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SSの置き場&番外編
飽きない気持ち
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エリアスと結婚して、可愛らしい子供達まで授かって、その子供達すくすく育って、そろそろ「ドキドキ気分」も冷めてくるって思ってたけど、相変わらずエリアスが好きだって、思う。
セシリアは結婚して10年以上過ぎても変わりなく美形の夫を見て思う。彼女は新婚当時よりも努力はしているけれど少し体型が変わったのに彼はあの頃のままだ。
確か、恋愛感情って4-5年で冷めていくってどこかで聞いた気がする。
多分前世の記憶でだろう。
恋愛中に出るオキシトーシンという脳内物質が「恋愛している」という気持ちを芽生えさせるのだそう。そしてそれは4-5年しか持たない。
「セシリア?」
エリアスは領主としての腕を発揮しながらも、愛しいセシリアとの時間作りも厭わない。
普通の貴族よりは手をかけているけれど、身の回りの世話などは侍女たちがやってくれるし、教育係もいるので、子供達の世話もあまりすることはなくなり、もうすぐ寄宿学校に上の子供が入ることになれば、ますますすることがなくなるだろう。
退屈だわー。
午後の時間は社交がなければ、もっぱら庭園で読書をするか、お茶をするかの2つの選択になっていた。
「エリアス」
「少し、時間ができたから、私も君とお茶にしようと思ってね?」
家でくつろぐためのドレスとはいえ、公爵家の奥方のセシリアはそれなりに侍女たちの趣味もあって着飾られていた。
「今日も綺麗だ」
エリアスは彼の妻の髪に口付けると、彼女を膝に乗せて自分の椅子に移動させた。
「ちょっ、エリアス、恥ずかしいわ」
顔を真っ赤にして抗議する妻にエリアスは平然とした顔で言い放つ。
「近頃夫婦の時間も取れていないことの方が恥ずかしいと、私は思うけれどね?」
新しい事業に乗り出したのでアルザス領の仕事がますます忙しくなり、他国へ出かけることが多かった為、侯爵邸を空けることが多くなったエリアスは、こういう隙間時間を用いてセシリアとの時間を過ごそうとしていたのだが、彼女はエリアスの努力に気づいてはいなかった。
「そう、かしら?」
「ええ。このところ仕事が忙しくて、愛しいあなたを構う時間がなかった」
「お仕事は上手くいっていますの?」
「ああ。順調だよ。だけど、これが一段落したら、私の奥さんとと水入らずの時間を過ごしたいですねえ」
「こっ、子供達も寂しがっていますわ」
「秋からソフィア・ローズは寄宿学校だね」
「ええ。もう12歳ですから」
16歳で成人として認められるこの国では貴族の子供は12歳から王都の王立学園に入り4年間そこで学ぶ。10歳の弟のルシアンもあと2年で私たちの元を離れていく。
「時の経つのは早いものだ」
「ええ、寂しくなりますわね」
「ソフィアは君に似て可愛らしい令嬢に育ったけれど、まだまだ嫁にやる気はないですけれどね」
「まだ、12歳ですから。でもあなたと私が出会ったのはそれより前でしょう?」
「ええ。そうでしたね。あの可愛らしいお姫様が私のものになるなんて、あの頃は想像していなかったが」
「ソフィア・ローズもあの頃の私たちのように運命の恋をいつかはする、と思いますわ」
「学園で、かい?」
「その可能性は高いでしょう?私の時代には王族が通える学園なんてなかったわ。4年間自由に羽を伸ばせて、同じ年の子供たちと学んだりできるところなんて、羨ましいわ」
「それがなかったからこそ、セシリアが私のものになったんですよ?」
「そうね、あなたがいてくれたからこそ、政略結婚を回避できたわけだし」
「私はこんなに可愛らしいセシリアが学園で他の男たちに言い寄られるなんて真っ平ですから」
「私の騎士として護衛してくれたでしょう?もしそうなっていたとしても?」
「勿論、我が姫。唯一の愛する人ですから」
「エリアス…」
侍女と執事のカールが離れて控えているとはいえ、相変わらずベタベタなエリアスに口づけられて、セシリアの頭がぼうっとなった。
「いつまでたっても、愛らしい反応ですね。もう一人作りましょう?ルシアスだけでは、ね」
「えっ、エリアス、私、そんなつもりで…」
確かお茶の途中でエリアスは執務中な筈!!
エリアスは私を軽々とお姫様抱っこで抱きかかえると、夫婦の寝室まで私を運んで、今までの不在を埋めるかのような熱い時間を過ごすことになった。
セシリアは結婚して10年以上過ぎても変わりなく美形の夫を見て思う。彼女は新婚当時よりも努力はしているけれど少し体型が変わったのに彼はあの頃のままだ。
確か、恋愛感情って4-5年で冷めていくってどこかで聞いた気がする。
多分前世の記憶でだろう。
恋愛中に出るオキシトーシンという脳内物質が「恋愛している」という気持ちを芽生えさせるのだそう。そしてそれは4-5年しか持たない。
「セシリア?」
エリアスは領主としての腕を発揮しながらも、愛しいセシリアとの時間作りも厭わない。
普通の貴族よりは手をかけているけれど、身の回りの世話などは侍女たちがやってくれるし、教育係もいるので、子供達の世話もあまりすることはなくなり、もうすぐ寄宿学校に上の子供が入ることになれば、ますますすることがなくなるだろう。
退屈だわー。
午後の時間は社交がなければ、もっぱら庭園で読書をするか、お茶をするかの2つの選択になっていた。
「エリアス」
「少し、時間ができたから、私も君とお茶にしようと思ってね?」
家でくつろぐためのドレスとはいえ、公爵家の奥方のセシリアはそれなりに侍女たちの趣味もあって着飾られていた。
「今日も綺麗だ」
エリアスは彼の妻の髪に口付けると、彼女を膝に乗せて自分の椅子に移動させた。
「ちょっ、エリアス、恥ずかしいわ」
顔を真っ赤にして抗議する妻にエリアスは平然とした顔で言い放つ。
「近頃夫婦の時間も取れていないことの方が恥ずかしいと、私は思うけれどね?」
新しい事業に乗り出したのでアルザス領の仕事がますます忙しくなり、他国へ出かけることが多かった為、侯爵邸を空けることが多くなったエリアスは、こういう隙間時間を用いてセシリアとの時間を過ごそうとしていたのだが、彼女はエリアスの努力に気づいてはいなかった。
「そう、かしら?」
「ええ。このところ仕事が忙しくて、愛しいあなたを構う時間がなかった」
「お仕事は上手くいっていますの?」
「ああ。順調だよ。だけど、これが一段落したら、私の奥さんとと水入らずの時間を過ごしたいですねえ」
「こっ、子供達も寂しがっていますわ」
「秋からソフィア・ローズは寄宿学校だね」
「ええ。もう12歳ですから」
16歳で成人として認められるこの国では貴族の子供は12歳から王都の王立学園に入り4年間そこで学ぶ。10歳の弟のルシアンもあと2年で私たちの元を離れていく。
「時の経つのは早いものだ」
「ええ、寂しくなりますわね」
「ソフィアは君に似て可愛らしい令嬢に育ったけれど、まだまだ嫁にやる気はないですけれどね」
「まだ、12歳ですから。でもあなたと私が出会ったのはそれより前でしょう?」
「ええ。そうでしたね。あの可愛らしいお姫様が私のものになるなんて、あの頃は想像していなかったが」
「ソフィア・ローズもあの頃の私たちのように運命の恋をいつかはする、と思いますわ」
「学園で、かい?」
「その可能性は高いでしょう?私の時代には王族が通える学園なんてなかったわ。4年間自由に羽を伸ばせて、同じ年の子供たちと学んだりできるところなんて、羨ましいわ」
「それがなかったからこそ、セシリアが私のものになったんですよ?」
「そうね、あなたがいてくれたからこそ、政略結婚を回避できたわけだし」
「私はこんなに可愛らしいセシリアが学園で他の男たちに言い寄られるなんて真っ平ですから」
「私の騎士として護衛してくれたでしょう?もしそうなっていたとしても?」
「勿論、我が姫。唯一の愛する人ですから」
「エリアス…」
侍女と執事のカールが離れて控えているとはいえ、相変わらずベタベタなエリアスに口づけられて、セシリアの頭がぼうっとなった。
「いつまでたっても、愛らしい反応ですね。もう一人作りましょう?ルシアスだけでは、ね」
「えっ、エリアス、私、そんなつもりで…」
確かお茶の途中でエリアスは執務中な筈!!
エリアスは私を軽々とお姫様抱っこで抱きかかえると、夫婦の寝室まで私を運んで、今までの不在を埋めるかのような熱い時間を過ごすことになった。
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