幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第9章 外伝2 〜英雄〜

第三百七十一話 終着点

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~とある祠~

「…ネーミングセンス皆無かよ……」

エイトはほこらの名前に文句を言っていた、木で出来た看板の様な物が床に落ちていて、それを拾い上げるとそう書いてあったのだ。

「まぁまぁエイト、それは決めた人が悪いんだから気にしないで。」

唖然としているにエイトにミュウは気にしないようにさとす、ネーミングセンスは人それぞれの為、一概にも全否定するのは良くない。

「と言うかエイトさん、ミュウ様」

「ここが何処か分かって言ってますよね?」

「2人は相変わらず余裕そうじゃのう。」

シルフィ、アリア、エルは呆れながら、少し離れた所からエイト達の方へと近づく。

「余裕はないよ。」

「うん、結構ドキドキしてる。」

エイトとミュウは近づいてくるシルフィ達にそう答える。

そう、ここは「厄災」と呼ばれる者が現れたとされる所、つまりここは「封印の祠」とも言える。(実際は全く違う、ただの祠だが)

そしてここは祠と言っても、クレーターがあるだけで、祠の建物も何も無く、看板のお陰でここが元々祠だったと言うのがわかるだけだ。

「しかし、この跡は…」

「はい、何かが現れた跡の様ですね。」

シルフィの言葉にアリアは頷く。

「つまり…じゃ」

「ああ、エルの言う通り、って事だな。」

何か底知れないモノをエルとエイトは感じる、女神アダマスの時とは違う禍々しい感じだ。

「でも、厄災はどこにいるの?」

「そうですね、ここにいたのは確かですが、今どこにいるのかはわからないですね。」

シルフィとアリアは辺りを見回す、確かにここがゴールの筈だが、肝心の厄災が見つからない。

「厄災関連でアリアとかはなんか感じないの?」

「無理ですね、ミュウ姉様、片割れだとしても血統みたいに感じ取る事は出来ません。」

奇妙な冒険をしていた人達みたいな事は出来ないらしい、片割れ…バグと言っても一心同体ではないのだろうか?

「兎に角、辺りを探してみよう、何か分かるかも知れない。」

「そうですね、厄災も何処か移動しているかもしれませんからね。」

エイトの言葉にシルフィは頷く、ミュウ達もエイトの意見には同意していて、厄災の在処を探す。

「とは言え、すぐに見つかりますかね?」

「見つけるしかないじゃろ、アリア、お主も主様の為に探すのじゃ。」

「分かってるわよ…でもエルちゃん、私の片割れ…本体はどんな姿なのだろうね?」

「なんじゃ知らぬのか?」

アリアとエルは厄災を探しながらそんな話をしている。

「うん、女神アマスのせいでバグが起きてそれであたしが生まれたのは分かるけど、それ以外が断片的なの。」

「多分それはプログラム?だっけ?そのミスのせいで起きた"バグ"って事だろ?」

エイトが言いたいのはアリアの事ではなく、女神アマスのミスによって生まれた記憶の「バグ」の事、本来厄災が持つべき記憶と女神達の情報が「プログラムミス」と「バグ」によってアリアの頭の中にもあるのだ。

「はい、兄様の言う通りです。」

「じゃが、こうも見つからないと頼りたくなるのぅ」

そうエルは愚痴をこぼす、仕方がない、やっと辿り着いたのに、肝心の厄災がいないのだ、「骨折り損のくたびれもうけ」になりたくない気持ちも理解出来る。

「…ん?」

と、少し諦めの心が出始めた頃、エイトは何かを感じる。

「どうしたの?エイト?」

「何か見つけましたか?」

ミュウとシルフィは心配そうにこちらを見つめる、エイトは首を振り「違う」と答える。

「…英雄は勇者と同じ"HERO"だからかな…なんか…嫌な予感がするのは…」

そう言ってエイトは空を見上げる…と

「…!?皆んなにげ…」

何か光線が見えたかと思いきや、気が付いたら…

「「「「「………え?」」」」」

そしてエイトはそのまま地面に背を向けて倒れる。

ミュウ達が上を見上げると、そこには…

「…よく来たな、

アリアに似た者が宙を浮いていた。

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コメント返せない…(-_-;)






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