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序章 新天地と仲間との出会い
74話 氣の練習(上)
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「ここまで手も足もでないとは思わなかったっす・・」
「全身に目がついてるようだったよー、2人がかりてこれは自信無くすなー」
「気持ちで負けた時点で氣なんて言ってられないぞ、気合だけは最後まで入れとけ」
2人が息を整えている間に俺が手合わせの間に感じた2人の剣技の改善点を指摘する。
「教官にもよく言われることばっかりで分かってるつもりなんすけどね、やっぱ上手くいかないっすね」
「それでも、丁寧な攻め方で最後まで考えて動けているのは良かった。俺も雑に終わらせずに済んだ」
「これだけは徹底的に仕込まれてるからねー」
いい教官がいるんだな。
この兵士団なかなかレベルが高そうだ。
「それじゃ一息つけたら氣を感じる練習するか。
エドガーもやる?」
「いいのか!やる!」
エドガーは朝の鍛錬もそうだったが、先ほどの手合わせの時もめちゃくちゃ興味津々に見てくる。
そして凄くワクワクした感情を向けてくるのだ。
男の子だしな。
強さってものには憧れるもんだよな。
トレイとモーガンの休憩が終わったら氣の練習を始めた。
エドガーを含めた3人には横並びに立ってもらって俺は少し離れて前に立つ。
「今からやるのは氣で印象を感じることだ。3人は俺に意識を向けといて」
そういうと3人の意識がこちらに向いてくるのを感じる。
肩、胸の真ん中、顔あたりに意識がくる。
俺は氣を強く纏い固くする。
「俺を見てどう感じる?」
「硬そう」
「そっすね」
「そうだねー」
かなり分かりやすくそう感じるように氣を纏っているから想定通りの感想が帰る。
実際は最初からこんなにわかることなんて事はない。
「今感じた時の感覚を覚えといて」
そういいつつ今度は気配を薄くしていく
「なんかタイガじゃないっぽい」
「んーよくわかんないっす」
「弱そうかなー」
気配を薄くしたって目の前にいれば存在はわかるのだが印象がまた変わってくる。
街中でやっても存在感が希薄で人目につきにくくなる。
「感じ方はそれぞれだ。見た目に惑わされず、心の中に湧き上がった感覚にしっかり意識することが大事だ」
氣とは目に見えない心の感覚器官なのだ。
心もとい魂が何かを感じ取る為に発しているエネルギーが氣だ。
気配を薄くするのとは逆に、自分の存在感をどんどん大きくするように意識をして、体に力強さを持たせた氣を満たしていく。
「すごそう」
「なんか怖いっす」
「団長を前にしてる時みたいだねー」
これも想定通りの回答
めちゃくちゃ分かりやすくやってるから全くの素人でも分かるだろう。
「それじゃ今度は目を閉じて、同じように俺がいる場所を意識してみて」
3人は言われた通りに目を閉じた。
「なんかわかるきがする。」
「怖!なんかいるのわかるっす!」
「見えてないのに緊張してきた。」
目を閉じていても俺の気配を感じ取れたようだ。
「俺は少し移動するから、いま感じたものがどこにあるか探してみて」
一旦気配を消して、明らかに場所が変わったと感じる位置まで移動する。
そしてまた自分の存在感を大きくする。
3人の反応を待つ。
「あっ!」
先に分かったのはエドガーのようだ。
こちらに意識が飛んできている。
3分、中々の速さだ。
たまたまやまが当たることもあるがエドガーは少し鋭いようだ。
「いたっす!」
「ああ、結構右の方に」
エドガーに遅れて5分しないうちにトレイとモーガンも俺を見つけた。
五感に頼らせないように俺は消音と消臭の魔法を使っていた。
それでもちゃんと3人は見つけることができた。
これで少しは氣を探る感覚を掴んでくれたらいいが。
こんなバカみたいに存在感放つやつはそうそういないからこれは初歩の初歩だ。
「目開けていいぞ」
そう言いつつ元の場所に戻る。
「どうだ、氣を探る感覚が少しは分かった?」
「うーん?感じるっていうのは分かったかも?」
「やっぱり感覚的っすね」
「でも最後のは何か手応えがちゃんとあったねー」
「心で感じること、それをちゃんと意識できて慣れていけばもっとはっきりと自覚できていくぞ。」
「やっぱ難しそうっすね」
「他人に意識を向けて感じる印象を一つひとつ整理してみるといい、やっていくうちに感じ取れるものが多くなるから。
見た目に惑わされないようにな、直感が大事。
最初は強そう、とか弱そうとかそんな感じでいい」
「それならできそうだねー」
3人はそれぞれ今のことを思い返して、引き続き氣で感じ取った時の感覚を覚えられるように練習を続けた。
「全身に目がついてるようだったよー、2人がかりてこれは自信無くすなー」
「気持ちで負けた時点で氣なんて言ってられないぞ、気合だけは最後まで入れとけ」
2人が息を整えている間に俺が手合わせの間に感じた2人の剣技の改善点を指摘する。
「教官にもよく言われることばっかりで分かってるつもりなんすけどね、やっぱ上手くいかないっすね」
「それでも、丁寧な攻め方で最後まで考えて動けているのは良かった。俺も雑に終わらせずに済んだ」
「これだけは徹底的に仕込まれてるからねー」
いい教官がいるんだな。
この兵士団なかなかレベルが高そうだ。
「それじゃ一息つけたら氣を感じる練習するか。
エドガーもやる?」
「いいのか!やる!」
エドガーは朝の鍛錬もそうだったが、先ほどの手合わせの時もめちゃくちゃ興味津々に見てくる。
そして凄くワクワクした感情を向けてくるのだ。
男の子だしな。
強さってものには憧れるもんだよな。
トレイとモーガンの休憩が終わったら氣の練習を始めた。
エドガーを含めた3人には横並びに立ってもらって俺は少し離れて前に立つ。
「今からやるのは氣で印象を感じることだ。3人は俺に意識を向けといて」
そういうと3人の意識がこちらに向いてくるのを感じる。
肩、胸の真ん中、顔あたりに意識がくる。
俺は氣を強く纏い固くする。
「俺を見てどう感じる?」
「硬そう」
「そっすね」
「そうだねー」
かなり分かりやすくそう感じるように氣を纏っているから想定通りの感想が帰る。
実際は最初からこんなにわかることなんて事はない。
「今感じた時の感覚を覚えといて」
そういいつつ今度は気配を薄くしていく
「なんかタイガじゃないっぽい」
「んーよくわかんないっす」
「弱そうかなー」
気配を薄くしたって目の前にいれば存在はわかるのだが印象がまた変わってくる。
街中でやっても存在感が希薄で人目につきにくくなる。
「感じ方はそれぞれだ。見た目に惑わされず、心の中に湧き上がった感覚にしっかり意識することが大事だ」
氣とは目に見えない心の感覚器官なのだ。
心もとい魂が何かを感じ取る為に発しているエネルギーが氣だ。
気配を薄くするのとは逆に、自分の存在感をどんどん大きくするように意識をして、体に力強さを持たせた氣を満たしていく。
「すごそう」
「なんか怖いっす」
「団長を前にしてる時みたいだねー」
これも想定通りの回答
めちゃくちゃ分かりやすくやってるから全くの素人でも分かるだろう。
「それじゃ今度は目を閉じて、同じように俺がいる場所を意識してみて」
3人は言われた通りに目を閉じた。
「なんかわかるきがする。」
「怖!なんかいるのわかるっす!」
「見えてないのに緊張してきた。」
目を閉じていても俺の気配を感じ取れたようだ。
「俺は少し移動するから、いま感じたものがどこにあるか探してみて」
一旦気配を消して、明らかに場所が変わったと感じる位置まで移動する。
そしてまた自分の存在感を大きくする。
3人の反応を待つ。
「あっ!」
先に分かったのはエドガーのようだ。
こちらに意識が飛んできている。
3分、中々の速さだ。
たまたまやまが当たることもあるがエドガーは少し鋭いようだ。
「いたっす!」
「ああ、結構右の方に」
エドガーに遅れて5分しないうちにトレイとモーガンも俺を見つけた。
五感に頼らせないように俺は消音と消臭の魔法を使っていた。
それでもちゃんと3人は見つけることができた。
これで少しは氣を探る感覚を掴んでくれたらいいが。
こんなバカみたいに存在感放つやつはそうそういないからこれは初歩の初歩だ。
「目開けていいぞ」
そう言いつつ元の場所に戻る。
「どうだ、氣を探る感覚が少しは分かった?」
「うーん?感じるっていうのは分かったかも?」
「やっぱり感覚的っすね」
「でも最後のは何か手応えがちゃんとあったねー」
「心で感じること、それをちゃんと意識できて慣れていけばもっとはっきりと自覚できていくぞ。」
「やっぱ難しそうっすね」
「他人に意識を向けて感じる印象を一つひとつ整理してみるといい、やっていくうちに感じ取れるものが多くなるから。
見た目に惑わされないようにな、直感が大事。
最初は強そう、とか弱そうとかそんな感じでいい」
「それならできそうだねー」
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