26 / 31
17-2
しおりを挟む
今後? ワンナイトなんだから俺たちに今後もなにもあったもんじゃないのに。
もしかして、わざわざ俺のことを故郷まで見送ってくれるつもりだったのか?!
スミスさん、いい人にもほどがあるだろ。東の村にはもちろん俺1人で帰れるし、そのつもりだ。
しかも意味を知らない単語が出できて混乱してきた。
「あー、そっか、王都では通じるんだけど、蜜月期は一般的にはなんていうんだっけ? えーと、初夜?」
「しょ、しょや???」
しょや、という言葉が俺の頭では変換されず、ますますわからない。
「いや、ちょっと違うか……。んー、なんて言えば……発情期?」
「はつじょうき……」
全くわからん……。
俺の理解していない困惑の様子に、スミスさんの顔色がどんどん悪くなっていく。
「え? ……ちょ、ちょっと待って、昨日イチゴは私のプロポーズの言葉を受けてくれたよね?」
「ぷ、ぷろぽーずぅうう???」
待って待って。
そんな記憶全くないんだけど!
「私のミルクを飲んでくれるって言ったじゃないか! 番いになってくれるから、私のミルクを飲んでくれたんじゃないの?!」
「はえぇえ! あ、あれってプロポーズの言葉だったの?!」
ミルク飲んでくれがプロポーズになるのは無理があるだろ!
「そうだよ! 牛獣人と番いになるプロポーズの言葉で……私は牛獣人ってことは王都民はみんな知ってるし、当然イチゴも知ってるかと思ったのに……まさか、知らなかった、なんてことは……ない、よね?」
ちょちょちょ。
情報が濃すぎて内容が頭に入ってこない!
スミスさんは牛獣人?!で、ミルク飲んでって言葉がプロポーズの言葉で……?
しかも番いって、もしかしてセフレじゃなくてパートナーとかそういう意味?
めっちゃ勘違いしてた。
……えぇ?
なにそれ?
ちょっと話についていけない。
そして俺は、大事なことに気づいてしまった。
「待って! スミスさんって俺のこと、もしかして好き、なの?」
「好きじゃなきゃ私のミルクを飲ませたりしないよ! イチゴは好きでもない相手と、あんなえっちなミルク飲めるの」
俺を非難するようにキッと睨みつけてくるスミスさん。その目には涙が滲んでた。
「のっ、のめるわけないしゃん! 俺、スミスさんだったから……スミスさんのこと好きだから飲んだんだよ」
「イチゴ……!」
ほっとした顔をしながら、ギュウギュウと苦しいくらいに抱きしめられた。むちむちの胸筋に溺れそうになって息が苦しかったけど我慢した。
しばらくの間抱きしめられて、スミスさんは落ち着いたのかゆっくりと腕が離される。
「それでイチゴ? その荷物はなにかな?」
鋭い眼光がギラギラと光って、細い目がさらに細められて俺を睨みつける。
背中に背負ったパンパンに膨れ上がった鞄が見つかってしまった。
草食系の牛とは思えないほど強い眼光だ。獲物を見つめる大型動物みたいでめっちゃ怖い。
思わず萎縮してしまった。
いや、なんか牛とミルクってイメージで勝手に草食系とか思っちゃってたけど、牛は牛でもスミスさんは闘牛かなんかなのか?!
「えっ……えと、これはそのー……」
ダラダラと汗が流れてくる。
「番いになって、あんなに愛し合ったのに、俺のことを捨てようとするんだ?」
捨てようとするとか人聞きが悪い!
だってワンナイトだと思ってたし、俺はスミスさんのこと好きだったけど、スミスさんの方は俺なんかその他大勢の1人だと思ったんだもん。
しかも、スミスさん自分のこと俺とか言ってる!
「イチゴ? 何とか言ったらどうだ?」
「す、スミスさん? いつも私って言ってるのになんで俺って、しかも口調がちょっと乱れて……っ」
「国を守る騎士だからね、一人称は直したよ。けど感情的になると、どうしても昔からの言葉遣いがでてくんだよな」
じりじりと距離を詰められる。
俺は後ろに後退すると、ぼふん、と自分のベッドの上に尻もちをついた。
その上からスミスさんがのしかかる。
「や、スミスさん……っ」
「あれだけした早朝に元気に出て行こうとするんだ。まだまだ体力はあり余ってるみたいだね?」
「い、いや……そんなことは……」
実は、俺の体はちょっと寝たらかなり体力は回復していた。だけど、昨日散々いじられた大事なところはどこもかしこもヒリヒリとしている。
「体でわからせないとダメみたいだな?」
ちょっとイラついた感じで、ふー、と息を吐き長い薄茶の髪をかきあげる仕草もカッコいい……じゃなくて!
「すす、スミスさん! 今日仕事は!?」
「今日は土の日で休みだよ。明日も休みだから、この2日間でたっぷりと教え込んであげる。イチゴは俺の番いだってこと」
のしっ、と体重をかけられてスミスさんの膨らんだ股間を押し付けられると、昨日快楽を教え込まれた体は、じくり、と熱くなって反応してしまった。
「ふッ、や、…………ッ」
拒否の言葉は甘くて深いキスで塞がれた。
その後は離してくれなくて部屋から一歩も出れず、スミスさんに体を好き放題貪られた。
昨夜より激しく甘やかさせてどろどろにされ、この時俺は絶対にスミスさんを怒らせたらだめだと学んだ。
「愛してるよ、俺の可愛い番い……」
甘い言葉をずっと囁かれて耳までとろけていった。
月の日の朝までずっと俺は甘い嬌声を上げ続けて、スミスさんのミルクをいっぱい注がれて飲み続けた。
もしかして、わざわざ俺のことを故郷まで見送ってくれるつもりだったのか?!
スミスさん、いい人にもほどがあるだろ。東の村にはもちろん俺1人で帰れるし、そのつもりだ。
しかも意味を知らない単語が出できて混乱してきた。
「あー、そっか、王都では通じるんだけど、蜜月期は一般的にはなんていうんだっけ? えーと、初夜?」
「しょ、しょや???」
しょや、という言葉が俺の頭では変換されず、ますますわからない。
「いや、ちょっと違うか……。んー、なんて言えば……発情期?」
「はつじょうき……」
全くわからん……。
俺の理解していない困惑の様子に、スミスさんの顔色がどんどん悪くなっていく。
「え? ……ちょ、ちょっと待って、昨日イチゴは私のプロポーズの言葉を受けてくれたよね?」
「ぷ、ぷろぽーずぅうう???」
待って待って。
そんな記憶全くないんだけど!
「私のミルクを飲んでくれるって言ったじゃないか! 番いになってくれるから、私のミルクを飲んでくれたんじゃないの?!」
「はえぇえ! あ、あれってプロポーズの言葉だったの?!」
ミルク飲んでくれがプロポーズになるのは無理があるだろ!
「そうだよ! 牛獣人と番いになるプロポーズの言葉で……私は牛獣人ってことは王都民はみんな知ってるし、当然イチゴも知ってるかと思ったのに……まさか、知らなかった、なんてことは……ない、よね?」
ちょちょちょ。
情報が濃すぎて内容が頭に入ってこない!
スミスさんは牛獣人?!で、ミルク飲んでって言葉がプロポーズの言葉で……?
しかも番いって、もしかしてセフレじゃなくてパートナーとかそういう意味?
めっちゃ勘違いしてた。
……えぇ?
なにそれ?
ちょっと話についていけない。
そして俺は、大事なことに気づいてしまった。
「待って! スミスさんって俺のこと、もしかして好き、なの?」
「好きじゃなきゃ私のミルクを飲ませたりしないよ! イチゴは好きでもない相手と、あんなえっちなミルク飲めるの」
俺を非難するようにキッと睨みつけてくるスミスさん。その目には涙が滲んでた。
「のっ、のめるわけないしゃん! 俺、スミスさんだったから……スミスさんのこと好きだから飲んだんだよ」
「イチゴ……!」
ほっとした顔をしながら、ギュウギュウと苦しいくらいに抱きしめられた。むちむちの胸筋に溺れそうになって息が苦しかったけど我慢した。
しばらくの間抱きしめられて、スミスさんは落ち着いたのかゆっくりと腕が離される。
「それでイチゴ? その荷物はなにかな?」
鋭い眼光がギラギラと光って、細い目がさらに細められて俺を睨みつける。
背中に背負ったパンパンに膨れ上がった鞄が見つかってしまった。
草食系の牛とは思えないほど強い眼光だ。獲物を見つめる大型動物みたいでめっちゃ怖い。
思わず萎縮してしまった。
いや、なんか牛とミルクってイメージで勝手に草食系とか思っちゃってたけど、牛は牛でもスミスさんは闘牛かなんかなのか?!
「えっ……えと、これはそのー……」
ダラダラと汗が流れてくる。
「番いになって、あんなに愛し合ったのに、俺のことを捨てようとするんだ?」
捨てようとするとか人聞きが悪い!
だってワンナイトだと思ってたし、俺はスミスさんのこと好きだったけど、スミスさんの方は俺なんかその他大勢の1人だと思ったんだもん。
しかも、スミスさん自分のこと俺とか言ってる!
「イチゴ? 何とか言ったらどうだ?」
「す、スミスさん? いつも私って言ってるのになんで俺って、しかも口調がちょっと乱れて……っ」
「国を守る騎士だからね、一人称は直したよ。けど感情的になると、どうしても昔からの言葉遣いがでてくんだよな」
じりじりと距離を詰められる。
俺は後ろに後退すると、ぼふん、と自分のベッドの上に尻もちをついた。
その上からスミスさんがのしかかる。
「や、スミスさん……っ」
「あれだけした早朝に元気に出て行こうとするんだ。まだまだ体力はあり余ってるみたいだね?」
「い、いや……そんなことは……」
実は、俺の体はちょっと寝たらかなり体力は回復していた。だけど、昨日散々いじられた大事なところはどこもかしこもヒリヒリとしている。
「体でわからせないとダメみたいだな?」
ちょっとイラついた感じで、ふー、と息を吐き長い薄茶の髪をかきあげる仕草もカッコいい……じゃなくて!
「すす、スミスさん! 今日仕事は!?」
「今日は土の日で休みだよ。明日も休みだから、この2日間でたっぷりと教え込んであげる。イチゴは俺の番いだってこと」
のしっ、と体重をかけられてスミスさんの膨らんだ股間を押し付けられると、昨日快楽を教え込まれた体は、じくり、と熱くなって反応してしまった。
「ふッ、や、…………ッ」
拒否の言葉は甘くて深いキスで塞がれた。
その後は離してくれなくて部屋から一歩も出れず、スミスさんに体を好き放題貪られた。
昨夜より激しく甘やかさせてどろどろにされ、この時俺は絶対にスミスさんを怒らせたらだめだと学んだ。
「愛してるよ、俺の可愛い番い……」
甘い言葉をずっと囁かれて耳までとろけていった。
月の日の朝までずっと俺は甘い嬌声を上げ続けて、スミスさんのミルクをいっぱい注がれて飲み続けた。
427
あなたにおすすめの小説
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。
僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!
「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!
だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
〈完結〉【書籍化・取り下げ予定】「他に愛するひとがいる」と言った旦那様が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です
ごろごろみかん。
恋愛
「私には、他に愛するひとがいます」
「では、契約結婚といたしましょう」
そうして今の夫と結婚したシドローネ。
夫は、シドローネより四つも年下の若き騎士だ。
彼には愛するひとがいる。
それを理解した上で政略結婚を結んだはずだったのだが、だんだん夫の様子が変わり始めて……?
宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる