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「ランド侯爵夫人にコイド伯爵夫人、少し宜しいかしら?聞き間違いでは無いと思うのですけれど、わたくしの耳に義妹ティアナを貶める発言が聞こえてきたのですが?」
「ザ、ザイザル侯爵夫人…いえ、その様な事は…」
義姉アンジェリカの口調は冷たく、2人の顔は直ぐに蒼白していく。
アンジェリカお義姉様は、第3王女でお兄様と結婚されて臣下した。
それにザイザル侯爵家は、筆頭侯爵家。
本来なら、その家のご令嬢だったティアナを見下し貶める発言など許されないし、アーノルドと結婚した今ではクライマス公爵夫人だ。
「どういう事だアンジェリカ?ご夫人方が私達の可愛いティアナを貶める発言をしていたというのか?」
もうお兄様、私を可愛いと皆様の前で言うのは止めて下さい!!
そんな事を思っているのは家族だけですから!!
「ちょっとティアナのナイトは、どこに居るのよ!!必ず守ると私達に約束したボンクラ男は何処っ!?」
お姉様は、アーノルドをボンクラ呼ばわりし周りを見回している。
騒ぎを聞き付けたアーノルドが慌てて戻ってきた。
「一体この騒ぎは何事です?」
「この方達が、わたくしの可愛いティアナを貶める発言をされたので、どういう事かお聞きしていたのよ」
「あなた、ティアを1人して何処で何をしていたのかしら!?」
「アンジェリカお義姉様もカトリーヌお姉様も、わたくしは気にしておりませんから、もうお止め下さい。ご夫人達の言っている事も間違っては…」
「ティアナ、この者達を庇う事は無い!」
「「「そうよ(だ)!」」」
私が困り果てていると、アーノルドは腰を抱き「ティアが疲れた様だ。先に失礼させて貰う。ザイザル侯爵、後の事はお任せする」と私を連れて会場を後にした。
後から聞いた話では、お兄様達は、あの後ランド侯爵とコイド伯爵を呼び、夫人達の行いを話し処分は夫である2人に任せると告げたそうだ。
ランド侯爵もコイド伯爵も夫人に離縁を切り出し、彼女達は仲良く修道院に送られた。
「ザ、ザイザル侯爵夫人…いえ、その様な事は…」
義姉アンジェリカの口調は冷たく、2人の顔は直ぐに蒼白していく。
アンジェリカお義姉様は、第3王女でお兄様と結婚されて臣下した。
それにザイザル侯爵家は、筆頭侯爵家。
本来なら、その家のご令嬢だったティアナを見下し貶める発言など許されないし、アーノルドと結婚した今ではクライマス公爵夫人だ。
「どういう事だアンジェリカ?ご夫人方が私達の可愛いティアナを貶める発言をしていたというのか?」
もうお兄様、私を可愛いと皆様の前で言うのは止めて下さい!!
そんな事を思っているのは家族だけですから!!
「ちょっとティアナのナイトは、どこに居るのよ!!必ず守ると私達に約束したボンクラ男は何処っ!?」
お姉様は、アーノルドをボンクラ呼ばわりし周りを見回している。
騒ぎを聞き付けたアーノルドが慌てて戻ってきた。
「一体この騒ぎは何事です?」
「この方達が、わたくしの可愛いティアナを貶める発言をされたので、どういう事かお聞きしていたのよ」
「あなた、ティアを1人して何処で何をしていたのかしら!?」
「アンジェリカお義姉様もカトリーヌお姉様も、わたくしは気にしておりませんから、もうお止め下さい。ご夫人達の言っている事も間違っては…」
「ティアナ、この者達を庇う事は無い!」
「「「そうよ(だ)!」」」
私が困り果てていると、アーノルドは腰を抱き「ティアが疲れた様だ。先に失礼させて貰う。ザイザル侯爵、後の事はお任せする」と私を連れて会場を後にした。
後から聞いた話では、お兄様達は、あの後ランド侯爵とコイド伯爵を呼び、夫人達の行いを話し処分は夫である2人に任せると告げたそうだ。
ランド侯爵もコイド伯爵も夫人に離縁を切り出し、彼女達は仲良く修道院に送られた。
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