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第1章
第11話
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若干目が痛いが、とりあえず出てきた鑑定結果を見ることにしてみた。
出てきたのがステータスであった。
HP 1000/1000
MP 999999/999999
スキル 初等幾何学魔法(全属性) 闇魔法 悪魔族の力(仮)
称号 悪魔の主 数学を学ぶもの 魔法研究者 先生 転生者
特筆事項 マルクコスの主となったため悪魔族の力が使えるようになっている(20%)
まあ、こんな感じになっていた。さらに詳しく見たいときにはスマホの画面を拡大するときのようにすればよいことも分かった。そんな感じで見ていくと、一番下に特筆事項の欄があって、そこには自分が悪魔族の力を使えることが書いてある。原因も分かってほっとした、私であったが、この特筆事項の一番右に書かれている(20%)というものは何であろうか。まあ、能力の制限とかそこらへんであろう。
だいたい、予想していた通りだったので、何も問題はないと思って、先生の方を見てみると先生は目を点にして放心状態であった。
「自分のステータスで何かおかしかったところはありますか?」
何かおかしなところがあるのだろうかと持って首をかしげながら尋ねると、先生の目に焦点が戻ってきて
「いやいやいや。何このステータス。MPが高すぎる、それにスキルも年齢の割に豊富だし、称号もたくさんついてやがる。これの一体どこが正常なんだか。」
と、少し素の口調が出始めるほど先生は驚いていた。
「どれくらいが普通のステータスなのか教えてもらっていいですか?」
「ええと、主様の年齢だと、HPが100、MPが50、スキルは1つ、称号は1つが平均です。」
「すなわち、私はものすごく高いという事でいいんですか?」
「はい、その通りです。取り敢えず、魔法スキルがあるのはばれても魔力の量がばれると危険なのでそこは誰にも公言しないように。」
「分かりました。じゃあ、これで問題解決ですね。」
「いえ、その前に一つ質問したいことがあります。」
「ん?なんですか?」
「主様は転生者なのか?」
「はい。そうですけど、それがどうかしましたか?」
「いやいや。そこは大きな問題だから。転生者ってことは前世の記憶があるってことでいいのかな?」
「はい。前世で後悔しながら死んだら転生してたんですよ。」
「そうか。だから、とても賢かったのか。それで納得だ。ちなみに何か使命があったりはしないよね?」
「はい。今のところ誰にも何も言われていないのできっと大丈夫だと思いますよ。これで、この話は大丈夫ですか?」
「はい。全然問題ありませんよ。さて、魔法陣の謎も解明できたことですし、せっかくですから、悪魔用の魔法陣の魔法もやってみましょう。」
先生にそういわれ私はノートを開き、ペンを用意する。ステータスを見て少し疲れてはいるが悪魔用の魔法というところにわくわくが止まらない私は疲れなど一切ないように授業に臨んでいると思う。
出てきたのがステータスであった。
HP 1000/1000
MP 999999/999999
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特筆事項 マルクコスの主となったため悪魔族の力が使えるようになっている(20%)
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だいたい、予想していた通りだったので、何も問題はないと思って、先生の方を見てみると先生は目を点にして放心状態であった。
「自分のステータスで何かおかしかったところはありますか?」
何かおかしなところがあるのだろうかと持って首をかしげながら尋ねると、先生の目に焦点が戻ってきて
「いやいやいや。何このステータス。MPが高すぎる、それにスキルも年齢の割に豊富だし、称号もたくさんついてやがる。これの一体どこが正常なんだか。」
と、少し素の口調が出始めるほど先生は驚いていた。
「どれくらいが普通のステータスなのか教えてもらっていいですか?」
「ええと、主様の年齢だと、HPが100、MPが50、スキルは1つ、称号は1つが平均です。」
「すなわち、私はものすごく高いという事でいいんですか?」
「はい、その通りです。取り敢えず、魔法スキルがあるのはばれても魔力の量がばれると危険なのでそこは誰にも公言しないように。」
「分かりました。じゃあ、これで問題解決ですね。」
「いえ、その前に一つ質問したいことがあります。」
「ん?なんですか?」
「主様は転生者なのか?」
「はい。そうですけど、それがどうかしましたか?」
「いやいや。そこは大きな問題だから。転生者ってことは前世の記憶があるってことでいいのかな?」
「はい。前世で後悔しながら死んだら転生してたんですよ。」
「そうか。だから、とても賢かったのか。それで納得だ。ちなみに何か使命があったりはしないよね?」
「はい。今のところ誰にも何も言われていないのできっと大丈夫だと思いますよ。これで、この話は大丈夫ですか?」
「はい。全然問題ありませんよ。さて、魔法陣の謎も解明できたことですし、せっかくですから、悪魔用の魔法陣の魔法もやってみましょう。」
先生にそういわれ私はノートを開き、ペンを用意する。ステータスを見て少し疲れてはいるが悪魔用の魔法というところにわくわくが止まらない私は疲れなど一切ないように授業に臨んでいると思う。
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