幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第11章 ~DDの正体~

第五百七十一話 疲労困憊

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「こちらになります」

兵士が案内するのは客室用の広い部屋
エイト達は5人いる為、広い部屋の方がいいのだ

ちなみにアマギ、アカギ、ザークは別の部屋だ

「ありがとうございます」

「何かあったらご連絡いたしますのでそれまでの間はしばしのご休息を」

兵士の人はそう言うと部屋の外に出る、これでやっと一休みする事ができる

「ふぃぃ~~~」

「ハァァァァ…疲れましたねぇ…」

ミュウとシルフィは部屋に入ったと同時にベットにダイブする、「ボフッ」と言う音がよく聞こえる

「本当ですねぇ」

「こんなに疲れたのは久しぶりなのじゃ…」

アリアとエルもベットに座り込み、そのまま倒れる様にベットに入る

「久しぶりなのか?」

「うむ、遥か昔女神アマスと戦争をしていた時、ワシは勇者パーティに敗れた、あの時くらいの疲労じゃ」

つまりへとへとボロボロの時に勇者達がやってきて負けた、と言う事だろうか?
エイトがそう聞くとエルは

「半分正解じゃ、いくら疲れていたとは言え、あの時のワシならゼルグと互角以上の戦いが出来たし、敵も勇者カイトなんかとは比べものにならない程強かったのじゃ」

「今と比べると力の差が凄いって事か」

「うむ、もちろんモルベトールはあの時よりもヤバい敵じゃったがな」

単純な力なら昔の戦争の方が上なのは確かだろう、しかし質、敵の戦力や戦略、能力と言ったものに関しては現代の方が上なのだろう

消去Deleteやり直しResetなどと言ったものは過去にはないものが現代ではある、これだけでも大きな差だろう

「ま、主様に昔の話をしても意味はない、兎に角"疲れた"と言う事だけ知っておけば良いのじゃ」

「そっか、まぁ俺も疲労が滅茶苦茶溜まっている状況だからな、休めるだけありがたいよ」

そう言うとエイトもベットにダイブする、あれだけの激戦を繰り広げたのだ、疲れが溜まっても仕方ない

「本当ですね…まぁ欲を言えばお風呂に入りたかったんですけど」

「そうね…体も汚いから本当はベットにダイブしたくなかったわ」

シルフィとミュウはそう言って自身の服を見る、少し破けている所もあるがまだまだ着る事が出来る

が、服の汚れはそこそこある、顔だって汗まみれだ、本来であれば水で濡らしたタオルくらいは貰える筈だが、今は負傷者が多い為それどころじゃない

だからこそ文句は言えないが、出来ればベットは多少綺麗になった状態で入りたかった

「仕方ないですよ、疲労困憊の体でずっと立っていろなんて無理ですよ」

「それに少しくらい寝ても良いじゃろ…もう瞼が限界じゃ…」

しかし、アリアの言う通り、疲労困憊の状態でここまで歩いて来たのだ、そんな事を言って出来る状態ではないし、エルなんて"船を漕いでいる"

「これからの事を考えてたいが、俺も限界だな」

「みゅぅ…」

エイトも思考が回らなくなっていき、次第に意識が落ちていく、ミュウなんてもう殆ど寝ている

「起こしてもらうまで…一先ず…休みましょう…」

布団と言う魔力はメイドのシルフィでさえ抗えない程の高い魔力を持っており、その言葉の後は誰1人として喋る人はおらず、知らず知らずのうちに1人、また1人と寝息を立てて深い夢の中へと落ちていった

その光景に最後まで起きていたアリアは安堵の息をこぼす

「…兄様、やっと1人で眠れる様になりましたね」

全魔力、体力を使い、更に5km以上も疲労困憊の中歩かされて、ベットと言う睡眠を誘う物を使ってエイトは1人で寝る事が出来た

(兄様が睡眠障害を起こす元凶は消えました…後は元の世界へと戻し、婚約を成立出来れば…)

エイトの睡眠障害を治す事が出来るだろう、アリアは喜び半分ともう自分が魔法を使って眠らせる必要がない寂しさ半分という、ちょっと複雑な気分を抱きながら、いつの間にか深い眠りに落ちていった

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魔王 グエン






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