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序章 新天地と仲間との出会い
81話 珠夏国のこと
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「タイガの故郷について教えてくれよ!」
「長い挨拶、あれなんすか!かっこいいっす」
「あんなの真面目な場で偉い奴に言ったら首がとびかねんからやめとけ」
「ええ!偉い人にいってたよー!」
俺とスズナの会話を聴いていた3人は色々気になった事が多かったようで部屋に戻ると質問して来た。
「まずあの人との関係はー?」
「そっすよ、なんで知り合いなんすか?」
「元許嫁候補」
「「「ええええええ!」」」
思った通りのいい反応が返って来て楽しい。
「まあ、冗談だけどな。
ほんとのところは同じ貴族同士で姉ちゃんの親友。て感じの知り合いだ。
許嫁の話は姉ちゃんのイタズラだ。話持ってった文をスズナが速攻で燃やしたって聞いて姉ちゃん爆笑してた。
俺かなり嫌われてたからな」
「辺境伯夫人になんてことを」
「タイガ、貴族だったんだな!
何が嫌われる事でもしたのか?」
「ソリが合わなかったんだ。
あいつ品格、品格うるさいし。
俺に貴族の品格あると思うか?」
「こんな貴族は見た事ないねー」
「そっすね」
「タイガはかっこいいと思うぞ、強いし」
エドガーは貴族の品格をよく分かってないみたいだが、見る目あるじゃねえか。
「俺は鬼だからな、上品さなんて似合わない。鬼は強い男としての風格にこだわる。」
「上品な男もかっこいいと思うっすけどね」
「礼服姿とか凛々しいと思うよねー」
2人とも分かってないな、中身が伴わなければなんの意味もない。
上品な立ち振る舞いだって本当の強さを持った強者の余裕あってこそ輝く。
「鬼同士ならそんなやつぶち犯されて一生メス扱いだ。それでもそうしたいなら力で示さないとダメだ。」
「鬼族ってなんなんすか、恐え。」
「タイガの国は他にもたくさんいたのか?
他どんな種族がいたんだ?」
「そうだな、半分ぐらいは普人族で残り半分で獣人族、鬼族、魚人族、獣人魚人のハーフ、それがだいたい同じぐらいいた。
鬼は魔人種だからハーフは生まれないな、鬼族と他種族の子は全部鬼族だ。
鬼は大陸の東端あたりにはちらほらいる種族だ。俺の故郷は極東の島国の一つだな。
ついでだから国の説明しとくと、珠夏って国で将軍って王を中心においた貴族社会だな。
将軍から領地を与えられていた家や代々重要な役目を担って来た家が貴族だな。
まあそれも実力主義で能力次第では入れ替わりもあった。
だから結構内乱も酷かったらしい。俺がいた頃は母ちゃんがサクサク片付けてたから平和だった。」
俺の母ちゃんは鬼族だ。
とても珍しい女の鬼。
3千人に一人ぐらいしか生まれないらしい。
ただその代わり女の鬼はめちゃくちゃ強い。
男の鬼は魔力が乏しいが女の鬼は莫大な魔力を持ち、感覚的に魔法を操る。
母ちゃんは俺が生まれる前は鬼族を千人も率いて国落とししようとしてたらしい。
討伐に出向いた親父が一目惚れして、一人で全員ねじ伏せて母ちゃんに求婚したらしい。
かっこいいぜ!
結婚後は親父の仕事手伝って一人で反乱を抑えて回っていた。
母ちゃんもかっけえぜ。
「へータイガの母さんも強かったんだな。」
「俺の家族はみんな強かったぞ、なんなら俺が1番弱かったな、今なら勝てるかな。たぶん。」
そうはいっても親父が何してくるかわからんな。
敵軍全員を空に飛ばして落とすような奴だし超高火力魔法を長時間連射し続けるし。
まあもう皆生きてないから比べ用も無い。
「全員かーすごいねー」
「元々国の護りを司ってきた家だしな。強さを求められたんだよ」
「それでタイガは強いんだな」
「タイガより強い人たちがいたのに魔族には敵わなかったんだねー」
「そうだな、でも今なら負けん。
それに別に魔族倒すのに特別な能力っていらないんだ。
しっかり技を磨けば誰でもできる」
「俺でも?」
「エドガーは素材がいいからな、魔力も高いし氣の感覚掴むのも悪くない、成長も早いだろうな」
「そうか?そうなのか・・」
めっちゃ嬉しそうだ。
こりゃ鍛えてやるのも楽しそうだ。
「俺も魔族倒してみたいなー、絶対モテるじゃん」
「モーガン、動機が不純すぎるっすよ」
「そうでもない、そういう奴こそ伸びるもんだ。
頑張ってみろ。」
「うおーやってやるぞー!まずは氣を覚えて他の兵士に自慢してやるー!」
「それじゃ俺はモーガンより先に覚えて教官を負かしてやるっす!」
「トレイなんかには負けないよー」
「俺だって、負けないからな!」
そう三人はやる気を漲らせるのだった。
いいライバルだな。
エドガーはそもそも差が開きまくっているのだが、分かっていっているならいい気合いだ。
俺が鍛え上げて兵士を負かすのも面白そうだ。
「長い挨拶、あれなんすか!かっこいいっす」
「あんなの真面目な場で偉い奴に言ったら首がとびかねんからやめとけ」
「ええ!偉い人にいってたよー!」
俺とスズナの会話を聴いていた3人は色々気になった事が多かったようで部屋に戻ると質問して来た。
「まずあの人との関係はー?」
「そっすよ、なんで知り合いなんすか?」
「元許嫁候補」
「「「ええええええ!」」」
思った通りのいい反応が返って来て楽しい。
「まあ、冗談だけどな。
ほんとのところは同じ貴族同士で姉ちゃんの親友。て感じの知り合いだ。
許嫁の話は姉ちゃんのイタズラだ。話持ってった文をスズナが速攻で燃やしたって聞いて姉ちゃん爆笑してた。
俺かなり嫌われてたからな」
「辺境伯夫人になんてことを」
「タイガ、貴族だったんだな!
何が嫌われる事でもしたのか?」
「ソリが合わなかったんだ。
あいつ品格、品格うるさいし。
俺に貴族の品格あると思うか?」
「こんな貴族は見た事ないねー」
「そっすね」
「タイガはかっこいいと思うぞ、強いし」
エドガーは貴族の品格をよく分かってないみたいだが、見る目あるじゃねえか。
「俺は鬼だからな、上品さなんて似合わない。鬼は強い男としての風格にこだわる。」
「上品な男もかっこいいと思うっすけどね」
「礼服姿とか凛々しいと思うよねー」
2人とも分かってないな、中身が伴わなければなんの意味もない。
上品な立ち振る舞いだって本当の強さを持った強者の余裕あってこそ輝く。
「鬼同士ならそんなやつぶち犯されて一生メス扱いだ。それでもそうしたいなら力で示さないとダメだ。」
「鬼族ってなんなんすか、恐え。」
「タイガの国は他にもたくさんいたのか?
他どんな種族がいたんだ?」
「そうだな、半分ぐらいは普人族で残り半分で獣人族、鬼族、魚人族、獣人魚人のハーフ、それがだいたい同じぐらいいた。
鬼は魔人種だからハーフは生まれないな、鬼族と他種族の子は全部鬼族だ。
鬼は大陸の東端あたりにはちらほらいる種族だ。俺の故郷は極東の島国の一つだな。
ついでだから国の説明しとくと、珠夏って国で将軍って王を中心においた貴族社会だな。
将軍から領地を与えられていた家や代々重要な役目を担って来た家が貴族だな。
まあそれも実力主義で能力次第では入れ替わりもあった。
だから結構内乱も酷かったらしい。俺がいた頃は母ちゃんがサクサク片付けてたから平和だった。」
俺の母ちゃんは鬼族だ。
とても珍しい女の鬼。
3千人に一人ぐらいしか生まれないらしい。
ただその代わり女の鬼はめちゃくちゃ強い。
男の鬼は魔力が乏しいが女の鬼は莫大な魔力を持ち、感覚的に魔法を操る。
母ちゃんは俺が生まれる前は鬼族を千人も率いて国落とししようとしてたらしい。
討伐に出向いた親父が一目惚れして、一人で全員ねじ伏せて母ちゃんに求婚したらしい。
かっこいいぜ!
結婚後は親父の仕事手伝って一人で反乱を抑えて回っていた。
母ちゃんもかっけえぜ。
「へータイガの母さんも強かったんだな。」
「俺の家族はみんな強かったぞ、なんなら俺が1番弱かったな、今なら勝てるかな。たぶん。」
そうはいっても親父が何してくるかわからんな。
敵軍全員を空に飛ばして落とすような奴だし超高火力魔法を長時間連射し続けるし。
まあもう皆生きてないから比べ用も無い。
「全員かーすごいねー」
「元々国の護りを司ってきた家だしな。強さを求められたんだよ」
「それでタイガは強いんだな」
「タイガより強い人たちがいたのに魔族には敵わなかったんだねー」
「そうだな、でも今なら負けん。
それに別に魔族倒すのに特別な能力っていらないんだ。
しっかり技を磨けば誰でもできる」
「俺でも?」
「エドガーは素材がいいからな、魔力も高いし氣の感覚掴むのも悪くない、成長も早いだろうな」
「そうか?そうなのか・・」
めっちゃ嬉しそうだ。
こりゃ鍛えてやるのも楽しそうだ。
「俺も魔族倒してみたいなー、絶対モテるじゃん」
「モーガン、動機が不純すぎるっすよ」
「そうでもない、そういう奴こそ伸びるもんだ。
頑張ってみろ。」
「うおーやってやるぞー!まずは氣を覚えて他の兵士に自慢してやるー!」
「それじゃ俺はモーガンより先に覚えて教官を負かしてやるっす!」
「トレイなんかには負けないよー」
「俺だって、負けないからな!」
そう三人はやる気を漲らせるのだった。
いいライバルだな。
エドガーはそもそも差が開きまくっているのだが、分かっていっているならいい気合いだ。
俺が鍛え上げて兵士を負かすのも面白そうだ。
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