11 / 12
11話 不帰之客
しおりを挟む
「死ねええ!!!」
フュルフュールが俺を殺そうと手を振り下ろしてくる。あまりの速度に風を切る音がする。
その時だった、
「ま、まってください!!」
大きな声が向こうの方から聞こえてきた。
それに反応し、俺に触れる間近でフュルフュールの手が急ブレーキをかけたように止まる。顔には風圧が感じられた。
「なんだ小娘、特に用が無いのなら先に貴様を殺すぞ」
フュルフュールは声の主と会話をしている。
というか、この声を俺はすでに知っている。
「ウ、ウルカ……なんでここに」
さっき助けたエルフの子だったのだ。
「あ、あなたたちを助けに、その、来たんです……」
声は若干震えていてところどころ噛んでいる。恐怖を必死に押さえているように感じられた。
「ウルカ……なんで来たの……」
フィオナも弱弱しくではあるがウルカに問う。
「そ、それはその、さっきフィオナさんの悲鳴が聞こえたから……さっき助けてもらったのもあるし、体が勝手に……」
「ふはは! どうやら私のおもちゃが一つ増えたようだ」
体を起こしウルカを見ると、足はガクガクしていて、手の震えを反対側の手で必死に押さえていた。ビビッているようにしか見えない。だが、目だけはフュルフュールをまっすぐ捉えていた。
その様子をみたフュルフュールは、
「ほう? 意思だけは私に立ち向かおうとしているな。だが貴様の体が私を恐れているぞ」
フュルフュールは一歩、また一歩とウルカに近づく。それに対応するようにウルカも後ずさりをするが、うまく下がることが出来ていない。
まずい。このままではウルカが遊ばれてしまう。
「そういう恐怖で縮こまってる人間をいじめるのがなぁ。一番楽しいんだああああ!!!」
奇声をあげながらクマのような体制でウルカに襲い掛かった。
「そうはさせるか!」
間一髪フュルフュールの両手をつかみ動きを止めることは出来た。
「邪魔をするなあああ!!!」
だが、目の前に大好物を目にして大はしゃぎをする子供のように興奮していてさっきよりも数段パワーが増しているため、すぐに押されてしまう。
それでもなんとか耐えようとするが、努力むなしく何の意味もなさなかった。
「……くっ。止まらねえ……」
内心もう無理だと諦めかけたその時、急に力がみなぎってきた。
「む……急に強くなった……だと?」
「何が起こってるんだ?」
そして体からは緑かかったモヤのようなもので包まれていた。
「わ、私だってエルフの端くれですから……支援魔法くらいはつ、使えます」
後ろをふり返ると、なんとウルカが魔法、しかも味方を強化する支援魔法を自分にかけていたのだ。
「私は、その、攻撃系の魔法とかは覚えてないですけど、サポートなら任せてください!」
ドン、と胸を叩いた。さっきまでの恐怖で震えていたウルカの姿はどこにもなく、勇敢な少女の姿がそこにあった。
なんて強い精神の持ち主なんだろうか。とても女の子とは思えないな。
「なんたって今は悪魔を軽くひねれるほどの……えーっと、お名前はなんですか?」
あれ、自己紹介してなかったっけ? まあいいか。
「俺はアラン。で、あっちで伸びてるのはフィオナだ」
「ありがとうございます。で、そのアランさんがいるので全然怖くないです」
なんだろうか。こう言ってくれるのはすごく嬉しいんだけど、何かがちょっとだけ、ほんのちょっとだけ違う気がする。
「えっと、それは盾として、という意味かな?」
「い、いえ!? そ、そそそそそんなことはないですよ」
確定。この子俺を盾として認識しているらしい。生死をかけた場面になると人……というかエルフの本性がむき出しになってしまうのか。少し残念。
「……おい、もう話はいいのか?」
おっと、忘れてた。
「というか律儀だな。さっきまでとは大違いだぞ」
「いや、貴様のせいで動けないからおとなしく待っていたのだが……」
そういえばずっと押さえっぱなしだった。しかもウルカの支援魔法で力が増強されてるから振りほどくことも出来なかったのだろう。
「わ、悪い」
なんだろうか。さっきまで散々いたぶられたしフィオナも傷つけたりと決して許すことの出来ない相手なはずなのに、圧倒的力の差をいきなり逆転され何も出来ずただの棒のように立つことしか出来なくなってしまった、と考えるとどうしてだろうか、許せてしまう。
なんだっけな。俺も似たような体験をしたことがあるぞ。えーっと確か……
********************
「ちょっと魔王様。この書類どうにかしてくださいよ」
私は魔王。悪魔族を統べる者。誰も私に逆らわず、というかそんなことをすれば消されることが分かっているので誰も逆らおうとはせず、全て私の自由自在……らしい魔王に最近、というか昨日なったわけだが。ちなみに前の魔王、つまりは私の父は病気で死んでしまった。全く情けない話である。
ということで圧倒的な権力を持つ地位になったということで、今日から好きなだけだらだらできるぞ! ひとまずこの秘書には適当な理由をつけて仕事を処理してもらおう。幸いこの子は秘書君が始めてっぽいのでごり押しでもなんとかなりそうだ。
「えーこほん。私は魔王。分かるかね? だからこんなめんどくさい仕事は君で何とかしたまえ。秘書君」
子供みたいなわがまま全開の理由だがなんとかなるだろう。
しかし、
「バンッ!!!」
なんと秘書がおもいっきり机を叩いたのだ。
急すぎて背筋がビクンとなってしまった。
「魔王様? 魔王という立場であれど、こなさなければいけない仕事は山ほどあるんですよ? それなのに人に任せようなんて……ふざけんじゃないわよ!!」
「はいぃぃぃ!!! やります自分でやります!」
秘書君の怒鳴り声と剣幕に圧倒されてしまった。
この瞬間から私は秘書の尻にしかれ、一切逆らうことも、反抗することも出来なくなった。
ちなみに秘書君はサキュバスでおっぱいもすっごk……
********************
ああ、このときか。あれから自由なんてものはなくひたすら仕事をしてたっけなあ。……そんなことはどうでもいいわ。
「あー、えっとだな。俺、お前を殺すことが出来そうにないんだわ。だからこのまま魔界に引き上げるのなら見逃してやってもいいが」
「え、まじすか。あざっす!」
フュルフュールは急にぺこぺこし始め、口調も変わっていた。
俺もこんな感じになったなあ。仕事を少しでもいいから休ましてくれと土下座をしたり、仕事のしすぎで精神に多大なダメージを負ったせいで人間性……いや悪魔性が大きく変わってしゃべり方もかわったなあ。いやあ懐かしい。
「じゃあさっさと帰ってね」
これでよかったんだ。うんうん。
と、これで平和的解決をした……はずなのだが、
「ちょっと待ちなさい」
魔界に帰ろうとしたフュルフュールの首筋をつかんだ馬鹿やろうがいた。
「フィ、フィオナ!? お前怪我は……」
「ああ、ウルカに治してもらったわ」
ロボットのように首を動かしてウルカを見ると、照れながらピースをしていた。
ウルカさんまじぱねーっす。
「で、この馬鹿はごまかせても私はそうはいかないわよ? 散々痛めつけてくれたわねえ?」
首を鳴らしつつ言った。
フュルフュールは無言のまま、泣きそうな顔をして俺の方を向いてきたが、首を横に振る。
「くたばれええええええ!!!!!」
「ぎょええええええ!!!!!」
目の前に地獄絵図が広がった。
フュルフュールが俺を殺そうと手を振り下ろしてくる。あまりの速度に風を切る音がする。
その時だった、
「ま、まってください!!」
大きな声が向こうの方から聞こえてきた。
それに反応し、俺に触れる間近でフュルフュールの手が急ブレーキをかけたように止まる。顔には風圧が感じられた。
「なんだ小娘、特に用が無いのなら先に貴様を殺すぞ」
フュルフュールは声の主と会話をしている。
というか、この声を俺はすでに知っている。
「ウ、ウルカ……なんでここに」
さっき助けたエルフの子だったのだ。
「あ、あなたたちを助けに、その、来たんです……」
声は若干震えていてところどころ噛んでいる。恐怖を必死に押さえているように感じられた。
「ウルカ……なんで来たの……」
フィオナも弱弱しくではあるがウルカに問う。
「そ、それはその、さっきフィオナさんの悲鳴が聞こえたから……さっき助けてもらったのもあるし、体が勝手に……」
「ふはは! どうやら私のおもちゃが一つ増えたようだ」
体を起こしウルカを見ると、足はガクガクしていて、手の震えを反対側の手で必死に押さえていた。ビビッているようにしか見えない。だが、目だけはフュルフュールをまっすぐ捉えていた。
その様子をみたフュルフュールは、
「ほう? 意思だけは私に立ち向かおうとしているな。だが貴様の体が私を恐れているぞ」
フュルフュールは一歩、また一歩とウルカに近づく。それに対応するようにウルカも後ずさりをするが、うまく下がることが出来ていない。
まずい。このままではウルカが遊ばれてしまう。
「そういう恐怖で縮こまってる人間をいじめるのがなぁ。一番楽しいんだああああ!!!」
奇声をあげながらクマのような体制でウルカに襲い掛かった。
「そうはさせるか!」
間一髪フュルフュールの両手をつかみ動きを止めることは出来た。
「邪魔をするなあああ!!!」
だが、目の前に大好物を目にして大はしゃぎをする子供のように興奮していてさっきよりも数段パワーが増しているため、すぐに押されてしまう。
それでもなんとか耐えようとするが、努力むなしく何の意味もなさなかった。
「……くっ。止まらねえ……」
内心もう無理だと諦めかけたその時、急に力がみなぎってきた。
「む……急に強くなった……だと?」
「何が起こってるんだ?」
そして体からは緑かかったモヤのようなもので包まれていた。
「わ、私だってエルフの端くれですから……支援魔法くらいはつ、使えます」
後ろをふり返ると、なんとウルカが魔法、しかも味方を強化する支援魔法を自分にかけていたのだ。
「私は、その、攻撃系の魔法とかは覚えてないですけど、サポートなら任せてください!」
ドン、と胸を叩いた。さっきまでの恐怖で震えていたウルカの姿はどこにもなく、勇敢な少女の姿がそこにあった。
なんて強い精神の持ち主なんだろうか。とても女の子とは思えないな。
「なんたって今は悪魔を軽くひねれるほどの……えーっと、お名前はなんですか?」
あれ、自己紹介してなかったっけ? まあいいか。
「俺はアラン。で、あっちで伸びてるのはフィオナだ」
「ありがとうございます。で、そのアランさんがいるので全然怖くないです」
なんだろうか。こう言ってくれるのはすごく嬉しいんだけど、何かがちょっとだけ、ほんのちょっとだけ違う気がする。
「えっと、それは盾として、という意味かな?」
「い、いえ!? そ、そそそそそんなことはないですよ」
確定。この子俺を盾として認識しているらしい。生死をかけた場面になると人……というかエルフの本性がむき出しになってしまうのか。少し残念。
「……おい、もう話はいいのか?」
おっと、忘れてた。
「というか律儀だな。さっきまでとは大違いだぞ」
「いや、貴様のせいで動けないからおとなしく待っていたのだが……」
そういえばずっと押さえっぱなしだった。しかもウルカの支援魔法で力が増強されてるから振りほどくことも出来なかったのだろう。
「わ、悪い」
なんだろうか。さっきまで散々いたぶられたしフィオナも傷つけたりと決して許すことの出来ない相手なはずなのに、圧倒的力の差をいきなり逆転され何も出来ずただの棒のように立つことしか出来なくなってしまった、と考えるとどうしてだろうか、許せてしまう。
なんだっけな。俺も似たような体験をしたことがあるぞ。えーっと確か……
********************
「ちょっと魔王様。この書類どうにかしてくださいよ」
私は魔王。悪魔族を統べる者。誰も私に逆らわず、というかそんなことをすれば消されることが分かっているので誰も逆らおうとはせず、全て私の自由自在……らしい魔王に最近、というか昨日なったわけだが。ちなみに前の魔王、つまりは私の父は病気で死んでしまった。全く情けない話である。
ということで圧倒的な権力を持つ地位になったということで、今日から好きなだけだらだらできるぞ! ひとまずこの秘書には適当な理由をつけて仕事を処理してもらおう。幸いこの子は秘書君が始めてっぽいのでごり押しでもなんとかなりそうだ。
「えーこほん。私は魔王。分かるかね? だからこんなめんどくさい仕事は君で何とかしたまえ。秘書君」
子供みたいなわがまま全開の理由だがなんとかなるだろう。
しかし、
「バンッ!!!」
なんと秘書がおもいっきり机を叩いたのだ。
急すぎて背筋がビクンとなってしまった。
「魔王様? 魔王という立場であれど、こなさなければいけない仕事は山ほどあるんですよ? それなのに人に任せようなんて……ふざけんじゃないわよ!!」
「はいぃぃぃ!!! やります自分でやります!」
秘書君の怒鳴り声と剣幕に圧倒されてしまった。
この瞬間から私は秘書の尻にしかれ、一切逆らうことも、反抗することも出来なくなった。
ちなみに秘書君はサキュバスでおっぱいもすっごk……
********************
ああ、このときか。あれから自由なんてものはなくひたすら仕事をしてたっけなあ。……そんなことはどうでもいいわ。
「あー、えっとだな。俺、お前を殺すことが出来そうにないんだわ。だからこのまま魔界に引き上げるのなら見逃してやってもいいが」
「え、まじすか。あざっす!」
フュルフュールは急にぺこぺこし始め、口調も変わっていた。
俺もこんな感じになったなあ。仕事を少しでもいいから休ましてくれと土下座をしたり、仕事のしすぎで精神に多大なダメージを負ったせいで人間性……いや悪魔性が大きく変わってしゃべり方もかわったなあ。いやあ懐かしい。
「じゃあさっさと帰ってね」
これでよかったんだ。うんうん。
と、これで平和的解決をした……はずなのだが、
「ちょっと待ちなさい」
魔界に帰ろうとしたフュルフュールの首筋をつかんだ馬鹿やろうがいた。
「フィ、フィオナ!? お前怪我は……」
「ああ、ウルカに治してもらったわ」
ロボットのように首を動かしてウルカを見ると、照れながらピースをしていた。
ウルカさんまじぱねーっす。
「で、この馬鹿はごまかせても私はそうはいかないわよ? 散々痛めつけてくれたわねえ?」
首を鳴らしつつ言った。
フュルフュールは無言のまま、泣きそうな顔をして俺の方を向いてきたが、首を横に振る。
「くたばれええええええ!!!!!」
「ぎょええええええ!!!!!」
目の前に地獄絵図が広がった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる