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未露光の静寂 ― 資料室の境界線、密告の囁き
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図書室の最奥、重厚な木製の扉の向こう側。
そこは、整理の追いつかない古い資料が山積みになった、窓一つない資料室だった。
千尋さんに手首を引かれ、暗闇に近いその部屋に踏み込んだ瞬間、背後でカチャリと鍵の閉まる音が響いた。
「……っ、千尋さん、ここ、立ち入り禁止じゃ……」
振り返ろうとした私の視界を、千尋さんの身体が塞ぐ。
彼女は入り口の扉に背を預け、私を見下ろした。157cmの彼女の影が、150cmの私の脆弱なフレームを完全に飲み込む。
空気は淀み、埃の匂いと、彼女の首にかかった一眼レフから漂う機械油の香りが混ざり合う。
「ねえ、芽衣ちゃん。……もし、今ここで誰か来たら、どうする?」
耳元で、甘く、毒を含んだ声がした。
「え……?」
問いかけの意味を理解するより早く、彼女の指先が私のブラウスの襟元を弄ぶ。
ここは、誰かが資料を探しに来るかもしれない場所。扉一枚隔てた向こう側には、まだ他の生徒たちの気配がある。
「もし、扉を叩かれたら? 先生が予備の鍵を持って現れたら? ……そこで、私が君のこの『平らな胸』にレンズを向けているところを見られたら、君はどうなっちゃうんだろうね」
千尋さんの言葉は、鋭い針となって私のAAAカップの胸を刺した。
150cmの私の肢体が、恐怖と背徳感でガタガタと震え始める。
「誰かに見られる」という可能性。
将棋部部長という、高潔で論理的な仮面が剥がされ、資料室の暗がりで写真部の執行官に屈服している真実が露光される。
その想像だけで、私の処女の蕾は、これまでにないほどの蜜を吐き出し、制服のスカートを内側から湿らせていく。
「……やめて、そんなこと……」
「やめてほしいの? でも、芽衣ちゃんの身体は、さっきから『誰かに見られたい』って叫んでるみたいだよ。……ほら、心拍数がここ(ブラウス)の上からでも見える」
千尋さんはそう言うと、私の胸元にそっと耳を寄せた。
彼女のCカップの膨らみが、私の平坦な胸元に押し付けられる。
外からの視線を恐れる「静寂」と、内側から溢れ出す「拍動」。
そのギャップが、私を狂わせていく。
「いいよ、芽衣ちゃん。もし誰か来ても、私はシャッターを切るのをやめない。……世界中に、君のこの無様な姿を現像してあげる」
彼女の指が、第一ボタンをゆっくりと外した。
資料室の静かな闇の中で、布地が擦れる音だけが、私の「投了」へのカウントダウンのように響いていた。
そこは、整理の追いつかない古い資料が山積みになった、窓一つない資料室だった。
千尋さんに手首を引かれ、暗闇に近いその部屋に踏み込んだ瞬間、背後でカチャリと鍵の閉まる音が響いた。
「……っ、千尋さん、ここ、立ち入り禁止じゃ……」
振り返ろうとした私の視界を、千尋さんの身体が塞ぐ。
彼女は入り口の扉に背を預け、私を見下ろした。157cmの彼女の影が、150cmの私の脆弱なフレームを完全に飲み込む。
空気は淀み、埃の匂いと、彼女の首にかかった一眼レフから漂う機械油の香りが混ざり合う。
「ねえ、芽衣ちゃん。……もし、今ここで誰か来たら、どうする?」
耳元で、甘く、毒を含んだ声がした。
「え……?」
問いかけの意味を理解するより早く、彼女の指先が私のブラウスの襟元を弄ぶ。
ここは、誰かが資料を探しに来るかもしれない場所。扉一枚隔てた向こう側には、まだ他の生徒たちの気配がある。
「もし、扉を叩かれたら? 先生が予備の鍵を持って現れたら? ……そこで、私が君のこの『平らな胸』にレンズを向けているところを見られたら、君はどうなっちゃうんだろうね」
千尋さんの言葉は、鋭い針となって私のAAAカップの胸を刺した。
150cmの私の肢体が、恐怖と背徳感でガタガタと震え始める。
「誰かに見られる」という可能性。
将棋部部長という、高潔で論理的な仮面が剥がされ、資料室の暗がりで写真部の執行官に屈服している真実が露光される。
その想像だけで、私の処女の蕾は、これまでにないほどの蜜を吐き出し、制服のスカートを内側から湿らせていく。
「……やめて、そんなこと……」
「やめてほしいの? でも、芽衣ちゃんの身体は、さっきから『誰かに見られたい』って叫んでるみたいだよ。……ほら、心拍数がここ(ブラウス)の上からでも見える」
千尋さんはそう言うと、私の胸元にそっと耳を寄せた。
彼女のCカップの膨らみが、私の平坦な胸元に押し付けられる。
外からの視線を恐れる「静寂」と、内側から溢れ出す「拍動」。
そのギャップが、私を狂わせていく。
「いいよ、芽衣ちゃん。もし誰か来ても、私はシャッターを切るのをやめない。……世界中に、君のこの無様な姿を現像してあげる」
彼女の指が、第一ボタンをゆっくりと外した。
資料室の静かな闇の中で、布地が擦れる音だけが、私の「投了」へのカウントダウンのように響いていた。
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