30 / 39
第3部 正義の反対
第二十九話 決着
しおりを挟む
シン「どうなってやがる........っ」ギリッ
シンにとっては予想外の出来事だった、それもそのはず先程の攻撃でルークは立ち上がることさえ出来ない程の重傷を負っていた
だからこそシンは確信を得ていたのだ
なのにルークは立ち上がり、シンの目の前にいる
シン「ありえねぇ..........!!!」
シン「死にかけの屑になんでそんな力が!?」
ルーク「わからないか?」
シン「何?」
ルークは目を細め、威圧するように見る
ルーク「俺は曲芸師、奇跡を起こし、皆を笑顔にするのが俺の仕事だ..........お前にも笑顔をにし、そして勝つ」
シン「.........ぷ.....あははは!!!!何を言う出すかと思えば!屑の自慢話かよwそれになんだ?俺様を笑顔にwwwwwくはははは!!」
ルークの突然の言葉にシンは耐えきれず笑ってしまう
しかしルークは怒ることも挑発することもせず、ただただ見ていた
ルーク「ほら.......もう笑顔にしたぞ?」
シン「ははははははははは.........は?」
シンは"笑顔"になりながら笑っていた
ルークはその驚愕した顔を見ながらにやけて
挑発する
ルーク「本当にお前は扱いやすいな、このマヌケ」
ルーク「お前のような人間がいるから、世界は腐っていくんだ、だからこそ俺が勝つ」
シン「ハッ?お前が勝つ?ふざけるな!」
シン「この世界は俺様の物だ!!お前のような屑に渡すもんか!」
ルークはその言葉に強く反論した
ルーク「この世界は人間の.......ましてやお前よ世界じゃない!皆んなの世界だ!!」
シン「ほざけぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ゴッ!
ものすごい速さでルークに接近し、右足を曲げ、左足を伸ばし蹴りを入れようとする...........
キィィィィィィィィ.................
しかし突如光始め、一瞬だが、見えなくなる
そして見えるようになった次の瞬間
ルークはシンの攻撃を躱しながら、右手でシンの顔を殴った
その反動で双方が後方に飛び、着地した瞬間に
ドォォォォォォォォォン!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
最早人間の目視では見る事が不可能な程
2人の攻撃は激しさを増した
キィィィィィィィィ.........................
ルークは右手でエネルギー弾を作り
シンが反撃又は回避する前に攻撃する
ドォォォォォォォォォン!!!!!
コロシアムの壁に激突し、壁に亀裂が走る
シン「クソガァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
バギンッ!!!!
コロシアムの壁を破壊しながらルークを睨みつけ、光のオーラを更に大きくする
シン「俺様は!勇者だ!ヒーローだ!こんな屑に負けていいはずがない!こんなことあり得ない!!!絶対にありえない!!」
そのオーラが光線となってルークを襲う
ルークはそれを必要最低限体を動かして全てを避ける
ルーク(お前が、皆が認める真の勇者なら、俺はお前に勝てていない、だが、人々を苦しめ、憎しみを増幅させたお前が、その力で戦っている俺に勝てるはずがない)
それにと付け加え、ルークは笑いながら思う
ルーク(俺のこの力は、お前の悪意も含まれている、今も絶賛.......な?)
一人一人の悪意の力はそれ程ではない、しかし塵も積もれば山となると言うことわざのように、その悪意が1万、10万人と増えていけばその力は絶大なものになる
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ルークは今度はさらにでかい白いエネルギー弾を作り、シンに攻撃する
ドォォォォォォォォォン!!!!!!!!!
シン「クソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソが!!!!!!!!!!!!!」
圧倒的な強者の筈の自分が、大したこともない職業の男に
自分の女(妄想)を奪った屑に
圧倒され、翻弄され、見下され、追い詰められている
その悪意が憎しみがどんどんと積もり
知らず知らずのうちにルークの力となる
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
両者が一進一退の攻防を繰り広げ、一種の隙も見逃さない、まさに最終決戦にふさわしい戦いとなった
国民達は息を呑み
国王達は冷や汗をかき
魔族達は驚愕し
魔王は笑みを浮かべ
そして彼女達は
己の愛する人の勝利を願い
人類史、魔族史、双方の歴史に名を残す
壮絶な戦いとして
後世に語り継がれる、大激戦となる
そして今、その戦いは決着を迎えようとする
シン「勇者である俺様の最強の力でお前を殺す!!」
シン「ガァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
シンがそう叫ぶと同時に力を溜め
右手に光の剣を作る
ルーク「お前のような屑が!勇者の名を名乗るなあ!!!」
そう言うと、ルークは密かに作っておいた陣を発動させる
シン「なに!?」
その中に入ってしまったシンは突如光の剣を失い、苦しみ始める
シン「屑野郎!テメーなにしやがった!!」
ルーク「決まってるだろ、お前のような奴に勇者の資格なんてない」
だから..........
ルーク「俺のこの力で貴様の勇者の力を完全に奪う」
シン「なに.......?」
シンは冷や汗をかきながら、この状況を焦る
ルーク「もう既に陣は完成している、後は俺の力で全てを終わらせるだけだ!」
シン「やめろ!そんなことをしたら!誰が魔王を倒すんだ!!」
シンはルークが本気でやることを知り、命乞いをする
しかし、ルークは止めようとせず右手をシンにかざす
ルーク「魔王は倒さない、誰も死なせない、それが俺の答えだ」
そして次第に魔法陣が強く光り始め、シンはそこから逃げようとする.........が
シン「ウグッ!?」
魔法陣に入った時から力を奪われ始めており、体もボロボロの状態の為、動こうにも動けず、苦しみに悶える
ルーク「終わりだ」
シン「待て!わかった!俺様の負けだ!なんでもする!だから.........だからぁ!!!殺さないでくれ!」
シンは必死に命乞いをする
泣きじゃくりながら、嗚咽し、下からは臭い匂いもする
シン「いやだぁ!しにたくない!しにたぁくぅなぁい!!いやダァイヤダァいぃやぁだぁ!!!!!!!!!」
ルーク「そう言って助けた事があるか?」
シン「うぇ?」
ルーク「...........................消えろ」
その一言と同時に魔法陣が白い一筋の光となりシンの体を襲う
シン「ぁぁぁダァぁガァあいヤァぁぉあーだずげでぇぇ!、じにだぐなぁぁぁ!!いい!!ァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
何処までも自己中な人間で、最後の最後の最後まで、自分の殺した人たちのことを謝ろうともせず、自分の事だけ考えていた
そんな姿を見てルークは言った
ルーク「大丈夫だぞ?シン?まだ死なせないから.......................................」
ルーク「まだ.....な?」
——————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
シンにとっては予想外の出来事だった、それもそのはず先程の攻撃でルークは立ち上がることさえ出来ない程の重傷を負っていた
だからこそシンは確信を得ていたのだ
なのにルークは立ち上がり、シンの目の前にいる
シン「ありえねぇ..........!!!」
シン「死にかけの屑になんでそんな力が!?」
ルーク「わからないか?」
シン「何?」
ルークは目を細め、威圧するように見る
ルーク「俺は曲芸師、奇跡を起こし、皆を笑顔にするのが俺の仕事だ..........お前にも笑顔をにし、そして勝つ」
シン「.........ぷ.....あははは!!!!何を言う出すかと思えば!屑の自慢話かよwそれになんだ?俺様を笑顔にwwwwwくはははは!!」
ルークの突然の言葉にシンは耐えきれず笑ってしまう
しかしルークは怒ることも挑発することもせず、ただただ見ていた
ルーク「ほら.......もう笑顔にしたぞ?」
シン「ははははははははは.........は?」
シンは"笑顔"になりながら笑っていた
ルークはその驚愕した顔を見ながらにやけて
挑発する
ルーク「本当にお前は扱いやすいな、このマヌケ」
ルーク「お前のような人間がいるから、世界は腐っていくんだ、だからこそ俺が勝つ」
シン「ハッ?お前が勝つ?ふざけるな!」
シン「この世界は俺様の物だ!!お前のような屑に渡すもんか!」
ルークはその言葉に強く反論した
ルーク「この世界は人間の.......ましてやお前よ世界じゃない!皆んなの世界だ!!」
シン「ほざけぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ゴッ!
ものすごい速さでルークに接近し、右足を曲げ、左足を伸ばし蹴りを入れようとする...........
キィィィィィィィィ.................
しかし突如光始め、一瞬だが、見えなくなる
そして見えるようになった次の瞬間
ルークはシンの攻撃を躱しながら、右手でシンの顔を殴った
その反動で双方が後方に飛び、着地した瞬間に
ドォォォォォォォォォン!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
最早人間の目視では見る事が不可能な程
2人の攻撃は激しさを増した
キィィィィィィィィ.........................
ルークは右手でエネルギー弾を作り
シンが反撃又は回避する前に攻撃する
ドォォォォォォォォォン!!!!!
コロシアムの壁に激突し、壁に亀裂が走る
シン「クソガァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
バギンッ!!!!
コロシアムの壁を破壊しながらルークを睨みつけ、光のオーラを更に大きくする
シン「俺様は!勇者だ!ヒーローだ!こんな屑に負けていいはずがない!こんなことあり得ない!!!絶対にありえない!!」
そのオーラが光線となってルークを襲う
ルークはそれを必要最低限体を動かして全てを避ける
ルーク(お前が、皆が認める真の勇者なら、俺はお前に勝てていない、だが、人々を苦しめ、憎しみを増幅させたお前が、その力で戦っている俺に勝てるはずがない)
それにと付け加え、ルークは笑いながら思う
ルーク(俺のこの力は、お前の悪意も含まれている、今も絶賛.......な?)
一人一人の悪意の力はそれ程ではない、しかし塵も積もれば山となると言うことわざのように、その悪意が1万、10万人と増えていけばその力は絶大なものになる
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ルークは今度はさらにでかい白いエネルギー弾を作り、シンに攻撃する
ドォォォォォォォォォン!!!!!!!!!
シン「クソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソが!!!!!!!!!!!!!」
圧倒的な強者の筈の自分が、大したこともない職業の男に
自分の女(妄想)を奪った屑に
圧倒され、翻弄され、見下され、追い詰められている
その悪意が憎しみがどんどんと積もり
知らず知らずのうちにルークの力となる
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
両者が一進一退の攻防を繰り広げ、一種の隙も見逃さない、まさに最終決戦にふさわしい戦いとなった
国民達は息を呑み
国王達は冷や汗をかき
魔族達は驚愕し
魔王は笑みを浮かべ
そして彼女達は
己の愛する人の勝利を願い
人類史、魔族史、双方の歴史に名を残す
壮絶な戦いとして
後世に語り継がれる、大激戦となる
そして今、その戦いは決着を迎えようとする
シン「勇者である俺様の最強の力でお前を殺す!!」
シン「ガァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
シンがそう叫ぶと同時に力を溜め
右手に光の剣を作る
ルーク「お前のような屑が!勇者の名を名乗るなあ!!!」
そう言うと、ルークは密かに作っておいた陣を発動させる
シン「なに!?」
その中に入ってしまったシンは突如光の剣を失い、苦しみ始める
シン「屑野郎!テメーなにしやがった!!」
ルーク「決まってるだろ、お前のような奴に勇者の資格なんてない」
だから..........
ルーク「俺のこの力で貴様の勇者の力を完全に奪う」
シン「なに.......?」
シンは冷や汗をかきながら、この状況を焦る
ルーク「もう既に陣は完成している、後は俺の力で全てを終わらせるだけだ!」
シン「やめろ!そんなことをしたら!誰が魔王を倒すんだ!!」
シンはルークが本気でやることを知り、命乞いをする
しかし、ルークは止めようとせず右手をシンにかざす
ルーク「魔王は倒さない、誰も死なせない、それが俺の答えだ」
そして次第に魔法陣が強く光り始め、シンはそこから逃げようとする.........が
シン「ウグッ!?」
魔法陣に入った時から力を奪われ始めており、体もボロボロの状態の為、動こうにも動けず、苦しみに悶える
ルーク「終わりだ」
シン「待て!わかった!俺様の負けだ!なんでもする!だから.........だからぁ!!!殺さないでくれ!」
シンは必死に命乞いをする
泣きじゃくりながら、嗚咽し、下からは臭い匂いもする
シン「いやだぁ!しにたくない!しにたぁくぅなぁい!!いやダァイヤダァいぃやぁだぁ!!!!!!!!!」
ルーク「そう言って助けた事があるか?」
シン「うぇ?」
ルーク「...........................消えろ」
その一言と同時に魔法陣が白い一筋の光となりシンの体を襲う
シン「ぁぁぁダァぁガァあいヤァぁぉあーだずげでぇぇ!、じにだぐなぁぁぁ!!いい!!ァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
何処までも自己中な人間で、最後の最後の最後まで、自分の殺した人たちのことを謝ろうともせず、自分の事だけ考えていた
そんな姿を見てルークは言った
ルーク「大丈夫だぞ?シン?まだ死なせないから.......................................」
ルーク「まだ.....な?」
——————————————————————
誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。
後質問等もお願いします。
0
あなたにおすすめの小説
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
嫁に来た転生悪役令嬢「破滅します!」 俺「大丈夫だ、問題ない(ドラゴン殴りながら)」~ゲームの常識が通用しない辺境領主の無自覚成り上がり~
ちくでん
ファンタジー
「なぜあなたは、私のゲーム知識をことごとく上回ってしまうのですか!?」
魔物だらけの辺境で暮らす主人公ギリアムのもとに、公爵家令嬢ミューゼアが嫁として追放されてきた。実はこのお嫁さん、ゲーム世界に転生してきた転生悪役令嬢だったのです。
本来のゲームでは外道の悪役貴族だったはずのギリアム。ミューゼアは外道貴族に蹂躙される破滅エンドだったはずなのに、なぜかこの世界線では彼ギリアムは想定外に頑張り屋の好青年。彼はミューゼアのゲーム知識をことごとく超えて彼女を仰天させるイレギュラー、『ゲーム世界のルールブレイカー』でした。
ギリアムとミューゼアは、破滅回避のために力を合わせて領地開拓をしていきます。
スローライフ+悪役転生+領地開拓。これは、ゆったりと生活しながらもだんだんと世の中に(意図せず)影響力を発揮していってしまう二人の物語です。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる