【完結】私の事は気にせずに、そのままイチャイチャお続け下さいませ ~私も婚約解消を目指して頑張りますから~

山葵

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「お父様、ギブソン様は何の用事でこちらに?」

「ん?ギブソン君から聞いてないのか?」

「週末は予定があるかと聞かれましたが…?」

「そうか…」

お父様は、話して良いものか悩んでいる様子。

そんなに悩ませる用事なのでしょうか?
それならば無理に聞いてはいけない気がして

「週末に、ギブソン様が来れば分かりますわね。お父様、質問してしまい申し訳ありませんでした」

「いや、私から話すより直接ギブソン君から聞いた方が良いだろう」

「分かりましたわ」



週末、屋敷にギブソン様がザイラス侯爵と夫人と共にやって来た。

ギブソン 1人で来ると思っていたミモルザは、少し驚いた。

応接室に入り、席に着くとギブソン様から、

「ミモルザ嬢、どうか僕と結婚して欲しい!」

「えっ?えぇー!!」

あっ、余りの驚きに淑女らしからぬ事をしてしまいましたわ。

「こほんっ!ギブソン様、今なんと仰られたのですか?申し訳ありません、少し耳が…」

「僕と結婚して欲しい!ガルス侯爵には許可を頂いた」

はいっ!?お父様を見ると、嬉しそうにニコニコして頷いている。

「あのぅ…わたくしは、リブルート侯爵令息と婚約解消したばかり…。それに婚約解消した傷者で御座います。その様な者を結婚相手に選ばずともギブソン様には良き縁談が御座いますでしょう?」

「僕は君が良い。いや、君じゃなければ駄目なんだ」

身を乗り出すように訴えられ、ミモルザは、顔が赤くなるのが分かった。

この話を受けても良いの…かしら?

勿論、ザイラス侯爵家とガルス侯爵家が親戚関係になれば、両家に取って悪い話ではない。

更に、次期宰相のギブソン様と婚約すれば、今、私を悪く言っている人達も何も言えなくなる。

「ミモルザ嬢は、うちの息子は嫌かな?」

「いえ、そんな事は御座いません。ですが…わたくしのせいでギブソン様が言われてしまうのでは…?」

「そんなの言いたいヤツには言わせておけば良い。それに、ザイラス家とガルス侯爵家を敵に回したい貴族など殆どおるまい。もし居るなら潰すだけだ」

わぁー最後に何か凄く物騒な事を言われましたよね?

「ミモルザ嬢、僕では嫌かな?僕は君を幸せにしたい。アイツと違って君以外に目も向けない。お願いだ!うん、と言って欲しい」

「本当に、わたくしで宜しいのですか?」

「君が…ミモルザ嬢が良い!」

「結婚の話、お受けいたします。どうぞ宜しくお願い致します」

「ほ、本当に!?ありがとうミモルザ嬢」


結婚式は、ギブソン様の希望で卒業してから直ぐにと決まった。
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