サバイバルの恋

ジャム

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本編

目を覚ました場所

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「っ!」

僕は真っ白な部屋で目を覚ました

「ここは・・・」

見たことのない部屋だ

「僕・・・死んだよね・・・ここは天国・・・?」

???「目を覚ましましたね!」

「!?」

声のする方を見ると見覚えのある獣人が立っていた

「あなたは・・・?」

???「え~と・・・神です!」

「!?」

神「ああああ!恥ずかしい!!」

「え?は?え?」

神は恥ずかしそうに顔を両手で隠している

神「ゲームで言うのはそうでもないけど、現実で言うのは恥ずかしい!!」

「あの・・・これは・・・」

神「ゴホンっ!もう少ししたら記憶が戻りますのでお待ちください」

「え?いっ!!」

頭痛がしてすべてを思い出した

神「思い出しましたか?」

「はい・・・」

僕はこの『サバイバル』に参加したプレイヤーだ

「そうか・・・そうだったんだ」

恋愛サバイバルシミュレーションゲーム・・・
吊り橋効果を利用した大手企業の開発したサバイバルゲームだ
僕はその参加者の一人・・・

神「体調は大丈夫ですか?」

「はい。何ともないです」

神「そうですか!ではこちらへ!」

そういわれ僕は部屋をでた

???「よう!」

「!?」

そこには相曽さんがいた

「相曽さん!?」

相曽「相変わらず可愛いな~」

そういうと頬を触ろうとしてくる

???「やめろ」

そういい相曽さんの手を掴む人がいた

「熊井さん!」

そこには軍服を着た熊井さんがいた

相曽「冗談ですよw私はスタッフですからw」

「スタッフ・・・?」

相曽「はいw私はサバイバルを効率化するために入っていたんですwでも・・・観測者にやられるとは・・・」

熊井「たく・・・」

「本当に・・・熊井さんですか?」

熊井「そうだよw俺以外誰だって言うんだ?w」

「うぅ・・・」

僕は涙を流した

熊井「おいおいw泣くなよw折角再会したのにw」

そういうと抱きしめてきた

豹方「一ノ瀬!」

声のするほうを見るとサバイバルを一緒に生き延びたみんながいた

「みんな!」

犬井「よく頑張ったねw」

獅子丸「大変だっただろう?」

猫里「一人にしてごめんね・・・」

「みんな・・・うぅ・・・」

僕は泣いた
嬉しくて泣いた

神「さて・・・いかがでしたか?このゲームは?」

熊井「そうだな・・・記憶がない状態でスタートだからゲームだとは思わなかったな」

獅子丸「なかなか楽しかったかな。ちょっと辛いこともあったが・・・」

猫里「私は・・・怖かったかな」

豹方「折角記憶がないなら暴れてもよかったかなって思うな~」

犬井「僕はちょっと疲れました。もういいかな」

「・・・」

神「一ノ瀬さんはどうでしたか?」

「僕は・・・とてもつらかったです・・・」

「「「・・・」」」

「大切な人達を失って・・・でも」

そういい僕は熊井さんの手を握った

「最愛の人ができたので結果的にはよかったです!」

熊井「遥斗・・・」

神「それはよかったです!このゲームでカップルが90%成立しましたし、よかったです!」

「そんなに?」

神「はい」

そういうとプレイヤー一覧を見せてきた
僕と熊井さんの名前はもちろん・・・

「え!?獅子丸さんと猫里さん!?」

猫里「えへへw」

獅子丸「フフフw」

「それに・・・犬井さんと豹方さん・・・」

犬井「いや~w」

豹方「気づかなかった?w」

「全然・・・」

熊井「俺も知らなかった・・・」

そして

虎「主任、次のプレイが始まります」

「あ!あなたは!」

虎「えっと・・・あ!調教師の一ノ瀬さんですね!」

そこには一番最初に端末を外して死んだ虎獣人がいた

神「彼もスタッフの一人なんですよw端末を外したらどうなるかを最初に知ってもらうためにねw」

虎「何度やってもやっぱり慣れないですがw」

そう言うと二人は広い部屋に向かった

熊井「行こうぜ!」

といい僕の手を引いた
そして

神『やぁやぁ!みなさん!おはようございます!お元気そうでなによりで!』

あの時と同じだ・・・

神『君たちは選ばれた!このゲームに!』

周りのモニターには戸惑っている人達が映っていた

熊井「俺たちもあんな感じだったんだな・・・」

「そうですね・・・」

そして違う部屋に行ってみると
人が一人入ることができるポットがあった

相曽「これにみんな入ってゲームに参加してるんですよw」

「はい。覚えてます」

僕もこのポットに入ってゲームに参加した

相曽「はぁ・・・腕・・・痛かったな・・・」

熊井「それはお前がいけないんだろう・・・」

相曽「私の役目はプレイヤーに圧力をかけることです」

「・・・殺したり・・・したんですか・・・?」

相曽「まぁ・・・」

「・・・」

相曽「今までのプレイデータを見るとほとんどの人が協力して生き残ります。なので新しい試みで私が殺人鬼として参加したらどうなるのかって実験をしてたんです」

「・・・」

相曽「その結果・・・私は観測者にやられましたがw」

「観測者?」

相曽「あのサバイバル島では観測者が必ずいます。それが伝説の生き物、ワイバーンなんです」

「じゃあ、ヴァンが?」

相曽「はい。彼は『ワイバーンオブサーバー』観測をしゲームを終わらせる権限があります」

「でも、ヴァンは卵から孵ったんですよ?」

相曽「プログラム的にはそれは計算通りでした。ただ観測者の一匹がプレイヤーに干渉することは予想外でした・・・」

助けたワイバーンのこと?

相曽「そして一ノ瀬さんに子供を託した・・・それも予想外のことでした。なので私があなたたちに干渉することにしたんですが・・・」

獅子丸「ヴァンにやられたと・・・」

相曽「はい。観測者はプロブラムでプレイヤーに不必要な干渉はしないようになっているのですが・・・なぜか一ノ瀬さんに干渉した・・・私たちは『調教師』の影響と考えました」

「・・・」

相曽「今まで色々な技能がプレイヤーに現れました。でも、『調教師』は何十回もやってきた中で初めて見ました」

「そうなんですか・・・」

相曽「まだ未知な部分はありますが・・・タイムリミットだけはなんとかなりました・・・」

「タイムリミット?」

相曽「ゲームの世界では約二年くらいだったと思いますが、現実では一日しかたってないんですよ」

「そうなんですか?」

相曽「はい。それ以上は身体に負荷がかかって・・・」

獅子丸「なるほど・・・だから、端末が強制終了させたのか・・・」

相曽「はい。私たちの判断ですが・・・」

「・・・」

相曽「まさか、強制終了させる時がくるとは思いませんでしたw」

そうか・・・
スタッフは記憶を持ちながらゲームにプレイヤーとして参加してバランスを保ってたんだ・・・

「相曽さんもつらかったですよね・・・」

相曽「そうですね・・・正直殺すのは嫌でしたね。でも、それがお仕事なのでw」

そういうと僕の前に屈んだ

相曽「叩いたりしてすみませんでした・・・」

「いえ。お仕事なんですから・・・」

相曽「そう言ってもらえると助かります」

そして僕達はその場を後にした・・・
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