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最終章~進み続ける未来~
外伝ストーリー4 ~私達の3年間~
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王都に入ってから、まずは自分達の住む家(もしくは宿屋)と働く場所だ
元々私達は冒険者として旅をしていたが(と言っても数日間だけだ。)ギルドに入ればクエストを受ける事ができ、それで生活できるはずだ。
なので私達は最初にギルドに行く事にした。
~ギルド前~
アイリ「わぁ、おっきい...........」
ルクス「ここがこの王都のギルド、流石だなぁ」
中に入ってみると受付場所と休息(酒場)場所が合わさっていて、昼から飲んでいる人達もいる
二階建てとなっており多分2階は受付の人達用の部屋なのだろう。
受付嬢「ようこそ、ギルドへ!見ない顔だけど新米さん?」
ギルドのメンバーだけでも数が多いのにほとんどの人達を覚えているのだろうか?私には無理だ
アイリ「いえ、まだ入ってすらいません」
ルクス「俺達は新しくここのギルドに入りたくてやってきました。」
私達がそう言うと受付嬢の人は私達の格好を見る
受付嬢(それなりの実力はあるみたいね、目つきや体つきが素人とは違うわね)
受付嬢「わかりました、ではこちらの紙に記入してください。」ぺら
そう言って渡してきたのは2枚の紙、1枚は私でもう1枚は彼だ、なので私達はその紙に
名前
年齢
職業
出身地
契約サイン
を書き、渡した
受付嬢「ありがとうございます、早速確かめさせていただきます。」
そう言って受付嬢が内容を見ていると
受付嬢「ブフッ!?」
ルクス「?」
アイリ「?」
突然驚き吹いた、一体どうしたのだろう?
受付嬢(この2人!剣聖の子孫の村の子じゃん!しかも剣姫と魔法戦士って、レア中のレアが2人も!?)
ありえないと口に零し、とある水晶を置いた
私と彼はそれを見る、ただの水晶をだと思っていたが、受付嬢は説明する
受付嬢「これは、所謂嘘を見つける魔道具です」
ルクス「嘘を......」
アイリ「見つける?」
受付嬢「はい、ここのギルドでは色々な人達が所属をしており、時折り、ギルドメンバーのふりをしたり、依頼を誤魔かしたりする人達が多いせいで、こちらとしても頭を悩ませていました、しかし、これが出来てからは多少は楽になりました」
多少はと言う事は他の仕事が残っているから、だろうか?
そんなことを考えていると、受付嬢はこちらを見て話す
受付嬢「すいませんが、職業の確認をしたいので、この水晶に手をかざしてもらってもいいですか?」
それを聞いて私達は納得した
アイリ「...........苦労しているんですね」
ルクス「...........お疲れ様です」
受付嬢「...........ありがとうございます」
この人とは仲良くなれそうと思った3人だった。
——————————————————————
王都オワイコット~宿屋~
アイリ「あー疲れたぁ」ボフ
ルクス「お疲れ様」
あの後水晶に手をかざして、しっかりと職業を確認してもらい、ギルドに所属した証としてプレートをもらった、今の私達はランクE
で、結果を残していけば上のランクに上がるらしく、また身分証明書の代わりになるらしく、他の国でもこれは使えるらしい。
何はともあれこれで私達は正式にギルドに入った、その後は受付嬢におすすめの宿屋を紹介してもらい、2人部屋を借りた
1人部屋でも良かったが2人部屋の方が安かったのでこっちにした
男女同じ部屋なので大丈夫か?と聞かれたが私達は幼馴染みだし、婚約者同士だ、特に気にしてはいないし、そもそも村の人達の所為でそう言った事に抵抗はなくなった。
何はともあれ、これで私達はスタート地点に立った、ここから始めていくんだ2人で
そう決心し、明日からの仕事(ギルドの初依頼)に向けて準備した
——————————————————————
~3年後~
アイリ「んー!こうやって堂々とデートに行けるのも最っ高ね!」
ルクス「そうだなぁ、村だとめんどくさい奴らがたくさんいたからなぁ」
この3年間で私達のランクはEからCに、上がった、周りの人達は
受付嬢「貴方達程の実力者ならこんなクエスト行かなくてももっと良いクエストを受けれるのに」
と言われ、更に
ギルド仲間「勿体無いなぁ、もっと良いクエストを受けていれば、今頃Aランクになってたかもな」
と言われていたが
アイリ「別に良いのよこれで」
ルクス「俺達は2人でゆっくり過ごせればそれで良いんだよ」
ギルド仲間「ま、俺だったらの話だからな、人は人だし、別にいいか」
そう私達は日常生活を満喫できる程度に稼げたらそれで良いと思っている
アイリ「さてと、それじゃあそろそろ依頼でも受けましょ?」
ルクス「そうだな、そろそろお金も無くなりそうだしな」
そうやって2人で報酬の良い比較的安全なクエストを受け、それが終わったらゆっくり過ごす、これを繰り返していた
村で過ごしていた時には思いもしなかった
スローライフを、私達は満喫している
村では周りの目を気にし過ぎて、ゆっくり出来る時間がほとんどなかった
しかし鍛錬は欠かさなかった事は1度もない、スローライフと言っても他の人たちからすれば規則正しい生活を送っているように見えるだろう、
実際はそうだが、私達のペースで出来るし、何もない日はデートにだって誰の目も気にせずゆっくりと出来る
夢にまで見た平和な日常を過ごす事が出来た。
そしてこの王都に来てから友達が出来た、村では友達と呼べる人がいなかったので、とても嬉しかった
名前はアカギ
彼と一緒にケーキ屋に行った時に偶然知り合ったのだ、どうやらアカギは重度の人見知りで、言葉も途切れ途切れで言わないと話せないくらい人間が苦手なようだった。
それでも会う度に話しかけて行くうちに、私達に心を開いてくれたらしく、特に私に懐いた、女の子同士ってのもあるけど、どうやら男の方が厳しいらしく、彼は他の男と比べると明らかに心を開いているし懐いているが、私の方にべったりだ。
アカギと話していると彼女は魔法使いらしく、魔法戦士の彼と話がよく合う、その仲良しぶり少し嫉妬してしまったのは内緒だ
そんなこともあって、この3年間はとても楽しかった、1番嬉しかったのは魔道具店で見つけた呪いの指輪、
通称"純愛の指輪"を私に嵌めてくれた事だ。
これから先、私達はずっと一緒にいる事を証明する指輪、それがとても嬉しくそして
...............その日の夜、私達は本当の意味で結ばれ、1つになった。
何度も何度も口づけをし、互いに互いを求め合いながら、1日が過ぎてしまった事に気づかないほど愛し合った。
そんなある日の事、アカギからとある情報を聞き、戦慄することになる
それは魔王軍が此処オワイコットに向かっていると言う情報だ
どうやら勇者一行は魔王城についたのだが、いたのは四天王も上級魔族のみで、魔王はおらず、話を聞くと魔王はオワイコットに向かっていると知ったのだ。
勇者は妹でアカギに、その事を告げ
その後に国王に伝えたそうだ。
数時間後、緊急避難勧告が出され、冒険者、ギルド、戦える者たちは全員魔王軍と戦う事になった
勇者が来るまで約7~8時間、その間此処を死守する為に使える者たちは全て使う総力戦となった
私と彼は最前線に行きアカギは魔法使いの為後方支援かと思ったが、彼女も最前線で戦うらしく、私達は3人で協力して戦う事にした
それてこれが私達にとって人生最大の戦いで、文字通り命をかけて戦った
オワイコット防衛戦である
——————————————————————
このままだと話が長引きそうだったので、途中から省略させていただきました、申し訳ございません。
元々私達は冒険者として旅をしていたが(と言っても数日間だけだ。)ギルドに入ればクエストを受ける事ができ、それで生活できるはずだ。
なので私達は最初にギルドに行く事にした。
~ギルド前~
アイリ「わぁ、おっきい...........」
ルクス「ここがこの王都のギルド、流石だなぁ」
中に入ってみると受付場所と休息(酒場)場所が合わさっていて、昼から飲んでいる人達もいる
二階建てとなっており多分2階は受付の人達用の部屋なのだろう。
受付嬢「ようこそ、ギルドへ!見ない顔だけど新米さん?」
ギルドのメンバーだけでも数が多いのにほとんどの人達を覚えているのだろうか?私には無理だ
アイリ「いえ、まだ入ってすらいません」
ルクス「俺達は新しくここのギルドに入りたくてやってきました。」
私達がそう言うと受付嬢の人は私達の格好を見る
受付嬢(それなりの実力はあるみたいね、目つきや体つきが素人とは違うわね)
受付嬢「わかりました、ではこちらの紙に記入してください。」ぺら
そう言って渡してきたのは2枚の紙、1枚は私でもう1枚は彼だ、なので私達はその紙に
名前
年齢
職業
出身地
契約サイン
を書き、渡した
受付嬢「ありがとうございます、早速確かめさせていただきます。」
そう言って受付嬢が内容を見ていると
受付嬢「ブフッ!?」
ルクス「?」
アイリ「?」
突然驚き吹いた、一体どうしたのだろう?
受付嬢(この2人!剣聖の子孫の村の子じゃん!しかも剣姫と魔法戦士って、レア中のレアが2人も!?)
ありえないと口に零し、とある水晶を置いた
私と彼はそれを見る、ただの水晶をだと思っていたが、受付嬢は説明する
受付嬢「これは、所謂嘘を見つける魔道具です」
ルクス「嘘を......」
アイリ「見つける?」
受付嬢「はい、ここのギルドでは色々な人達が所属をしており、時折り、ギルドメンバーのふりをしたり、依頼を誤魔かしたりする人達が多いせいで、こちらとしても頭を悩ませていました、しかし、これが出来てからは多少は楽になりました」
多少はと言う事は他の仕事が残っているから、だろうか?
そんなことを考えていると、受付嬢はこちらを見て話す
受付嬢「すいませんが、職業の確認をしたいので、この水晶に手をかざしてもらってもいいですか?」
それを聞いて私達は納得した
アイリ「...........苦労しているんですね」
ルクス「...........お疲れ様です」
受付嬢「...........ありがとうございます」
この人とは仲良くなれそうと思った3人だった。
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王都オワイコット~宿屋~
アイリ「あー疲れたぁ」ボフ
ルクス「お疲れ様」
あの後水晶に手をかざして、しっかりと職業を確認してもらい、ギルドに所属した証としてプレートをもらった、今の私達はランクE
で、結果を残していけば上のランクに上がるらしく、また身分証明書の代わりになるらしく、他の国でもこれは使えるらしい。
何はともあれこれで私達は正式にギルドに入った、その後は受付嬢におすすめの宿屋を紹介してもらい、2人部屋を借りた
1人部屋でも良かったが2人部屋の方が安かったのでこっちにした
男女同じ部屋なので大丈夫か?と聞かれたが私達は幼馴染みだし、婚約者同士だ、特に気にしてはいないし、そもそも村の人達の所為でそう言った事に抵抗はなくなった。
何はともあれ、これで私達はスタート地点に立った、ここから始めていくんだ2人で
そう決心し、明日からの仕事(ギルドの初依頼)に向けて準備した
——————————————————————
~3年後~
アイリ「んー!こうやって堂々とデートに行けるのも最っ高ね!」
ルクス「そうだなぁ、村だとめんどくさい奴らがたくさんいたからなぁ」
この3年間で私達のランクはEからCに、上がった、周りの人達は
受付嬢「貴方達程の実力者ならこんなクエスト行かなくてももっと良いクエストを受けれるのに」
と言われ、更に
ギルド仲間「勿体無いなぁ、もっと良いクエストを受けていれば、今頃Aランクになってたかもな」
と言われていたが
アイリ「別に良いのよこれで」
ルクス「俺達は2人でゆっくり過ごせればそれで良いんだよ」
ギルド仲間「ま、俺だったらの話だからな、人は人だし、別にいいか」
そう私達は日常生活を満喫できる程度に稼げたらそれで良いと思っている
アイリ「さてと、それじゃあそろそろ依頼でも受けましょ?」
ルクス「そうだな、そろそろお金も無くなりそうだしな」
そうやって2人で報酬の良い比較的安全なクエストを受け、それが終わったらゆっくり過ごす、これを繰り返していた
村で過ごしていた時には思いもしなかった
スローライフを、私達は満喫している
村では周りの目を気にし過ぎて、ゆっくり出来る時間がほとんどなかった
しかし鍛錬は欠かさなかった事は1度もない、スローライフと言っても他の人たちからすれば規則正しい生活を送っているように見えるだろう、
実際はそうだが、私達のペースで出来るし、何もない日はデートにだって誰の目も気にせずゆっくりと出来る
夢にまで見た平和な日常を過ごす事が出来た。
そしてこの王都に来てから友達が出来た、村では友達と呼べる人がいなかったので、とても嬉しかった
名前はアカギ
彼と一緒にケーキ屋に行った時に偶然知り合ったのだ、どうやらアカギは重度の人見知りで、言葉も途切れ途切れで言わないと話せないくらい人間が苦手なようだった。
それでも会う度に話しかけて行くうちに、私達に心を開いてくれたらしく、特に私に懐いた、女の子同士ってのもあるけど、どうやら男の方が厳しいらしく、彼は他の男と比べると明らかに心を開いているし懐いているが、私の方にべったりだ。
アカギと話していると彼女は魔法使いらしく、魔法戦士の彼と話がよく合う、その仲良しぶり少し嫉妬してしまったのは内緒だ
そんなこともあって、この3年間はとても楽しかった、1番嬉しかったのは魔道具店で見つけた呪いの指輪、
通称"純愛の指輪"を私に嵌めてくれた事だ。
これから先、私達はずっと一緒にいる事を証明する指輪、それがとても嬉しくそして
...............その日の夜、私達は本当の意味で結ばれ、1つになった。
何度も何度も口づけをし、互いに互いを求め合いながら、1日が過ぎてしまった事に気づかないほど愛し合った。
そんなある日の事、アカギからとある情報を聞き、戦慄することになる
それは魔王軍が此処オワイコットに向かっていると言う情報だ
どうやら勇者一行は魔王城についたのだが、いたのは四天王も上級魔族のみで、魔王はおらず、話を聞くと魔王はオワイコットに向かっていると知ったのだ。
勇者は妹でアカギに、その事を告げ
その後に国王に伝えたそうだ。
数時間後、緊急避難勧告が出され、冒険者、ギルド、戦える者たちは全員魔王軍と戦う事になった
勇者が来るまで約7~8時間、その間此処を死守する為に使える者たちは全て使う総力戦となった
私と彼は最前線に行きアカギは魔法使いの為後方支援かと思ったが、彼女も最前線で戦うらしく、私達は3人で協力して戦う事にした
それてこれが私達にとって人生最大の戦いで、文字通り命をかけて戦った
オワイコット防衛戦である
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