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第9章 外伝2 〜英雄〜
第三百三話 購入
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「この子達を…買う?」
青年は少し嫌な顔をして答える
ああやっぱり、自分達の様な化け物は嫌なのだろう。
「ええ、なんでも貴方達は厄災を倒す為に旅をしているとお聞きしております。」
「ええ、まあそうですけど…」
ゴマを擦りながら、奴隷商人は青年に媚を売る、何としてでも自分達を売りたいのだろう。
「そうなると、やはり貴方は若い、色々と溜まる事があるでしょう?」
「それを私達の前で言う?普通?」
「本当、気持ち悪いですね。」
奴隷商人の言葉に貴族風の女性とメイド服の女性は嫌な顔になり小さな声で愚痴る、女性の前でその言葉は流石に失礼だ、しかしデリカシーがないのだろう、平然と言う。
「どうです?この子達ならどんな事をしてもバレませんし、いざとなったら使い捨てても構いませんよ?」
「…使い捨て……」
青年は自分達を見る、その眼はドス黒い怒りで満ち溢れていた。
(なんじゃ…ワシ達に対して…ではない?)
(…え?)
自分達ではない、では彼らは自分達のご主人様に対して怒っているのだろうか?
やっぱり、周りの綺麗な女性の2人がいるから自分達はいらないのだろう…
(わかってはいたけど…でもやっぱり…辛いなぁ)
自分には価値がない、それを言われているかの様な感覚に見舞われる、誰にも必要とされずボロ雑巾の様に捨てられるのだろう、分かっていた未来にさらに絶望する。
「さぁどうですか?今なら金貨100枚(日本円で100万円)で売りましょう!」
「金貨100枚…」
奴隷商人の提示した値段に青年は少し驚く、それはそうだ自分達の様な性処理奴隷、しかも使い捨て可能の奴隷なら金貨1枚(日本円で1万円)でも、良い方だ。
「ブヒッブヒヒ…さぁ如何いたしますか?」
奴隷商人は気持ち悪い笑い声を上げながら、青年達に交渉する、こんな馬鹿げた値段で買ってくれるなんて、無理に決まっている。
そんな大金を支払って使い捨て性処理奴隷を、買うくらいなら、普通に風俗に行った方が安い、自分達を売ると言いながら、こんな事をするなんて馬鹿としか思えない。
そう思っていると、青年は「分かった」と一言言って、懐から袋を取り出す。
「…金貨200枚だ、これで2人を買う…良いよな?」
「ええ、良いわよ?」
「はい、私は構いません。」
「…え?…はあ!?」
青年は自分達を倍の値段で買い取ると言った、その言葉に奴隷商人は心の底から驚く。
それはそうだろう、金貨100枚でも法外な値段なのにその倍で買うと言ったのだ、驚かない方がおかしい。
彼女達も別に良い様で、何も文句を言ってこない。
(ブヒッ…これは…儲かったな…ブヒヒ!)
奴隷商人も最初から金貨100枚で売れるとは思っていなかった、それなのにも関わらず、倍の200枚で売れるとなれば、それは驚くだろう。
「金貨200枚確かに受け取りました、では、こちらを受け取り下さい。」
そう言って奴隷商人が渡すのは小さなボタンだ、そしてそれは自分達の首に付いている首輪と連動している。
「これは?」
青年はそう聞くと奴隷商人は上機嫌で答える。
「これは奴隷達が逆らったり、いらなくなった時に使う首輪の爆弾のスイッチです、これと魔法は連動していて、これを押すと魔道具が起動して、そこの奴隷の首が吹き飛びます。」
「…わかりました」
青年は奴隷商人の説明を聞いて一言そう言ってスイッチを受け取る。
「では、これよりこの奴隷達は貴方達の物となります。」
そう言って奴隷商人は自分達を突き飛ばす、自分達は不意に押されて転びそうになったが、青年が優しく受け止める。
「大丈夫か?」
「え?あ、はい…」
「大丈夫…なのじゃ…」
青年は自分達奴隷に優しく声をかけてくれる、その事に驚き、戸惑いながら自分達は答える。
「では、私はこれで、今後とも何卒ご贔屓にお願いします、ブヒッ」
そう気持ち悪い言葉を残して、奴隷商人は去って行った。
——————————————————————
続く。
青年は少し嫌な顔をして答える
ああやっぱり、自分達の様な化け物は嫌なのだろう。
「ええ、なんでも貴方達は厄災を倒す為に旅をしているとお聞きしております。」
「ええ、まあそうですけど…」
ゴマを擦りながら、奴隷商人は青年に媚を売る、何としてでも自分達を売りたいのだろう。
「そうなると、やはり貴方は若い、色々と溜まる事があるでしょう?」
「それを私達の前で言う?普通?」
「本当、気持ち悪いですね。」
奴隷商人の言葉に貴族風の女性とメイド服の女性は嫌な顔になり小さな声で愚痴る、女性の前でその言葉は流石に失礼だ、しかしデリカシーがないのだろう、平然と言う。
「どうです?この子達ならどんな事をしてもバレませんし、いざとなったら使い捨てても構いませんよ?」
「…使い捨て……」
青年は自分達を見る、その眼はドス黒い怒りで満ち溢れていた。
(なんじゃ…ワシ達に対して…ではない?)
(…え?)
自分達ではない、では彼らは自分達のご主人様に対して怒っているのだろうか?
やっぱり、周りの綺麗な女性の2人がいるから自分達はいらないのだろう…
(わかってはいたけど…でもやっぱり…辛いなぁ)
自分には価値がない、それを言われているかの様な感覚に見舞われる、誰にも必要とされずボロ雑巾の様に捨てられるのだろう、分かっていた未来にさらに絶望する。
「さぁどうですか?今なら金貨100枚(日本円で100万円)で売りましょう!」
「金貨100枚…」
奴隷商人の提示した値段に青年は少し驚く、それはそうだ自分達の様な性処理奴隷、しかも使い捨て可能の奴隷なら金貨1枚(日本円で1万円)でも、良い方だ。
「ブヒッブヒヒ…さぁ如何いたしますか?」
奴隷商人は気持ち悪い笑い声を上げながら、青年達に交渉する、こんな馬鹿げた値段で買ってくれるなんて、無理に決まっている。
そんな大金を支払って使い捨て性処理奴隷を、買うくらいなら、普通に風俗に行った方が安い、自分達を売ると言いながら、こんな事をするなんて馬鹿としか思えない。
そう思っていると、青年は「分かった」と一言言って、懐から袋を取り出す。
「…金貨200枚だ、これで2人を買う…良いよな?」
「ええ、良いわよ?」
「はい、私は構いません。」
「…え?…はあ!?」
青年は自分達を倍の値段で買い取ると言った、その言葉に奴隷商人は心の底から驚く。
それはそうだろう、金貨100枚でも法外な値段なのにその倍で買うと言ったのだ、驚かない方がおかしい。
彼女達も別に良い様で、何も文句を言ってこない。
(ブヒッ…これは…儲かったな…ブヒヒ!)
奴隷商人も最初から金貨100枚で売れるとは思っていなかった、それなのにも関わらず、倍の200枚で売れるとなれば、それは驚くだろう。
「金貨200枚確かに受け取りました、では、こちらを受け取り下さい。」
そう言って奴隷商人が渡すのは小さなボタンだ、そしてそれは自分達の首に付いている首輪と連動している。
「これは?」
青年はそう聞くと奴隷商人は上機嫌で答える。
「これは奴隷達が逆らったり、いらなくなった時に使う首輪の爆弾のスイッチです、これと魔法は連動していて、これを押すと魔道具が起動して、そこの奴隷の首が吹き飛びます。」
「…わかりました」
青年は奴隷商人の説明を聞いて一言そう言ってスイッチを受け取る。
「では、これよりこの奴隷達は貴方達の物となります。」
そう言って奴隷商人は自分達を突き飛ばす、自分達は不意に押されて転びそうになったが、青年が優しく受け止める。
「大丈夫か?」
「え?あ、はい…」
「大丈夫…なのじゃ…」
青年は自分達奴隷に優しく声をかけてくれる、その事に驚き、戸惑いながら自分達は答える。
「では、私はこれで、今後とも何卒ご贔屓にお願いします、ブヒッ」
そう気持ち悪い言葉を残して、奴隷商人は去って行った。
——————————————————————
続く。
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