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『 LOVE YOU!』53-2
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53-2.☑
熱の醒めた後の平凡な暮らしの中で知世は、まるで読めない
この先のことを考える度に今の暮らしに、不安と不満が沸いて
くるのだった。
えいっ、ままよ・・。
松浦くんとこのままいい感じでこの店を抜けて、別の場所へ
行くか?
自分の中で覚悟を決めようとした時、チクリと胸の奥に痛みを
覚えた。
こんな感覚は初めてで、私は動揺した。
そしてそのうち、気分も悪くなってきて、私は断りを入れて
化粧室へと向かった。
折角いい気分だったのに、どうしちゃったんだろう。
しばらく、どうにかならないかとその場に佇んでいたけれど
元に戻らず、これ以上悪化すると自力で家に帰れなくなりそうに
感じたので、席に戻り私は松浦くんに告げた。
「急に体調が悪くなってきちゃったから残念だけど今日は
帰るわ。またその素敵なお店のこと教えてね」
「分かった。
早く帰って横になった方がいいぜ。
じゃぁまた」
本当にどうしたんだろう。
具合がどんどん悪くなって帰れなくなったら大変だと思い
足早に駅に向かい、電車に飛び乗った。
それなのに自宅の最寄り駅に着く頃には、体調は元に
戻っていた。
何だったんだろう、まったく。
熱の醒めた後の平凡な暮らしの中で知世は、まるで読めない
この先のことを考える度に今の暮らしに、不安と不満が沸いて
くるのだった。
えいっ、ままよ・・。
松浦くんとこのままいい感じでこの店を抜けて、別の場所へ
行くか?
自分の中で覚悟を決めようとした時、チクリと胸の奥に痛みを
覚えた。
こんな感覚は初めてで、私は動揺した。
そしてそのうち、気分も悪くなってきて、私は断りを入れて
化粧室へと向かった。
折角いい気分だったのに、どうしちゃったんだろう。
しばらく、どうにかならないかとその場に佇んでいたけれど
元に戻らず、これ以上悪化すると自力で家に帰れなくなりそうに
感じたので、席に戻り私は松浦くんに告げた。
「急に体調が悪くなってきちゃったから残念だけど今日は
帰るわ。またその素敵なお店のこと教えてね」
「分かった。
早く帰って横になった方がいいぜ。
じゃぁまた」
本当にどうしたんだろう。
具合がどんどん悪くなって帰れなくなったら大変だと思い
足早に駅に向かい、電車に飛び乗った。
それなのに自宅の最寄り駅に着く頃には、体調は元に
戻っていた。
何だったんだろう、まったく。
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