幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第11章 ~DDの正体~

第五百一話 先を急ごう エイトside

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心臓を貫かれたカイトは、身体の再生速度が間に合わなく、そのまま地面に倒れ込む。

人間の身体じゃないせいか、まるで固まった泥の様にボロボロと消えていく…

「か…は…み…みぅ…」

腕はもう存在せず、顔をミュウの方に向けて助けを求めている。

「この後にも及んで、まだ私が自分を助けると思っているのね…」

「頭の中でまた脳内変換でもしたんだろうな、死ぬ寸前にまたやって、"救いの女神が僕を助けてくれる"ってな」

あながち間違いではないだろう、カイトは幾度もなく脳内変換をしてエイト達を困らせてきた、エイトがモブと思っているのも、不正行為で勝ったと思っているのも、婚約者が自分だって事も、全部彼の妄想で、それが彼にとっての真実になっているのだ。

「みゅぅ…た…す…けて…」

「エイト、行きましょう」

「…いいのか?」

ミュウをエイトの手を握って先に行こうとする、確かにカイトは嫌いだが、最後くらい武士の情けで見届けてもいいと思うのだが…

「いいのよ、彼はもう文字通り消える、これ以上彼が蘇る事はないわ」

「フラグ立てんなよ…アダマスやアマス、頭のイかれた女神達がその存在を復活させるかもしれないじゃん」

「だったら余計見る価値はないわ、女神も私が殺す、…もうウンザリなのよ」

そう言って歩くペースを上げる、カイトは何かを言おうとしていたが、何を言っているのかわからない

「何が"私が死んだからカイトは来た"よ、じゃあ私はレイプされ続けろって?好きな人でもないのに股を開けと?冗談じゃないわ」

「ミュウ?」

「エイトが来たから女神アダマスも来た?私がカルデア学園に行かなかったら永遠に会わなかったわ!」

「おい、落ち着けって」

ミュウが何を言っているのかわからないが、とにかく理不尽な事に怒っているのは確かだ

「オラクルの人の事も考えろ?私達のせいで被害者になっから私達は加害者?知らないわよ!!!!!」

「ミュウ、そこまでにしとけって」

「私達がどれだけ苦しんだかわかってるの!!!!」

「ミュウ!」

「!?」

どんどんと暴走するミュウにエイトは一喝する

「落ち着けミュウ、他人の言葉なんて気にするな、何にも知らない人達の言葉を鵜呑みにするな、それはただの押し付けだ」

「押し付け?」

「ああ、自分の思い通りにいかなくてムカつくから、言っているだけだ、気にするだけ無駄だ」

エイトの言う通りだ、
例えば、極右の人間だ!と言う人に
「では戦争で死んだ人達の名前と顔、住んでいる所など知っているのか?」と聞きたい
「今住んでいる国の反対側の国で起きている事に今関心をもっているのか?」
とも
しかし

答えはNOだ

「俺達がクズだと言う人間がいるなら、そいつらに言わせておけ、いちいち気にしていたらキリがないぞ」

「そうだけど…私達の人生を全否定されてる気がして…」

「俺達は決して善人ではないし、パーティ名を希望を統べる者達にしたからと言って、全ての人達が納得するわけじゃないんだ、そう言う人もいる、そう思えばいいんだから」

全ての人達に100%共感できるものなんてこの世に存在しない、だからこそ、作品と言うのは面白くなるのだ。

「…うん、わかった」

「よし…じゃあ行こう」

そう言ってエイトはミュウについていく、後ろにいる者はこちらに目を向けながら、涙を流して静かに消えていった

——————————————————————
カイト•クルージー(魔獣アビス化)
魔物化に適用出来ず死亡
肉体はチリとなって消え去った。


「所で誰にいわれたんだ?」

「夢の中で知らない人にそういわれた」

「…予知夢か?」


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