだ。
俺はどうにも感情の機微に疎い。錬金術よりもこちらの方が重要だった気もする。
人と会話をしてこなかったせいで、その人間がどう考えているのか、そういうことが致命的にわからないのだ。
「それはどういう────」
俺がレームに質問をしようとしたその時、割り込むものが現れた。
イチカだ。
「ご、ご主人様、今日は私も……混ぜて下さい」
混ぜて、とは夜のあれだろう。それくらいは俺にもわかる。
そういったイチカは恥ずかしそうであり、それだけ見ると、とてもこの後のことは想像できないだろう。
「あ、ああ。わかった」
イチカの相手もする。俺が積極的に求めるのはレームだが、イチカもそれを望んでいる以上、断りはしない。そう決めたからだ。
「今日は久しぶりににぎやかになりそうですね」
レームは笑顔でそう言った。
これは今日も一晩中続くな、と思う。
寝室に二人を連れて入ると、いきなりイチカが服を脱ぐ。
レームに介助してもらい、背中のチャックも下ろしてもらっている。
「きょ、今日は私からでいいですか……?」
「ああ。構わんぞ」
服を脱ぐイチカを眺めていると少し興奮してくる。
ほんの少し罪悪感もあるが、もうそれは気にしないことにする。
イチカがなぜ焦っているのか、その答えは明白だった。
下着を脱ぐと、そこにはべっとりと透明な汁がついており、オマンコ部分から糸というよりは布に近い面積で糸を引いていた。
下着と太もも、そしてオマンコ部分で透明な膜ができている。
小さなツンと上を向いている胸の、ピンク色をした乳首もぷっくりと立ち上がっており、真っ白な肌は少し赤みを帯びていた。
「まぁ!♡ イチカも相当可愛がってほしかったようですね♡」
レームは両手を合わせ頬の横に置き、笑顔でそう言った。
彼女が嫌がっていないことだけが救いだった。
「ご、ご主人様、可愛がってください……♡」
イチカは俺の前に直立した状態で立っている。頬を赤らめ、胸を隠して、太ももをもじもじさせるような、そんな動きで。
ムクムクと、俺のチンポが大きくなる。
ズボンが持ち上がり、やる気を示してしまっていた。
すぐにそれを脱ぎ、俺も全裸になる。
そしてベッドの方に移動する。
「おいで」
俺がそう言うと、イチカは嬉しそうにやってくる。
そのまま押し倒し、まじまじとその体を見る。
体をまっすぐ伸ばして寝そべっていた。
子供のように小さい、といっても子供ではあるのだが、にもかかわらず官能的な体つきだ。
全体的にムチムチとしており、体のラインは大人ではないものの、そそる体型だ。
胸よりも腰回りが大きい。多少あばらの浮いた様子から太っているわけでないことは明らかである。
そして子供がしてはいけない表情で、子供がしてはいけないことを求めている。
胸を両手で軽く隠し、真っ赤に染めた顔をこちらに向け、発情していた。
小さな声ではぁはぁ♡と息を切らして、股間を濡らしているのだ。
ピンク色の小さなオマンコである。
足を閉じたままのため、そこはぷっくりと盛り上がり、縦筋が柔らかさを強調している。
「ご、ご主人様、もう、欲しいです……♡」
「おまんこが……うずうずして、寂しいです♡」
ドキッとするようなことを言われ、俺はイチカの閉じた足を開く。
ぬるぬるした液体がお尻の方まで垂れ、シーツに水たまりのようなものを作っていた。
ピンク色の割れ目は俺を誘うように蠢いており、中の感触を思い出すと、ごくり、と喉が鳴ってしまう。
自然と体を近寄らせてしまい、股間同士の距離が近くなる。
お互いに期待しているようにピクピクと動いていた。
我慢の限界に達し、イチカのオマンコに自分のモノをくっつける。
縦筋の上部から、滑らせるように下部の穴へ。
くちゅ、にゅるるる。
イチカの中は以前よりは侵入しやすかった。久しぶりでイチカ自信が期待していたのもあるのだろう。
だが、キツイ。レームのそれとは比べ物にならないほどのキツさだ。それでもレームはレームの良さというか、柔らかく、絡みついてきて、未だに入れただけで射精してしまうほど気持ちいい。
イチカはというと、単純なキツさだけで射精してしまいそうな、そんな刺激を与えてくる。
潰されてしまいそうな衝撃で、いきなり射精しそうになる。まだ半分ほどしか入れていない。まるで押し戻すような、にゅるついた締まりの強さだった。
「ご、ご主人様、きもちぃです……♡ でも、もっと奥まで可愛がってほしいです……♡」
ドキッとしてしまう。半分涙目でイチカはそう言った。頬を赤く染め、両腕を胸の前に寄せて。
入れた衝撃なのか、真っ白で柔らかそうな腹が波打つように、グニっと動いていた。
すでに限界近い状態だったが、その言葉で射精感がこみ上げる。
イチカの細い腰を掴み、ぐっと腰を突き入れる。
イチカの体がエビぞり気味に持ち上がり、ビクンと大きく跳ねる。
「あ"、んっ!♡ ──イキます!♡ イッちゃいま、んっ!♡」
奥にごん、と突き入れるとイチカのオマンコが痙攣したように震え、より締め付けを激しくする。
「ひ、ひぃん!♡ あああーっ!♡」
奥の方まで挿入し、コツコツとした行き止まりに亀頭を押し付け、俺の限界がやってきた。
びゅるびゅる、と今日初の射精をする。締まりのせいか、出方が細いような、そんな長い射精だった。
「ご、ご主人様、もういっかい、もういっかいしたい、です……♡」
イチカはいつももう一回というが、きっと次もまた、同じことを言うのだろう。
そして俺もまだだ出したりないのだ。
♢ ♢
「イチカ……?」
二人を連れたご主人様が寝室に入る。その様子をこっそりとニムは見ていた。
レームはともかく、なぜかイチカまで一緒だったため疑問が生まれた。
「寂しいから一緒に寝て、とかだよね」
そう呟いたニムは、もう一つの考えに頭を支配される。
「い、いや違うよね、勘違いだよね」
イチカまで抱かれているのでは。そう思ったのだ。
ニムはイチカも淫乱の構造を持っている、ということを知らない。
自分で否定しながらも、その可能性をぬぐえなかった。
だがなんとなく違うのでは、と信じていた。
ニムは日常生活でご主人様に好意を持っており、そのたくましい性には魅了されている。
完全に性欲から始まった恋であるために、最近は自身が抱かれる想像でオナニーに励んでいるのだ。
だがご主人様は手を出したりはしなかった。
一緒に酒を飲んでいるときも、二人でいてもそういう雰囲気にはならないのである。
そのためニムは、レームお姉さまだけなんだ、と少し残念に思い、そして納得していたのだ。
ご主人様はきっと誠実で、一途なのだと。他の女が目に入らないのは当然なのだと、そう思って我慢していたのだ。
だからきっと今回も、自分の勝手な妄想なのだと、そう信じていた。
三人がいる寝室へ歩いていく。最近では最初から靴を履いておらず、もっと言えば下着すらつけていない、つまり全裸の状態で覗きをしていた。
レームには気づかれているし、ご主人様には気づかれていない。だからもう構わないか、と考えているのだ。汚してしまう服や下着を、こっそりと朝方洗ったりするのが嫌だったのだ。
冷静な時は、なんて恥ずかしいことをしているんだろう、と考えてしまう。
だが夜になればそんな考えは吹き飛び、また股間に手を伸ばしてしまうのである。
扉の前まできて、覚悟を決める。
扉を開けるのは慣れたもので、音を立てずに開けるのは容易だった。
昼間もこっそり練習をしており、今ではすっと開けることができる。
「そんなわけない。ご主人様がそんなことするわけない」
きっとただ寝ているだけだ、イチカは甘えん坊だから。ニムはそう考え、扉を開ける。
だがそこに広がっている光景はニムにとって残酷なものだった。
ベッドにいたのはレーム、それにイチカとご主人様。
それそのものは何の問題もない。だが全員が裸だった。
「え、うそ……」
ニムはそれを見て驚愕の呟きをする。
ニムが見たもの、それはご主人様とつながっているイチカの姿だった。
嬉しそうに抱き着き、気持ちよさそうな顔をしながら、何度も何度も突かれていた。
後ろから、バックの体勢で何度も何度も。
シーツにしがみつき、腰をくねらせながら嬌声を上げている。
ご主人様も気持ちよさそうにしており、後ろにはレームが張り付くようにご主人様の体に巻き付いていた。
「なんで、なんで……?」
自分は抱かれたことなどないのに、ニムはそう思った。
羨ましさと恨めしさ、そしてご主人様は一途で、レーム以外に興味がない、と信じていた自分の愚かしさ、そう言った感情が一変にニムを襲う。
ニムの頬には熱いものが流れる。
失恋を経験したような、そんな気持ちだった。
「ご主人様のバカ……」
下を向き、ぽたぽたと涙を落とす。
単純に自分に興味がないのだ、そう思った。
父親であり、初恋の相手でもあるご主人様に興味を持たれていない。
ニムにとってそれは絶望的な状況だった。
「にゃああああああっ!♡」
悲鳴のような、そんな声がニムのもとへ届く。
大きく、それでいて甲高い、そんな声だった。
中を覗いてみると、その声はイチカがあげたものだとわかる。
ご主人様の動きは激しく、パチュパチュと豪快な音を立てながら後ろから突いていた。
腰を掴み、自分に引き寄せるように、激しく。
それに合わせイチカが絶叫にも近い声を上げる。
だがそれは苦しいものではないようで、イチカの表情は見たことがない、気持ちよさそうな顔をしていた。涙を流し、可愛い、綺麗な顔を快楽にゆがめる。
一突きごとに悲鳴を上げ、シーツを力強く握りしめていた。
「イチカ、そろそろ出すぞ!」
「はいぃぃ!♡ いっぱい、いっぱいくだしゃい!♡ オマンコいっぱいにしてくだしゃい!♡」
(イチカがあんなに……気持ちいいのかな……)
先ほどまでの暗い気持ちは失せ、目の前の光景に心奪われる。
気づけばその手は股間にのびており、そこは今まで以上に濡れていた。
ハッと下を見ると、赤いカーペットの上には真っ黒にシミができており、シミの中央にはぬるぬるとしたものが浮き上がっている。
(こんなに……!? いつもより興奮してるのかな、なんで!)
足もそのぬるぬるとしたもので覆われており、隙間風が当たるとほんのり寒さを覚えた。
だがそれ以上に体が熱い、とニムは今までにはなかった変化を感じていた。
恐る恐る股間を触ると、いつも以上に感度が高く、外側を少し触るだけでイッてしまう。
「んひぃ!♡」
ビクン、と全身をまっすぐ棒のようにして絶頂する。
思わず大きな声を出してしまい、慌てて口を塞ぐが、すでに放たれた声はかき消せない。
中をこっそりと覗く。だが気付かれてはいないようで、相変わらずご主人様は気持ちよさそうにイチカと交わっていた。
ただ、レームだけは気づいているようで、ニムの方を見てにっこりと笑った。
(よ、よかった……今のはさすがにバレたかと思ったよ……でも、なんで。いつもより気持ちいい……)
手に噴出した愛液を眺める。
室内の明かりのせいでそれは光っており、とてもいやらしいものに思え、ニムは少しの罪悪感を覚える。
だがもう止まれなかった。
しっかりと口を手でふさぎ、歯を食いしばる。絶対に声が漏れないようにして、再び股間に手を戻す。
「ふー♡ ふー♡」
鼻息だけは抑えられず、下品な音を出しながら股間に指を這わせる。
外側をにゅるにゅると触り、少しずつ中の方まで指を侵入させていく。
(すごいすごいすごいすごい! またイキそう、もうイキそう♡)
ニムは半分白目をむき、股間に全神経を集中させていく。
自然と腰が引け、足はどんどん内股になる。
(あ、これ、無理、すごい、イク♡)
頭の中はすでに快楽でいっぱいで、単語を並べたような、そんなことしか考えられなかった。
「ふー♡ ふー♡ ふー♡ ふー♡」
荒い息を上げ、どんどん指を速める。
中指だけを挿入しており、入り口付近を執拗にこすりあげていた。
(あ、イク♡)
「────っ、あああ!!♡」
ビクン、と全身を痙攣させ、膝から崩れ落ちる。
口を押える手は外れ、大きな声を上げて絶頂した。
そして体重を支え切れないほど震えた足が前に倒れ、部屋の扉が大きく開く。
「ニム……?」
ご主人様とニムはしっかりと目が合ってしまう。
ニムは前のめりに倒れ、腰はぴくぴくと突き上げたような動きをしていた。
「ち、ちがうんでしゅ……♡」
ニムはがくがくと痙攣しながら、回らない口でそう言った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる