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第11章 ~DDの正体~
第五百二話 第一防衛ラインの突破 DD side
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~アポカリプ遺跡最深部~
「ふふふ…暗黒神エルガウルを蘇らせる為に必要なエネルギーは全て入れたわ、エネルギーチャージ完了まで約40%…後1時間もあれば充分ね…!!!」
彼女はそう言うと高らかに笑う、本当に復活するのが待ち遠しいのだろう、まるで新発売のゲームの発売日まで今か今かと待っている子供の様な雰囲気だ。
そんな浮かれている彼女に、ゼルグはモニターから視線を外して彼女に話しかける。
「ボス、今大丈夫でしょうか?」
「ええ、どうしたの?」
「先程ルクス達の所へ向かわせたカイトですが、どうやらあちらの世界の英雄と魔王に倒されました」
モニター画面から少し離れて彼女も見れる様にする、するとそこにはチリとなって消えているカイトとそれを無視して歩いているエイトとミュウの姿が見える。
「あら、もう倒されたの?」
「はい、どうやら魔物化したのはいいもののそれを使いこなす知能がなかったみたいです」
「それは残念ね、でも魔獣をこうも簡単に倒すなんて…これだと魔物達と魔界三闘将の2人も早いうちに倒される可能性があるわね」
暗黒神エルガウルが蘇るまで後1時間、つまり1時間耐え切る事が出来れば、暗黒神エルガウルが蘇ると言う事になる
そうなればいくらアカギ達でも最早勝ち目なんてないだろう。
「どうしよう、これはもう私自ら行くべきなのかなぁ…」
「やめてください、ボスがわざわざ行く必要はありませんよ」
「じゃあどうするの?敵はどんどんにコチラに近づいて来ているんだよ?」
敵は予想以上に速く、このままだと40分以内にここに来て復活を阻止するために戦うハメになるだろう
コチラは暗黒神エルガウルが蘇るまでここを守らなければならないが、アマギ達はそれを阻止するために戦えばいい為、何も気にせず戦える
つまり、(勝てる相手だけど)面倒くさいのだ。
「それなら…ボクも行って来ますよ」
「…貴方が?」
「ええ、ボクは一度彼らに勝っています、それから月日はほとんど経っていませんし、アイツらはボクに勝てませんよ」
別にこれは自慢ではない、事実を言っているだけだ、ザークはいなかったが、それ以外のコチラに向かっているメンバーは全員ゼルグに手も足も出ずに負けた
それなのに勇者リムル、剣聖アイリ、賢者ミア、聖女アミの勇者パーティはオワイコット王国で足止めをくらい
ここにいるのはあの時よりも数の減った雑魚達だ、万に一つの勝ち目はない。
「…行ってくれるのね?」
「はい、今度こそ奴等の息の根をボクの手で止めて来ますよ」
ゼルグはそう言うとモニターから離れて、エイト達の方へ向かう。
「そう、それなら一思いに暴れてくるがいいわ」
「ええ、言われなくてもそうしますよボス」
そう言って最深部から出ようとするが、
「待ってゼルグ、1つ言い忘れていたわ」
と呼び止められる。
「どうしたんですか?まだボクに何かあるんですか?」
「ええ、1番大事なことよしっかりと聞きなさい」
彼女はゼルグの元に向かって耳元で囁く
しかしそのトーンはどこまでも冷酷で、ゼルグでさえ冷や汗をかいている程だ。
「ゼルグ…また以前みたいに手を抜く気がないでしょうね?」
「…っ!!!」
その言葉に背筋がゾッとする、確かに女神アダマスのエネルギーを取り込んだ事によって圧倒的格差があった為、余裕を持って倒したが、相手は昔の主君の片割れ…抵抗感が僅かながらにある。
「昔の仲間とかもうどうでもいいの、…本気で奴等を叩き潰して来て」
「…わかりました」
そして今度こそゼルグは最深部から出て行き、彼女は再びモニターに顔を映す。
「期待しているわよ、ゼルグ」
復活まで残りわずか…
——————————————————————
「ふふふ…暗黒神エルガウルを蘇らせる為に必要なエネルギーは全て入れたわ、エネルギーチャージ完了まで約40%…後1時間もあれば充分ね…!!!」
彼女はそう言うと高らかに笑う、本当に復活するのが待ち遠しいのだろう、まるで新発売のゲームの発売日まで今か今かと待っている子供の様な雰囲気だ。
そんな浮かれている彼女に、ゼルグはモニターから視線を外して彼女に話しかける。
「ボス、今大丈夫でしょうか?」
「ええ、どうしたの?」
「先程ルクス達の所へ向かわせたカイトですが、どうやらあちらの世界の英雄と魔王に倒されました」
モニター画面から少し離れて彼女も見れる様にする、するとそこにはチリとなって消えているカイトとそれを無視して歩いているエイトとミュウの姿が見える。
「あら、もう倒されたの?」
「はい、どうやら魔物化したのはいいもののそれを使いこなす知能がなかったみたいです」
「それは残念ね、でも魔獣をこうも簡単に倒すなんて…これだと魔物達と魔界三闘将の2人も早いうちに倒される可能性があるわね」
暗黒神エルガウルが蘇るまで後1時間、つまり1時間耐え切る事が出来れば、暗黒神エルガウルが蘇ると言う事になる
そうなればいくらアカギ達でも最早勝ち目なんてないだろう。
「どうしよう、これはもう私自ら行くべきなのかなぁ…」
「やめてください、ボスがわざわざ行く必要はありませんよ」
「じゃあどうするの?敵はどんどんにコチラに近づいて来ているんだよ?」
敵は予想以上に速く、このままだと40分以内にここに来て復活を阻止するために戦うハメになるだろう
コチラは暗黒神エルガウルが蘇るまでここを守らなければならないが、アマギ達はそれを阻止するために戦えばいい為、何も気にせず戦える
つまり、(勝てる相手だけど)面倒くさいのだ。
「それなら…ボクも行って来ますよ」
「…貴方が?」
「ええ、ボクは一度彼らに勝っています、それから月日はほとんど経っていませんし、アイツらはボクに勝てませんよ」
別にこれは自慢ではない、事実を言っているだけだ、ザークはいなかったが、それ以外のコチラに向かっているメンバーは全員ゼルグに手も足も出ずに負けた
それなのに勇者リムル、剣聖アイリ、賢者ミア、聖女アミの勇者パーティはオワイコット王国で足止めをくらい
ここにいるのはあの時よりも数の減った雑魚達だ、万に一つの勝ち目はない。
「…行ってくれるのね?」
「はい、今度こそ奴等の息の根をボクの手で止めて来ますよ」
ゼルグはそう言うとモニターから離れて、エイト達の方へ向かう。
「そう、それなら一思いに暴れてくるがいいわ」
「ええ、言われなくてもそうしますよボス」
そう言って最深部から出ようとするが、
「待ってゼルグ、1つ言い忘れていたわ」
と呼び止められる。
「どうしたんですか?まだボクに何かあるんですか?」
「ええ、1番大事なことよしっかりと聞きなさい」
彼女はゼルグの元に向かって耳元で囁く
しかしそのトーンはどこまでも冷酷で、ゼルグでさえ冷や汗をかいている程だ。
「ゼルグ…また以前みたいに手を抜く気がないでしょうね?」
「…っ!!!」
その言葉に背筋がゾッとする、確かに女神アダマスのエネルギーを取り込んだ事によって圧倒的格差があった為、余裕を持って倒したが、相手は昔の主君の片割れ…抵抗感が僅かながらにある。
「昔の仲間とかもうどうでもいいの、…本気で奴等を叩き潰して来て」
「…わかりました」
そして今度こそゼルグは最深部から出て行き、彼女は再びモニターに顔を映す。
「期待しているわよ、ゼルグ」
復活まで残りわずか…
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