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千葉へ
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旅行当日
僕は戸締りを確認して家を出た
家の前で先輩が来るのを待っていると
ドドドドドドド
バイクの音が近づいてくる
正晴「お待たせ!」
「え、バイク・・・」
正晴「ああ。俺の愛車かな」
そこにはシルバーの普通二輪?のサイドカーがついたバイクに乗った先輩がいた
「先輩って免許あったんですね・・・」
正晴「ああ。去年取った。まさか、サイドカーに恋人を乗せる日がくるとは思わなかったがw」
そういうと僕にヘルメットを渡してきた
正晴「帽子は鞄にしまってこれを被れ。安全のためだ」
「はい。顔が隠れるならなんでもいいですが・・・」
そういい僕はヘルメットをかぶった
ヘルメットはフルフェイス?というのかな?
顔が全部隠れるやつだった
正晴「それ被ったら行くぞ!俺たちの新婚旅行!!」
「え、これって新婚旅行なんですか?」
正晴「う~ん。結婚したら本当の新婚旅行はいくけど。これは俺たち恋人の旅行だな!恋人旅行か!」
僕はなんだかうれしく感じた
新婚・・・そう慣れたらいいな・・・
そして僕はサイドカーに乗った
「あの、バイク初めてなんです・・・」
正晴「座ったらベルトを付ければそれだけでいい。あとは俺に任せろ!」
「わかりました!」
そういうと僕はシートベルトを付けた
乗り心地は思った以上にいい
正晴「あ、そうだ」
そういうと先輩は僕にジャケット?を渡してきた
正晴「それを着ておけばあまり暑くないし、防水性能もあるから雨が降っても安心だぞ!」
僕はジャケットを着た
これなら確かに熱くもないし通気性もいい。防水なら雨も大丈夫だろう
正晴「じゃあ、行くぞ?」
「はい!」
そういいバイクを発進させて目的地に向かった
普通二輪免許で18歳以下だから高速道路は使えないので一般道を使って千葉まで向かうのだが、先輩はその方が楽だと言っていた
休憩をしたいときすぐにできるからだそうだ
僕は東京から・・・いや、自分の行動する範囲から外に出たことがなかったから見るものすべてが真新しくとても楽しい
「先輩!!あれってタワーですよね!!」
正晴「ああ。東京タワーだな」
「あんなに大きいんですね!」
正晴「ハハハ」
そんな僕を見て嬉しそうにしている先輩
どこに行っても珍しいものばかり。
初めての体験。
それを大好きな人と一緒に見ることができるなんて・・・幸せだな・・・
正晴「そろそろ昼にするか?」
「はい!」
そういうと僕たちは近くのレストランに入った
正晴「なに食う?」
「これとか美味しそうですよ?」
正晴「じゃあ、それとこれもうまそうだな」
「じゃあ、これも食べましょう!」
そういい注文をした
料理がくる間、色々な話をした
正晴「そろそろ、名前で読んでくれないか?」
「え・・・」
正晴「俺はお前の恋人だぞ?先輩なんて呼ばれても嬉しくないよ・・・」
確かにそうだよね・・・
僕が先輩の立場なら同じことを思うだろうし・・・
でも、恥ずかしいな・・・
正晴「今回の旅行のことも更に親睦を深めようと思ったからなんだよ」
「親睦ですか?」
正晴「ああ。まだ出会ってそんなにたってないだろう?それなのにすぐ恋人になったからそこまでお互いを知らないわけだし、この機会にってな!」
よくよく考えたら僕・・・先輩の事、あまり知らない・・・
知ろうとも思わなかった・・・
知るのが怖いと思っていた
でも、改めてそう言われると僕も先輩を・・・正晴を知りたいと思った
「僕も先輩、正晴の事知りたいです」
正晴「ああ。俺も知って欲しいし、知りたい。」
そんな話をしていたら料理が来た
それを食べて、お店を後にした
千葉に入ってしばらく走ったら海が見えた
「正晴!海です!海が見えますよ!!」
正晴「ああ。キレイだな!」
「はい!初めてみました!」
正晴「家に荷物置いたら海に行こう!」
そうこうしていると誠の家に着いた
そこは古いがとてもキレイな家だった
周りには自然が多く、家が離れた場所に数件しかない
東京とは大違いだ
「すごい・・・庭も広い・・・」
正晴「暇な時は帰ってきて、掃除とかの手入れをしてるからな」
「庭がこんなに広いと畑とかできますね!」
正晴「ん?遥斗は農業に興味があるのか?」
「はい!でも、僕の家じゃプランターで育てることしか出来ないので・・・」
正晴「そうか・・・」
「プランターでも育てるのは楽しいですけどね!」
正晴「・・・じゃあ、海に行こうか!」
そういうと僕たちは海に向かった
歩いて二分で海に行ける
正晴「近いだろう?それに・・・」
と言うと正晴は指を指す
その方向を見ると正晴の家が見えた
「あ、家が見える!」
正晴「家からも海が見えるぞ?」
高台に家があり、眺めがとても良さそうだ
正晴「夜は海を眺めながら食事でもどうだ?」
「ロマンチックですねw」
正晴「たまにはな?」
「未成年じゃなければお酒で乾杯ですねw」
正晴「そうだなwでも、今はジュースだなw」
「帰りに材料買って帰りましょう!」
そう言いながら海を見ていた
その時
「!?」
正晴がキスをしてきた
僕は驚いたが受け入れた
「正晴・・・?」
正晴「ここでするのは嫌かもって思ったけど、我慢できなかった・・・すまない」
「気にしてないですよ!う、嬉しいです・・・」
正晴は僕を抱き締めた
その時
おばさん「あれ?マサちゃんじゃない!」
正晴「あ、おばさん」
おばさん「今年もお手伝いしてくれるのかい?」
正晴「はい」
おばさん「あら~助かるわ~」
といいおばさんは正晴の背中を叩く
おばさん「こちらの子は?彼氏さん?」
正晴「はい。俺の運命のつがいです」
おばさん「あら~!よかったじゃない!おめでとう!」
正晴「ありがとうございます」
おばさん「あなたもお手伝いするのかな?」
「いえ、僕は・・・」
正晴「旅行で連れてきたので」
おばさん「あら~残念・・・賑やかになると思ったんだけどね~」
「でも、遊びに行かせていただきます」
おばさん「あら~そうなの?じゃあ、待ってるわね~」
そういうとその人は帰っていった
「あの人は?」
正晴「あの人は海の家の人」
「そうなんですね!気さくそうなひとでしたね!」
正晴「ああ。とてもいい人だよ」
しばらく海を見てから僕たちは材料を買い家に帰った
そして、バルコニーで料理を食べながら星空を眺めていた
波の音、潮風、煌めく星、今まで経験したことのないことで僕は楽しかった
正晴「遥斗とこうしてのんびり暮らすのもいいな・・・」
「そうですね。正晴と毎日こんな風に生活できたら、きっとあっという間にお爺ちゃんになっちゃうかもしれないですねw」
なんて話をしながら真っ暗な海をみていた
そしたら、正晴が後ろから抱き締めてきた
僕は正晴に寄りかかり温もりを感じていた
正晴「暑いのにくっついていたいって思うときがくるなんてな」
「確かに暑いですねw」
そして、正晴に抱えられてベッドに向かった
僕は正晴を受け入れた
波の音と卑猥な音が重なりとても幸せな気持ちになった
僕は戸締りを確認して家を出た
家の前で先輩が来るのを待っていると
ドドドドドドド
バイクの音が近づいてくる
正晴「お待たせ!」
「え、バイク・・・」
正晴「ああ。俺の愛車かな」
そこにはシルバーの普通二輪?のサイドカーがついたバイクに乗った先輩がいた
「先輩って免許あったんですね・・・」
正晴「ああ。去年取った。まさか、サイドカーに恋人を乗せる日がくるとは思わなかったがw」
そういうと僕にヘルメットを渡してきた
正晴「帽子は鞄にしまってこれを被れ。安全のためだ」
「はい。顔が隠れるならなんでもいいですが・・・」
そういい僕はヘルメットをかぶった
ヘルメットはフルフェイス?というのかな?
顔が全部隠れるやつだった
正晴「それ被ったら行くぞ!俺たちの新婚旅行!!」
「え、これって新婚旅行なんですか?」
正晴「う~ん。結婚したら本当の新婚旅行はいくけど。これは俺たち恋人の旅行だな!恋人旅行か!」
僕はなんだかうれしく感じた
新婚・・・そう慣れたらいいな・・・
そして僕はサイドカーに乗った
「あの、バイク初めてなんです・・・」
正晴「座ったらベルトを付ければそれだけでいい。あとは俺に任せろ!」
「わかりました!」
そういうと僕はシートベルトを付けた
乗り心地は思った以上にいい
正晴「あ、そうだ」
そういうと先輩は僕にジャケット?を渡してきた
正晴「それを着ておけばあまり暑くないし、防水性能もあるから雨が降っても安心だぞ!」
僕はジャケットを着た
これなら確かに熱くもないし通気性もいい。防水なら雨も大丈夫だろう
正晴「じゃあ、行くぞ?」
「はい!」
そういいバイクを発進させて目的地に向かった
普通二輪免許で18歳以下だから高速道路は使えないので一般道を使って千葉まで向かうのだが、先輩はその方が楽だと言っていた
休憩をしたいときすぐにできるからだそうだ
僕は東京から・・・いや、自分の行動する範囲から外に出たことがなかったから見るものすべてが真新しくとても楽しい
「先輩!!あれってタワーですよね!!」
正晴「ああ。東京タワーだな」
「あんなに大きいんですね!」
正晴「ハハハ」
そんな僕を見て嬉しそうにしている先輩
どこに行っても珍しいものばかり。
初めての体験。
それを大好きな人と一緒に見ることができるなんて・・・幸せだな・・・
正晴「そろそろ昼にするか?」
「はい!」
そういうと僕たちは近くのレストランに入った
正晴「なに食う?」
「これとか美味しそうですよ?」
正晴「じゃあ、それとこれもうまそうだな」
「じゃあ、これも食べましょう!」
そういい注文をした
料理がくる間、色々な話をした
正晴「そろそろ、名前で読んでくれないか?」
「え・・・」
正晴「俺はお前の恋人だぞ?先輩なんて呼ばれても嬉しくないよ・・・」
確かにそうだよね・・・
僕が先輩の立場なら同じことを思うだろうし・・・
でも、恥ずかしいな・・・
正晴「今回の旅行のことも更に親睦を深めようと思ったからなんだよ」
「親睦ですか?」
正晴「ああ。まだ出会ってそんなにたってないだろう?それなのにすぐ恋人になったからそこまでお互いを知らないわけだし、この機会にってな!」
よくよく考えたら僕・・・先輩の事、あまり知らない・・・
知ろうとも思わなかった・・・
知るのが怖いと思っていた
でも、改めてそう言われると僕も先輩を・・・正晴を知りたいと思った
「僕も先輩、正晴の事知りたいです」
正晴「ああ。俺も知って欲しいし、知りたい。」
そんな話をしていたら料理が来た
それを食べて、お店を後にした
千葉に入ってしばらく走ったら海が見えた
「正晴!海です!海が見えますよ!!」
正晴「ああ。キレイだな!」
「はい!初めてみました!」
正晴「家に荷物置いたら海に行こう!」
そうこうしていると誠の家に着いた
そこは古いがとてもキレイな家だった
周りには自然が多く、家が離れた場所に数件しかない
東京とは大違いだ
「すごい・・・庭も広い・・・」
正晴「暇な時は帰ってきて、掃除とかの手入れをしてるからな」
「庭がこんなに広いと畑とかできますね!」
正晴「ん?遥斗は農業に興味があるのか?」
「はい!でも、僕の家じゃプランターで育てることしか出来ないので・・・」
正晴「そうか・・・」
「プランターでも育てるのは楽しいですけどね!」
正晴「・・・じゃあ、海に行こうか!」
そういうと僕たちは海に向かった
歩いて二分で海に行ける
正晴「近いだろう?それに・・・」
と言うと正晴は指を指す
その方向を見ると正晴の家が見えた
「あ、家が見える!」
正晴「家からも海が見えるぞ?」
高台に家があり、眺めがとても良さそうだ
正晴「夜は海を眺めながら食事でもどうだ?」
「ロマンチックですねw」
正晴「たまにはな?」
「未成年じゃなければお酒で乾杯ですねw」
正晴「そうだなwでも、今はジュースだなw」
「帰りに材料買って帰りましょう!」
そう言いながら海を見ていた
その時
「!?」
正晴がキスをしてきた
僕は驚いたが受け入れた
「正晴・・・?」
正晴「ここでするのは嫌かもって思ったけど、我慢できなかった・・・すまない」
「気にしてないですよ!う、嬉しいです・・・」
正晴は僕を抱き締めた
その時
おばさん「あれ?マサちゃんじゃない!」
正晴「あ、おばさん」
おばさん「今年もお手伝いしてくれるのかい?」
正晴「はい」
おばさん「あら~助かるわ~」
といいおばさんは正晴の背中を叩く
おばさん「こちらの子は?彼氏さん?」
正晴「はい。俺の運命のつがいです」
おばさん「あら~!よかったじゃない!おめでとう!」
正晴「ありがとうございます」
おばさん「あなたもお手伝いするのかな?」
「いえ、僕は・・・」
正晴「旅行で連れてきたので」
おばさん「あら~残念・・・賑やかになると思ったんだけどね~」
「でも、遊びに行かせていただきます」
おばさん「あら~そうなの?じゃあ、待ってるわね~」
そういうとその人は帰っていった
「あの人は?」
正晴「あの人は海の家の人」
「そうなんですね!気さくそうなひとでしたね!」
正晴「ああ。とてもいい人だよ」
しばらく海を見てから僕たちは材料を買い家に帰った
そして、バルコニーで料理を食べながら星空を眺めていた
波の音、潮風、煌めく星、今まで経験したことのないことで僕は楽しかった
正晴「遥斗とこうしてのんびり暮らすのもいいな・・・」
「そうですね。正晴と毎日こんな風に生活できたら、きっとあっという間にお爺ちゃんになっちゃうかもしれないですねw」
なんて話をしながら真っ暗な海をみていた
そしたら、正晴が後ろから抱き締めてきた
僕は正晴に寄りかかり温もりを感じていた
正晴「暑いのにくっついていたいって思うときがくるなんてな」
「確かに暑いですねw」
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僕は正晴を受け入れた
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