山神様に捧げられました

ジャム

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本編

冬の生活

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次の日

「はぁ~~~・・・やっぱり白いな~」

僕は外に出て息を吐いていた
白いとわかっているのになぜかやってしまう

山神「今日は魚を取りに行こうか!」

「はい!」

そして僕たちは川に向かった

「わあ~すごい!」

川は凍っていた
その下を魚が泳いでいた

「お魚・・・取れますか?」

山神「取れるぞ!」

そういうと山神様は氷を砕き川に入って行った

「か、風邪ひきますよ!?」

山神「大丈夫だよ!」

そしていつものように魚をこちらに飛ばしてきた

山神「このくらいあればいいだろう!帰ろう!」

「はい!」

僕たちは家に帰りお魚を焼いた

「ん!おいしい!」

山神「冬の魚は秋ほどではないがうまいな!」

食事を終え、山神様は読書、僕は山神様の膝の上に座り窓の外を見ていた
のんびりした生活・・・
山神様のお嫁さんになるまでは考えられなかったな・・・
僕は山神様に寄り掛かった
山神様は何も言わず僕を強く抱きしめ読書をしている

「なにを読んでいるんですか?」

山神「ん?人間のことが書いてある本だよ?俺も勉強しないとって思ってね!」

内容を見て見ると人間との生活とか必要な物とかそういうことが書いてあった

山神「これ、イヌスケがくれたんだが・・・もっと早く知りたかったな・・・」

「何も知らなかったですもんね!仕方ないですよ!」

山神「生意気なことを言う口はこれか~?」

と、キスをしてきた

「ん・・・」

舌が入ってきて動き回る

山神「さて・・・ベッドで続きをしようか?」

そういい僕を抱えベッドに向かう

山神「冬はそんなにやることがないんだよ。だから、こうやって身体を重ねることが増えるだろうから覚悟しておいてね?」

「は、はい・・・」

そういうと僕の首を舐めてきた

「あ・・・」

山神「いい声を出すね・・・可愛い・・・」

更に舐めてくる山神様・・・

山神「どこが一番気持ちいいのか・・・確かめないとね?勉強だね!」

「い、や・・・まって・・・」

山神「待たない。これは俺の勉強だから」

服を脱がし、身体の隅々まで舐めてくる
どこを舐められても気持ちよくて声が出てしまう

「あ・・・ん・・・」

山神「どこ舐められても気持ちいいんだな。じゃあ、ここを舐めたらどうなるのかな?」

「え・・・待って・・・」

僕の静止を聞かず僕のを舐めてきた

「んっ!!」

ねっとりとした感覚がすごく気持ちいい

「な、なんか・・・漏れる・・・ダメ・・・」

山神「いいぞ・・・このまま出して」

「い、嫌だ・・・離して・・・」

そういい離れようとしたが山神様は僕の腰を掴み離そうとしない
そして・・・

「んっ!!」

僕は山神様の口の中に・・・漏らしてしまった・・・

「んっ・・・あ・・・」

おしっことは違う・・・
なんかわからない感覚だった
腰に力が入らない・・・

「ご、ごめんなさい・・・」

山神「いいんだよ。初めての液体いただきだ!」

すごく嬉しそうな山神様
僕はすごく恥ずかしくて・・・申し訳なく思った

「・・・」

山神「・・・これは大人への一歩だ!だから気にするな!」

「でも・・・」

山神「お前が出した液体が「愛の液体」なんだよ。俺がお前にかけてる液体と一緒だよ」

「そ、そうなんですか?」

そうだったんだ・・・
これが・・・

山神「どうだった?気持ちよかっただろう?」

「は、はい・・・とても・・・」

山神「それはよかった!」

そういい山神様は服を脱いだ

山神「俺のも・・・頼めるか?」

「は、はい」

僕は山神様のを舐めた

山神「う・・・気持ちいい・・・」

その言葉を聞いて嬉しくなった
僕は一生懸命舐めた

山神「やばい・・・イキそう・・・イク!!」

「っ・・・」

山神様の液体が顔にかかる

山神「う・・・まだ・・・」

次々出てくる液体
凄く暖かい・・・

山神「はぁはぁはぁ・・・たくさん出た」

「目が・・・開けられない・・・」

山神「ハハハ。風呂行くぞ!」

僕は山神様に抱えられてお風呂に向かった
顔や身体を綺麗にして湯舟に浸かっていた

山神「これでハルトも大人へ一歩前進だな!」

「そうですね!」

僕達は色々話しながら窓の外をみた

「・・・冬って寒いですけど、綺麗ですよね」

山神「そうだな~・・・雪景色は心が落ち着くからな・・・」

その時

「うわっ!」

山神「うおっ!?」

窓から山神様似の雪だるまが顔を覗かせた
山神様は窓を開け

山神「イヌスケ・・・何してるんだ」

雪だるま「いや~暇だったもので!」

山神「だからって・・・雪だるまで来なくても・・・」

雪だるま「そっちに雪がたくさんあるからね!わざわざ行くよりこの方が力をそこまで使わないんだよね!」

山神「でも、今、風呂に入ってるんだが・・・」

雪だるま「見てわかるよ!」

山神「なら気を利かせろよ!」

雪だるま「はいはい。じゃあ、外で待ってるよ!」

そういうと雪だるまは行ってしまった

山神「待ってる?なにか用でもあるのか?」

「大事な用事なんでしょうか?」

山神「さぁ・・・とにかく行ってくる。お前はゆっくり入ってていいからな?」

山神様は着替えて行ってしまった
僕は窓の外を眺めていた・・・


~山神視点~
「何か用か?」

雪だるま「ちょっとね・・・言わなくちゃいけないことがあって・・・」

「???なにかあったのか?」

イヌスケは少し深刻そうな感じだった

雪だるま「確かハルトくんってそこの村の出身だったよね?」

「ああ、そうだが・・・」

雪だるま「そこの村長が・・・その・・・」

「???」

雪だるま「もう・・・もたないらしい」

「そうなのか?」

雪だるま「ああ。このことは伝えないといけないかなと思ってね」

「・・・」

ハルトに・・・伝えるべきか・・・?
でも・・・

雪だるま「ハルトくんに伝えた方がいいと思うんだよね」

「・・・」

雪だるま「一応、出身の村だし・・・少なからず世話にはなっていたわけだし・・・」

「・・・そうだな・・・」

雪だるま「まぁ・・・生贄にされていい思いはしてないと思うけど・・・」

「ああ・・・」

雪だるま「・・・私から伝えようか?」

「いや、俺から伝える」

雪だるま「わかった。じゃあ、そういうことだから」

「ああ。わざわざすまないな」

雪だるま「これも私の役目の一つだよ」

そして雪だるまは崩れてそこには雪の山ができた

「・・・どう伝えるべきか・・・」

俺はなんて言って伝えればいいか悩みながら家に入った・・・
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