Tempus fugit - 500の奇跡 -

ナツメ・カオ

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2章- 雪どけ

2章-40 雪どけ16

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2章-40

次の日、マルタは自分の部屋で目覚ましがなっているのに気づき眠りから目を覚ます。
そして、今日は月曜日なので学校だ。行く準備をして、バッグを持って学校に向かった。向かう途中ハーパー・スコットに出会った。3年生の上級生で、彼女はメガネ研究サークルの部長を務める。マルタとはメガネの話で話が合う。そして勧誘も含めて声を掛けてくる。
やあ、マルタ。元気?
スコット部長、元気ですよ。
サマンサの事はお気の毒ね。
もう大丈夫です。
ところでまだスコットって呼ぶの? もうハーパーて呼んでよ。あと研究サークル入らない?
入りませんスコット部長。
なんでよ、あなたの技術があれば世界も夢じゃない。
なんの話ですか? 
あなたは輝けるのよ。
私はここを卒業したら眼鏡科のある大学に行くので勉強しないと。
でも、サークルは入っておくといい事もあるわよ。
そうですけど、今で手一杯なので。
そう、わかった。また勧誘する。
また来るんですか?
そんな嫌そうな顔しないでよ。じゃあ私は行くわね。
ハーパーはマルタに手を振った後、自分の教室に向かった。
マルタも教室に向かう。。今日はラテン語の授業から始まる。
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