幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第四章 交差する思惑

第九十二話 交差する思惑 女神side

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~???~

(これで、彼女の野望を止めるカードは出来た…後は)

「あらあら、随分と元気な事ですわね?」

後ろから声が聞こえたので、振り返る
そこには私を追放した憎き女がそこに立っていた

「…何か用ですか?わざわざ私と話をする為にこの世界オラクルに来るなんて」

私は今、現女神によって実態がなくなってしまった、その為、この世界オラクルにいる事は出来るが、その姿は誰にも気づかれず、見る事聞く事しか出来ない

そんな私に声を掛けて来れるのは、たった1人、この世界の女神だ

「あらあら、折角私が来てあげたのに、失礼じゃありませんか?」

「失礼と思っているのなら、さっさと女神の座を返してくれませんかね?」

そもそもの話、地球の女神だった癖に人間の男に恋して、その男の為に色々な事をしている事自体頭がおかしいのだ

「嫌ですわ、カイト君のハーレム物語を完成させるまでは女神の座を奪われる訳にはいかないんですの」

「奪われるのではなく、返してもらうだけです」

そもそもその座は私がもらったものであり
彼女のものではない
ハーレム物語とか言う訳の分からない事を考えている内に現実と妄想の区別がつかなくなったのだろう

「ですから、カイト君の為にもそれは出来ないと言っているのですわ」

「だから、1人の人間のために、大勢の人達が困る事を神である貴女がしてはいけないのです」

神は基本世界を見守るだけだ
もしもの時だけ、力を貸すのだ
ずっと貸し続ければ、地球のジャンヌ.ダルクの様に悲惨な末路は来ないのだ

ジャンヌ.ダルク

生前、聖処女「ジャンヌ・ダルク」フランスの窮地を救った。その名の通り、彼女は男に抱かれることは無かったのだろう。もし例外があるとすれば、それは処刑前に捕らえられた敵国にて陵辱されたことしかありえない

敵国に陵辱され、男達の性処理道具となり
最後は焼かれて死ぬ

その神達の身勝手な行動が1人の少女の人生を終わらせたのだ

(だからこそ、彼女のしている事は決してやってはいけない、それは地球の女神だった彼女が1番理解しているはずだ)

それなのに彼女は躊躇わずにやっている
今の彼女にと言う言葉は通用しないのだ

「へぇ負け犬がほざくのですか?」

「負けてはいません、勝負はまだ終わってませんから」

「確か…エイト?ですわよね?あの塵が貴女の切り札ですの?」

「ええ、そうよ貴方のお気に入りを超える英雄ヒーローよ」

あの戦いで確信した
エイトは勝てる、勇者にも厄災にも太刀打たちうちが出来
逆にカイトでは例え取り巻き達を使っても
勝てないだろう

カイトは勇者の力がすぐに使える為
少しの努力で強くなるだろう

その一方でエイトは英雄の力がすぐには使えず、絶え間ない努力が必要なのだ

この時点で差が歴然とあるのだが、エイトはと言う新たな力がある
この力が有れば、カイトなんぞ必要ないのだ


「フフフッ貴女も随分と堕ちましたわねぇあんなのが私のカイトを超えるとかあり得ませんわ」

「そうですかね?貴女のカイト君はその堕ちた男に負けたんですよ?大丈夫なんですか?」

煽りに煽り返し、もし肉体があれば
もう一度争う覚悟はあるが、ないのでしない
その事は相手も理解しているのか、ぷい と背中を見せる

「まぁ、それはこれからわかる事ですわ」

「えぇ、そうね」

「さようなら落ちた女神アマス

「さようなら堕ちた女神アダマス

そしていつも間にかアダマスは姿を消し
そこにいたのはアマスだけになった

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次回はキャラ紹介です
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