死が二人を分かたない世界

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魔界編:第10章

【番外編】ルイのお悩み

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 ルイさんからカズヤさんを温泉に誘いたいという相談を受けてから、二日後の話だ。

 二人そろって休暇願を届けを出していて、うまくいったのかと自分の事の様に嬉しくなった。
 ユキとカズヤさんは打ち合わせ、飛翔さんは休憩で、ルイさんと僕が事務所に二人きりになると、自然とその話題になった。

「うまくいってよかったですね」
「うん……正直、そういう目で見てないって言われたらどうしようかと思ってたけど」
 デスクに肘をついて、グーで口元を隠しながら、少し照れるようにルイさんはふぅっと息を吐いた。

「ちゃんとお互い話ができたから、真里のおかげだと思ってんだーありがとう」
「え! 僕は何も!」
 本当に何もしていない、ルイさんに聞かれたことに答えただけなんだから。

「この前の相談だけじゃなくて、真里がここに来なかったら、オレたちずっとあのままだったんだろうなーって思って」
 まっすぐ前を向いていた顔を、チラリとこちらに向けたルイさんは、はにかむようにニコッと笑った。
「ユキと真里見てたらさ、伝えたいし、もっと触れたいなーって勇気が出たんだ、だからありがと」

 いつか、魔王様に言われた気がする。
 僕が来たことでいろんなことが動き出した……と。僕が何をするわけじゃなくても、人に影響を与えているんだ。

 それが良い方向に動いたのなら嬉しいし、そこにお礼を伝えてくれるルイさんは、素敵な人だと思う。
 ルイさんがいつものニコニコ笑顔で笑いかけてくれたので、僕からもニコッと返して返事にした。

「あー……そんでさー、もう一つ真里に聞きたいんだけど」
「はい!」
 ルイさんの役にもっと立ちたいなんて思って、気合いを入れるように答えた。
「はじめてのエッチの時ってやっぱイタかった? 気持ち良くない?」
「えっ……えっ!!! あっ!」
 あまりにもダイレクトに、今度は恥ずかしげもなく言われて、一瞬内容が理解できなかった。

「あの……僕は、ユキが丁寧にしてくれたので……痛いとかは」
 一週間かけて慣らされたせいもあって、いきなりじゃなかったし……なんてことは言えるはずもなく。
「そっかーユキだもんね! オレもカズヤも男同士ってはじめてだからさー……キンチョーしてきた!」
 両頬に手をあてて、どうしようって表情を作るルイさんは、本当に緊張しているというより浮かれているようだった。
 一瞬、やっぱりルイさんが受け入れる側なのかーなんて思ったことは、デスクの上の書類の文字を無作為に読んでかき消した。

「やっぱ、少しくらい自分で……」
「ただいまー!」
 と、ルイさんが話しかけたところで、休憩が終わった飛翔さんが帰ってきた。
 するとルイさんは続きを言うのをやめて、何でもないようにデスクの端の筆記具に手を伸ばした。飛翔さんとは、こういった話はしないのだろうか……。

「ってか、二人だけ温泉とかいいな!! 俺も行きたい!」
「オマエも行けばいいだろー!」
「一人で!? 誰か一緒に行こうぜ!!」

 寂しいヤツだなー! なんて、二人で笑い飛ばしているんだけど、もしかして飛翔さんは二人の関係に気付いてないんだろうか。
 それとも気付いてて、わざとからかっているのか!?
 そんな話をしていたら、ユキとカズヤさんも帰って来て、いつも通りの維持課の事務所の雰囲気に戻った。

 その日は、休みのためにとカズヤさんが宿直を名乗り出て、僕とユキは事務所を後にした。
 いつもカズヤさんが宿直の時は、ルイさんは少し事務所に残って話をしていたりしていたんだけど、今日は珍しく定時ダッシュで帰宅していた。

「ルイさんとカズヤさん、順調みたいだね」
「ん? あぁ、カズヤが色々と勘違いしてたみたいだからなーまぁ大丈夫だろう」
 ユキがそう思い出し笑いをするようにフッと笑って、僕より何か色々知っていそうな感じだ。
 付き合いが長いのだから、当たり前といえば当たり前だけど。

「しかし温泉とは……」
「あ……僕がルイさんに言ったんだ、ユキと一緒に行って一番うれしかったところ聞かれたから……!」
「あぁ、そうだったのか」
 ユキが納得するような顔をしたので、勝手に話してしまったって罪悪感が、少し薄れた。

「そうかー真里はあの時の温泉が一番嬉しかったんだな」
 ユキがニヤニヤと何か企むようにしていて、何だろうかとその顔を窺うように見上げた。
「じゃぁ、次は真里が行ったことなさそうな場所に行ってみるか、今から」
「今から!?」
 そう言ってユキは僕の肩をグッっと抱き寄せて、くるりとUターンした。一番近い転移陣に向かうつもりだろうか。

「ユキ、どこに……」
「オモチャ屋だ」
「オモチャ?」
「そう、大人のオモチャ」
 ニィッと意地悪く笑ったユキに、僕は口を開けたままポカンとしてしまった。
 大人のオモチャ? 大人のオモチャってなに!? あまりそういった事に詳しくない僕でも、その響きからエッチなものなんじゃないかと連想出来てしまって……。
 思わず周りの人に聞かれてないかと、きょろきょろしてしまった。

 ユキはわざとなのか、いつもよりゆっくりと歩いた。
 そういった場所に向かっているのだと意識した僕は、周りの目が気になって仕方ない。
 そういうところに行こうとしてるって、周りの人にバレないだろうかとか、どんな目で見られているのだろうかって。

 気づけば周囲は宿屋兼、休憩所の並ぶ区域になっていて……いわゆるラブホテルだ! こんなところ歩いてたら、いかにもじゃないか!

 ひどく恥ずかしいような気がして、俯いてソワソワしながら歩いていると、ユキはそんな僕を見て楽しそうにしていた。
「おっ、いたいた」
 ユキがそう言ったので顔を上げて視線の先を確認した。

 あった、じゃなくて『いた』って、どういうこと? そう思った矢先に、すぐに理由が判明した。
 ピンク色の怪しい看板が光るお店の前で、ルイさんがウロウロとした後に、意を決したように中に入っていったのだ。

「え……ルイさ」
 言いかけて、ユキに唇を指で押さえられた。その指をそのまま自分の口元に持って行ったユキにシーッっと言われて、ユキはまだ何かを企んでいるようだった。
 もしかして、ルイさんがここに向かってるって知っていたんだろうか。
「ここが目的地」
 えっ! つまり、ルイさんは今『大人のオモチャ』のお店に入っていたって事!?

 ユキに連れられて、静かにお店の扉を開いて、静かに中へと入った。
 入った瞬間びっくりした、いきなり目の前にリアルな女性の等身大人形が、エッチな下着を身に着けて出迎えたんだ。
 なんだか見ちゃいけない気がして、恥ずかしくて、ギュッと目を瞑ってユキの袖に顔を押し付けた。

 そのまま目を瞑ってユキにしがみついて歩くと、ユキから肩をポンポンと叩かれた。
 恐る恐る目を開けて、ユキが指さす先を見ると、そこには何かを選ぶようなルイさんの姿が……。
 何を見ているのかと、その周りの商品を見てみれば、そこには男のアレに似せた商品がズラリと!!!

 僕が戸惑っていると、ユキがここで待ってろってジェスチャーをして、そのまま気配を消しつつルイさんのところへ。
 ルイさんが悩みながら一つの箱を手に取ると、真後ろから。

「カズヤのは、それじゃ小さいぞ」
「わ――っ!!!」
 ルイさんは飛び上がるかと思うくらい驚いた。
 当たり前だ! こんな場所でいきなり知り合いに声をかけられたら僕なら心臓が飛び出る!

「はっ!? ユキ!? 真里!?」
 後ろで待っていた僕にも気づいて、完全に素に戻ったルイさんは、生まれつきの鋭い目つきで僕とユキを交互に見た。
 僕もルイさんの元に歩いていくと、ルイさんは慌てて持っていた箱を棚に戻した。
 心底ごめんなさいと思う、絶対こんなところ誰にも見られたくなかったはずなのに!

「カズヤのを想定してるなら、こっちだな」
 そうユキがガラスケースに並ぶ、真っ黒な男のアレっぽいものを一つ指さした。
 思わずそっちに視線を移すと、僕とルイさんは絶句した。

 で……デカい! うそでしょ!
 ルイさんが見ていた場所よりも、圧倒的に大きい……本当にソレがついていたのだとしたら、ご立派ですね! と思わず言ってしまいそうな迫力のソレが……。
「マジで……?」
 やっと絞り出したかのようなルイさんの声は、消え入りそうに小さかった。
 当たり前だ、だってルイさんは体の年齢は14歳。僕よりも小柄な体で、あの大きさは……あまりにも大きすぎる!

「お泊りはやめておくか?」
 ニヤニヤと意地悪そうに聞くユキは、完全に面白がっている。
「んなワケないだろ!」
 そんなユキを、ルイさんはギンッと睨み返していて、でも焦りは顔に出てしまっていた。
 目線をユキの指さす方へ向けて、やっぱり少し不安そうな顔をする。

 これがただの意地悪ならいいんだけど、きっとユキの事だから嘘は言っていないんだろう。
 反応を見て楽しんでいるところはあるけど、そのために嘘をつくような人じゃないから。

「まぁ、心配するな! アイツには小さくする方法も教えておいたからな」
 ケラケラと笑いながらユキがルイさんの背中を叩いて、ルイさんは怒っているような、でもちょっと安心したような顔になった。

「ところで、ユキはなんで知ってるの……?」
 そこで、思わず気になった事を言わずにはいられなかった。
 一方的にからかわれるルイさんが可哀想なのもあったけど、僕としてもスルーすることはできない情報だ。
 まさかカズヤさんとまで、そういう関係があったなんてないよね!?
「そうだ! なんでそんな状態のサイズがわかるんだよ!」
 僕とルイさんにジッ……と見られて、ユキは少し気まずそうな顔をした。

「……ちょっと見ただけだ、疲れ魔羅ってやつだな、そういうことやったわけじゃないからな!?」
 これは完全に僕の方を見ながら言った。困ってる様子が少し可愛く見えてきた。

「寝てるのに元気そうだったから覗いただけだ、こんなデカかったら見るだろ」
「見ッ……るかもしれないけど、見んなよ!」
 いつも飛翔さんにしているみたいに、ユキの脇腹にルイさんがパンチを入れている。
 ユキにするところは初めて見た気がする。でも二発目は手で受け止めていたから、何度も受ける気は無いらしい。

「事前準備もいいけどな、俺から言わせれば何もしない方がいいと思うぞ」
「だって、最後までできなかったら……イヤじゃん」
 照れ隠しをするように、ルイさんがうなじの辺りを撫でていて、俯いているその表情は恥ずかしそうだった。
「決めるのはお前だけどな、男ならわかるだろ?」
 ユキは振り返って、僕の方へと一歩近づいた。

「俺たちはこのまま楽しむから、ゆっくり考えろ」
 そうして、僕の肩を再び抱いたユキは、ルイさんから遠ざかるように足を進めた。
 ユキの言いたい事って、やっぱり好きな人の初めては自分でありたいって事だよね?
 もしかして、僕を連れてくるなんていうのは口実で、本当はカズヤさんの為に、ルイさんを止めに来たんだろうか?
 ユキとカズヤさんは仲がいいから、そこに男の友情っぽいものを感じて、そんな仲を羨ましいと思う。

 ユキに感心していると、その歩みがピタッと止まった。
「真里はどれが気になる? 俺はこんなのもいいと思うんだが、こっちも捨てがたいな」
 次々と手に取って、僕に提案してくる姿は、ルイさんに宣言した通り楽しんでいるように見えた。
 僕が美化した男の友情なんてものは、幻想だったのかもしれない。

「知り合いに見られてるかもしれないのに、買えるわけないだろ!」
 それは僕がそうであるように、ルイさんだってそうだろう。
 少なくともルイさんはユキと違って、僕たちに会ったことが恥ずかしそうだったんだから。
 ユキの手を引いて店の外まで出ると、ユキは不満そうな、名残惜しそうな声を漏らした。

「真里の知見を広げて、色々してみようかと思ったんだが」
 少し熱を帯びたような声で耳元で囁いて、また僕が恥ずかしがるのを楽しんでいる。

「ユキがしたい事なら……いいよ」
 やり返したい気持ちと、恥ずかしい気持ちを誤魔化すようにユキを見上げたら、ユキは僕を腕に抱き上げてきて……!

「帰ろう!」
「うん、でも自分で歩くから」
「転移してもいい?」
「ダメ」

 翌日、ルイさんと顔を合わせた時は少し気まずくて、二人でヘラッと笑い合ってしまった。
 結局ルイさんがあれを買ったのかは、僕は聞くことができなかった。



※更新一日遅れてすみません。
新しい話に入る準備のため、来週はお休みいたします。
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