幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第10章 〜動き始めた歯車〜

第四百七十五話 決戦の火蓋

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「あるべき姿?」

「何…それ…」

ルクスとアカギはサガの言葉に疑問を持つ、確かにこの世界は初代女神によって暗黒神エルガウルの世界は滅ぼされた。

しかし女神アマスはその引き継ぎ、女神アダマスは地球の女神をやめて、この世界を乗っ取りに来ただけだ。

本来の世界と言うのはつまり…

「簡単だ、この世界を滅ぼし、暗黒神エルガウルが望む本当の世界を再構築する、我々はその為に活動しているのだ」

「…何を馬鹿な事を言っているんですか?」

「何?」

サガの目的にシルフィは呆れる、そんな事をしたらどうなるか、わからないのだろうか?

「貴方はこの世界…オラクルの住人です、その住人が暗黒神エルガウルの世界で生きられると思っているのですか?」

「シルフィ姉様の言う通りです」

「うむ、ワシの世界は言わば闇、光であるお主達が生きられる訳がない」

暗黒神エルガウルや天使、魔界三闘将の様にある程度の力があれば光の世界も闇の世界も生きていけるだろう、しかしシルフィの言う通り光の世界の人間は闇の世界では生きていけない、

厄災であるアリアと暗黒神であるエルも肯定している為、サガが闇の世界で生きていく事は不可能だろう。

「馬鹿はお前達だ、私達が何も考えずにそんな事をすると思っているのか?」

「え?」

サガの発言にルクスは驚く、いや、当然と言えば当然だが、何かしらの策がなければこんな事はしないだろう。

「私達のボスは異世界人、その圧倒的な力によって私達も暮らしていける様になっているのだ」

「な…るほ…ど…?」

アカギの言い方通り、理解は出来るが、そんな簡単に信じる事に納得出来ない、

しかし、堕天使ゼルグがいるのであれば、女神アダマスの件も含め信憑性はある、だからこそ彼らは信じて行動しているのだろう。

「そして暗黒神エルガウルを蘇らせる為に必要なエネルギーは着々と集まりつつある、勇者カイトも他の人間よりはあったからそこそこ使えたぞ?」

「あんなクズ、どうでも良いです…女神アダマスはどうしたんですか?」

シルフィにとってカイトは前世の世界で自分を殺した張本人、そして今世のストーカー男だ、生きてて苦しむ事はあるが、死んで悲しむ事はない。

「アレは暗黒神エルガウルを復活させる為に貴重な資源だ、ボスが丁寧に扱っている」

つまり、自分は知らないと言う事だろう、ならばもう話す事はないだろう。

「さて、長話はここまでとしようか?」

「…そうだな、アカギ」

「う…ん」

ルクスとアカギは手を繋ぎ、杖を構える
純愛の指輪の力を最大限に発揮する為に己の想いを確かめ合っているのだろう。

「あの2人は既に戦う気らしいが、最後に聞こう」

「何?」

「早く話すのじゃ」

アリアとエルもサガの話を聞きながら、静かに戦闘体制に入る。

「ここで無謀にも戦って我々に敗れるか、殺される前にさっさと逃げるか…どっちが良い?」

「ここで勇敢に戦って私達が勝つ、そして貴方達の野望を止めます」

シルフィはそう答えると剣を抜く、エイトはまだ来ないが、それ以外のメンバーは皆やる気だ。

「…そうか、ならば」

サガは黒い空間を出現させて、剣を出す。
そして、ゼルグと同等、もしくはそれ以上のオーラを出す。

「私の全力を持って…貴様らを叩き潰す!」

「みんな…いくぞ!」

「うん!」

「みゅ!」

「はい!」

「わかりました!」

「なのじゃ!」

ルクスを筆頭に全員が声を荒げる、
気持ちを高めて、戦意を上げて、決して負けることの許されない戦いに彼らは挑む。

決戦の火蓋は今、切って落とされた。

——————————————————————
サガは第10章のラスボスです、これが終わったら一先ずキャラ紹介をしようと思います。

頑張って完結を目指すので最後まで応援よろしくお願いします📣
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