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第22章《出口を目指して》
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緋月よる
「なぁ……もうちょっとだけ、
休んでから行こうや」
緋月よるは岩にもたれかかり、
煙草の煙をはきだしながら、
疲れた表情でつぶやいた。
色瀬夜真
「よるちゃ、ほら!文句言ってないで、
行くよ!出口近いんだからさ!」
緋月よる
「お前な……こっちは
もう体力残ってないねんて」
色瀬夜真
「じゃあ私が引っ張るから、ほら、
一緒に頑張ろ?みんなでゴールするよ!」
イソクマ
「そうっすよ!出口見えたら、
疲れなんて吹っ飛ぶっす!」
KILO
「よるさん、体力なさ過ぎでしょ!
まずその煙草、どっから出したんすか!」
強風が再び吹き抜け、
足元に砂が舞い上がる。
狭い崖道を慎重に進む中、
緋月よるは険しい表情を浮かべた。
緋月よる
「なぁ、……なんか変じゃね?」
イソクマ
「え、何がっすか?」
緋月よる
「風の音じゃなくて、
何か低い音が混じってる気がする」
KILOも立ち止まり、
耳を澄ませた。
KILO
「……確かに。
何か動いてる音かも……」
色瀬夜真
「これ、ヤバいんじゃない?」
その時、崖の向こうにある岩陰から、
巨大な影がゆっくりと動き出した。
這うような鈍い音が響き、
影が明確な輪郭を持ち始める。
イソクマ
「まさか、またモンスターっすか!?
KILOさん、準備っすよ!」
緋月よる
「鑑定してみる……!」
よるは巨大な影を見つめ
鑑定スキルを発動した。
しかし、次の瞬間、顔を曇らせる。
――――――――――――――――――
【鑑定結果】
対象: 不明
分類: 不明
備考: 対象を正確に識別できません。
――――――――――――――――――
緋月よる
「はぁ?……意味が分からん。
何か鑑定スキルが失敗したいやわ」
イソクマ
「マジっすか!?俺も試してみるっす!」
そう言いながらはイソクマも
鑑定スキルを発動した。
しかし、やはり結果は変わらない。
――――――――――――――――――
【鑑定結果】
対象: 不明
分類: 不明
備考: 対象を正確に識別できません。
――――――――――――――――――
イソクマ
「やばっ……何これ!?」
色瀬夜真
「えっ、マジで?
よるちゃ、イソさんも
何もわからないって……どうするの?」
緋月よる
「とりあえず下がる。
あんなん、正体不明じゃ対処できん」
KILO
「でも、もし追ってきたら……」
その言葉を遮るように、
影が姿を現した。
巨大な甲羅を持つ虫のようなモンスターが、
ゆっくりと体を持ち上げ、
音を立てて牙を鳴らす。
イソクマ
「やばいって……どうします、これ!?」
緋月よる
「どうするも何も、戦うしかないやろ!」
緋月よる
「イソクマは後ろから、援護して!
キロチャは前線で、その槍使って盾やってくれ!」
イソクマ
「了解っす!弓準備します!」
KILO
「何で俺が盾役なんすっか!?」
イソクマ
「いいじゃないっすか!KILOさん!
カッコイイっすよ!」
KILO
「やればいいんでしょ、やれば!!
でも、よるさんはどうするんですか!?」
緋月よる
「俺は動き止める。夜真は……」
色瀬夜真
「私も前に出るよ!
あいつ、正面から叩かないとダメっぽいし!」
モンスターはその巨体を揺らしながら、
牙をむき出しにして突進してきた。
KILO
「くそっ!来たぞ!……でかい!」
KILOは槍を構え、
モンスターの牙を突き止めようとするが、
その圧倒的な力に押し返される。
KILO
「くそっ……こいつ、重すぎる!」
イソクマ
「KILOさん、下がって!
俺が足狙うっす!」
イソクマが矢を放つ。
それは正確にモンスターの足に突き刺さり、
巨体がわずかによろめいた。
イソクマ
「よし、当たった!
やっぱ、俺、天才じゃないっすか!?」
緋月よる
「今や!夜真、行くぞ!」
緋月よるは疾風刀を振り抜き、
モンスターの側面に斬り込む。
同時に、色瀬夜真の鋼拳が
モンスターの頭部を叩きつけた。
色瀬夜真
「……硬っ!何これ、全然効いてないよ!」
緋月よる
「マジかよ……。
じゃあ、狙う場所変えるしかないか」
しかし、モンスターは怯むどころか、
甲高い鳴き声を上げてさらに暴れ出す。
その体からは奇妙な光が放たれ、
空気が歪むような感覚が広がった。
KILO
「なんだこれ……!
これ、何かのスキルですか!?」
緋月よる
「多分……そうやろな、
みんな、気をつけろよ!」
モンスターの体が加速し、
突如、KILOに向かって突進してきた。
KILO
「くっ、来る……!」
KILOは咄嗟に槍を突き出すが、
その攻撃は簡単に弾かれ、
巨体が迫ってきた。
色瀬夜真
「キロチャ、避けて!」
夜真が叫びながら飛び出し、
KILOを押しのけて直撃を防ぐ。
KILO
「夜真さん!大丈夫!?」
色瀬夜真
「平気、こんなの……余裕だよ!」
だが、その声は少し震えていた。
夜真は一瞬で体勢を整え、
モンスターに向き直った。
緋月よる
「夜真……無理すんなよ。
お前、次は一緒にいくで!」
イソクマ
「よるさん!俺、また矢撃ちます!
次は甲羅狙ってみるっす!」
緋月よる
「頼むわ、イソクマ!」
イソクマ
「よし、次行くっす!
KILOさん、もうちょい踏ん張って!」
KILO
「わかってるけど!
こいつ、全然止まらないんだけど!」
モンスターの巨体が激しく揺れ、
その鋭い牙がKILOを目掛けて迫る。
KILO
「くそっ、槍じゃ押し切れない!」
イソクマが素早く矢を放ち、
モンスターの甲羅に命中させるが、
硬い表面に弾かれる音が響く。
イソクマ
「効かないっすね……。
これ、本当に倒せるんっすかね?」
緋月よる
「倒すしかないやろ!
多分、あの光ってる部分、
あれが弱点ちゃうか?」
色瀬夜真
「あの部分?了解!
ちょっと行ってみる!」
夜真はすばやくモンスターの側面に回り込み、
拳を振り上げて光の放たれる箇所を狙った。
その一撃が直撃し、モンスターが激しく揺れる。
色瀬夜真
「効いてる!よるちゃ、効いてるよ!」
緋月よる
「よし!この調子で続けんぞ!
みんな、弱点狙え!」
KILO
「……なら、俺も!」
KILOは力を振り絞り、槍を握り直すと、
全力で光る部分へ突進した。
槍の先が深々と突き刺さり、
モンスターが大きくのけぞる。
イソクマ
「ナイス!KILOさん!
俺も矢撃ちます!」
イソクマの放った矢が再び光の部分に命中し、
モンスターが大きな唸り声を上げた。
緋月よる
「よし!もう、いけるやろ!」
よるは疾風刀を高く振り上げ、
全力でモンスターの弱点を切り裂いた。
その瞬間、光が爆発するように広がり、
モンスターは崩れるように倒れ込んだ。
色瀬夜真
「やったー!終わった!」
緋月よる
「……あー、しんど」
KILO
「本当に……勘弁してほしいわ」
イソクマ
「いやー、俺らも
まだまだ行けるっすね!
でも、ちょっと死ぬかと思ったっす」
緋月よるは疲れた顔で
岩に腰を下ろしながら、
出口の方向を指さした。
緋月よる
「さっさと、ここから出よう。
次は安全な場所で休憩しよう」
KILO
「そうですね。
出口まで……あと少し」
強風が少しだけ和らぎ、
4人は再び歩き出した。
遠くには光が差し込み、
出口が見え始めていた。
強風に抗いながら、4人は険しい道を進む。
足元の岩が崩れる音に耳を澄ませ、
慎重に一歩ずつ進む中、光が徐々に広がってきた。
色瀬夜真
「おっ!出口っぽいの見えたよ!
あと少しだね!」
イソクマ
「ホントっすね!
やっとこの地獄から解放されるっす!」
KILO
「無事に出られたら、
すぐにでも休みたい……」
緋月よる
「せやな……俺も、
もう動けんくらい疲れてるわ」
出口から差し込む光が眩しくなり、
風の音が次第に弱まっていく。
最後の一歩を踏み出すと、
4人の目の前に広がったのは、
青空と広大な平原だった。
色瀬夜真
「やったー!出た!
やっと尾根越えたね!」
イソクマ
「マジで命懸けっすよ!
もう二度とここ来たくないっす!」
KILOはその場にへたり込み、
遠くに見える建物を指差した。
KILO
「……あれが、次の目的地ですか?」
緋月よるも疲れた表情で頷く。
緋月よる
「せや。アーシス城塞やな。
そこにギルドがあって、登録もできるし、
色々準備も整うやろ」
色瀬夜真
「そうそう!便利らしいよ、あそこ!
装備の強化もできるし、宿もあるらしい!」
イソクマ
「それ、最高じゃないっすか!
早く行くっす!」
KILO
「いや、イソさん……。
ちょっと休憩させてください……」
緋月よる
「俺も同感や。
少し休んでから、改めて行こうか」
4人はその場に腰を下ろし、
嵐の尾根を越えた達成感をかみしめた。
青空の下、次の冒険への期待とともに、
新たな旅路が始まろうとしていた――。
「なぁ……もうちょっとだけ、
休んでから行こうや」
緋月よるは岩にもたれかかり、
煙草の煙をはきだしながら、
疲れた表情でつぶやいた。
色瀬夜真
「よるちゃ、ほら!文句言ってないで、
行くよ!出口近いんだからさ!」
緋月よる
「お前な……こっちは
もう体力残ってないねんて」
色瀬夜真
「じゃあ私が引っ張るから、ほら、
一緒に頑張ろ?みんなでゴールするよ!」
イソクマ
「そうっすよ!出口見えたら、
疲れなんて吹っ飛ぶっす!」
KILO
「よるさん、体力なさ過ぎでしょ!
まずその煙草、どっから出したんすか!」
強風が再び吹き抜け、
足元に砂が舞い上がる。
狭い崖道を慎重に進む中、
緋月よるは険しい表情を浮かべた。
緋月よる
「なぁ、……なんか変じゃね?」
イソクマ
「え、何がっすか?」
緋月よる
「風の音じゃなくて、
何か低い音が混じってる気がする」
KILOも立ち止まり、
耳を澄ませた。
KILO
「……確かに。
何か動いてる音かも……」
色瀬夜真
「これ、ヤバいんじゃない?」
その時、崖の向こうにある岩陰から、
巨大な影がゆっくりと動き出した。
這うような鈍い音が響き、
影が明確な輪郭を持ち始める。
イソクマ
「まさか、またモンスターっすか!?
KILOさん、準備っすよ!」
緋月よる
「鑑定してみる……!」
よるは巨大な影を見つめ
鑑定スキルを発動した。
しかし、次の瞬間、顔を曇らせる。
――――――――――――――――――
【鑑定結果】
対象: 不明
分類: 不明
備考: 対象を正確に識別できません。
――――――――――――――――――
緋月よる
「はぁ?……意味が分からん。
何か鑑定スキルが失敗したいやわ」
イソクマ
「マジっすか!?俺も試してみるっす!」
そう言いながらはイソクマも
鑑定スキルを発動した。
しかし、やはり結果は変わらない。
――――――――――――――――――
【鑑定結果】
対象: 不明
分類: 不明
備考: 対象を正確に識別できません。
――――――――――――――――――
イソクマ
「やばっ……何これ!?」
色瀬夜真
「えっ、マジで?
よるちゃ、イソさんも
何もわからないって……どうするの?」
緋月よる
「とりあえず下がる。
あんなん、正体不明じゃ対処できん」
KILO
「でも、もし追ってきたら……」
その言葉を遮るように、
影が姿を現した。
巨大な甲羅を持つ虫のようなモンスターが、
ゆっくりと体を持ち上げ、
音を立てて牙を鳴らす。
イソクマ
「やばいって……どうします、これ!?」
緋月よる
「どうするも何も、戦うしかないやろ!」
緋月よる
「イソクマは後ろから、援護して!
キロチャは前線で、その槍使って盾やってくれ!」
イソクマ
「了解っす!弓準備します!」
KILO
「何で俺が盾役なんすっか!?」
イソクマ
「いいじゃないっすか!KILOさん!
カッコイイっすよ!」
KILO
「やればいいんでしょ、やれば!!
でも、よるさんはどうするんですか!?」
緋月よる
「俺は動き止める。夜真は……」
色瀬夜真
「私も前に出るよ!
あいつ、正面から叩かないとダメっぽいし!」
モンスターはその巨体を揺らしながら、
牙をむき出しにして突進してきた。
KILO
「くそっ!来たぞ!……でかい!」
KILOは槍を構え、
モンスターの牙を突き止めようとするが、
その圧倒的な力に押し返される。
KILO
「くそっ……こいつ、重すぎる!」
イソクマ
「KILOさん、下がって!
俺が足狙うっす!」
イソクマが矢を放つ。
それは正確にモンスターの足に突き刺さり、
巨体がわずかによろめいた。
イソクマ
「よし、当たった!
やっぱ、俺、天才じゃないっすか!?」
緋月よる
「今や!夜真、行くぞ!」
緋月よるは疾風刀を振り抜き、
モンスターの側面に斬り込む。
同時に、色瀬夜真の鋼拳が
モンスターの頭部を叩きつけた。
色瀬夜真
「……硬っ!何これ、全然効いてないよ!」
緋月よる
「マジかよ……。
じゃあ、狙う場所変えるしかないか」
しかし、モンスターは怯むどころか、
甲高い鳴き声を上げてさらに暴れ出す。
その体からは奇妙な光が放たれ、
空気が歪むような感覚が広がった。
KILO
「なんだこれ……!
これ、何かのスキルですか!?」
緋月よる
「多分……そうやろな、
みんな、気をつけろよ!」
モンスターの体が加速し、
突如、KILOに向かって突進してきた。
KILO
「くっ、来る……!」
KILOは咄嗟に槍を突き出すが、
その攻撃は簡単に弾かれ、
巨体が迫ってきた。
色瀬夜真
「キロチャ、避けて!」
夜真が叫びながら飛び出し、
KILOを押しのけて直撃を防ぐ。
KILO
「夜真さん!大丈夫!?」
色瀬夜真
「平気、こんなの……余裕だよ!」
だが、その声は少し震えていた。
夜真は一瞬で体勢を整え、
モンスターに向き直った。
緋月よる
「夜真……無理すんなよ。
お前、次は一緒にいくで!」
イソクマ
「よるさん!俺、また矢撃ちます!
次は甲羅狙ってみるっす!」
緋月よる
「頼むわ、イソクマ!」
イソクマ
「よし、次行くっす!
KILOさん、もうちょい踏ん張って!」
KILO
「わかってるけど!
こいつ、全然止まらないんだけど!」
モンスターの巨体が激しく揺れ、
その鋭い牙がKILOを目掛けて迫る。
KILO
「くそっ、槍じゃ押し切れない!」
イソクマが素早く矢を放ち、
モンスターの甲羅に命中させるが、
硬い表面に弾かれる音が響く。
イソクマ
「効かないっすね……。
これ、本当に倒せるんっすかね?」
緋月よる
「倒すしかないやろ!
多分、あの光ってる部分、
あれが弱点ちゃうか?」
色瀬夜真
「あの部分?了解!
ちょっと行ってみる!」
夜真はすばやくモンスターの側面に回り込み、
拳を振り上げて光の放たれる箇所を狙った。
その一撃が直撃し、モンスターが激しく揺れる。
色瀬夜真
「効いてる!よるちゃ、効いてるよ!」
緋月よる
「よし!この調子で続けんぞ!
みんな、弱点狙え!」
KILO
「……なら、俺も!」
KILOは力を振り絞り、槍を握り直すと、
全力で光る部分へ突進した。
槍の先が深々と突き刺さり、
モンスターが大きくのけぞる。
イソクマ
「ナイス!KILOさん!
俺も矢撃ちます!」
イソクマの放った矢が再び光の部分に命中し、
モンスターが大きな唸り声を上げた。
緋月よる
「よし!もう、いけるやろ!」
よるは疾風刀を高く振り上げ、
全力でモンスターの弱点を切り裂いた。
その瞬間、光が爆発するように広がり、
モンスターは崩れるように倒れ込んだ。
色瀬夜真
「やったー!終わった!」
緋月よる
「……あー、しんど」
KILO
「本当に……勘弁してほしいわ」
イソクマ
「いやー、俺らも
まだまだ行けるっすね!
でも、ちょっと死ぬかと思ったっす」
緋月よるは疲れた顔で
岩に腰を下ろしながら、
出口の方向を指さした。
緋月よる
「さっさと、ここから出よう。
次は安全な場所で休憩しよう」
KILO
「そうですね。
出口まで……あと少し」
強風が少しだけ和らぎ、
4人は再び歩き出した。
遠くには光が差し込み、
出口が見え始めていた。
強風に抗いながら、4人は険しい道を進む。
足元の岩が崩れる音に耳を澄ませ、
慎重に一歩ずつ進む中、光が徐々に広がってきた。
色瀬夜真
「おっ!出口っぽいの見えたよ!
あと少しだね!」
イソクマ
「ホントっすね!
やっとこの地獄から解放されるっす!」
KILO
「無事に出られたら、
すぐにでも休みたい……」
緋月よる
「せやな……俺も、
もう動けんくらい疲れてるわ」
出口から差し込む光が眩しくなり、
風の音が次第に弱まっていく。
最後の一歩を踏み出すと、
4人の目の前に広がったのは、
青空と広大な平原だった。
色瀬夜真
「やったー!出た!
やっと尾根越えたね!」
イソクマ
「マジで命懸けっすよ!
もう二度とここ来たくないっす!」
KILOはその場にへたり込み、
遠くに見える建物を指差した。
KILO
「……あれが、次の目的地ですか?」
緋月よるも疲れた表情で頷く。
緋月よる
「せや。アーシス城塞やな。
そこにギルドがあって、登録もできるし、
色々準備も整うやろ」
色瀬夜真
「そうそう!便利らしいよ、あそこ!
装備の強化もできるし、宿もあるらしい!」
イソクマ
「それ、最高じゃないっすか!
早く行くっす!」
KILO
「いや、イソさん……。
ちょっと休憩させてください……」
緋月よる
「俺も同感や。
少し休んでから、改めて行こうか」
4人はその場に腰を下ろし、
嵐の尾根を越えた達成感をかみしめた。
青空の下、次の冒険への期待とともに、
新たな旅路が始まろうとしていた――。
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