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◆◇第一幕◇◆ 時空の監視者の愛情は伝わらない
白い色には理由がある②
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ぴりっとした緊張感に包まれて『リンさんお目覚め会議』が始まった途端、アシュレイさんはおもむろに腕を組んで口を開いた。
「といっても、私はこれと言って案が浮かばない」
肩をすくめて苦笑するアシュレイさんの言葉に、私とルークは同時に頷いた。アシュレイさんは異世界の人間でもなければ、時空の監視者でもない。そんな彼女に、案を求めるほうが無茶なのだ。考えてくれただけでも、とても嬉しいこと。
それに、アシュレイさんがここに居てくれるだけで、私はとても心強い。ちなみにその理由が何かは、もう少し後でわかること。
「ルーク、お前なんかあるか?」
振られたルークは、うーんと顎に手をかけて、ちょっと考える。でも、すぐに何か閃いたらしく、指をパチンと鳴らしながら、私に向かってとんでもないことを言った。
「アカリ、ちょっと歌ってみてよ」
「はぁ!?」
思わず叫んだ私に、ルークは駄目なの?という、伺う視線をよこした。
その恐ろしいまでの図々しさに、いっそ拍手でも送ろうかと思ってしまう。が、しかし、拍手はできても歌は歌えない。誰が好き好んで音大出身のリンさんの前で下手な歌を披露したいと思うのだろうか。
「歌の専門家を前にして、歌える曲など持ち合わせていません」
きっぱりと言い切った私だけれど、ルークは食い下がらない。
「え?アカリ、もしかして歌苦手?でもさ、酷い歌なら、リンがびっくりして目を覚ますかもしれないじゃん」
そのブレない厚かましさに、もはやかける言葉が見つからない。
ルークは忘れているかも知れないけれど、リンさんにとって私は未だに認識されていない存在なのだ。そして目を覚ましてくれた時に、やっと『はじめまして』が言える間柄なのだ。
そしてもし仮に、私のお世辞にも上手とは言えない歌で目覚めたリンさんは、間違いなくこう言うだろう。『この、下手くそ』と。
何が悲しくて、同郷の人間から、そんな罵りを初対面で受けなければならないのだろうか。他人のプライバシーに踏み込む覚悟を持つというといったけれど、生憎、そっちの覚悟は持ち合わせていない。
そんなことを考えながら、怒りとか呆れを通り越して、あんぐりと口を開けた私に、アシュレイさんが救いの手を差し伸べてくれた。
「歌のことは………最終手段にしよう。ルーク」
却下してくれなかったことは、ちょっと残念だけれど、それでも回避できたので良しとしよう。要は別の案が見つかればいいだけの話だ。でもその前に、私は確認したいことがある。
「今更ですけど、リンさんは視覚とか聴覚って健在なんでしょうか?」
今の今になって聞くことではないけれど、聞かぬは一生の恥の精神で、問いを投げてみる。そうすれば、二人は揃って渋面を作り、同時に同じ言葉を吐いた。
「わからない」
「わかんないんだよねー」
語尾を伸ばしたのはルークのほうだったけれど、気のない返事をしたわけではないのは表情を見ていたからわかる。あと、その後に続く補足はアシュレイさんがしてくれた。
「リンはずっと食べ物を口にしない。言い換えれば、食べ物だという認識をしているから飲み込まないということだ。つまり、嗅覚や味覚はある………と考えている。ただ、視覚は眼球の動きがないから、期待できないし、聴覚については微妙なところだな」
「………そうですか」
アシュレイさんのお医者さんのような口調と説明に、一先ず、良くわからないということだけは分かったので、質問はせず言葉通りに受け止める。次いで私は、ルークに視線を移した。
「では、リンさんは何が好きだったんですか?」
天岩戸の神話じゃないけれど、やっぱり現実世界でリンさんの興味を引くものが何なのかは知っておいた方が良い。というか、興味のないものを目の前に突きつけられても、自我が有ろうが無かろうがリアクションなんてできないものだ。
そんな至極真っ当な理由でルークに問いかけてみたけれど、何故か彼は顔を赤くして口元に手を当て、私から視線をずらした。…………絶対に今、彼は破廉恥なことを考えている。私が聞きたかったのは、そのジャンルじゃない。
「真面目に考えて下さい、ルークさん」
「わかってるよ、アカリ。でもちょっとは聞きたいよね?アカリだってそういうお年頃だもんね。あのねリンは………────…………痛っ」
あ、アシュレイさんがルークの脛を蹴った。
異世界でも人間の急所は変わらないらしく、ルークは涙目になりながら、脛を抑えて呻いている。うん、これは自業自得。そして私の代わりに鉄槌を下してくれた、アシュレイさんにありがとうと頭を下げる。
ついでに言うと、ルークに容赦ない突っ込みを入れてくるアシュレイさんが傍に居てくれるのが、心強いと思う理由だったりもする。
あと、リンさんとルークの卑猥な内容を聞かずに済んでほっとする。っというか、リンさんが居るのに、二人の秘密の時間を喋ろうとするルークはデリカシーが皆無に等しいことを改めて実感する。近いうちに釘を刺しておこう。
そうしないと、ルークの脛はアシュレイさんの鉄槌で近いうちに粉砕してしまうだろう。彼だって、片足しかない状態でリンさんと再会するのは望まないだろうし。
うんうんと頷きながら自分の頭の隅で、今後の予定を追加していたら、アシュレイさんがきりっとした視線を私に向けた。
「アカリ、馬鹿を相手にするな」
「はい」
即座に頷いた私に、ルークは聞いたのはアカリじゃんと、責任転嫁をする。…………この人は本当に、どうしてこう死に急ぐのだろうか。
という、くだらない会話をしたところで進展は全くないので、ルークを無視して私はポケットから、私なりに考えた案を書いた紙を取り出す。そして、小さく手を挙げた。
「あの……私から提案があるんですが」
「何!?」
おずおずと切り出せば、ルークは縋りつかんばかりの勢いで顔を近づけてきた。発言前なのに無駄にプレッシャーを与えるのはやめてほしい。でも、挙手をしてしまった手前、これは『やっぱり、いいです』は通用しないだろう。
「もう少し、部屋に色を添えたらどうですか?」
おずおずと案を口にした途端、ルークとアシュレイさんにがっくりと肩を落されてしまった。
実のところ、これはかなり自信があった。なのでそんなリアクションを取られると、私も同じように肩を落としてしまう。
「…………却下ですか?」
「うーん。ごめんね、ちょっと無理なんだ。でも、リンもそれを望んでたんだけどね」
ならどうしてやらないのだろう。というか、私の部屋にも色が欲しい。これは案と言いつつ、私のささやかな願望だったりもする。
でも、色を添える事ができないのは、それなりの理由があった。
「君たち異世界の人間は、とても弱い生き物なんだ」
「はぁ」
しつこいぐらい何度も言われているし、昨日もバルドゥールから聞いたので、今更何を言い出すかと呆れた返事をしてしまう。
それで?と内心うんざりしながら、肩を窄めて小さく息を吐いた私に向かって、ルークは言いにくそうに口を開いた。
「あのね、ここはそうだなぁ……リンが言っていたんだけど無菌室、と呼ばれる部屋なんだ。そして君たち異世界の女性を保護する為だけにあるもの。君たちは、この白い部屋で生活しないとすぐに死んじゃうんだ」
…………これは初耳だった。
「といっても、私はこれと言って案が浮かばない」
肩をすくめて苦笑するアシュレイさんの言葉に、私とルークは同時に頷いた。アシュレイさんは異世界の人間でもなければ、時空の監視者でもない。そんな彼女に、案を求めるほうが無茶なのだ。考えてくれただけでも、とても嬉しいこと。
それに、アシュレイさんがここに居てくれるだけで、私はとても心強い。ちなみにその理由が何かは、もう少し後でわかること。
「ルーク、お前なんかあるか?」
振られたルークは、うーんと顎に手をかけて、ちょっと考える。でも、すぐに何か閃いたらしく、指をパチンと鳴らしながら、私に向かってとんでもないことを言った。
「アカリ、ちょっと歌ってみてよ」
「はぁ!?」
思わず叫んだ私に、ルークは駄目なの?という、伺う視線をよこした。
その恐ろしいまでの図々しさに、いっそ拍手でも送ろうかと思ってしまう。が、しかし、拍手はできても歌は歌えない。誰が好き好んで音大出身のリンさんの前で下手な歌を披露したいと思うのだろうか。
「歌の専門家を前にして、歌える曲など持ち合わせていません」
きっぱりと言い切った私だけれど、ルークは食い下がらない。
「え?アカリ、もしかして歌苦手?でもさ、酷い歌なら、リンがびっくりして目を覚ますかもしれないじゃん」
そのブレない厚かましさに、もはやかける言葉が見つからない。
ルークは忘れているかも知れないけれど、リンさんにとって私は未だに認識されていない存在なのだ。そして目を覚ましてくれた時に、やっと『はじめまして』が言える間柄なのだ。
そしてもし仮に、私のお世辞にも上手とは言えない歌で目覚めたリンさんは、間違いなくこう言うだろう。『この、下手くそ』と。
何が悲しくて、同郷の人間から、そんな罵りを初対面で受けなければならないのだろうか。他人のプライバシーに踏み込む覚悟を持つというといったけれど、生憎、そっちの覚悟は持ち合わせていない。
そんなことを考えながら、怒りとか呆れを通り越して、あんぐりと口を開けた私に、アシュレイさんが救いの手を差し伸べてくれた。
「歌のことは………最終手段にしよう。ルーク」
却下してくれなかったことは、ちょっと残念だけれど、それでも回避できたので良しとしよう。要は別の案が見つかればいいだけの話だ。でもその前に、私は確認したいことがある。
「今更ですけど、リンさんは視覚とか聴覚って健在なんでしょうか?」
今の今になって聞くことではないけれど、聞かぬは一生の恥の精神で、問いを投げてみる。そうすれば、二人は揃って渋面を作り、同時に同じ言葉を吐いた。
「わからない」
「わかんないんだよねー」
語尾を伸ばしたのはルークのほうだったけれど、気のない返事をしたわけではないのは表情を見ていたからわかる。あと、その後に続く補足はアシュレイさんがしてくれた。
「リンはずっと食べ物を口にしない。言い換えれば、食べ物だという認識をしているから飲み込まないということだ。つまり、嗅覚や味覚はある………と考えている。ただ、視覚は眼球の動きがないから、期待できないし、聴覚については微妙なところだな」
「………そうですか」
アシュレイさんのお医者さんのような口調と説明に、一先ず、良くわからないということだけは分かったので、質問はせず言葉通りに受け止める。次いで私は、ルークに視線を移した。
「では、リンさんは何が好きだったんですか?」
天岩戸の神話じゃないけれど、やっぱり現実世界でリンさんの興味を引くものが何なのかは知っておいた方が良い。というか、興味のないものを目の前に突きつけられても、自我が有ろうが無かろうがリアクションなんてできないものだ。
そんな至極真っ当な理由でルークに問いかけてみたけれど、何故か彼は顔を赤くして口元に手を当て、私から視線をずらした。…………絶対に今、彼は破廉恥なことを考えている。私が聞きたかったのは、そのジャンルじゃない。
「真面目に考えて下さい、ルークさん」
「わかってるよ、アカリ。でもちょっとは聞きたいよね?アカリだってそういうお年頃だもんね。あのねリンは………────…………痛っ」
あ、アシュレイさんがルークの脛を蹴った。
異世界でも人間の急所は変わらないらしく、ルークは涙目になりながら、脛を抑えて呻いている。うん、これは自業自得。そして私の代わりに鉄槌を下してくれた、アシュレイさんにありがとうと頭を下げる。
ついでに言うと、ルークに容赦ない突っ込みを入れてくるアシュレイさんが傍に居てくれるのが、心強いと思う理由だったりもする。
あと、リンさんとルークの卑猥な内容を聞かずに済んでほっとする。っというか、リンさんが居るのに、二人の秘密の時間を喋ろうとするルークはデリカシーが皆無に等しいことを改めて実感する。近いうちに釘を刺しておこう。
そうしないと、ルークの脛はアシュレイさんの鉄槌で近いうちに粉砕してしまうだろう。彼だって、片足しかない状態でリンさんと再会するのは望まないだろうし。
うんうんと頷きながら自分の頭の隅で、今後の予定を追加していたら、アシュレイさんがきりっとした視線を私に向けた。
「アカリ、馬鹿を相手にするな」
「はい」
即座に頷いた私に、ルークは聞いたのはアカリじゃんと、責任転嫁をする。…………この人は本当に、どうしてこう死に急ぐのだろうか。
という、くだらない会話をしたところで進展は全くないので、ルークを無視して私はポケットから、私なりに考えた案を書いた紙を取り出す。そして、小さく手を挙げた。
「あの……私から提案があるんですが」
「何!?」
おずおずと切り出せば、ルークは縋りつかんばかりの勢いで顔を近づけてきた。発言前なのに無駄にプレッシャーを与えるのはやめてほしい。でも、挙手をしてしまった手前、これは『やっぱり、いいです』は通用しないだろう。
「もう少し、部屋に色を添えたらどうですか?」
おずおずと案を口にした途端、ルークとアシュレイさんにがっくりと肩を落されてしまった。
実のところ、これはかなり自信があった。なのでそんなリアクションを取られると、私も同じように肩を落としてしまう。
「…………却下ですか?」
「うーん。ごめんね、ちょっと無理なんだ。でも、リンもそれを望んでたんだけどね」
ならどうしてやらないのだろう。というか、私の部屋にも色が欲しい。これは案と言いつつ、私のささやかな願望だったりもする。
でも、色を添える事ができないのは、それなりの理由があった。
「君たち異世界の人間は、とても弱い生き物なんだ」
「はぁ」
しつこいぐらい何度も言われているし、昨日もバルドゥールから聞いたので、今更何を言い出すかと呆れた返事をしてしまう。
それで?と内心うんざりしながら、肩を窄めて小さく息を吐いた私に向かって、ルークは言いにくそうに口を開いた。
「あのね、ここはそうだなぁ……リンが言っていたんだけど無菌室、と呼ばれる部屋なんだ。そして君たち異世界の女性を保護する為だけにあるもの。君たちは、この白い部屋で生活しないとすぐに死んじゃうんだ」
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