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3章 バーンデッドディザスター
479話 上級魔法
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上級魔法の準備は俺が合流してきてからもたっぷり2時間以上もかかっている。
2種類の上級魔法を2人の魔導士がそれぞれ担当していて、2人は呪文を何度も何度も唱えながら魔力を練り上げ、手元にあるこの辺りの地図から魔法の発動地点となる墓地を魔法インクで何度もなぞっていた。
失敗が許されないのでめちゃくちゃ真剣だ。
俺も護衛として周りの様子に気を配っているが、例の魔除けの効果か今いる建物自体は安全でちょっと暇している。
ガルシアの方は俺以外の仲間たちの毒の治療をずっと行っているからもう数本魔力ポーションを空けていた。
上級は温存で低級ポーションから使ってるらしい。
ポーションは超高級品なので、なるべく節約して使わない分は返せと言われて騎士団から渡されている。
ガルシアがこの作戦を支える要なのになんともけちけちしている。
上級アンデット2体が居るという墓地は今いる場所から小高くなった山の上にあって建物は4階建だというのに場所を伺うことはできない。
だが定期的に牽制遠距離攻撃の魔法が飛んできていて低い爆音を響かせているので魔物の存在は嫌でも感じさせられる。
遠距離魔法をやってる人は数人体制らしいのだがもう2日ぐらいぶっ通しでやってるらしいから何気に凄い。
色々最悪な今回のアンデット騒動だが、唯一マシだった点は原因の上級アンデットが動き回らないということだろう。
何でも基本的にアンデットモンスターは土地に棲むという性質を持つものが多いらしい。
フィロムスレイカーとタナトスという魔物も例に漏れず、出現した墓地からあまり外に出ようとはしていないとの事だ。
動き出していたらバーリの町は大きいのでもっと大変な事になっていただろう。
「準備できました」
「こっちも」
色々考えながら待っていたらようやく上級魔法の準備が整い魔導士2人が合図を出してきた。
魔法構築が終わった2人の様子は濃密な活性化した魔力に包まれて輝いているようだった。
「よしぶちかましてやれ」
「はい!」
2人の魔導士はお互いの様子を確認して合図し合い、墓地の方を向いて持っている杖を掲げた。
いよいよ上級魔法が見れるとあってワクワクする。
魔導士2人もそんな感じの印象がしていた。
上級魔法なんて使えても使う機会なんてそうそうないようで2人も楽しみなんだろう。
「ディバイン・インフェルノ!」
「イノセア・ジャッジメント!」
2人がそれぞれ魔法名を叫んだ。
それと同時に2人の魔力が弾けるように拡散した。
魔法の効果は直ぐに現れた。
墓地がある小高い山全体が青くキラキラとした浄化の炎で燃えている。そして上空には周辺一帯を昼間のように明るく照らす巨大な光の玉が現れていた。
更にそこから浄化の炎は勢いを増して地面から噴き出すように燃え上がり、巨大な光の玉は光の柱になりそれがどんどん広がり墓地のあるあたりを全て飲み込んでいった。
二つの魔法はアンデット系に特攻の効き目があるため空を埋め尽くすほどに飛んでいたゴーストも魔法の光に触れて溶けるように消えていった。
上級魔法ってどんなもんだと良くわかっていなかったが、これだけ大規模な現象を人1人で起こせるのだからとんでもない。
魔法の効果は体感だとかなり長く感じたが、実際のところは10分程度だった気がする。
魔法を終えた魔導士2人はすごくやり切ったという表情だった。
そして2人はそのまま崩れ落ちた。
魔力切れとか気力が尽きたのかとも思ったが何か凄く嫌な感じがして、心が急に冷たくなった。
「ガルシア!」
突然の事に慌ててガルシアの方を向くとガルシアも倒れ、他の護衛の騎士たちもその場に倒れた。
「えっ!?えっ!!?」
一体何が起こったのか訳が分からない。
上級魔法が終わるまで皆普通に立って一緒に魔法を眺めていたのに。
「おい!ガルシア!しっかりしろ!」
ガルシアの下へと駆け寄って様子を見ると白目をむいて意識がない。呼吸もしてないし体の中の魔力の流れも感じられなかった。
「嘘だろ、死んでる・・」
他の者達の状態を確認しても皆ガルシアと同じく死んでいる。
フィロムスレイカーの毒にやられたのか?でも毒ならガルシアも効かないはずだ。毒でないならもう一体の上級アンデットのタナトスの攻撃なのだろうか。
説明では近づいたり触れたりしただけで殺されるという事だった。どういう原理かは謎だが人を簡単に殺せる能力を持った魔物だ。
この状況考えられるのはタナトスによる攻撃の可能性が高い。
まさか上級魔法を受けても倒せていないのか?
俺だけ生き残っているのは呪いの耐性のお陰なのだろうか。ガルシアよりも俺の方が耐性は高かったはず。
「どうしよう・・皆んなを連れて逃げるか・・でも」
建物の周辺にいた魔物は上級魔法のおかげか気配が消えている。でも俺以外に6人連れて帰れるか。
連れて帰ったところでガルシアがいなければ蘇生は無理だ。
なら蘇生魔法を使えるライさんを頼ってギルダナに行くか。
ガルシアは多分蘇生してくれるだろうか・・。
いや何としてでも生き返らせてもらおう。
「ぐっ・・げほっ!」
「!!」
考えに呆けていたら急にガルシアが咳き込んだ。
「ガルシア!!」
「うげっ・・死んでたか。気持ち悪い・・」
ガルシアはかなり気分が悪そうにゆっくりと体を起こした。
「あっ!不死スキル!」
「死なねえんじゃねえのかよ・・この感じライに体ぐちゃぐちゃにされて殺された時と同じ感じだ・・スキルか分からんけど俺自身は元々死んでも復活できる」
「ガルシアー良かったー!びっくりしたー!」
ガルシアの能力については聞いたような気がしたが気が動転して忘れていた。
マジで死んだと思ってめちゃくちゃ怖かった。
ガルシアが復活したのが嬉しすぎてガルシアを抱きしめて撫で回してしまった。
「いててて!力強いんだよおめぇは!」
「良かったー!」
「離れろ!」
「うぐっ!」
ガルシアの蹴りが脇に入り俺が死んだ。
うさぎ獣人の脚力は半端ない。
「生きてたのおめぇだけか?」
「うん、上級魔法終わった途端皆んな倒れた」
「多分呪いの類なんだろうな、エドガーは何か感じたりしかなったか?」
「わかんないけど、なんか嫌な感じ?心が冷たくなるようなはしたかも。もしかして魂に攻撃された?獣?」
「可能性あるよな・・・」
獣は呪いそのものが形を得て動いている存在だ。
そして人の魂を破壊して存在ごと殺すような攻撃をしてくると聞いている。
他にも人がたくさん死ぬように工作をしたりなどもするらしいし、アンデット騒動は獣の可能性もありそうだ。
「確認いくか」
「ああ、見過ごすわけにはいかない」
もし獣がいるならば被害はこれだけじゃ済まなくなる。
今直ぐに戦うというわけじゃなくても獣かどうかという情報だけでも価値はある。
俺は体に本気で氣を満たして真剣モードに切り替えると身を起こしてもっかいガルシアを抱き抱えた。
「なっ!何してんだ!?」
意識を集中してガルシアの体に俺の氣を渡してガルシアの身体能力を高めてやる。
タイガが獣の一体である聖女と戦いに行く前にも俺にしてくれた事だ。
それを思い出すと気合が入る。
「ちょっとな、気合い入れるための儀式」
「何じゃそりゃ、まあ楽になったぜ、ありがとな」
「おう」
気持ちを引き締めた俺とガルシアは他の仲間は一旦そのままにして墓地へと向かう事にした。
2種類の上級魔法を2人の魔導士がそれぞれ担当していて、2人は呪文を何度も何度も唱えながら魔力を練り上げ、手元にあるこの辺りの地図から魔法の発動地点となる墓地を魔法インクで何度もなぞっていた。
失敗が許されないのでめちゃくちゃ真剣だ。
俺も護衛として周りの様子に気を配っているが、例の魔除けの効果か今いる建物自体は安全でちょっと暇している。
ガルシアの方は俺以外の仲間たちの毒の治療をずっと行っているからもう数本魔力ポーションを空けていた。
上級は温存で低級ポーションから使ってるらしい。
ポーションは超高級品なので、なるべく節約して使わない分は返せと言われて騎士団から渡されている。
ガルシアがこの作戦を支える要なのになんともけちけちしている。
上級アンデット2体が居るという墓地は今いる場所から小高くなった山の上にあって建物は4階建だというのに場所を伺うことはできない。
だが定期的に牽制遠距離攻撃の魔法が飛んできていて低い爆音を響かせているので魔物の存在は嫌でも感じさせられる。
遠距離魔法をやってる人は数人体制らしいのだがもう2日ぐらいぶっ通しでやってるらしいから何気に凄い。
色々最悪な今回のアンデット騒動だが、唯一マシだった点は原因の上級アンデットが動き回らないということだろう。
何でも基本的にアンデットモンスターは土地に棲むという性質を持つものが多いらしい。
フィロムスレイカーとタナトスという魔物も例に漏れず、出現した墓地からあまり外に出ようとはしていないとの事だ。
動き出していたらバーリの町は大きいのでもっと大変な事になっていただろう。
「準備できました」
「こっちも」
色々考えながら待っていたらようやく上級魔法の準備が整い魔導士2人が合図を出してきた。
魔法構築が終わった2人の様子は濃密な活性化した魔力に包まれて輝いているようだった。
「よしぶちかましてやれ」
「はい!」
2人の魔導士はお互いの様子を確認して合図し合い、墓地の方を向いて持っている杖を掲げた。
いよいよ上級魔法が見れるとあってワクワクする。
魔導士2人もそんな感じの印象がしていた。
上級魔法なんて使えても使う機会なんてそうそうないようで2人も楽しみなんだろう。
「ディバイン・インフェルノ!」
「イノセア・ジャッジメント!」
2人がそれぞれ魔法名を叫んだ。
それと同時に2人の魔力が弾けるように拡散した。
魔法の効果は直ぐに現れた。
墓地がある小高い山全体が青くキラキラとした浄化の炎で燃えている。そして上空には周辺一帯を昼間のように明るく照らす巨大な光の玉が現れていた。
更にそこから浄化の炎は勢いを増して地面から噴き出すように燃え上がり、巨大な光の玉は光の柱になりそれがどんどん広がり墓地のあるあたりを全て飲み込んでいった。
二つの魔法はアンデット系に特攻の効き目があるため空を埋め尽くすほどに飛んでいたゴーストも魔法の光に触れて溶けるように消えていった。
上級魔法ってどんなもんだと良くわかっていなかったが、これだけ大規模な現象を人1人で起こせるのだからとんでもない。
魔法の効果は体感だとかなり長く感じたが、実際のところは10分程度だった気がする。
魔法を終えた魔導士2人はすごくやり切ったという表情だった。
そして2人はそのまま崩れ落ちた。
魔力切れとか気力が尽きたのかとも思ったが何か凄く嫌な感じがして、心が急に冷たくなった。
「ガルシア!」
突然の事に慌ててガルシアの方を向くとガルシアも倒れ、他の護衛の騎士たちもその場に倒れた。
「えっ!?えっ!!?」
一体何が起こったのか訳が分からない。
上級魔法が終わるまで皆普通に立って一緒に魔法を眺めていたのに。
「おい!ガルシア!しっかりしろ!」
ガルシアの下へと駆け寄って様子を見ると白目をむいて意識がない。呼吸もしてないし体の中の魔力の流れも感じられなかった。
「嘘だろ、死んでる・・」
他の者達の状態を確認しても皆ガルシアと同じく死んでいる。
フィロムスレイカーの毒にやられたのか?でも毒ならガルシアも効かないはずだ。毒でないならもう一体の上級アンデットのタナトスの攻撃なのだろうか。
説明では近づいたり触れたりしただけで殺されるという事だった。どういう原理かは謎だが人を簡単に殺せる能力を持った魔物だ。
この状況考えられるのはタナトスによる攻撃の可能性が高い。
まさか上級魔法を受けても倒せていないのか?
俺だけ生き残っているのは呪いの耐性のお陰なのだろうか。ガルシアよりも俺の方が耐性は高かったはず。
「どうしよう・・皆んなを連れて逃げるか・・でも」
建物の周辺にいた魔物は上級魔法のおかげか気配が消えている。でも俺以外に6人連れて帰れるか。
連れて帰ったところでガルシアがいなければ蘇生は無理だ。
なら蘇生魔法を使えるライさんを頼ってギルダナに行くか。
ガルシアは多分蘇生してくれるだろうか・・。
いや何としてでも生き返らせてもらおう。
「ぐっ・・げほっ!」
「!!」
考えに呆けていたら急にガルシアが咳き込んだ。
「ガルシア!!」
「うげっ・・死んでたか。気持ち悪い・・」
ガルシアはかなり気分が悪そうにゆっくりと体を起こした。
「あっ!不死スキル!」
「死なねえんじゃねえのかよ・・この感じライに体ぐちゃぐちゃにされて殺された時と同じ感じだ・・スキルか分からんけど俺自身は元々死んでも復活できる」
「ガルシアー良かったー!びっくりしたー!」
ガルシアの能力については聞いたような気がしたが気が動転して忘れていた。
マジで死んだと思ってめちゃくちゃ怖かった。
ガルシアが復活したのが嬉しすぎてガルシアを抱きしめて撫で回してしまった。
「いててて!力強いんだよおめぇは!」
「良かったー!」
「離れろ!」
「うぐっ!」
ガルシアの蹴りが脇に入り俺が死んだ。
うさぎ獣人の脚力は半端ない。
「生きてたのおめぇだけか?」
「うん、上級魔法終わった途端皆んな倒れた」
「多分呪いの類なんだろうな、エドガーは何か感じたりしかなったか?」
「わかんないけど、なんか嫌な感じ?心が冷たくなるようなはしたかも。もしかして魂に攻撃された?獣?」
「可能性あるよな・・・」
獣は呪いそのものが形を得て動いている存在だ。
そして人の魂を破壊して存在ごと殺すような攻撃をしてくると聞いている。
他にも人がたくさん死ぬように工作をしたりなどもするらしいし、アンデット騒動は獣の可能性もありそうだ。
「確認いくか」
「ああ、見過ごすわけにはいかない」
もし獣がいるならば被害はこれだけじゃ済まなくなる。
今直ぐに戦うというわけじゃなくても獣かどうかという情報だけでも価値はある。
俺は体に本気で氣を満たして真剣モードに切り替えると身を起こしてもっかいガルシアを抱き抱えた。
「なっ!何してんだ!?」
意識を集中してガルシアの体に俺の氣を渡してガルシアの身体能力を高めてやる。
タイガが獣の一体である聖女と戦いに行く前にも俺にしてくれた事だ。
それを思い出すと気合が入る。
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