Tempus fugit - 500の奇跡 -

ナツメ・カオ

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3章- 怯える雛

3章-80 怯える雛20

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3章-80



ニックスは美術室側の扉の前で待つ。
ニコロ、マルタは作戦に移す。
マルタたちの方は様子を伺っていた。ニコロは扉を開けようとする。少し開けたところで、周りには誰もいない。周りをしっかりと確認しながら、扉を開けて、ニコロは外へ出た。すると声を掛ける人がいた。

待ってたぞ、こうなる予想。君たちは出てくるとな。

誰!? お前は、ニックス!

お前1人か? 

そうだ、俺1人だ。ロタールとははぐれた。

なら好都合だ。お前から殺してやるよ。

何でこんなことを?

お前らは知りすぎた。消すしかない。そう命令されたんだ。いまお前らを殺さないと俺もやばいんだ。

それはオースティンの事だな。

そこまで知ってるのか、尚更生かしてはおけない。

その瞬間ニコロは職員室側へ勢いよく走った。瞬発力のあるニックスは即座に追う。

2人が離れたのをみると、マルタとロタールは準備室から出る。直ぐに外へでて、裏に停めある車に向かった。

車へ着くとマルタは言う。

ロタールここで待っててニコロを助ける。

1人にするなよ!

男でしょ 少し待ってて!

マルタは車から降りて、ニコロを助けに向かった。
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