【R18】散らされて

月島れいわ

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「お願い。おにいちゃま。何でもするわ。だから鞠花を誰かに襲わせるなんてやめて!イヤ!絶対にいやよぉ!」
惟明は「もっと鞠花の魅力の謎を知りたいんだ。どうしてそんなに美しいのか」と心外だというジェスチャーを示してみせる。
「でも。誰か呼んだんでしょう?ここへ」
一時間もすると玄関でチャイムの音がした。
大勢の人の気配がする。
「やめて。誰も入れないで!」兄の腰にすがりついて哀願した。
「僕の言う通りにしたら絶対気分悪いことはしないよ」
「本当ね!?」
大人しく惟明がクロゼットから持って来た自分のスカーフで目隠しされ口にも別なスカーフが巻かれるがままにした。
室内には英語やフランス語、それにイタリア語が飛び交った。
「鞠花。みんなプロの映画監督や写真家のスタッフなんだ。演出家もいるしメイクやコーディネーターもだ。
鞠花を綺麗に撮ってもらうんだ。いい思い付きだろう?アーティストなんだよ。これは芸術家たちのパーティーなんだ」
妹は兄の言葉にぶんぶん首を左右に振った。
何とか口を塞いだスカーフだけ外してもらえた。
「おにいちゃまがどうしてもというならいいわ」
「ありがとう鞠花。ほら。お祝いだ」
細いシャンパングラスを渡された。
泡の立つ金色の酒が喉を焼いて通った。
「もっと頂戴」

広いとはいえ一人暮らしのマンションに撮影機材や様々な箱や小道具が一杯になった。
色々な音がして何をしているか皆目見当がつかない。
漸く目隠しを外されて呆然となる。
四人の男たちが飛びかかって来た。
あっという間に四肢をベッドに固定された。
「いやいや。アートなんてうそよ!きゃああ」
うじゃうじゃとした赤黒い蛇が
どさりと
鞠花の白肌に落ちて来た。
10匹以上か。
太腿にも鼠蹊部にも花襞(はなひだ)にも冷たい爬虫類の鱗を感じた。
身をよじって助けてと叫び続けた。
半狂乱だ。

どっと笑いが起きる。

「おばかさんだな鞠花。これはオモチャだよ。最高にセクシーなフォトが取れた」
顔に押し付けられたポラロイドには
長い黒髪を乱し黒蛇達に襲われる『姫君』の肢体があった。
恐怖に蒼ざめ叫んでいる表情がリアルだとかなんとか言っている。

「わ、わかったわ。もう終わったのね。早くどけて。蛇が駄目だって知ってるくせに。それにもう解いて!ベッドに縛り付けて変態よ」
「ちょっと待っててね。ほら。次がある」
ブィィィィイイイ……
機械音が鳴った。
――ーーうそ。うそよお
鞠花の秘所を中心に落とされた蛇達が蠢きだした。
ヌルヌルと肌を伝う鱗の感触に絶叫した。
「高性能なんだな。玩具にしては。ちゃんと動くんだ。いいよ鞠花。その顔」
脹脛にも蛇が巻き付き、果てはふくらはぎから足の指先にまで及んだ。
乳房を絞るように這う。
一匹が肉襞に押し入ろうとするのを感じて泣いた。
そこからが本番だった。
腕にも太腿から足の先までも縄が螺旋を描いて巻かれた。
そして鞠花の腰の下に大きな白いクッションが置かれ、鞠花の秘所がすっかり晒された。
縄で縛った足首に付けられた鎖は長くて脚は自由に動かせた。
金髪の女性スタッフが怒鳴って鞠花の脚を、右脚は膝を立てさせ、左は大きく開かせた。
えっ!?
おねえキャラといった美容師が鞠花の少ししかない恥毛を鋏でカットしたり櫛で撫でつける。
そして大勢が赤い薔薇を鞠花の身体の周囲に置いていく。夥しい数だ。
さっきのクッションは短く切った薔薇を差し込めるように作られたもので、そこにも沢山の薔薇が咲いた。
だが秘所だけは見えるように空けた。遠目には紅いドレスを纏った女だ。
更に肩のしたにもクッションが差し込まれた。
上半身は思い切り仰け反った。
さっきのヘアメイク担当が鞠花の巻き毛を
綺麗にアイロンでカールしてベッドの上に少し広げたり肩にかけたり、
ひと房のカールだけ乳房に置いたりした。

――――は、恥ずかしい……こんな!

出来上がりに全員が歓声を挙げた。

Oh!
Wonderful!

「綺麗だよ!鞠花!」
――――おにいちゃま。嬉しそう。
でも。どうしよう。こんな格好されて。
みんなに視られて。
あ、うそ。
濡れてきている。
――ーおにいちゃまに今直ぐにいじって欲しい……嫌だわ。
本当に淫乱なのね、私。
でも早く終わっておにいちゃまに抱かれたい………段々興奮して。
嫌だわ。嫌。
でも私を抱きたい気持ち……それはおにいちゃっまも同じだと思うけど……
あまりに仰け反っているので兄の顔は見えない。
パシャ パシャと写真を撮られ始めた。
鞠花は時折、ハーフかクォーターかと聞かれる事が多い。
顔もメイクされて赤いルージュをたっぷり塗られた。
丸い鏡を差し出され映った自分の顔に驚く。別人だわ。
アイメイクもしっかりして目が二倍に大きく見える気がしたし。
軽くパウダーを叩いただけの頬がだんだん紅潮してくる。
え?なんだかカメラがアソコに近づいてない?
あ……ハアハアいってる息がかかってる!
いやっ!
なんなの!?
「いやあっ!おにいちゃまぁ!!」
急に男のものらしい指で花襞を左右に広げられた。

あっ!ああああ……うそ!うそおお……

広げられた潤んだ肉襞に
薔薇の花の茎が差し込まれた感触があった。
室内は一気に盛り上がった。
こんなにされて不安で胸が一杯になる。
おにいちゃまは全然助けてくれない。
さっき飲んだお酒が今になって回ってきた
……ああ……天井がぐるぐるして……お酒飲むの久しぶりだったわ……

飾り立てた鞠花の脚が大きく開かれた。
意識のなくなった鞠花はぐったりと眠っていた。
秘裂には三本の細長いパステルグリーンとオレンジ、ピンクのキャンドルが差し込まれていた。
それも写真に撮られた。
そこから愛液が溢れて腿を伝っていた。
バスローブを着ていたアメリカ人の女優がベッドに這いあがる。
ゆっくりキャンドルをあちこちへバラバラに動かすと鞠花は少し体をよじって赤い唇から甘い吐息が漏れた。
蜜がさらに溢れる。
一本、一本キャンドルを取り除くと蜜がどろりとあふれ出る。
女優の舌がキャンドルを舐め、次には鞠花のアソコをしたたか舐めまわした。
……あ。あっ、うっ。くっううう
感じてしどけない姿の鞠花を撮っているのは
小型のムービーだった。
演出家が女優に指示を出す。
それに応えてキャンドルの先を鞠花の襞の奥へ入れたり出したり上下にも動かしながら右の乳首を甘噛みした。

あ、ああ…あああ……
「薔薇の園で姫は夢をみて喘いでいた……か」惟明がつぶやいた。


鞠花は夢の中に居た。
赤い薔薇模様のドレスを着ていた。
そして何かにしがみ付いている。
円柱だろうか?
大きな木だろうか?
そして後ろから犯されている。
――――おにいちゃま……もう…………ううっうう
初めての痛みに耐えている鞠花の耳元で
「可愛い鞠花。とても綺麗だ。愛しい鞠花……」熱い息が吹きかけられて、
兄の期待に応えようと必死で耐えた。
痛みはどんどん増してゆく。
少しも良くならない。
ああっ……!
やっと後ろから手が前に回ってクリトリスを摘まんで捏ねだした。
もう片方の手は後から前に前から後ろにと秘裂をなぞる。
ざわざわとした快感が体中にしびれて広がる。
鞠花はますます何かにしがみ付いて喘いだ。
気持ちよくなる所をやっと愛撫されて声をあげた。
もっと……もっと……おにいちゃま……そこ………
あの独特のコロンの香りがする。
酔ってしまう。
兄が好んで使う香水だ。
ふと目を開けた。黒いシャツ。
え?
見上げるとお兄ちゃまに抱き着いていた。
それはいい。
え?
後ろを見ようとしたがお兄ちゃまの力強い腕で阻まれる。
鞠花の両方の乳房にぴたりと手を添えて兄の唇が鞠花の唇を吸った。
舌が歯の間に入り込んで鞠花の舌を絡めとる。
アソコにじんじんと快感が溢れてくる。
前に兄はいたのだ。
え?この後ろのは何!?
お兄ちゃまにされてるんじゃない……じゃ、何!?誰!?
いやあ!!
渾身の力で兄を突き放して叫んだ。

夢から醒めた鞠花は地獄に居た。
「だめだよ鞠花。もうすぐ良くなるから」
「あん!いやあっ!ああ……ひどい、ひどいわ!」
鞠花が眠っている間に後ろの窄みにはキャンドルが差し込まれぐりぐりと奥へ入っていった。
何度も何度もそれを繰り返される。
「これはね。鞠花と僕のためなんだ。だから、もう少し耐えてくれないか?」
「いやよお!お兄ちゃま!鞠花を騙して酷いわ!この大がかりな仕掛けも全部そのためでしょう!?」
しばらく黙ったが惟明は「いや。そうでもないよ鞠花。僕の念願の夢が叶うし……金にもなる」

え?
鞠花は耳を疑った。
どういう事なの!?
「まさか……これは……お金のため?鞠花の体を使って?……お金を?うそよね?うそだわ……」
横を向いた惟明の顔を鞠花は両手の爪で引っ掻いてやりたくなった。
「さあ。仕上げだ。鞠花。良い声で啼いてくれ。
あとレイプされて絶叫する声もホンモノらしくね。
これは芸術的なポルノ映画なんだ。何も騙したんじゃない。
鞠花を説得する手間を省かせてもらっただけさ」




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