少女は自重を知らない~私、普通ですよね?

チャチャ

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18二体目の従魔?もふもふ仲間、クローバー! 私は、森の中を歩いていた。

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私は、森の中を歩いていた。
目的は、【テイマー】スキルを使って、新しい従魔を探すためだ。

「モフ丸だけでも充分だけど……やっぱりもう一体いたら、色々楽かなって思って!」

肩に乗ったモフ丸――白くてふわふわなリスのような魔物――が、くぅと小さく鳴く。

「ふふ、モフ丸はお留守番でも良かったんだけど……一緒に来たかったんだもんね」

〈モフっ!〉と自慢げに胸を張るモフ丸に笑ってしまう。

しばらく歩くと、ぐぅぅぅ……とお腹が鳴った。

「そろそろご飯にしようか。ビーフシチュー、作っちゃおうかな♪」

私は草地に座り、スキル【栽培】で材料を揃えて料理を始めた。

スキル【料理】の力も加わり、コトコト煮込まれていくビーフシチューは、まるでプロの味。

「出来上がりっ!いただきまーす!」

スプーンですくって一口――

「うんっまぁ~……!これ、何回食べても泣きそうになるわ……」

夢中で食べていると――

ガサガサッ、と茂みが揺れた。

「ん?」

現れたのは――美しい毛並みの、大きな虎。

でも、その姿はどこか痛々しかった。足を引きずり、息も荒く、そして――

バタン。

「えっ!? 大丈夫!? 怪我してるの!?」

私は慌てて駆け寄り、【回復魔法】を発動した。
やがて虎の息は落ち着き、ゆっくりと目を開ける。

「よかった……助かったみたい」

モフ丸も、虎の顔を覗き込んで不思議そうに首を傾げている。

「お腹空いてるよね?食べる?」

問いかけると、虎は力強く尻尾を振った。

私は急いでステーキを焼き、残っていたビーフシチューと一緒に差し出す。
美味しそうに夢中で食べる虎の姿に、胸がほっと温かくなる。

「いっぱい食べてね」

食べ終わった虎に別れを告げようと立ち上がると――服の裾を咥えられてしまった。

「……え、ついてきたいの?」

虎は、しっかりと首を縦に振る。

その瞬間――空中にパネルが表示された。


---

【新たな魔物をテイムしますか?】

※既にテイム済みの個体:1体(モフ丸)

※所持スキル【高位テイマー】の効果により複数契約が可能です


---

「なるほど……じゃあ、この子も仲間にできるってこと?」

私は虎に向かって聞いてみる。

「私の仲間になってくれる?」

虎は真っ直ぐに頷いた。

「テイムする!」


---

【名前を付けてください】


---

「名前かぁ……クローバー、ってどう?私の昔飼ってた猫の名前なんだけど……」

入力を確定した瞬間――

〈主様、これからよろしくお願いします〉

「えっ!? 喋った!?」

私はびっくりして見つめた。クローバーは、ふっと優しく目を細める。

「すごい……従魔になると、会話できるんだね!」

モフ丸が、すこしふくらんだ様子で私の肩から見下ろしてくる。

〈モフっ……(ライバル出現?)〉

「ふふっ、モフ丸も心配しなくていいよ。どっちも大事な仲間だよ!」

私は思わずクローバーにもふっと抱きつく。

「わぁ~……ふわっふわ~……最高の手触り!」

〈主様~、くすぐったいです~〉

「ごめんね、つい……」

こうして、私は二体目の従魔――クローバーを迎えた。

「さあ、街に帰ろう!モフ丸、クローバー、一緒に美味しい夕ご飯作ろうね!」

〈モフっ!〉〈はい、主様〉

森の出口へと続く小道を、私たちは三人で歩き出した。


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