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ヤンデレ幼馴染のことは大好きなのですが小学校の時のトラウマは消えません。
友人A子の証言 その③
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学芸会当日、衣装合わせのとき
神崎さんが莉子ちゃんに話しかけて
どこかに連れていくのを私は見つけてしまった。
……きっと何かするつもりだ。
どうしよう。神崎さんは莉子ちゃんに圧力をかけてもなお渚くんの近くにいる莉子ちゃんに我慢の限界のようだった。
私からしてみればもう、渚くんが面白がってわざと女子からの反感を買うような行動をしているように見えていた。
莉子ちゃんの好きな人だし、私も憧れていたから莉子ちゃんにはあんまり強く言えなかったけど!!!
助けなきゃ。
今まで、何もできなかった分、頑張らないと。
私は幸いにも小道具係だったので、先生にトレイに行きたいとだけ伝えて、その場からそそくさと抜けた。
私たちの前の学年の演劇はもう始まっている。
急いで探さないと。
出てきたはいいものの、場所がわからない。
トイレ?教室?教室だとしたらどこの?
話をするのに最適な場所は…やっぱり教室だけだ。ほかの場所は全部鍵がかかっているはず。
やっぱり自分のクラスだろうか…
学芸会が開かれている体育館は1階、私たちの教室は3階。
私は階段を急いで登って
5年2組の教室に向かった。
教室に着くと話し声が聞こえてきた。
神崎さんと莉子ちゃんがいるのではと思ってそっと覗く。
そこには、莉子ちゃんと…
渚くんが2人でいた。
しかも莉子ちゃんは床に座り込んでいる。
話し声はここからは聞こえなくて
じっと見てると、
衣装を着て、それこそ本当に王子様のような渚くんが
いつもとは違う顔をしていた。
莉子ちゃんは恐怖で歪んだ顔をしていた。
なぜ?何があったのか。
私が訳が分からなくて教室の前で立っているままで中に入ることもできなかった。
2人はまだ私に気づいていない。
教室に入るタイミングを見計らっていると
突然渚くんは莉子ちゃんの耳元に何か囁いた後、
キスをした。
「…?!?!」私は声が出そうになって慌てて口を手で塞いだ。
その時、一瞬渚くんと目があった気がした。
私は急いで隠れていると
やっぱり、気づいていなかったのか
渚くんはまた莉子ちゃんに何かを言っていた。
莉子ちゃんは泣いていた。
何があったのだろう。どうして莉子ちゃんは泣くような事になったのだろう。
きっと原因は渚くんだ。
助けなきゃ…そう思うのに
脚は動かなかった。
怖い。
渚くんの放つ莉子ちゃんに対する執着が。
話している声が聞こえなくても、確かにわかった。
渚くんは悪魔だ。
みんな知らないだけだ。
莉子ちゃんはそのあと、おもむろに立ち上がって走って逃げてしまった。
追いかけようと思ったのに私の足は恐怖ですくんで動かなかった。
私は弱い。こんな自分が嫌で仕方ない。
「何してるの?そこで」
いきなり渚くんに声をかけられた。
「え…」驚きで何もいえないでいると
「さっきの見てたでしょ?」と笑顔で言われた。
やっぱりバレてた!
私は勇気を振り絞って
「う、うん。渚くん、り、莉子ちゃんに何したの!」と聞いた。
渚くんはしばらく黙っていたが
にっこり笑って
「秘密。」とだけ言って体育館に戻って行った。
その顔は天使のように綺麗だった
ああ、渚くんは天使なんかじゃない。
悪魔なんだ。
小心者の私は学年行事をすっぽかせるわけもなく、そのままフラフラとした足つきで体育館に戻った。
神崎さんと渚くんの「シンデレラ」はとっても綺麗だった。
本当に。涙が出てしまうくらい。
5年2組の学芸会は大成功を収め、最優秀賞をもらった。
莉子ちゃんは結局、学芸会に出ることはなく
学芸会が終わり、週明けに先生から「転校した。」と知らされた。
あの時助けられなかったことを今でも後悔している。
たとえクラスで話さなくたって、掃除の時間、あの時間の中では私たちは確かに友達だったから。
渚くんは、莉子ちゃんが転校することを知ってたのだろうか。いや、…知っていたのだろう。
きっと渚くんは天使のような、悪魔の微笑みで莉子ちゃんが逃げても逃げても追いかけるんじゃないか。
その時、莉子ちゃんはどうするんだろう。
私は今度こそは莉子ちゃんを助けることができるんだろうか。あの優しい、大切な友達を。
神崎さんが莉子ちゃんに話しかけて
どこかに連れていくのを私は見つけてしまった。
……きっと何かするつもりだ。
どうしよう。神崎さんは莉子ちゃんに圧力をかけてもなお渚くんの近くにいる莉子ちゃんに我慢の限界のようだった。
私からしてみればもう、渚くんが面白がってわざと女子からの反感を買うような行動をしているように見えていた。
莉子ちゃんの好きな人だし、私も憧れていたから莉子ちゃんにはあんまり強く言えなかったけど!!!
助けなきゃ。
今まで、何もできなかった分、頑張らないと。
私は幸いにも小道具係だったので、先生にトレイに行きたいとだけ伝えて、その場からそそくさと抜けた。
私たちの前の学年の演劇はもう始まっている。
急いで探さないと。
出てきたはいいものの、場所がわからない。
トイレ?教室?教室だとしたらどこの?
話をするのに最適な場所は…やっぱり教室だけだ。ほかの場所は全部鍵がかかっているはず。
やっぱり自分のクラスだろうか…
学芸会が開かれている体育館は1階、私たちの教室は3階。
私は階段を急いで登って
5年2組の教室に向かった。
教室に着くと話し声が聞こえてきた。
神崎さんと莉子ちゃんがいるのではと思ってそっと覗く。
そこには、莉子ちゃんと…
渚くんが2人でいた。
しかも莉子ちゃんは床に座り込んでいる。
話し声はここからは聞こえなくて
じっと見てると、
衣装を着て、それこそ本当に王子様のような渚くんが
いつもとは違う顔をしていた。
莉子ちゃんは恐怖で歪んだ顔をしていた。
なぜ?何があったのか。
私が訳が分からなくて教室の前で立っているままで中に入ることもできなかった。
2人はまだ私に気づいていない。
教室に入るタイミングを見計らっていると
突然渚くんは莉子ちゃんの耳元に何か囁いた後、
キスをした。
「…?!?!」私は声が出そうになって慌てて口を手で塞いだ。
その時、一瞬渚くんと目があった気がした。
私は急いで隠れていると
やっぱり、気づいていなかったのか
渚くんはまた莉子ちゃんに何かを言っていた。
莉子ちゃんは泣いていた。
何があったのだろう。どうして莉子ちゃんは泣くような事になったのだろう。
きっと原因は渚くんだ。
助けなきゃ…そう思うのに
脚は動かなかった。
怖い。
渚くんの放つ莉子ちゃんに対する執着が。
話している声が聞こえなくても、確かにわかった。
渚くんは悪魔だ。
みんな知らないだけだ。
莉子ちゃんはそのあと、おもむろに立ち上がって走って逃げてしまった。
追いかけようと思ったのに私の足は恐怖ですくんで動かなかった。
私は弱い。こんな自分が嫌で仕方ない。
「何してるの?そこで」
いきなり渚くんに声をかけられた。
「え…」驚きで何もいえないでいると
「さっきの見てたでしょ?」と笑顔で言われた。
やっぱりバレてた!
私は勇気を振り絞って
「う、うん。渚くん、り、莉子ちゃんに何したの!」と聞いた。
渚くんはしばらく黙っていたが
にっこり笑って
「秘密。」とだけ言って体育館に戻って行った。
その顔は天使のように綺麗だった
ああ、渚くんは天使なんかじゃない。
悪魔なんだ。
小心者の私は学年行事をすっぽかせるわけもなく、そのままフラフラとした足つきで体育館に戻った。
神崎さんと渚くんの「シンデレラ」はとっても綺麗だった。
本当に。涙が出てしまうくらい。
5年2組の学芸会は大成功を収め、最優秀賞をもらった。
莉子ちゃんは結局、学芸会に出ることはなく
学芸会が終わり、週明けに先生から「転校した。」と知らされた。
あの時助けられなかったことを今でも後悔している。
たとえクラスで話さなくたって、掃除の時間、あの時間の中では私たちは確かに友達だったから。
渚くんは、莉子ちゃんが転校することを知ってたのだろうか。いや、…知っていたのだろう。
きっと渚くんは天使のような、悪魔の微笑みで莉子ちゃんが逃げても逃げても追いかけるんじゃないか。
その時、莉子ちゃんはどうするんだろう。
私は今度こそは莉子ちゃんを助けることができるんだろうか。あの優しい、大切な友達を。
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