幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第9章 外伝2 〜英雄〜

第三百八十六話 無意味な事(女神アマス戦11)

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鏡花水月
本来は、鏡に映った美しい花と水に映った美しい月の意。 それらは目には見えても見るだけで、実際に手に取ることができないことからいう。

この「鏡花水月」はその力を人間に使い、「分身」そして「虚像」を作る事が出来る。

簡単に言えば相手に使える「影分身」だ。

「さらに!」

アリエルの力でその「影」にも同等の力がある「本物」となっている。

憤怒の罪ドラゴン•シン」の男が「神器」を使う能力の強化版だ。

「いくぞ!ミュウ!シルフィ!」

「うん!」

「はい!」

1人がダメなら2人、2人がダメなら4人、数の力を使って女神に戦いを挑む!

「へぇ考えるのをやめてゴリ押し戦法にしたんだ…無意味な事を」

「そんなもん、やってみなきゃわかんねぇだろ!!!!!」

エイトはそう叫ぶと「分身体」と共に女神アマスに総攻撃を仕掛ける、体力の限界が近いが、これだけ多ければ休むことも出来る。
(分身体の数は1人当たりおおよそ100人)

「皆んな!エイトに続けェェェェ!!!!」

「私達もです!エイトさんとミュウ様に遅れを取ってはいけません!!!!!」

本物は後方で体力の回復に勤しむ、先程啖呵を切っていたが、実際の所心臓はバクバクで、呼吸もしづらい程苦しい。

特にエイトに関しては今日だけで何回も死にかけている、ミュウ達と違い一歩間違えればあの世に確実に行っていた。

「成る程、本物は後方で体力回復を狙っています…か」

「どうだろうな?そんな見え透いた事をすると思うか?」

エイトの「分身体」はハッタリをかまして女神アマスにこの偽物の100人の中に本物がいるかもしれないと思わせる。

「へぇ…挑発…ねぇ…フフッ」

「何がおかしいの!?」

ミュウの分身体はそう叫ぶ
いくら「プログラム」の力があるとは言え、こちらは3人合わせて約「300」人

どんなに協力でもこれだけの数がいるのなら十分に勝機はある…筈なのだ。

「おかしいですよ、だって…」

女神アマスは右手で人差し指だけをまっすぐ伸ばし、他の指をグーの形にする。

「私にとって数なんて関係ないんですから。」

「…え?」

一体に何を言っているのだろうか?と、シルフィの分身体は思う。
こんなにも数がいて、さらに「英雄」「魔王」「剣姫」と言う普通の兵士ならまだしも彼らは歴戦の猛者、女神相手とは言え、そこまで言われる必要はない筈だ…

「見せてあげますよ、これが"プログラム"の真の力…」

不気味に笑い、「分身体」に人差し指を向けながら一言

「Delete」

「…え?」

エイトが驚くのも無理はない、たった今まで300人以上はいた自分達の分身体が綺麗さっぱり、跡形もなく消え去ったのだ。

——————————————————————
限界…時間が足りな過ぎる



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