出会ったのは喫茶店

ジャム

文字の大きさ
65 / 76
本編

冬休み・先輩の風邪

しおりを挟む
三日後・・・

獅子丸「ゴホッ!ゴホッ!」

僕は先輩の家にいた

「はい!先輩!あ~ん!」

獅子丸「あ~ん・・・薄い・・・」

「弱ってるんですからこれぐらいがいいんですよw」

僕は風邪が治って代わりに先輩が風邪を引いた
僕の風邪が移ったのもあるだろうけど、先輩も真冬の川に入ったことも原因の一つだろう

「今日は僕がしっかり看病しますね!」

獅子丸「早く治さないとな・・・」

「そんなに急がなくても大会とかないんですよね?」

獅子丸「もう少しでクリスマスだから・・・」

「クリスマス?」

獅子丸「ああ」

「???」

クリスマスって何だろう?

獅子丸「・・・恋人同士が過ごす特別な日だよw」

先輩は僕の反応で察してくれたみたい

「へ~そんな日があるんですね!」

って言うことは・・・僕と先輩が二人っきりで過ごす・・・日・・・ってこと・・・?

獅子丸「だから早く治さないと・・・ゴホッ!ゴホッ!」

「そうですねwでも、急いで治さずゆっくり治してください!」

獅子丸「いや!一日で治す!すぐ治す!」

そういうとベッドから出るとふらふらになりながら一階に下りていく

「あ、危ないですよ!?」

僕の静止も聞かずそのままお風呂場に向かった

獅子丸母「あれ?一輝?ちゃんと寝てないとダメだよ?」

獅子丸「母さん!ヒーター持ってきて!」

獅子丸母「え?なんで?」

獅子丸「いいから!」

先輩のお母さんはヒーターを持ってきた

獅子丸母「何に使うの?」

獅子丸「風邪を吹き飛ばす!」

そういうとお風呂場にヒーターをもって入った

獅子丸「いいか?なにがあっても開けるなよ!」

僕・獅子丸母「え?」

そして扉を閉めた

獅子丸母「あ~・・・またやるんだw」

「え・・・何を・・・ですか?」

獅子丸母「荒療治・・・かなw」

「荒療治???」

獅子丸母「父親の真似をしてるのwひとまずお茶でも飲もう?」

そういい僕たちはリビングに行きお茶を飲んでいた

獅子丸母「糸色くんはもう大丈夫なの?」

「はいwもうすっかり良くなりました!」

獅子丸母「それはよかった!」

「・・・すみません・・・先輩に移してしまって・・・」

獅子丸母「糸色くんのせいじゃないよw一輝が望んだ結果だよwでも・・・」

と先輩のお母さんは僕の頭を撫でた

獅子丸母「飛び込みは関心しないよ?」

「・・・すみません・・・」

獅子丸母「僕も・・・親とはうまくいってなかったんだよねw」

「そうなんですか?」

獅子丸母「うんw両親共世界を飛び回るお仕事をしてたからねw年に一度会えればよかった方だったんだw」

先輩のお母さんはお茶を飲みながらため息をつく

獅子丸母「本当・・・全然会わないせいで親が子供にする態度じゃなかったんだよね~w他人行儀ってやつだよw」

「そんなに会わなかったんですか?」

獅子丸母「うんwでも、あることがあって初めて父親の胸で泣いたんだ・・・あの時からかな・・・親との距離が縮んだのは」

「・・・」

獅子丸母「まぁ、糸色君の家庭事情は詳しくは聞いてないし、言いたくないないなら聞かない」

「・・・」

獅子丸母「でも、もし、どうしようもなく不安になったり、耐えられなくなったときは頼ってよ?僕たちはもう家族なんだから!」

「家族・・・ですか?」

獅子丸母「うん!将来は結婚するだろうし!ならもう家族だよ!」

「・・・」

僕は・・・嬉しかった
家族・・・
僕にとってはとても特別な存在・・・

獅子丸母「それにしても・・・」

「???」

獅子丸母「獅子丸家には「ハルト」が集まるよね~」

「そうなんですか?」

獅子丸母「うんwそれはもう驚くぐらい集まるよw親戚で集まったらきっと大変だよw」

「ちょっと・・・会ってみたいかも・・・」

獅子丸母「いつかは会えるよw糸色くんも獅子丸家の一員だからねw」

「はい!」

そして二時間後・・・

獅子丸「ふぃ~~~・・・あっつい~~~!」

汗だくの先輩がお風呂場からヒーターを抱えて出てきた

獅子丸母「そのまま出てきたらまた風邪をひくよ!ほら!さっさとシャワー浴びる!」

獅子丸「は~い!」

そしてヒーターを置くとシャワーを浴びに行った
シャワーを浴びた先輩はさっぱりしたような顔をして出てきた

獅子丸「母さん!体温計!」

獅子丸母「はいはいw」

そして・・・

獅子丸「・・・よし!俺の勝ちだ!」

なんと先輩の体温は下がっていた

「そんな方法で・・・」

獅子丸「風邪を引いたときは汗をかくのが一番だ!」

獅子丸母「あまりいい方法だとは思えないんだけどね・・・ほら!水分補給して安静にしてなさい」

獅子丸「は~い!」

この人はすごいな・・・
こんな方法で風邪を治すなんて・・・

「僕もそうすればよかったかな・・・?」

獅子丸「やめておけってwこれは俺だからできる技だ!」

獅子丸母「一輝もやっていい方法ではないと思うけどね・・・それより、夕飯はどうする?お粥にする?」

獅子丸「肉!肉を食って体力を回復する!」

獅子丸母「う~ん。まぁいいか!わかった!糸色くんも食べていくでしょう?」

「いいんですか?」

獅子丸母「うん!みんなで食べよう!」

「では、お言葉に甘えて!」

そして夜・・・
マスターが帰ってきた

マスター「あれ。一輝、もういいのか?」

獅子丸「ああ!汗をいっぱい出したから!」

マスター「あれをやったのか・・・」

獅子丸母「誰に似たんだか・・・」

マスター「俺じゃないぞ!?」

獅子丸母「誰もヒロちゃんに似たとは言ってないけど?w」

「・・・」

獅子丸「どうした?」

「いえ。仲がいいなって・・・」

獅子丸「仲が良すぎて困るけどな!」

僕はマスターと先輩のお母さんを見て羨ましく思った
自分の親もこうだったら・・・違う生き方ができたのかも・・・って

「・・・」

獅子丸「・・・俺と一緒に作ろうな!」

「え?」

獅子丸「毎日笑って暮らせる家庭を!」

そういい眩しい笑顔を向ける先輩
僕はその笑顔を見てつられて笑顔になる

「はい!」

そして僕は夕飯をご馳走になり寮に帰った
帰りは先輩が送ると言っていたがマスターにゲンコツを食らってしぶしぶ諦め、マスターに送ってもらうことになった

マスター「今日はすまなかったね。一輝の看病に付き合わせちゃって」

「いえ、僕が移してしまったのも原因なので・・・」

マスター「それはあいつの自業自得だよwだから気にしなくていいんだよw」

そういい頭を撫でてくる

マスター「・・・君も変わったね」

「そうですか?」

マスター「ああ。いい方向へ変わってきている」

「先輩のおかげです。先輩に会わなかったら・・・」

マスター「それだけじゃないよ。糸色くん自身が変わろうと努力したのが大きいと思うよ?」

「そんなに努力はしてないですよ」

マスター「今はそう思うかもしれないけど、そのうち、気が付くよw」

そして僕たちは寮に着いた

「ありがとうございました!」

マスター「おう!じゃあ、お休み!」

「おやすみなさい!」

そして僕は部屋に向かいそのまま眠った・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー

白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿) 金持ち‪社長・溺愛&執着 α‬ × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω 幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。 ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。 発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう 離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。 すれ違っていく2人は結ばれることができるのか…… 思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいα‬の溺愛、身分差ストーリー ★ハッピーエンド作品です ※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏 ※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m ※フィクション作品です ※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです

後天性オメガは未亡人アルファの光

おもちDX
BL
ベータのミルファは侯爵家の未亡人に婚姻を申し出、駄目元だったのに受けてもらえた。オメガの奥さんがやってくる!と期待していたのに、いざやってきたのはアルファの逞しい男性、ルシアーノだった!? 大きな秘密を抱えるルシアーノと惹かれ合い、すれ違う。ミルファの体にも変化が訪れ、二次性が変わってしまった。ままならない体を抱え、どうしてもルシアーノのことを忘れられないミルファは、消えた彼を追いかける――! 後天性オメガをテーマにしたじれもだオメガバース。独自の設定です。 アルファ×ベータ(後天性オメガ)

【BL】『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとでした

圭琴子
BL
 この世界は、αとβとΩで出来てる。  生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。  今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。    βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。  小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。  従って俺は戸籍上、β籍になっている。  あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。  俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。  今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。  だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。  だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。  学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。  どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。  『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。

転化オメガの優等生はアルファの頂点に組み敷かれる

さち喜
BL
優等生・聖利(ひじり)と校則破りの常習犯・來(らい)は、ともに優秀なアルファ。 ライバルとして競い合ってきたふたりは、高等部寮でルームメイトに。 來を意識してしまう聖利は、あるとき自分の身体に妙な変化を感じる。 すると、來が獣のように押し倒してきて……。 「その顔、煽ってんだろ? 俺を」 アルファからオメガに転化してしまった聖利と、過保護に執着する來の焦れ恋物語。 ※性描写がありますので、苦手な方はご注意ください。 ※2021年に他サイトで連載した作品です。ラストに番外編を加筆予定です。 ☆登場人物☆ 楠見野聖利(くすみのひじり) 高校一年、175センチ、黒髪の美少年アルファ。 中等部から学年トップの秀才。 來に好意があるが、叶わぬ気持ちだと諦めている。 ある日、バース性が転化しアルファからオメガになってしまう。 海瀬來(かいせらい) 高校一年、185センチ、端正な顔立ちのアルファ。 聖利のライバルで、身体能力は聖利より上。 海瀬グループの御曹司。さらに成績優秀なため、多少素行が悪くても教師も生徒も手出しできない。 聖利のオメガ転化を前にして自身を抑えきれず……。

【完結】出会いは悪夢、甘い蜜

琉海
BL
憧れを追って入学した学園にいたのは運命の番だった。 アルファがオメガをガブガブしてます。

ちゃんちゃら

三旨加泉
BL
軽い気持ちで普段仲の良い大地と関係を持ってしまった海斗。自分はβだと思っていたが、Ωだと発覚して…? 夫夫としてはゼロからのスタートとなった二人。すれ違いまくる中、二人が出した決断はー。 ビター色の強いオメガバースラブロマンス。

『2度目の世界で、あなたと……』 ― 魔法と番が支配する世界で、二度目の人生を ―

なの
BL
Ωとして生まれたリオナは、政略結婚の駒として生き、信じていた結婚相手に裏切られ、孤独の中で命を落とした。 ――はずだった。 目を覚ますと、そこは同じ世界、同じ屋敷、同じ朝。 時間だけが巻き戻り、前世の記憶を持つのは自分だけ。 愛を知らないまま死んだ。今度こそ、本物の愛を知り、自ら選び取る人生を生きる。 これは、愛を知らず道具として生きてきたΩが、初めて出会った温もりに触れ、自らの意思で愛を選び直す物語。 「愛を知らず道具として生きてきたΩが転生を機に、 年上αの騎士と本物の愛を掴みます。 全6話+番外編完結済み!サクサク読めます。

忘れられない君の香

秋月真鳥
BL
 バルテル侯爵家の後継者アレクシスは、オメガなのに成人男性の平均身長より頭一つ大きくて筋骨隆々としてごつくて厳つくてでかい。  両親は政略結婚で、アレクシスは愛というものを信じていない。  母が亡くなり、父が借金を作って出奔した後、アレクシスは借金を返すために大金持ちのハインケス子爵家の三男、ヴォルフラムと契約結婚をする。  アレクシスには十一年前に一度だけ出会った初恋の少女がいたのだが、ヴォルフラムは初恋の少女と同じ香りを漂わせていて、契約、政略結婚なのにアレクシスに誠実に優しくしてくる。  最初は頑なだったアレクシスもヴォルフラムの優しさに心溶かされて……。  政略結婚から始まるオメガバース。  受けがでかくてごついです! ※ムーンライトノベルズ様、エブリスタ様にも掲載しています。

処理中です...