姉が結婚式から逃げ出したので、身代わりにヤクザの嫁になりました

拓海のり

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47 最終回

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 高校三年生になっても暖斗は葉月と東原と一緒のクラスになった。
相変わらずきらきらと人気者の暖斗と、それを独占しようとする葉月。そこに東原が絡んでくる。賑やかなのはいいことだと暖斗は全然気にしない。傍目には至極仲のよい三人組であった。

 さて、暖斗の学校では連休が終わると三日間の体育大会がある。
 初日と二日目はクラスマッチで各々自分の好きな種目に出場し、三日目はグラウンドでリレーなどの競走種目と応援合戦があって最後はキャンプファイヤーで幕を閉じる。三日間のお祭りである。
 暖斗はさっそく応援団長を仰せつかって、選ばれた他の連中とチアリーダーよろしくポンポンを振り回して練習をしている。
 テニス部の葉月は三日目のリレーで選手に選ばれて、グラウンドで練習に余念がない。
「頑張っていますか」
「もちろんだ」
「これは差し入れの蜂蜜レモンです」
 東原はちょっとした差し入れを持ってちょくちょく葉月の邪魔をしに来る。
「おっ、いいな葉月。俺にも一杯」
 と他の連中も集まって、何とはなしに周りの目がこの二人をカップル扱いする。
 冗談ではないと、葉月は練習が終ると早々に逃げ出した。もちろん行く先は暖斗のところである。
 中庭で練習をしている暖斗たちのところに行くと、ちょうど昴が現れた。
 葉月は昴をじっくり見たのは今回が初めてだった。中学生の時よりも、もう一回り大きくなって風格さえ出て来た。
 心なしか、葉月を通り越して昴に行く視線もチラホラあるようだ。
「お前何に出るの」と暖斗が無邪気に聞いている。
「リレーだ」
 昴は葉月と同じ花形種目を挙げる。
「暖斗」と呼び捨てにするこの下級生は、無口だけれど存在感があって、厳ついけれど整っていて、どこか暖斗の夫である義純を彷彿とさせる。
(昴は義純に似ている。全体から受ける印象が)
 暖斗が思ったことを葉月も思ってしまった。しかも違和感無く暖斗と話をしている。
 今でさえ東原に邪魔されて自分の役割が少ないのに、もっと少なくなってしまうような気がする。
 葉月は昴に対して敵愾心を持った。

「よっしゃ、いまの所をもう一度やってみるか」
「おー」
 暖斗がぽんぽんを振り上げると、三年になって少々むさくなった連中が一斉に返事をして一列に並んだ。
「それ、いち、に、いち、に」
 暖斗を真ん中にして一緒になって踊りだす。暖斗の半パンから覗いた生足が眩しいと、葉月は鼻の下を伸ばした。
 葉月の隣には昴が残された。気詰まりだった。無口な昴は煙ったいし、何を話せばいいのかと葉月は暖斗たちの練習を見ながら思った。
 しかし昴はあっさりと葉月に話しかけてきた。
「可愛いよな。暖斗は。なんにでも一生懸命でさ、懐が深くって」
 そして最後にポツリと昴は呟いた。
「渉によく似ているしさ」
 昴は義兄の渉に振られている。
「そうだな。俺も渉君を見たときそう思った。顔は似てないのにな」
 二人の男は何となく親しみを持った。相手をライバルとして認めたということか。
「しかし、渉君もだが、暖斗も何であんなオヤジとくっ付くかな」
 葉月が親近感を持った昴に、ここぞとばかりに日頃の鬱憤を漏らした。
「うんうん」と昴がそれに乗ってくる。
「何か腹立つんだよな、あんなオヤジと仲良くって。実際、全然歯が立たないし。言うことがいちいち最もと頷けるのが余計に」
(同じ立場かな。だったらいいライバルになれるかな)
 葉月がそう考えた時、
「おーい、昴」
 練習がバッチリ決まって、暖斗が満面の笑顔でかけてくる。
(やっぱり可愛い)と葉月は思う。
 昴と仲良くなるのはいいが、ライバルがこれ以上増えるのも、暖斗の笑顔をこれ以上よそに分けるのもいやだと、身勝手な独占欲が湧いてくる。
「そういや渉君は元気か」
「渉はもう仲いいのなんのって。あのクソオヤジが目を脂下がらせて」
 昴は悔しそうに唇を噛み締めた。
「俺さ、今のままじゃとっても太刀打ちできないって思ったんだ。そしたら暖斗が言ったんだよな、俺の相手はまだ現れていないんだって」
 昴は誰にともなくそう言って振り切るように空を仰いだ。
「呼び捨てにするな」
 照れながらそう言って暖斗も空を仰ぐ。見上げる空は青くて白い雲が流れていた。
「学校で姐さんはないし、他になんて呼べばいいんだ」
 昴が唇を尖らせる。
「もう、分ったよ」
 暖斗はあっさり引き下がって、懐が深いと言ったが本当にそうだと葉月は二人のやり取りが羨ましい。

「如月君」
 そこに差し入れの袋を抱えて東原が現れた。
「ほら、僕は藤原さんと遠い親戚なんだ。それで携帯のストラップの人形を作ってもらった」
 袋の中から例の人形が束になったのを取り出して見せる。
「あいつ、まだやってんの」
 暖斗が人形を見ながら口を尖らせた。
「これは限定品なんだ。クラスの奴らのを作ってもらったんだ。一個ずつね。これは葉月人形。僕のもあるんだよ」
「ふうん。義さんのはないの」
 東原の持ってきたストラップを見て、やっぱり聞く暖斗である。
「分かった、頼んでおくよ」と東原はにっこり笑う。
「暖斗のはないのか」と昴が人形を覗き込みながら聞いた。
「はるちゃん人形は製造禁止になったんだ」
 東原が首を竦める。
「まあ、色々あってさ」
「へえ。暖斗だったら可愛いのにな」
 東原の手の中の人形を昴も首を傾げて物色した。案外ずばりとものを言う昴に、葉月は少々羨ましさを覚えた。
「ほら、僕の人形もあるんですよ」と東原が眼鏡をかけた黒髪の制服姿の人形を見せる。
「へえ、それは俺が貰おうかな」
 昴がひょいと手を伸ばして東原人形を攫った。
「へ?」
「え?」
 驚いたのは当の東原だった。
「え? なに? いいんだろう?」
「え……ええ、もちろん」
 実は葉月に押し付けようと思っていた東原は、突然の立候補者の出現で完全に面食らってしまった。
 驚く皆を置いて昴は行ってしまった。複雑なのは葉月である。
「へえ、お前っていつから乗り換えたんだ」と聞いた。
「何ですか人聞きの悪い。いつ僕が乗り換えました。僕は如月君一筋ですよ」
 葉月と言わないところがこの上なく東原らしい。
「俺だってそうだ」
 二人はぷいと背中を向けて行ってしまう。これは予定外の展開になってきた。


 * * *

 その日の放課後、暖斗を迎えに来た車に乗ると脩二の怖い顔が東原の胡散臭い顔とダブった。そういえば脩二と東原は従兄弟だったと聞いたような。
(本人は話したがらなかったっけ)
 それで暖斗は夕飯の後、書斎に落ち着いた義純を捉まえた。

「ねえ義さん、脩二っていつからここにいるの?」
「あれが十八のときからだな」
 義純は遠くを見るような目付きをする。
「脩二は板前になりたくて修業をしていたんだが、そこの未亡人の女将を争って板前同士が包丁を振り回す喧嘩になってよ」
「脩二といい勝負なんてすごいな。額の傷はその時の傷?」
「そうだ。客として行った俺が間に入って引き止めなきゃ、えれえことになっていた」
「そうなんだー」
 だから脩二は義純に頭が上がらないんだろうかと暖斗は考える。
「その未亡人の女将さんはどうなったの?」
「さあ、結局二人と別れて店を畳んでどっかに行ったな」
「ふうん、美人だったんだ……」
「そりゃもう、水も滴るいい女っていうのは──」
「義さんも通ったんだ……」
 暖斗の声がだんだん低くなる。
「別に俺は──」
「義さんのバカーーー」
 暖斗は義純に背を向けて出て行こうとする。その腕を捕まえて義純が言った。
「まあ待て。何も無かったんだからいいじゃねえか」
「でもさ不公平だよな。義さんはいろいろ経験していて、俺は何にも知らなくて」
「経験したいか?」
 義純がいつになく真面目な態度で聞く。
「う……」
 そんなことを聞かれても今更だった。
「俺だけ、やきもち妬いてるし」
「そんなことはないぞ」
 義純が暖斗を引き寄せる。暖斗は大人しく義純の腕の中に納まった。

 義純が改まって切り出した。
「ところで有香が結婚すると聞いたぜ」
「えっ!? 姉ちゃんが?」
 暖斗は驚いた。
 実は暖斗は、結婚式の直前に逃げ出した姉の有香の身代わりに、義純と式を挙げたのだ。今でこそ犬も食わないラブラブ夫夫だが、当時はヤクザの所に男の身で嫁に行って、怖いやら怖いやら怖いやら……、とにかく、どん底だった。

「義さん、いいの? だって姉ちゃんだったら子供も出来るし、世間にも隠さなくていいし……」
(うう……、言ってて顔が強張ってくる)
 自分は姉の身代わりだった。そして男である。その事はずっと暖斗の心を脅かしていた。いつか義純に反古にされる日が来はしないかと。
「だって、俺は……」
 暖斗は俯いてしまった。

「バカヤロウ。俺の嫁はお前だ。そりゃ人生色々なことがあるが」
(いろいろ過ぎる……)
 暖斗にとって本当に色々あり過ぎた。それでも過ぎてみると、こうして違和感無く義純の側にいる。
「まあ仲良くやっていこうや」
 義純はそう言って暖斗の頭にポンポンと手を置いた。
「うん」
(義さんの言う言葉は、当たり前のごく普通の言葉なんだけどさ、嬉しいと言うか──)
「何泣いてんだ」
「だって、義さん──」
「結婚式に出席してやれ」
「うん」
「俺も義弟として式に出てやろう」
「……」
(本気で言っているんだろうか)
 今度は姉ちゃんの旦那が逃げ出すんじゃ……、とか暖斗が思ったのは内緒だ。


 人形を昴に持って行かれて葉月の心境はよりいっそう複雑になった。いろいろ悩んで、つい暖斗にポロリと零してしまった。
「昴君は何で東原の人形なんか──」
 それを聞いた暖斗の反応は早かった。
「直接聞きゃいーじゃん」
 とっとと葉月の腕を取り、昴に聞きに行ったのだ。

 二人で一年生の校舎に行くと、人気者の暖斗と葉月が来て大騒ぎである。昴もやや頬を高潮させて教室から出て来た。
「昴、お前あの人形は?」
「友人にやったけど。東原さんの生徒会長のファンなんだ。おーい和泉」
 昴が呼ぶと、くせっ毛でまん丸の瞳をした可愛い子が教室から出て来た。
「僕、生徒会長に一目惚れなんです」
「そういや、あいつ生徒会長だったんだ」
 可愛い一年生を見て、葉月は余計に複雑になった。
「ヘー、葉月ってもしかして!?」
 暖斗が鎌を掛ける。
「お、俺は東原なんか、なんとも思っていないっ!!」
(バレバレじゃん)
「わーーー!!!」
 口を押さえて逃げ出す葉月。
「もう一押しのようですね」
 そこに後からぬっと現れたのは東原だった。
「お前、いつの間に」
 皆が神出鬼没の東原に引くなか、可愛い和泉少年は健気に言った。
「やっぱりそうなんですね。でも僕、思っているだけでいいですから」
「可愛いじゃん。葉月、のんびり逃げていていいのか」
 暖斗が葉月の心配をする。
「会長、憧れているんです。あなたみたいになりたいです。サインをして下さい」
 健気な和泉少年はハンカチを広げて東原に渡す。
「はいはい」
 にっこり笑って応じる東原。一体何を考えているやら。



 暖斗は義純と一緒に有香の結婚式に出た。二人とも目立たないダークスーツ姿だったが何しろ目立つ容姿だから、どういう知り合いかと出席した人々がチラチラと見るのを気にする様子もなくのんびりと会場を見回した。
「何だか結婚式を挙げたのが随分昔のことみたいだね」
 暖斗が感慨深げに言う。
「そうだな。夏休みにはどこかに連れて行ってやろう」
「ホント? 義さん」
 義純の提案に暖斗は目に星を浮かべて、早速あれこれ考え始める。相変わらず至極仲のいい夫々だったが、傍目には異様だったかもしれない。暖斗の両親も内緒でこっそり諦めの溜め息を吐いていたとか。












 おまけ


 脩二のところにお客さんが来た。
 暖斗がお茶を持って行くと「どうも」と頭を下げた男は、脩二と同じような短髪だがすっきりと整った男前である。歳は脩二より三つ四つ上だろうか、腕っ節は強そうだが脩二より一回り細い。
(どういう知り合いだろう)
 暖斗は早速子分さんたちに男の事を聞いてみた。
「そりゃ例の……」
 子分さんの一人が言いかけて口を押さえる。
「もしかして、未亡人の女将を争ったとかいう?」
「ご存知なんで?」
「義さんに聞いた」
 口を滑らせた子分さんは安心したように喋った。
「あれはおかしな三角関係だったよなあ」
 側で成り行きを見守っていたもう一人もウンウンと頷く。
「どういう風に?」
「実は」と子分さんが身を乗り出す。
「あの女将ってのが男好きでして、誰彼なしに誘うんで」
「そうそう。で、脩二兄いにも色仕掛けで来たとか──」
「でも兄いは、修行が大事だからとはねつけたそうですが」
 子分さんが代わる代わる話した内容は──。
 今日、客で来ている男前は脩二の先輩で、その女将と付き合っていたそうだ。しかし、どうやらお互いに飽きが来ていたようで、脩二が店に入ると女将は脩二に色気を出した。
 脩二は女将に目もくれず修行に精を出し、先輩の方も女将から逃げ気味で、おまけに脩二とその先輩は非常に気が合って仲が良かったそうな。
 女将はとうとう頭に来て包丁を持ち出し、二人が仲良く料理の相談をしているところを後から切りつけ、先輩の腕に傷を負わせた。大事な腕を傷つけられて倒れる先輩。鬼のような形相で、なおも包丁を振り回し切りかかる女将。脩二は先輩を庇って額に傷を負ったのだ。
 どうやら義純のとりなしで、その先輩は傷が癒えた後、どこぞの料亭に再就職したそうな。
「へえ~~~!!」
 暖斗の瞳に星が浮かぶ。
「もしかしたら、もしかしてー」
 そこに脩二がやって来た。
「姐さん。ちょいと送ってきますんで」
「ああ、いいよいいよ。いっといで」
 ニコニコと送り出す暖斗と子分さんたちを見て脩二は首を傾げた。

 その晩、義純が帰ってきて暖斗は聞いた。
「義さん、脩二はどうして板前になるのを止めて、ここに来たんだろう」
「ああ、二人で暫らくここにいたが、あいつはそのまま居着いてしまったな」
「ふうん」
 これは三角関係かとチラッと思ったが、そういうことでもないらしい。暖斗は自分の旦那の顔をじっと見ている内に、やっぱり目に星が浮かぶ。
(かっこいいんだよな、義さんって)
 そう思っていると「失礼します」と脩二が入って来た。暖斗は恋敵に旦那をしばし譲って部屋を後にしたのだった。



  終



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感想 2

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みんなの感想(2件)

ノア吉
2023.07.11 ノア吉

あっという間に読んでしまいました!
楽しい夫夫でとっても楽しかったです(´˘`*)

2023.07.11 拓海のり

ノア吉様。読んで下さってありがとうございます。
とても好きなお話なので感想を頂けてとても嬉しいです♪

解除
ちゃっぺ
2022.12.27 ちゃっぺ

面白くてイッキ読みしちゃいました。
まだまだ読みたくなる人達ばかりなので続きが読みたいな〜とお気に入りをポチッとしてしまいました。

2022.12.29 拓海のり

感想をありがとうございます。昔書いたお話ですが読んでいただけて嬉しいです!いつか続きが書けたらいいな。

解除

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