転生王女は隣国の冷酷皇太子から逃れて美形騎士と結ばれたい!

Erie

文字の大きさ
65 / 78
SSの置き場&番外編

転生王女の新婚旅行2

しおりを挟む
一言でいってリード伯爵家の別邸は居心地が良かった。

アルザス公爵邸にはたくさんの使用人がいるのでプライバシーなどあったものではない。

エリアスはそんなことを気にする人ではないが、だいぶ忘れたとはいえ前世の記憶があるセシリアは人前に近い環境でいちゃいちゃ以上のベッドでの行為はかなり恥ずかしいもので、声を抑えることに忙しくて、エリアスのすることに集中できないことが多々あった。

「セシリア?」

「…っっん!」

今はエリアスの膝に抱きかかえられて、お茶をしているはずなのだか、エリアスの長くしなやかな指はセシリアの豊かな胸の頂を弄びながら、

「もう、フィナンシェはいらないのかな?」

生クリームが乗せられたフィナンシェを食べさせられていたはずなのにいつの間にかセシリアがいただかれてしまっている。

「これは、やはり、あなたにつけたほうが美味しく食べられますね」

紫の瞳が一瞬鋭く光り、セシリアのなだらかな胸にクリームをつけるとそれをエリアスの赤い舌が舐めとっていく。


「エリアス、わたくし、お菓子じゃ…ああん」

「そうですね。あなたは菓子などよりずっと甘く中毒性があります」

すでにセシリアの上半身は空気にさらされており、彼女の柔らかな金髪がうっすらと色づいた背中を覆っている。

「晩餐までには時間もあるし、馬車の中ではあなたを思い切り味わうことはできませんでしたからねえ。それに新婚旅行ですし」

「…んっ、はっ、駄目、支度もしなきゃならないし」

「新婚旅行の目的は夫婦の愛を高め合うため、なのですよ?」

セシリアはエリアスの言葉に戸惑う。ロマンス小説などで新婚旅行の話はあまり出てこなかった。ほとんどは結婚式で、めでたしめでたし。という感じの話がほとんどだった。侍女といえども下級貴族の子女読む本のため猥褻な閨の行為がほとんどという話はなかった。あくまで恋愛ストーリーの一環として愛の行為がロマンチックに書かれていた。ガートランドの王女としてルーレシアに嫁ぐ身だったセシリアには「新婚旅行」などという甘い行事は含まれておらず、婚姻を結んだ後は後宮暮らしというロマンのかけらもないものだったから、新婚旅行の目的などセシリアが知らないのは当たり前のことであった。

「そっそうなの?」

「ええ。だから閨の行為が最も大事な目的なのです」

確かに妻のしての役目は夫の子供を身ごもることで、それが愛する相手なら愛も高め合いたいと思う。

「だから、私との時間を大切んしてください」

エリアスはそういってセシリアの最も大切な部分に指を忍び込ませると、セシリアが甘い声をあげ始めた。

「セシリア、あなたは私の女神、何度こうしても、美しいままだ」

彼女のしなやかな首に唇を落とし、最近見つけた耳の弱い部分を巧みに舌で刺激し始める。


「やあああ、それ、駄目、変になるからあ…」

耳の中に舌を差し入れられて、その音が頭の中に響いていく。それと同時にセシリアの大事な部分も可愛がられているため、すごくいけないことをしている気分になるのだ。

「はあっっん」

「セシリア、可愛い。愛していますよ」

エリアスはそういって、セシリアの華奢な体を持ち上げると、己自身を埋め込めるように彼女を座り直させた。

「すべて衣服を脱がなくても、繋がることはできるんですよ」

ドレスのスカートの中でセシリアを射抜きながら、エリアスがいう。

「これから、大丈夫でしょう?私の小鳥」

「きゃああん、エリアス、これっ…」

「気に入っていただけたようですね?」

エリアスはセシリアの声が一層高くなったのを見逃さず、侍女たちが着替えを大急ぎでしなけらばならないギリギリの時間までセシリアを啼かせ続けた。










































































しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

ブスすぎて嫁の貰い手がないから閨勤侍女になれと言われたので縁を切ります、完全に!完全縁切りの先にあったのは孤独ではなくて…

ハートリオ
恋愛
ルフスは結婚が決まった従姉の閨勤侍女になるよう父親に命令されたのをきっかけに父に無視され冷遇されて来た日々を終わらせようとブラコン父と完全に縁を切る決意する。 一方、従姉の結婚相手はアルゲンテウス辺境伯とのことだが、実は手違いがあって辺境伯が結婚したいのはルフス。 そんなこんなの異世界ファンタジーラブです。 読んでいただけると嬉しいです。

喪女なのに狼さんたちに溺愛されています

和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です! 聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。 ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。 森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ? ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。

勘違い妻は騎士隊長に愛される。

更紗
恋愛
政略結婚後、退屈な毎日を送っていたレオノーラの前に現れた、旦那様の元カノ。 ああ なるほど、身分違いの恋で引き裂かれたから別れてくれと。よっしゃそんなら離婚して人生軌道修正いたしましょう!とばかりに勢い込んで旦那様に離縁を勧めてみたところ―― あれ?何か怒ってる? 私が一体何をした…っ!?なお話。 有り難い事に書籍化の運びとなりました。これもひとえに読んで下さった方々のお蔭です。本当に有難うございます。 ※本編完結後、脇役キャラの外伝を連載しています。本編自体は終わっているので、その都度完結表示になっております。ご了承下さい。

【完結済】隣国でひっそりと子育てしている私のことを、執着心むき出しの初恋が追いかけてきます

鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
 一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────  私、この子と生きていきますっ!!  シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。  幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。  時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。  やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。  それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。  けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────  生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。 ※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。全てがファンタジーです。 ※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

【完結】異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます

七夜かなた
恋愛
仕事中に突然異世界に転移された、向先唯奈 29歳 どうやら聖女召喚に巻き込まれたらしい。 一緒に召喚されたのはお金持ち女子校の美少女、財前麗。当然誰もが彼女を聖女と認定する。 聖女じゃない方だと認定されたが、国として責任は取ると言われ、取り敢えず王族の家に居候して面倒見てもらうことになった。 居候先はアドルファス・レインズフォードの邸宅。 左顔面に大きな傷跡を持ち、片脚を少し引きずっている。 かつて優秀な騎士だった彼は魔獣討伐の折にその傷を負ったということだった。 今は現役を退き王立学園の教授を勤めているという。 彼の元で帰れる日が来ることを願い日々を過ごすことになった。 怪我のせいで今は女性から嫌厭されているが、元は女性との付き合いも派手な伊達男だったらしいアドルファスから恋人にならないかと迫られて ムーライトノベルでも先行掲載しています。 前半はあまりイチャイチャはありません。 イラストは青ちょびれさんに依頼しました 118話完結です。 ムーライトノベル、ベリーズカフェでも掲載しています。

記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】

かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。 名前も年齢も住んでた町も覚えてません。 ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。 プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。 小説家になろう様にも公開してます。

処理中です...