幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第11章 ~DDの正体~

第五百七十話 幼馴染み アイリ•ルクスside

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~修練場~

「修練」は、武術、スポーツ、場合によっては学問などにも使われる。 「鍛練」は、元来は金属を鍛えること。 転じて、心身を鍛えること。 「鍛錬」とも書く。

ここではオワイコット騎士団達が自国を守る為に日々鍛錬している場所を示す

そんな所にいるのはルクスとアイリの2人
ルクスは杖をアイリは剣を持っている

「あの…ルクスさん?何故私をここに呼んだんですか?」

「ちょっと修練の相手になって欲しくてな」

しかしルクスは魔力がないし、体力もない、そんな状態でまともに戦えるのだろうか?

そう思ったアイリだったがルクスはポケットから瓶を取り出す

「それは?」

「王国の備品の中からくすねて来た」

「…それ盗んだって事ですよね?バレたら大変ですよ?」

「お前が黙っていればいい」

ルクスは瓶の蓋を開けてその中身を飲む、そうするとルクスの魔力が戻っていくのが分かる

「…ぷはぁ!…6~7割は戻ったか、これでお前と同じくらいだな」

「…私がそのくらいしか力を出せない事が分かっていたんですか?」

「見ればわかる、嫌と言うほど見て来たんだからな…アイリ」

「っ!?」

ルクスは杖を構えて魔力を込める
アイリはその姿を見てオドオドとする

「それじゃあ付き合ってもらうか」

「ちょ!ちょっと待ってください!」

から聞いた、

ルクスは火炎の魔法を放ち、アイリはそれを剣で防ぐ

「…成る程、全部聞いちゃったんだね!」

「ああ、何故そんな事をしたのか、それは聞いてないけどな!」

アイリは地面を蹴りルクスに迫る、魔法使いは遠距離型だ、近距離型の剣聖とは相性が良いが、至近距離に来られてしまえば負けは確定だ

だからこそルクスは火炎の魔法を何発も撃ち込む

「それで!なんて言われたんだよ!」

「全部よ!貴方達が私の記憶を奪った事も!その後幸せに暮らした事も!全部!」

シールドを張り斬撃を防ぐ、その隙に距離を取り、今度は雷魔法を放つ

「そして、DDダークデビルに勧誘されたわ…そうすればまたルクスと暮らせると言われてね!」

「じゃあなんで断った!お前にとっては良い提案だろ!」

「ふざけないで!」

雷⚡️を全て躱し、斬撃を放つ、それを土魔法で防ぐ

「確かにあの時の私ならその提案に乗ったわ…けど、記憶を失い新たな人生を送っていくに連れてわかったの!」

「何が!」

「貴方が大好き!でも!もう傷つけたくないって!!!!」

氷魔法で足を凍らして氷の矢を何十発も放つ
アイリは剣で氷を全て打ち砕き、足の方も気合いで破壊する

「俺はアカギを愛している!この想いは生涯消える事はない!」

「知ってるわ!だからこそ私は私を仲間として見てくれる騎士団の皆んなを!リムル達を守る為に!…そして!」

火炎の魔法で剣を作り、アイリと剣で撃ち合う、片方で魔法を使い、片方で剣を使うと言う立ち向かう

「貴方達の幸せを願い、守り、側で想い続ける!これが今の私!剣聖アイリよ!!!!」

「チッ!あんな暴力女がこんなに変わるなんてな!!!」

「うるさい!この魔法バカ!」

「なんだとこの剣バカ!」

魔法を放ち、剣で撃ち合い、距離を取り、距離を詰められ、激しく罵し合う

自分達の溜まっていた鬱憤をこれでもかとぶつけ合い、修練場は至る所がクレーターが出来る程の恐ろしい状況となっていた

そして気がつけば2人は背中を地面に預けて倒れ込んでいる

「ハァ…ハァ…ハァ…」

「あぁ…はぁ…っぱはぁ…」

息切れしながら暫くの間2人の呼吸音だけが聞こえる

そんな中ルクスはアイリに話しかける

「…幼馴染み」

「え?」

幼馴染みと言う言葉にアイリは反応する

「俺はお前の事を完璧に許す事は出来ない」

「うん…」

「でも、またやり直せるのなら幼馴染みから始めないか?」

「いいの?」

ルクスは上半身だけを起こしてアイリを見る、その目は友人を見る様な目をしている

「ああ、こんな俺で良いのなら…な?」

「良いに決まっているでしょ?」

アイリも上半身だけを起こして手を差し出す
ルクスはその手を握る

「幸せになりなさいよ、私は今充分幸せなんだから」

「俺も今幸せだよ、それに心の中にあった"わだかまり"が抜けた様な感じだよ」

「私もよ、罪悪感がなくなった様な変な感覚よ」

そう言って2人はクスクスと笑いながらゆっくりと立ち上がる

——————————————————————
こうして2人は結ばれる事は決してないが、揺るがない絆と友情が芽生えた瞬間となり
今後とも続く良き仲間となった。
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