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27. 楓君と二人
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「お疲れ様でしたー」
CLUB SIXの裏口から外に出るとごみを捨てて戻る涼真君と目が合った。
「あ、皐月さん、この後、軽くご飯行くんですけど皐月さんもどうですか?」
「いや、今日はアキがいないから早く帰りたいんだ」
「ってことは楓君と二人きりってことですか……」
「そ」
「皐月さんって確か、明日は休みでしたよね?」
「そうだけど」
「……ほどほどに」
「ぷっ、涼真君にそう言われるとはね。わかってるよ。じゃ、お疲れ様」
香水を買いに行って以来、俺にハイスペックな女性もしくは男性を紹介しようとしてみたり、暗に楓君ではない人にしたら的なオーラを出していた涼真君がバレンタインの日以来、態度が軟化した。しかも、今日は「ほどほどに」なんて言ってくる始末だ。
一応楓君のことを認めたってことかな。
それにしても涼真君に「今日はアキが家にいないから早く帰りたい」なんて言ってしまうとは俺はよほど浮かれているらしい。
お互いの想いを確認してから二人きりで一晩過ごすのは初めてのことだ。楓君と付き合うようになって知った俺の中にある嫉妬、惚けさせて泣かせて俺が欲しいと言わせたいという独占欲。この感情を見せたら楓君は離れようとするだろうか。
感情を揺さぶられるこの感じすらも愛おしい。さて、今日はどんな顔をさせようか。
家に着くと若干硬い声の「おかえりー」が聞こえた。
「ただいま」
リビングのソファで寛いでいる風の楓君に近づくとその首筋に背後から顔を近づけた。ビクッと肩が揺れる。
「石鹸の香りがする」
「あ、うん。先にお風呂に入ったから」
「準備もした?」
「あ……」
恥ずかしかったのだろう。顔を赤らめて唇を噛んだ楓君を俺の方に向かせて軽いキスをした。
「もう少しだけ待ってね。今日はたくさん気持ち良くしてあげる」
目を潤ませた楓君をソファに残して俺はお風呂へと向かった。
じらすように長めのお風呂から上がると楓君の手を取り俺の寝室へと招く。ベッドの前で向き合うと楓君が顔を反らした。首筋に浮かぶ筋がこんなにも俺を欲情させるなんて。
「もう起ってるんだ」
「皐月さん……」
楓君はそこまで言うと言葉にすることを諦めて背伸びをして俺の唇に唇を重ねた。ゆっくりと味わうように口内を弄る。ぴちゃぴちゃと濡れた音が響いて、俺はそのまま楓君をベッドに押し倒した。
ジャージを脱がせてTシャツ一枚にし、Tシャツの中に手を入れた。はぁっと楓君が熱い息を吐く。手にローションを塗って片手をアナルの入り口に、片手を乳首に触れれば、それだけでアナルがキュッと締まった。
キスを深めて体の力を抜かせ、ゆっくりと指を挿入する。
「は、ああっ」
大きなため息のような声。待っていたものがようやく与えられたような声だ。乳首をつまんで弾きながらアナルへの輸送を開始すればぐちゅぐちゅとした音が空間を埋める。ベッドに入ってから一言も話をしていない
ここに響くのは楓君のいやらしい息と粘膜を掻き混ぜるヌチュヌチュとした音だけで、そのいやらしい静けさが楓君の羞恥心を煽る。
くす、声、我慢しちゃって。
ぎゅっとシーツを握りしめて目を閉じている。浅く息を吐きながら、下半身は悶えていて普段の楓君からは想像つかないほどの淫らな姿だ。
「楓君、挿れるよ」
目を閉じたままウンウンと頷く楓君を見て、反応が楽しみで笑みがこぼれる。きっと俺のペニスを挿入されるものだと信じて疑っていないその顔を見つめたまま、俺は黒く無機質なそれを楓君のアナルに当てた。
「つめたっ、やっ、なに?」
少し怯えた楓君の声。
「アキがいないから、俺一人じゃ足りないかなって思って」
「あっ、やっ、入ってくる。あんっ、あ」
体をくの字に曲げて必死に飲み込もうとする楓君のアナル。目一杯口を広げるそこにゆっくりバイブを差し込んだ。
「ほら、全部入ったよ」
「あっ、ああ」
入ったという言葉に体をヒクつかせると、高く上げた足首に巻かれたアンクレットが目に入った。左足に巻いてあるのは俺があげたやつ、右足に巻いてあるのはアキが買ったやつだ。
「二重の鎖、ね」
ヒクつくたびに揺れるアンクレット、アキのアンクレットに触れると金色のタグのような物にyou are mine と文字が刻まれていた。
へぇ、あなたは俺のもの、か。
「楓君、好きだよ」
耳元で囁きながらバイブのスイッチを入れる。カチッと機械音が鳴ると同時に、ぐちゅ、ぐちゅと内部を掻き混ぜるが響いた。
「ひゃあんっ、やっ、ああんっ、好きっ、ぼく、も、すきぃっ」
好きだと告げればためらいもなく僕も好きだと答える。その足首には【俺のもの】というアキの刻印を刻んでいるくせに。
この瞬間は楓君を手に入れても、アキが戻ればまたアキに奪われる。奪われて、戻る。楓君が俺のものになるのはいつも細切れになった時間だけで、完全に俺のものになることはない。
だからこそ、追いかけて捕まえたくなる。何度刻み付けても満足しない。
楓君は何かから逃れるように体を捻ると四つん這いになって背中を反らせた。
「くす、その体勢だと入っているところが良く見えるね」
「やぁ、さつ、き、さぁあ」
抜けかかったバイブをグイッと奥に押し込んでやると楓君はひと際高い声を上げた。
「もっと奥まで欲しいでしょ?」
バイブを一度引き抜くと奥まで差し込む。
「ああんっ」
じゅぼ、じゅぼっと音をさせながら出入りを繰り返すと、楓君の腰が動き始めた。
「まだ足りない? そうだよね、アキはもっと激しいもんね」
楓君の望む通りにスピードを上げれば、腰の動きのリズムが崩れ楓君の顔がシーツに沈んだ。
「やあ、だ、あああん、はげしっ」
「激しい? でもアキにされているみたいでしょ」
「ひぃっ、ひっ、ああんっ、さつ、きさ、あぁん」
先端から先走りを垂らし、シーツに顔をくっつけて楓君が喘ぎ続ける。喘ぎ声の合間に何度も俺の名前を呼ぶ姿がいじらしい。
「凄いね、おもちゃでこんなに気持ち良くなって。聞こえる音は全部楓君のいやらしい音だ」
「さつ、きさ、やめ、ああああ、て、おか、しく、なる」
「そう? じゃあ、やめてあげようか」
バイブのスイッチを切り、手を離すとアナルの収縮でバイブがずり抜けた。その刺激にさえ、楓君が、ひっと鳴く。ゆっくりと僕の方を向く楓君。その目からは涙が零れた形跡があった。
「苦しかった? それとも気持ち良かった?」
「苦しくて、はぁ、気持ち良くて、はぁ、怖かった、です」
どれも本当でも、どの感情よりも快楽が勝ってしまったことは萎えていない楓君のペニスが証明している。優しく頬を撫でて涙を拭うと楓君が俺の手に頬を寄せた。
「今日はアキに見せてない顔、いっぱい見せて欲しい」
粗く息をして言葉を把握していないような楓君にほほ笑むと楓君から抜けたバイブを目の前に見せつけるように持った。
「これで自分でしてみて」
楓君の目が見開かれる。その目に映るのは怯えか期待か。楓君の手がゆっくり伸びてバイブを手にした時、俺は血が湧きたつような興奮を覚えた。
CLUB SIXの裏口から外に出るとごみを捨てて戻る涼真君と目が合った。
「あ、皐月さん、この後、軽くご飯行くんですけど皐月さんもどうですか?」
「いや、今日はアキがいないから早く帰りたいんだ」
「ってことは楓君と二人きりってことですか……」
「そ」
「皐月さんって確か、明日は休みでしたよね?」
「そうだけど」
「……ほどほどに」
「ぷっ、涼真君にそう言われるとはね。わかってるよ。じゃ、お疲れ様」
香水を買いに行って以来、俺にハイスペックな女性もしくは男性を紹介しようとしてみたり、暗に楓君ではない人にしたら的なオーラを出していた涼真君がバレンタインの日以来、態度が軟化した。しかも、今日は「ほどほどに」なんて言ってくる始末だ。
一応楓君のことを認めたってことかな。
それにしても涼真君に「今日はアキが家にいないから早く帰りたい」なんて言ってしまうとは俺はよほど浮かれているらしい。
お互いの想いを確認してから二人きりで一晩過ごすのは初めてのことだ。楓君と付き合うようになって知った俺の中にある嫉妬、惚けさせて泣かせて俺が欲しいと言わせたいという独占欲。この感情を見せたら楓君は離れようとするだろうか。
感情を揺さぶられるこの感じすらも愛おしい。さて、今日はどんな顔をさせようか。
家に着くと若干硬い声の「おかえりー」が聞こえた。
「ただいま」
リビングのソファで寛いでいる風の楓君に近づくとその首筋に背後から顔を近づけた。ビクッと肩が揺れる。
「石鹸の香りがする」
「あ、うん。先にお風呂に入ったから」
「準備もした?」
「あ……」
恥ずかしかったのだろう。顔を赤らめて唇を噛んだ楓君を俺の方に向かせて軽いキスをした。
「もう少しだけ待ってね。今日はたくさん気持ち良くしてあげる」
目を潤ませた楓君をソファに残して俺はお風呂へと向かった。
じらすように長めのお風呂から上がると楓君の手を取り俺の寝室へと招く。ベッドの前で向き合うと楓君が顔を反らした。首筋に浮かぶ筋がこんなにも俺を欲情させるなんて。
「もう起ってるんだ」
「皐月さん……」
楓君はそこまで言うと言葉にすることを諦めて背伸びをして俺の唇に唇を重ねた。ゆっくりと味わうように口内を弄る。ぴちゃぴちゃと濡れた音が響いて、俺はそのまま楓君をベッドに押し倒した。
ジャージを脱がせてTシャツ一枚にし、Tシャツの中に手を入れた。はぁっと楓君が熱い息を吐く。手にローションを塗って片手をアナルの入り口に、片手を乳首に触れれば、それだけでアナルがキュッと締まった。
キスを深めて体の力を抜かせ、ゆっくりと指を挿入する。
「は、ああっ」
大きなため息のような声。待っていたものがようやく与えられたような声だ。乳首をつまんで弾きながらアナルへの輸送を開始すればぐちゅぐちゅとした音が空間を埋める。ベッドに入ってから一言も話をしていない
ここに響くのは楓君のいやらしい息と粘膜を掻き混ぜるヌチュヌチュとした音だけで、そのいやらしい静けさが楓君の羞恥心を煽る。
くす、声、我慢しちゃって。
ぎゅっとシーツを握りしめて目を閉じている。浅く息を吐きながら、下半身は悶えていて普段の楓君からは想像つかないほどの淫らな姿だ。
「楓君、挿れるよ」
目を閉じたままウンウンと頷く楓君を見て、反応が楽しみで笑みがこぼれる。きっと俺のペニスを挿入されるものだと信じて疑っていないその顔を見つめたまま、俺は黒く無機質なそれを楓君のアナルに当てた。
「つめたっ、やっ、なに?」
少し怯えた楓君の声。
「アキがいないから、俺一人じゃ足りないかなって思って」
「あっ、やっ、入ってくる。あんっ、あ」
体をくの字に曲げて必死に飲み込もうとする楓君のアナル。目一杯口を広げるそこにゆっくりバイブを差し込んだ。
「ほら、全部入ったよ」
「あっ、ああ」
入ったという言葉に体をヒクつかせると、高く上げた足首に巻かれたアンクレットが目に入った。左足に巻いてあるのは俺があげたやつ、右足に巻いてあるのはアキが買ったやつだ。
「二重の鎖、ね」
ヒクつくたびに揺れるアンクレット、アキのアンクレットに触れると金色のタグのような物にyou are mine と文字が刻まれていた。
へぇ、あなたは俺のもの、か。
「楓君、好きだよ」
耳元で囁きながらバイブのスイッチを入れる。カチッと機械音が鳴ると同時に、ぐちゅ、ぐちゅと内部を掻き混ぜるが響いた。
「ひゃあんっ、やっ、ああんっ、好きっ、ぼく、も、すきぃっ」
好きだと告げればためらいもなく僕も好きだと答える。その足首には【俺のもの】というアキの刻印を刻んでいるくせに。
この瞬間は楓君を手に入れても、アキが戻ればまたアキに奪われる。奪われて、戻る。楓君が俺のものになるのはいつも細切れになった時間だけで、完全に俺のものになることはない。
だからこそ、追いかけて捕まえたくなる。何度刻み付けても満足しない。
楓君は何かから逃れるように体を捻ると四つん這いになって背中を反らせた。
「くす、その体勢だと入っているところが良く見えるね」
「やぁ、さつ、き、さぁあ」
抜けかかったバイブをグイッと奥に押し込んでやると楓君はひと際高い声を上げた。
「もっと奥まで欲しいでしょ?」
バイブを一度引き抜くと奥まで差し込む。
「ああんっ」
じゅぼ、じゅぼっと音をさせながら出入りを繰り返すと、楓君の腰が動き始めた。
「まだ足りない? そうだよね、アキはもっと激しいもんね」
楓君の望む通りにスピードを上げれば、腰の動きのリズムが崩れ楓君の顔がシーツに沈んだ。
「やあ、だ、あああん、はげしっ」
「激しい? でもアキにされているみたいでしょ」
「ひぃっ、ひっ、ああんっ、さつ、きさ、あぁん」
先端から先走りを垂らし、シーツに顔をくっつけて楓君が喘ぎ続ける。喘ぎ声の合間に何度も俺の名前を呼ぶ姿がいじらしい。
「凄いね、おもちゃでこんなに気持ち良くなって。聞こえる音は全部楓君のいやらしい音だ」
「さつ、きさ、やめ、ああああ、て、おか、しく、なる」
「そう? じゃあ、やめてあげようか」
バイブのスイッチを切り、手を離すとアナルの収縮でバイブがずり抜けた。その刺激にさえ、楓君が、ひっと鳴く。ゆっくりと僕の方を向く楓君。その目からは涙が零れた形跡があった。
「苦しかった? それとも気持ち良かった?」
「苦しくて、はぁ、気持ち良くて、はぁ、怖かった、です」
どれも本当でも、どの感情よりも快楽が勝ってしまったことは萎えていない楓君のペニスが証明している。優しく頬を撫でて涙を拭うと楓君が俺の手に頬を寄せた。
「今日はアキに見せてない顔、いっぱい見せて欲しい」
粗く息をして言葉を把握していないような楓君にほほ笑むと楓君から抜けたバイブを目の前に見せつけるように持った。
「これで自分でしてみて」
楓君の目が見開かれる。その目に映るのは怯えか期待か。楓君の手がゆっくり伸びてバイブを手にした時、俺は血が湧きたつような興奮を覚えた。
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