幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第10章 〜動き始めた歯車〜

第四百五十二話 出発前の話し合い

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ルクスの問いにエイトは頷く

「ああ、オラクルの勇者、昔暗黒神エルガウルと戦った初代勇者だ」

「へぇ…名前はなんて言うの?」

「オルゼクス…確か奴はそう言っていたな」

アマギの質問にエイトは答えて、続けて話しをする。

「多分ルクス達の魔法が効かなかったのは、オルゼクスのせいだと思う、一応勇者だからそう言った対策魔法でも使ったんだろう」

「勇者って万能職だからねぇ…でもアマギやルクス程の実力者ならそんなの関係ないと思うんだけどなぁ」

アミの言う通りだ、確かに勇者は強い、カイトも修行を怠り、強くなる事を望まなかったからこそ、あそこまで弱かったのだ。

そしてルクスは勇者リムルと共に魔王を倒した者の1人だ、実力差は大差ないと思う。

「それは分からないよ、ルクスだって魔力が残ってなかったんだから、その差じゃないの?」

「ああ、そっか」

と、エイトの言葉にアミは納得する、先程自分達が言った言葉だ、それを踏まえて考えると辻褄は合う。

「それで?その初代勇者はエイトになんの用だったんだ?」

「それが、今のままじゃ暗黒神にもDDダークデビルにも勝てないから、力を与えるとか言ってたんだ」

「力を与える?」

「ああ、その力を上げるために俺の夢の中に入って来た、と言う事なんだ」

と、エイトはルクスにそう説明する
これだけ聞けば、いい勇者に見えるが、実際の所は地に堕ちたクズだった。

「へぇ…それで?エイトはもらったの?」

「断ったよ」

「え!?なんで!?」

エイトの言葉にアマギは驚く、力を貰えるのなら貰った方が良いのではないか?
そうアマギは言っているのだ。

「他人の力を借りて、ドーピングして、薬を飲んで、力を求めた男の末路を知っているからな」

「それって、誰の事なの?」

アミはその男の事を知らない、それもそのはず出会ったのは5日前の事、まだエイトの仲間達すら知らないのだ。

「勇者カイト、オラクルの勇者で女神アダマスによって選ばれた男だ、…名前は知ってたよな?」

「ええ、性格とかも一応ね…そっか、そんな事をしてたんだ」

名前しか知らなかった為、カイトがどの様な事をしていたのかまで分からなかったのだ、ルクスとアマギはその話をエイトから聞いていた為、会った事はないが、どう言う人物かは知っていた。

「本当、リムルとはえらい違いだな、力を楽して手に入れようとして、最終的に敵の肥料になるとか、哀れすぎる」

「そうね、でも、エイトは楽して力を持とうとしてないから別にいいんじゃないの?」

ルクスは哀れみ、アマギはそれでも力を手に入れようとしなかった理由を聞いてくる。

「自分の力で勝ちたい、それが理由かな」

「自分の力で?」

「ああ、自分の力、能力を極めて更に上に行きたいんだ、わがままかもしれないけど、これだけは譲れない」

これはエイトが瑛人だった頃からの夢の1つだったから、

例え今自分が憧れていた存在からかけ離れた存在だとしても、その存在になれないと分かっていても、この力で、この力だけで、勝ちたいのだ。

「それに、今回は負けたけど、次はがあるんだ、一か八かの賭けだけどね?」

「秘策?」

ルクスは首を傾げる、そんなものがあるのなら最初っから使って欲しかった。

「ああ、今は使えないけど、リベンジ戦の時にはきっと使える様になってるよ」

「あの時は使えなかったと?」

「ああ、あまりにも時間がなかったから使えなかったんだ」

そう言ってエイトはルクスの方を見る、
ルクスは「?」とエイトを見つめている。

「まぁ、楽しみに待っていてくれよ」

「?…あ、ああ(なんで俺の方を見たんだ?)」

「さ、お喋りはそのくらいにして、そろそろ行きましょう?」

エイトとルクスが話していると、アマギがそう言ってくる。

「そうね、そろそろ下山して仲間達と合流しましょ?」

「そうだな」

アミもアマギに賛同して、エイトも頷く

「(考えても仕方ない、取り敢えず先ずは仲間達と合流が先決だ)じゃあ行くか」

ルクスも一旦考えるのをやめて、アマギ達と共に下山した。
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最近投稿が上手く行ってなくてすいません(-_-;)



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