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1章
2話 女神シルナア
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「…は?」
正直、意味がわからなかった。
私が、死んだ?
現世?
転生?
2次元で使われそうな単語並べられても…
まずは状況把握だ。
辺り一面真っ白い空間。目の前には大きく、神聖な感じがある神殿。
その玉座に座っているのは、今私に話しかけてきた1人の少女。
「あの…まずは私の状況について教えてもらえませんか」
「ふむ…いいですよ」
怖い感じの人じゃなくてよかった。
そう思ったが、ここが天国…死の世界などである場合、この目の前にいるこの子の正体は…?
(定番だと神…女神…?)
「君は友人の死後、通り魔の使っていた刃物で自殺しました」
「………」
(なんだろう…死ねたのに嬉しくない…)
「由稀が…死んだ…」
「…君も…なんですが…」
私が落ち着いた頃、女神様は
「ああ、私のことを言ってなかったですね。私は…1つの世界を創造した女神です。」
やっぱり…え?創造…?できるんだ…神って…
でも…この女神様が…?
「むぅ…疑いましたね…?今疑いましたね!?」
「え…」
「うぅ…なんでこんな容姿になっちゃったのさぁ~!」
女神様が泣いた。それはもう、見た目に合っているが、泣かせてしまったという事実がヤバい。死ぬな…いや、もう死んでるわ。
「う…ぐすっ………」
「あ…あの…女神様…?」
「女神様って呼ばなくていぃ………シルナアが…名…それで、呼んで」
名前…?女神が教えていいの?
「ああ…もう…今から言うこと…よく聞いて!」
「は、はい!」
「君は今から転生する!…私もサポートするから…それと、君にあった力を授ける!」
「え…でも…私は…もう…生きたく…」
生きたくない。苦しみを、悲しみを、もう…感じたくない。
…そう、言いたかったのに。
「ごちゃごちゃうるさい!君が生きたいって心から言えるまで、死なせてあげない…!」
(拒否権はないようで………)
「…て…え?…か、体が透けて…」
「はいーこれから転生してね~」
これ程までに強引な神がいるとは思わなかった。
ゲームでは優しそうか、イタズラ好きとか、悪い神とか…
あ…そうか…神にも個性はあるもんな…
「責任…とってよ…シルナア…」
「うん…レイカ…」
眠い。
落ちていく感覚がして、ない力を使って手を伸ばす。
何も無いため、掴むことは出来ず、空を切る。
ただ、直ぐに手が触れて、暖かさを感じた。
神も、暖かかった。
温もりを感じながら眠りについた。
……………
シルナアside
レイカを転生させて気づいた。
「あ…言ってなかった…先にここに来たの…ユキだって…まぁ、私も行くし、再会させようかな…」
目を瞑り、集中する。
自分を、自分の創った世界へ送るなんて初めてだ。
すると、ほかの神の気配がした。あいつか…
「…おい…役目を放棄する気か…シル」
私は目を瞑ったまま応える。
「見てみたくなったの。死にたがってた人間が、生きる希望を見つけるとこ」
「その為に…」
「うん…レイカは…特別…」
「そうか…まあ、お前の世界には紫苑の影響がこないから、安全だな」
「そんなこと…ないよ…紫苑とは違うけど…いる…邪魔する奴ら…」
「……そうか…頑張れよ」
こいつに言われる時がくるなんて…
ああ…眠い…2人はこんな感覚だったんだね。
今…行くよ。
「…うるさいよ…バカが……」
そう言って、私の意識が途切れた。
………
「…ユキとやら…久遠の管理者らしいがな…シル」
ーーーーーーーーーーーーーーー
はい。なんか勘違い…小説では仕方ない事なんですけど、
シルナアの発音(?)についてです。
内容紹介(あらすじのとこ)の下に書いてあるので見てない方は見て下さい。
投げやりなのは同じことを書くのがめんどくさ…いえ、効率的ではないなと思いましたので。
では。
正直、意味がわからなかった。
私が、死んだ?
現世?
転生?
2次元で使われそうな単語並べられても…
まずは状況把握だ。
辺り一面真っ白い空間。目の前には大きく、神聖な感じがある神殿。
その玉座に座っているのは、今私に話しかけてきた1人の少女。
「あの…まずは私の状況について教えてもらえませんか」
「ふむ…いいですよ」
怖い感じの人じゃなくてよかった。
そう思ったが、ここが天国…死の世界などである場合、この目の前にいるこの子の正体は…?
(定番だと神…女神…?)
「君は友人の死後、通り魔の使っていた刃物で自殺しました」
「………」
(なんだろう…死ねたのに嬉しくない…)
「由稀が…死んだ…」
「…君も…なんですが…」
私が落ち着いた頃、女神様は
「ああ、私のことを言ってなかったですね。私は…1つの世界を創造した女神です。」
やっぱり…え?創造…?できるんだ…神って…
でも…この女神様が…?
「むぅ…疑いましたね…?今疑いましたね!?」
「え…」
「うぅ…なんでこんな容姿になっちゃったのさぁ~!」
女神様が泣いた。それはもう、見た目に合っているが、泣かせてしまったという事実がヤバい。死ぬな…いや、もう死んでるわ。
「う…ぐすっ………」
「あ…あの…女神様…?」
「女神様って呼ばなくていぃ………シルナアが…名…それで、呼んで」
名前…?女神が教えていいの?
「ああ…もう…今から言うこと…よく聞いて!」
「は、はい!」
「君は今から転生する!…私もサポートするから…それと、君にあった力を授ける!」
「え…でも…私は…もう…生きたく…」
生きたくない。苦しみを、悲しみを、もう…感じたくない。
…そう、言いたかったのに。
「ごちゃごちゃうるさい!君が生きたいって心から言えるまで、死なせてあげない…!」
(拒否権はないようで………)
「…て…え?…か、体が透けて…」
「はいーこれから転生してね~」
これ程までに強引な神がいるとは思わなかった。
ゲームでは優しそうか、イタズラ好きとか、悪い神とか…
あ…そうか…神にも個性はあるもんな…
「責任…とってよ…シルナア…」
「うん…レイカ…」
眠い。
落ちていく感覚がして、ない力を使って手を伸ばす。
何も無いため、掴むことは出来ず、空を切る。
ただ、直ぐに手が触れて、暖かさを感じた。
神も、暖かかった。
温もりを感じながら眠りについた。
……………
シルナアside
レイカを転生させて気づいた。
「あ…言ってなかった…先にここに来たの…ユキだって…まぁ、私も行くし、再会させようかな…」
目を瞑り、集中する。
自分を、自分の創った世界へ送るなんて初めてだ。
すると、ほかの神の気配がした。あいつか…
「…おい…役目を放棄する気か…シル」
私は目を瞑ったまま応える。
「見てみたくなったの。死にたがってた人間が、生きる希望を見つけるとこ」
「その為に…」
「うん…レイカは…特別…」
「そうか…まあ、お前の世界には紫苑の影響がこないから、安全だな」
「そんなこと…ないよ…紫苑とは違うけど…いる…邪魔する奴ら…」
「……そうか…頑張れよ」
こいつに言われる時がくるなんて…
ああ…眠い…2人はこんな感覚だったんだね。
今…行くよ。
「…うるさいよ…バカが……」
そう言って、私の意識が途切れた。
………
「…ユキとやら…久遠の管理者らしいがな…シル」
ーーーーーーーーーーーーーーー
はい。なんか勘違い…小説では仕方ない事なんですけど、
シルナアの発音(?)についてです。
内容紹介(あらすじのとこ)の下に書いてあるので見てない方は見て下さい。
投げやりなのは同じことを書くのがめんどくさ…いえ、効率的ではないなと思いましたので。
では。
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