空から来た少年

ジャム

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本編

似た物親子

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次の日

豹谷父「はい!これを渡しておくね!」

そういいメモを渡してきた

「これはなんですか?」

豹谷父「まぁ読んでおいてくれw」

そして豹谷さんは仕事に行ってしまった

白夜「どれどれ・・・」

白夜と一緒にメモを読んだ
内容は僕の今後の行動の制限だった

「一人での外出禁止・・・」

白夜「激しい運動は禁止・・・」

「バランスの取れた食事をする・・・」

白夜「重い物は持たない・・・」

「大人しく過ごすこと・・・」

光「悠斗さんってそんなに激しく動くことないよね?」

瞳「ハク兄ちゃんならまだしもね!」

白夜「そうだな。悠斗はそんなに気にすることないな!」

いつの間にか光くんと瞳ちゃんがいた

「光くん!瞳ちゃん!おはよう!」

光「おはようございます」

瞳「おっはよう!」

白夜「あえて言うなら・・・一人で外出ぐらいか・・・」

光「でも、悠斗さんが一人で出歩いてるの見たことないけど?」

瞳「あ!家出したときとか!」

「言わないで・・・」

豹谷母「隼人は・・・そんなの書いてたんだ・・・」

遥人さんはため息をつきながら朝食を用意してくれていた

豹谷母「さ!食べな!遅刻するよ!」

僕たちは食卓につきご飯を食べた

「・・・」

白夜「どうした?」

「足りないなって・・・」

豹谷母「おかわりは用意してあるからたくさん食べなw」

「でも・・・」

あまり食べると・・・お腹が・・・
でも、子供がいるんだし・・・
その時

「?」

僕のお皿にオカズが置かれた

瞳「あげる!」

光「俺のも・・・」

「いいの?」

瞳「うん!いっぱい食べて子供を産まないと!」

光「うん」

「ありがとう!」

豹谷母「じゃあ、ごはんもおかわりだね!」

そういい大盛りのご飯が目の前に置いかれた
僕はそれをあっという間に平らげた

白夜「行くぞ!」

「うん!」

僕たちは学校に向かった

白夜「寒くない?」

「寒くないよ?」

白夜「いや!寒く感じてからじゃ遅い!」

そういいマフラーを撒いてくれた

「あ、暑い・・・」

僕はマフラーを二枚首に巻いている状態だ

白夜「それぐらいがいいんだ!」

そして学校に到着し

牛飼「なんで二枚もマフラー巻いてるんだ?」

「白夜がさ~」

狼井「ほう?決めたのか!」

牛飼「そうなのか!?」

「うんw」

白夜「ああw」

狼井「おめでとう!」

牛飼「おめでと!」

「ありがとう!」

白夜「サンキュー!ってことで・・・これは巻いとけよ?」

そういい更にマフラーを巻いてきた

狼井「室内でマフラーはやりすぎだろう・・・」

白夜「いや!油断するとすぐ薄着になるからな。悠斗は!」

「そんなことないよ!」

白夜「家では薄着のくせにw」

「それは家だからだよ!」

牛飼「夫婦喧嘩は家でやれよ・・・」

そして放課後・・・

白夜「これ着ろ!」

「暑いよ・・・」

僕は過保護な白夜によって厚着をさせられている
ジャージに制服に白夜の制服の上着にマフラー・・・
暑くて汗が出てくる

狼井「あまり厚着させるのもよくないんじゃないか?」

牛飼「汗かいて風邪を引くって聞くしな」

白夜「それは・・・そうだな・・・」

狼井「まぁ、まだお腹もそんなに大きくなってないし、まだ過敏にならなくてもねw」

牛飼「そうだぞw」

白夜「ああw」

そして僕は制服だけを着て学校を出た
でも、マフラーだけは外させてもらえなかった

白夜「ちょっと過敏になってたかな・・・」

「うん。そうだね」

白夜「気を付けないとな・・・」

そうは言うがきっと変わらないだろうな・・・
家に着き

白夜「悠斗!まず風呂に入ろう!身体を温めないと!」

「もう・・・」

ほらね?全然わかってないじゃん

豹谷母「おかえりなさい!」

白夜「ただいま!風呂湧いてる?」

豹谷母「まだだけど・・・どうしたの?」

白夜「悠斗を温めないと!」

豹谷母「卵じゃないんだよ・・・それに過保護すぎ」

白夜「う・・・」

瞳「ハク兄ちゃんってホントパパに似てるよねw」

光「ああ。いざとなったら役に立たないところとか」

豹谷母「子供のことになるとポンコツになるところとか」

豹谷父「なんで俺がいるのに言うんだよ・・・」

豹谷母「あれ?いたの?w」

白夜「父さんみたいにはなりたくない!」

豹谷父「それどういう意味だよ・・・。おかえり!」

「ただいま!」

豹谷父「体調は大丈夫かい?」

「はい!暑いです!」

豹谷父「それはこんな厚着をしてればな~w」

そして服を脱いだ

「暑かった~」

瞳「まだ雪が降るほどの寒さじゃないのにw」

光「ホント、兄ちゃんって心配症・・・」

豹谷母「誰に似たんだか・・・」

そういい三人は豹谷さんを見る

豹谷父「俺を見るな・・・」

「フフフw」

その光景はとても微笑ましかった
白夜とお風呂に入り

白夜「暖かいな~」

「そうだね~」

白夜「ほら!肩まで!」

「無理言わないで・・・」

二人で入ってるんだから肩までなんて無理だよ・・・

「白夜が出てくれたら肩まで浸かれるよ?」

白夜「それは無理だな~」

「矛盾してるじゃんw」

白夜「俺はお前と子供を守るんだ!傍から離れないからな!」

「別に離れるわけじゃないんだけどね」

そしてお風呂から上がり服を着てリビングに向かった

白夜「ほら!ソファに座って!」

「はいはいw」

豹谷母「本当・・・隼人そっくり・・・」

豹谷父「そうか?俺はここまで過保護・・・」

豹谷母「だったよね?」

豹谷父「はい・・・」

豹谷さんと白夜はそんなにそっくりなんだ・・・
まぁ・・・見た目もそっくりだし、性格も似てるし・・・
豹谷さんの若いころの写真とか見ると今よりすごかったかもなって思う

白夜「ご飯は?」

豹谷母「今準備してるからもう少し待ってて」

白夜「今夜は遅くない?」

豹谷母「そう思うなら手伝ってよ!そもそも白夜のせいで遅れてるの!」

白夜「は~い」

そういい白夜は遥人さんの手伝いをしていた
僕は豹谷さんと瞳ちゃんとテレビを見ていた

瞳「いっけ~!プリン!」

テレビでは瞳ちゃんの大好きなアニメがやっていた

豹谷父「瞳・・・見えない」

一応見てたたんだ・・・
僕も見ていたけど内容がよくわからないし、あまり興味がない
でも、子供が生まれて成長したらこんな風になるんだろうな・・・

瞳「負けるな!!」

豹谷父「負けないだろう」

瞳「このままだと負けちゃうよ!」

豹谷父「主人公なんだから負けないだろう」

夢も希望もないことを・・・

豹谷母「ご飯できたよ!」

僕たちは食卓についた

瞳「なに・・・これ?」

豹谷母「卵焼きだよ?一応・・・」

光「・・・ダークマターかよ」

そこには真っ黒な物体Xがあった

豹谷父「これ作ったの白夜だろう」

白夜「え?うん・・・」

豹谷母「悠斗くんのために作るって言ってたから任せたんだけど・・・」

「僕・・・食べないとダメ?」

瞳「やめといたほうがいいよ!」

光「ああ。死ぬよ」

白夜「ああ。やめとけ」

豹谷母「大丈夫!隼人が食べてくれるから!」

豹谷父「いや、俺も食べたくないんだが・・・」

豹谷母「そういえば・・・隼人が初めて卵焼き作った時もこんなんじゃなかった?」

やっぱり親子だ・・・

豹谷父「俺はもう少しうまくできたはずだ!」

豹谷母「どうだったかな・・・忘れちゃったよ・・・」

瞳「まだ生まれてなくてよかった・・・」

光「ああ・・・」

白夜「俺はその時生まれてた?」

豹谷母「うん!お腹に光がいるときだったかな?」

光「まさか食べてないよね!?」

豹谷母「食べてないよw白夜は食べてたけどねw」

白夜「え!?マジかよ・・・」

豹谷母「その後、お腹を壊したみたいで大変だったな・・・」

豹谷父「もうその話はいいんだよ!ほら!早く食べろ」

そして僕たちはご飯を食べ寝室に向かった・・・
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