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『 LOVE YOU!』91-2
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91-2.☑
香は時折側にいる神谷にじっと見つめられることが度々
あることに気付くようになった。
何なのだろう?
私に恋するようにでもなったとか?
・・・いやいや・・ソンナワケ・あるはずない。
香は昼食の片づけで洗い物をしていて、神谷は何か言い
たそうにしていたが、香が洗い物に集中し始めると自分も
掃除機を取り出して掃除機をかけ始め・・。
子供たちを昼寝させた後のほっとhotの午後のティータ
イム・・に。
「香さん、何から話せばいいか・・」
おっと彼はやっと話す気になったようだった。
「大きく分類して、子供のこと? 私たちのこと ?
仕事のこと? 結婚について? 気持ちが変わったとか? 」
「仕事のことなんだ」
「いいところ見つかったんですか? 」
「いや、それはまだなんだけど・・」
「実は長年音信不通だったお袋から連絡があってね。
家は祖父の代から興こした会社を今は親父と兄貴が
経営してるんだけど今、兄の体調が思わしくなくて俺に
帰って来てほしいって」
「音信不通って・・どうして」
神谷さんのお兄さんの様子も気になったけれど音信不通
だったことのほうがもっと気になってしまって思わず問い
詰めてしまった。
音信不通、ずばり絶縁ということらしい。
「いつかは香さんに話しておかないといけないって思っ
てたけれど、それはもう少し先でもいいかなって思ってた
んだ」
そんな風に彼は、絶縁にまで至った実家との、ご両親と
の、確執を話してくれた。
香は時折側にいる神谷にじっと見つめられることが度々
あることに気付くようになった。
何なのだろう?
私に恋するようにでもなったとか?
・・・いやいや・・ソンナワケ・あるはずない。
香は昼食の片づけで洗い物をしていて、神谷は何か言い
たそうにしていたが、香が洗い物に集中し始めると自分も
掃除機を取り出して掃除機をかけ始め・・。
子供たちを昼寝させた後のほっとhotの午後のティータ
イム・・に。
「香さん、何から話せばいいか・・」
おっと彼はやっと話す気になったようだった。
「大きく分類して、子供のこと? 私たちのこと ?
仕事のこと? 結婚について? 気持ちが変わったとか? 」
「仕事のことなんだ」
「いいところ見つかったんですか? 」
「いや、それはまだなんだけど・・」
「実は長年音信不通だったお袋から連絡があってね。
家は祖父の代から興こした会社を今は親父と兄貴が
経営してるんだけど今、兄の体調が思わしくなくて俺に
帰って来てほしいって」
「音信不通って・・どうして」
神谷さんのお兄さんの様子も気になったけれど音信不通
だったことのほうがもっと気になってしまって思わず問い
詰めてしまった。
音信不通、ずばり絶縁ということらしい。
「いつかは香さんに話しておかないといけないって思っ
てたけれど、それはもう少し先でもいいかなって思ってた
んだ」
そんな風に彼は、絶縁にまで至った実家との、ご両親と
の、確執を話してくれた。
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