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本編
外の世界
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僕たちはゲートをくぐり外にでた
そこは砂浜だった
「え・・・」
僕は後ろを向いた
そこには一面の海が広がっていた
熊井「まさか、海岸からスタートとは・・・」
獅子丸「無人島のゲームは海岸からって言うのが定番だからな」
熊井「そこまでゲーム風にしてるのかよ・・・」
豹方「キャァ!」
豹方さんが悲鳴をあげた
僕たちはそっちを見た
豹方「なにこの鳥!!」
そこにはチョコチョコ歩いている鳥がいた
「あ、この鳥は『ドードー』ですね。草食動物で大人しいので襲ってきませんよ」
みんな安心した
豹方「もう!びっくりさせないでよ!!」
熊井「・・・こいつ食えるのか?」
「え、あ、はい。食用にも飼育にもいいと思います。」
熊井「じゃあ、ひとまずこいつを狩るか!」
犬井「武器はあるんですか?」
熊井「ひとまず、ナイフくらいなら作れそうだ」
そういうと石を削ってナイフを作った
獅子丸「すごいな!」
熊井「簡単な武器なら作れるみたいだ」
そういうとみんなの分のナイフを作り渡してきた
「い、いりません・・・」
熊井「使うかどうかはお前が決めることだが、持っていた方がいいと思うぞ」
「・・・」
僕はナイフを受け取った
できれば使いたくない・・・
熊井「さて・・・早速、狩るか!」
そういうとすごいスピードでドードーを仕留めた
犬井「お見事!」
熊井「ああ!でもこいつ一匹じゃ、足りないよな?」
「あそこにもいますよ?」
僕は指をさした
みんながそちらを見る
熊井「結構いるんだな・・・よし!じゃんじゃん行くぞ!」
と次々と仕留めていった
熊井「これだけあればいいだろう・・・」
獅子丸「あとは水と安全な場所の確保だな・・・」
熊井「水なら川を見つければ大丈夫だろう・・・安全な場所は・・・探すしかないな」
そうして僕たちは川を探しつつ安全そうな場所を探して歩いた
夕方になり・・・
豹方「疲れた~」
猫里「そうね・・・」
犬井「ここらへんで一度休憩にしませんか?」
熊井「いや、暗くなる前に安全な場所を見つけないと・・・」
獅子丸「ここら辺は肉食動物がいないから安全なんじゃないか?」
「いえ・・・そうとも言えないと思います・・・」
僕は足元の足跡を見ながら言った
獅子丸「これは?」
「これは・・・『ディロフォサウルス』ですね・・・肉食動物です。毒液を吐き視界を奪ってから襲ってくる恐竜です・・・」
熊井「狂暴なのか?」
「ラプトル程ではないですが、襲っては来ます」
獅子丸「だとしたら、ここで夜を迎えるのは危険だな・・・」
豹方「安全な場所なんてこの島にあるの?」
熊井「どうだろうな・・・でも、少しでも安全な場所を見つけて建物で守りを固めれば生活くらいはできるだろう・・・」
犬井「そうですね・・・木の上に家を作るのが一番安全かもしれないですね」
獅子丸「そんなことができるのか?」
犬井「はい、できます。ただ、大木じゃないと難しいですが・・・」
熊井「じゃあ、それを探しつつ小さな拠点を作って行けばいいんじゃないか?」
獅子丸「そうだな・・・将来的にはそうしたいな。でも、今は今夜のことだな」
熊井「交代で夜は見張りをすればいいんじゃないか?」
獅子丸「そうだな・・・それがいいだろう・・・火を絶やさずにいればもしかしたら・・・」
犬井「じゃあ、ここでキャンプでもしますか。」
そういうと犬井さんはヤシの葉と繊維で寝袋を作った
獅子丸「早業だな・・・さすが建築士だな」
犬井「まぁwでも、素材がもっとあればいいのが作れたんですが・・・」
熊井「今はそんな贅沢は言ってられないだろう・・・」
豹方「そうね・・・ないよりはマシよね・・・」
犬井「あとは火・・・ですよね・・・火起こしの道具の作り方は知らないんです・・・」
獅子丸「それは俺が知ってるから。材料さえあれば作れる」
犬井「では、僕は即席のたいまつとキャンプファイアーと簡易テントを作りますね」
獅子丸「ああ。頼む」
そういうと獅子丸さんと犬井さんは材料を探しに行った
熊井「あまり遠くに行くなよ」
獅子丸「ああ、わかってる」
「・・・お肉余分にありますか?」
熊井「ああ。火がねぇと食えねぇぞ?」
「いえ、食べるために使うんじゃないんです」
そういいお肉を受け取った
(ちょっと気持ち悪い・・・)
そして僕はちょっと奥まった場所に向かおうとした
熊井「お、おい!そっちはまだ行ってないから危険だぞ!」
「そう・・・ですね・・・でも用事があるので・・・」
そういうと僕は森に入っていった
少し歩いていたら獅子丸さんに会った
獅子丸「!?びっくりした・・・どうしたんだい?一人だと危ないよ?」
「ちょっと・・・用事がありまして・・・」
獅子丸「ん?用事?」
「はい・・・試したいことがあるんです」
獅子丸「じゃあ、俺も一緒に行こう。一人より安全だろう」
「いえ、一人で大丈夫です。獅子丸さんは火起こしの材料を探してみなさんのところに行ってあげてください」
獅子丸「でも・・・」
「そうだ。恐竜の動きを止める道具って作れますか?」
獅子丸「ん?う~ん、ボーラなら作れるけど・・・何に使うんだい?」
「恐竜に遭遇したときに足止めに使いたいんです」
獅子丸「なるほど!じゃあ、多めに作るね!」
獅子丸さんはボーラを多めに作ってくれた
そして使い方も教えてくれた
獅子丸「うまく使えば当てられるはずだよ」
「わかりました。ありがとうございます」
そういうと僕は一人で森を進んでいった
しばらく歩いていると、川を見つけた
「ここに川があるんだ・・・みんなにメールしておこう」
僕はみんなに位置情報と川があったことをメールした
しばらくすると熊井さんからメールが来た
熊井『そっちに向かう。そこを動くな』
ここにみんなが来るのか
待っていた方がいいかな?
でも、目的を果たしてない・・・
僕はその場を離れて目的の生き物を探した
「いた・・・」
僕は目的の生き物を見つけた
そして僕はボーラを投げた
「・・・よし・・・あとは・・・」
と僕はある動物を手なずけた
そのタイミングで端末に連絡が入った
熊井さんからだ
『はい。もしもし』
熊井『お前どこにいるんだ?』
『目的を果たしたのでそちらに向かいます』
熊井『わかった。早く来いよ?』
そういうと通話を切った
「さて、帰ろうかな・・・」
僕は端末でみんなの位置を確認して向かった
しばらくしてみんなのところに着いた
熊井「一ノ瀬!!心配したんだぞ!!」
「すみません。ちょっと探していた生き物がいたので」
熊井「探していた?生き物を?」
「はい」
ピーー
僕は口笛を吹いたそしたら空から小型の恐竜が降りてきて僕の肩にとまった
「「「!?」」」
みんな驚いている
「大丈夫ですよ。この子は肉食ですが害はないんです。それにもうテイムしたので」
獅子丸「テイム?」
「はい。捕獲のことです。もうこの子は仲間です」
熊井「その恐竜の名前は?」
「ディモルフォドンです。小型飛行恐竜です。肉食ですが、こちらから危害を加えなければ攻撃はしてきません」
獅子丸「なるほど。それは心強いな」
「この子がいれば少しはキャンプが安全になると思ったので。生息地も近そうだったので」
熊井「でも、せめて一言言ってくれよ・・・心配するだろう・・・」
「す、すみません・・・」
獅子丸「まぁいいじゃないか!これも俺たちのことを考えての行動なんだから!」
熊井「そうだけどよ・・・今度からはちゃんと言えよ?」
「はい・・・」
犬井「そろそろ暗くなりますね・・・焚火をしてお肉を焼きましょう。たいまつも作ったので地面に刺して火を付けましょう」
そういうとみんなで準備をして周りは夜になった
でも、焚火とたいまつのおかげで僕たちの周りは明るい
犬井「ご飯を食べたらテントで休みましょう」
熊井「ああ。俺が見張る。3時間くらいしたら、獅子丸。交代してくれ」
獅子丸「ああ」
豹方「私たちはいつ見張りをするの?」
熊井「いや、見張りは俺と獅子丸だけでいい。お前らは寝ていろ」
豹方「女だからって甘く見てない?私、こう見えても鋭い爪があるんだよ?」
そういうと爪を出して見せてきた
熊井「女だからってことはないぞ?その爪は明日のためにとっておけ」
豹方「・・・わかった・・・でも、なにかあったら協力するからね?」
熊井「ああ。期待してる。じゃあ、みんなおやすみ」
そういうと各自テントに入って行った
テントは三つ、豹方さんと猫里さん、僕と犬井さん、熊井さんと獅子丸さんのペアで寝ることになった
犬井「一ノ瀬くん・・・もう寝たかい?」
「いえ・・・」
犬井「いきなりこんなことになるなんて思わなかったね」
「そうですね・・・」
犬井「なんでこんなことに・・・」
「・・・」
犬井「ほかの人たちは大丈夫だろうか・・・」
「もし、死んだら端末に通知がくるって映像の人が言ってました」
犬井「そうだけど・・・心配だよ・・・」
「そうですね・・・」
犬井「・・・」
「・・・」
しばらくすると犬井さんから寝息が聞こえてきた
僕は眠れなくてテントを出た
ディモルフォドン「キュルルル」
「よしよし」
手なずけるとペットみたいに甘えてくるんだな・・・
ちょっとかわいい
肉食なだけあって牙が怖いけど
「・・・星がきれいだな・・・」
空気が澄んでいるのだろうか
とても星が輝いているように見える
焚火のところには熊井さんが腰を下ろしている
僕はディモルフォドンを空に飛ばして、熊井さんに近づいた
熊井「!?なんだ・・・お前か・・・脅かすなよ・・・」
「すみません・・・」
熊井「寝れねぇのか?」
「はい・・・」
熊井「こんな状態じゃ寝れねぇよなw」
「犬井さんは寝ましたけどね」
熊井「犬井は色々作ってくれて疲れていたんだろう」
「そうですね・・・みんなすごいですよね」
熊井「ん?」
「獅子丸さんは鉱石の知識があるので火起こしの道具が作れますし、犬井さんは建築の知識でこうやって休める場所を作ってくれて、熊井さんは食料調達とかしてくれますし・・・僕は、なにもできない・・・」
熊井「そんなことねぇだろう?」
「そう・・・ですか?」
熊井「ああ。ほら、見てみろ」
僕は熊井さんが指さす方をみた
そこには僕がテイムしたディモルフォドンが飛んでいた
熊井「あいつを手なずけたのはお前の力だ。俺にはできない。お前だけにできることだ。だから自信をもて!」
僕は嬉しくて泣いた
僕にもできることがあるんだとわかった・・・
熊井「泣くなよw大丈夫だ!俺がお前を守るよ!約束だ!」
そういうと僕の頭を撫でてきた
その手は暖かく安心した
熊井「落ち着いたらテントに行って寝ろよ?」
「はい・・・」
僕はテントに向かった
そしてテントに入るときに
ピッ!
短く指笛を鳴らした
空からディモルフォドンが降りてきた
「見張りをお願いね?」
ディモルフォドン「ガウ!」
そういうと空へと飛んで行った
言葉が通じてるわけではなく、心で繋がっている感じがする・・・
たぶんこれも僕の能力なんだろうな・・・
そして僕はテントに入り寝袋で寝た・・・
そこは砂浜だった
「え・・・」
僕は後ろを向いた
そこには一面の海が広がっていた
熊井「まさか、海岸からスタートとは・・・」
獅子丸「無人島のゲームは海岸からって言うのが定番だからな」
熊井「そこまでゲーム風にしてるのかよ・・・」
豹方「キャァ!」
豹方さんが悲鳴をあげた
僕たちはそっちを見た
豹方「なにこの鳥!!」
そこにはチョコチョコ歩いている鳥がいた
「あ、この鳥は『ドードー』ですね。草食動物で大人しいので襲ってきませんよ」
みんな安心した
豹方「もう!びっくりさせないでよ!!」
熊井「・・・こいつ食えるのか?」
「え、あ、はい。食用にも飼育にもいいと思います。」
熊井「じゃあ、ひとまずこいつを狩るか!」
犬井「武器はあるんですか?」
熊井「ひとまず、ナイフくらいなら作れそうだ」
そういうと石を削ってナイフを作った
獅子丸「すごいな!」
熊井「簡単な武器なら作れるみたいだ」
そういうとみんなの分のナイフを作り渡してきた
「い、いりません・・・」
熊井「使うかどうかはお前が決めることだが、持っていた方がいいと思うぞ」
「・・・」
僕はナイフを受け取った
できれば使いたくない・・・
熊井「さて・・・早速、狩るか!」
そういうとすごいスピードでドードーを仕留めた
犬井「お見事!」
熊井「ああ!でもこいつ一匹じゃ、足りないよな?」
「あそこにもいますよ?」
僕は指をさした
みんながそちらを見る
熊井「結構いるんだな・・・よし!じゃんじゃん行くぞ!」
と次々と仕留めていった
熊井「これだけあればいいだろう・・・」
獅子丸「あとは水と安全な場所の確保だな・・・」
熊井「水なら川を見つければ大丈夫だろう・・・安全な場所は・・・探すしかないな」
そうして僕たちは川を探しつつ安全そうな場所を探して歩いた
夕方になり・・・
豹方「疲れた~」
猫里「そうね・・・」
犬井「ここらへんで一度休憩にしませんか?」
熊井「いや、暗くなる前に安全な場所を見つけないと・・・」
獅子丸「ここら辺は肉食動物がいないから安全なんじゃないか?」
「いえ・・・そうとも言えないと思います・・・」
僕は足元の足跡を見ながら言った
獅子丸「これは?」
「これは・・・『ディロフォサウルス』ですね・・・肉食動物です。毒液を吐き視界を奪ってから襲ってくる恐竜です・・・」
熊井「狂暴なのか?」
「ラプトル程ではないですが、襲っては来ます」
獅子丸「だとしたら、ここで夜を迎えるのは危険だな・・・」
豹方「安全な場所なんてこの島にあるの?」
熊井「どうだろうな・・・でも、少しでも安全な場所を見つけて建物で守りを固めれば生活くらいはできるだろう・・・」
犬井「そうですね・・・木の上に家を作るのが一番安全かもしれないですね」
獅子丸「そんなことができるのか?」
犬井「はい、できます。ただ、大木じゃないと難しいですが・・・」
熊井「じゃあ、それを探しつつ小さな拠点を作って行けばいいんじゃないか?」
獅子丸「そうだな・・・将来的にはそうしたいな。でも、今は今夜のことだな」
熊井「交代で夜は見張りをすればいいんじゃないか?」
獅子丸「そうだな・・・それがいいだろう・・・火を絶やさずにいればもしかしたら・・・」
犬井「じゃあ、ここでキャンプでもしますか。」
そういうと犬井さんはヤシの葉と繊維で寝袋を作った
獅子丸「早業だな・・・さすが建築士だな」
犬井「まぁwでも、素材がもっとあればいいのが作れたんですが・・・」
熊井「今はそんな贅沢は言ってられないだろう・・・」
豹方「そうね・・・ないよりはマシよね・・・」
犬井「あとは火・・・ですよね・・・火起こしの道具の作り方は知らないんです・・・」
獅子丸「それは俺が知ってるから。材料さえあれば作れる」
犬井「では、僕は即席のたいまつとキャンプファイアーと簡易テントを作りますね」
獅子丸「ああ。頼む」
そういうと獅子丸さんと犬井さんは材料を探しに行った
熊井「あまり遠くに行くなよ」
獅子丸「ああ、わかってる」
「・・・お肉余分にありますか?」
熊井「ああ。火がねぇと食えねぇぞ?」
「いえ、食べるために使うんじゃないんです」
そういいお肉を受け取った
(ちょっと気持ち悪い・・・)
そして僕はちょっと奥まった場所に向かおうとした
熊井「お、おい!そっちはまだ行ってないから危険だぞ!」
「そう・・・ですね・・・でも用事があるので・・・」
そういうと僕は森に入っていった
少し歩いていたら獅子丸さんに会った
獅子丸「!?びっくりした・・・どうしたんだい?一人だと危ないよ?」
「ちょっと・・・用事がありまして・・・」
獅子丸「ん?用事?」
「はい・・・試したいことがあるんです」
獅子丸「じゃあ、俺も一緒に行こう。一人より安全だろう」
「いえ、一人で大丈夫です。獅子丸さんは火起こしの材料を探してみなさんのところに行ってあげてください」
獅子丸「でも・・・」
「そうだ。恐竜の動きを止める道具って作れますか?」
獅子丸「ん?う~ん、ボーラなら作れるけど・・・何に使うんだい?」
「恐竜に遭遇したときに足止めに使いたいんです」
獅子丸「なるほど!じゃあ、多めに作るね!」
獅子丸さんはボーラを多めに作ってくれた
そして使い方も教えてくれた
獅子丸「うまく使えば当てられるはずだよ」
「わかりました。ありがとうございます」
そういうと僕は一人で森を進んでいった
しばらく歩いていると、川を見つけた
「ここに川があるんだ・・・みんなにメールしておこう」
僕はみんなに位置情報と川があったことをメールした
しばらくすると熊井さんからメールが来た
熊井『そっちに向かう。そこを動くな』
ここにみんなが来るのか
待っていた方がいいかな?
でも、目的を果たしてない・・・
僕はその場を離れて目的の生き物を探した
「いた・・・」
僕は目的の生き物を見つけた
そして僕はボーラを投げた
「・・・よし・・・あとは・・・」
と僕はある動物を手なずけた
そのタイミングで端末に連絡が入った
熊井さんからだ
『はい。もしもし』
熊井『お前どこにいるんだ?』
『目的を果たしたのでそちらに向かいます』
熊井『わかった。早く来いよ?』
そういうと通話を切った
「さて、帰ろうかな・・・」
僕は端末でみんなの位置を確認して向かった
しばらくしてみんなのところに着いた
熊井「一ノ瀬!!心配したんだぞ!!」
「すみません。ちょっと探していた生き物がいたので」
熊井「探していた?生き物を?」
「はい」
ピーー
僕は口笛を吹いたそしたら空から小型の恐竜が降りてきて僕の肩にとまった
「「「!?」」」
みんな驚いている
「大丈夫ですよ。この子は肉食ですが害はないんです。それにもうテイムしたので」
獅子丸「テイム?」
「はい。捕獲のことです。もうこの子は仲間です」
熊井「その恐竜の名前は?」
「ディモルフォドンです。小型飛行恐竜です。肉食ですが、こちらから危害を加えなければ攻撃はしてきません」
獅子丸「なるほど。それは心強いな」
「この子がいれば少しはキャンプが安全になると思ったので。生息地も近そうだったので」
熊井「でも、せめて一言言ってくれよ・・・心配するだろう・・・」
「す、すみません・・・」
獅子丸「まぁいいじゃないか!これも俺たちのことを考えての行動なんだから!」
熊井「そうだけどよ・・・今度からはちゃんと言えよ?」
「はい・・・」
犬井「そろそろ暗くなりますね・・・焚火をしてお肉を焼きましょう。たいまつも作ったので地面に刺して火を付けましょう」
そういうとみんなで準備をして周りは夜になった
でも、焚火とたいまつのおかげで僕たちの周りは明るい
犬井「ご飯を食べたらテントで休みましょう」
熊井「ああ。俺が見張る。3時間くらいしたら、獅子丸。交代してくれ」
獅子丸「ああ」
豹方「私たちはいつ見張りをするの?」
熊井「いや、見張りは俺と獅子丸だけでいい。お前らは寝ていろ」
豹方「女だからって甘く見てない?私、こう見えても鋭い爪があるんだよ?」
そういうと爪を出して見せてきた
熊井「女だからってことはないぞ?その爪は明日のためにとっておけ」
豹方「・・・わかった・・・でも、なにかあったら協力するからね?」
熊井「ああ。期待してる。じゃあ、みんなおやすみ」
そういうと各自テントに入って行った
テントは三つ、豹方さんと猫里さん、僕と犬井さん、熊井さんと獅子丸さんのペアで寝ることになった
犬井「一ノ瀬くん・・・もう寝たかい?」
「いえ・・・」
犬井「いきなりこんなことになるなんて思わなかったね」
「そうですね・・・」
犬井「なんでこんなことに・・・」
「・・・」
犬井「ほかの人たちは大丈夫だろうか・・・」
「もし、死んだら端末に通知がくるって映像の人が言ってました」
犬井「そうだけど・・・心配だよ・・・」
「そうですね・・・」
犬井「・・・」
「・・・」
しばらくすると犬井さんから寝息が聞こえてきた
僕は眠れなくてテントを出た
ディモルフォドン「キュルルル」
「よしよし」
手なずけるとペットみたいに甘えてくるんだな・・・
ちょっとかわいい
肉食なだけあって牙が怖いけど
「・・・星がきれいだな・・・」
空気が澄んでいるのだろうか
とても星が輝いているように見える
焚火のところには熊井さんが腰を下ろしている
僕はディモルフォドンを空に飛ばして、熊井さんに近づいた
熊井「!?なんだ・・・お前か・・・脅かすなよ・・・」
「すみません・・・」
熊井「寝れねぇのか?」
「はい・・・」
熊井「こんな状態じゃ寝れねぇよなw」
「犬井さんは寝ましたけどね」
熊井「犬井は色々作ってくれて疲れていたんだろう」
「そうですね・・・みんなすごいですよね」
熊井「ん?」
「獅子丸さんは鉱石の知識があるので火起こしの道具が作れますし、犬井さんは建築の知識でこうやって休める場所を作ってくれて、熊井さんは食料調達とかしてくれますし・・・僕は、なにもできない・・・」
熊井「そんなことねぇだろう?」
「そう・・・ですか?」
熊井「ああ。ほら、見てみろ」
僕は熊井さんが指さす方をみた
そこには僕がテイムしたディモルフォドンが飛んでいた
熊井「あいつを手なずけたのはお前の力だ。俺にはできない。お前だけにできることだ。だから自信をもて!」
僕は嬉しくて泣いた
僕にもできることがあるんだとわかった・・・
熊井「泣くなよw大丈夫だ!俺がお前を守るよ!約束だ!」
そういうと僕の頭を撫でてきた
その手は暖かく安心した
熊井「落ち着いたらテントに行って寝ろよ?」
「はい・・・」
僕はテントに向かった
そしてテントに入るときに
ピッ!
短く指笛を鳴らした
空からディモルフォドンが降りてきた
「見張りをお願いね?」
ディモルフォドン「ガウ!」
そういうと空へと飛んで行った
言葉が通じてるわけではなく、心で繋がっている感じがする・・・
たぶんこれも僕の能力なんだろうな・・・
そして僕はテントに入り寝袋で寝た・・・
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